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「繭の部屋」と環境予想

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    by からばこ

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    「繭の部屋」と環境予想
    からばこです。あっという間に5月ですね。
    先日「繭の部屋」の更新が告知されました。オールスターから<ヒナニギス><シィラ><シヴァ>が禁止指定に、オールスター・キーセレクションで<ホーリー・グランドスラム>に関する三角制限が発表。19年12月以来、約1年半ぶりの更新となりました。「糾うウリス」から1年半とは、時の流れを感じますね。繭の部屋の予想や、発表を受けての感想については、個人ブログで真面目半分、はっちゃけ半分に書きましたので、そちらをご覧ください。
    今回の記事では「繭の部屋」の適用を受けて、オールやキーの環境がどう変わっていくかを予想していきたいと思います。【アルハイエルドラ】や【楚歌タマ】が登場する前を思い出しつつ、これからの展望を描いていきましょう。

    オールスター〜「アルハイ」ノータッチの影響は?
    ヒナニギス><シィラ>の禁止は、エルドラの「ライフクロス操作」に大きな影響を与えました。「メインデッキで<シュレデ><デメニギス>など回復系バーストを割ってライフクロスを増やしていく」という動きができなくなるうえ、<ノイヴァン><ダイヤブライド>などの攻撃的なバーストを割っても、ライフクロスを増やせなくなります。
    攻防共に最強クラスの動きがほぼ封じられ、環境トップである【アルハイエルドラ】はもちろん、ライフクロスを操作するタイプのエルドラは大幅に弱体化。個人的には「<修復>を失った【植物緑子】」クラスのダメージなのでは、と考えています。

    環境上位には恐らく、【アルハイエルドラ】登場前に活躍していたデッキたちが、そのまま上がってくるのではないでしょうか。
    【アルハイエルドラ】登場前の2020年1月〜4月ごろの入賞デッキを振り返りながら、環境を予想していきます。

    ルリグアタックを止めろ!
    来期環境のキーワードの一つが「ルリグアタック」です。
    前期強かった【祝輪タマ(ワルエンタマ)】や、<アルハイキー>がノータッチだった【アルハイウリス】【邪眼ウリス】を筆頭に、強力なルリグアタックを仕掛けるデッキは一定数存在します。「タマ」「ウリス」のみならず、<炎真爛漫>を採用した【4止めカーニバル】や、ガードに制約をかける【不敗ユヅキ】といったルリグも入賞しており、サーバントを確保するだけでは意味のないルリグアタックが、バンバン飛んでくる環境になりそうです。
    特に【ワルエンタマ】は、引き続きメタの中心に立ち続けそうなデッキタイプです。序盤は<ワルエン>で除去し、ライフを削ったところで<アイアース>や<祝輪タマ>の連続ルリグアタックで押し切っていきます。防御もショットには<プリンセス・ディフェンス>、速攻には<ナンバー・バインド>、スペル連打系デッキには<メンダコギロチン>など対応力が高く、攻防ともに隙のないデッキといえるでしょう。【アルハイエルドラ】に対しても<四炎楚歌>と<グラスラ>を引っさげ、対等に近い戦いを繰り広げていましたからね。

    というわけでメタの一角は、「強烈なルリグアタックを仕掛けてくるデッキ」になりそうです。セレモニー参加の際は、ルリグデッキにルリグ止めのカードを入れておくのを忘れずに。
    エニグマ・オーラ>はルリグ止めもですが、スペルカットインなりシグニの除去なり、<リンゼ>なりで止めましょう。「<エニグマ>は通す方が悪い」と、私もよく言われてきました......。

    堅牢防御は未だ健在
    【アルハイエルドラ】の硬い防御の印象が強いオールスターでしたが、その影でも硬いデッキは存在していました。オールスターは防御が命。その中でスポットを当てたいルリグは【5アン】【アルテマイオナ】です。

    「繭の部屋」前の環境では、環境トップが【エルドラ】と【タマ】でした。前者は主にシグニで、後者は主にルリグで攻めてくるデッキであり、片方に対策を寄せるともう片方に潰される、という状況が頻発しました。ですが今回の改訂で【エルドラ】が大きく弱体化し、【タマ】は健在という状況に。メインデッキで相手のシグニの攻めを耐えられるのであれば、ルリグデッキではルリグアタック対策に寄せればいいよねと、メタの寄せ方が楽になりました。

    さて、アンは<コンテンポラ>を始めとした耐性で、アルテマイオナは自身が持つルール介入能力で。どちらも対シグニの防御力は、全ルリグトップクラスです。ではルリグアタックの対策といえば......、言わずもがな<ピルピルキー>でしょう。
    実は<ピルピルキー>を採用した【アン】はエルドラ環境になる前も頻繁に入賞しており、【アルテマイオナ】も<黒点タマキー>こそ目立ちますが、<ピルピルキー>を採用したタイプの入賞も見られました。防御力の高いルリグ勢の中でも、この2ルリグは結構強力な位置に来るんじゃないかな、と予想しています。

    特に【アルテマイオナ】はなかなか不気味です。
    「<アルテマ>にグロウするまでにどれだけライフを残せるか」が重要なデッキですが、序盤のカードパワー問題を、ディーセレのカードたちが解決しました。<グリーンガス>のような混色バニラシグニを採用すれば、<黒点キー>なしでも<リコダス>などが使いやすいですし、例えば<チョウウン><タイポ>のような高パワーカードは、オールスターの下級基準のカードでは突破しづらいです。総じて、ライフを多く残して<アルテマ>にグロウしやすくなったのかな、という印象です。
    一度<アルテマ>にグロウしてしまえば、後はこちらの土俵。チアシグニももちろん、複数のシグニを並べて戦うことを前提としたデッキは一瞬で機能不全に陥ります。「元祖レベル5ルリグ」がいよいよ、大輪の花を咲かせそうな気配が漂ってきました。

    ショットデッキの未来は?
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    まさかまさかの<アルハイキー>ノータッチだった今回の改訂。<アルハイキー>を軸に据えていた【エルドラ】【ウリス】の両ルリグはそれぞれ別のカードの規制で弱体化しており、<アルハイキー>を中核に置いたデッキは、ひとまず姿を消すでしょう。今後は「対ハンデス・ランデス」としての<レイラキー>のように、「ショット系デッキへの抑止力」としてメタ的に採用される位置に落ち着くのではないでしょうか。

    レイラキー>が登場したことで、当時環境の中心にいた【リワト】や【ミルルン】、【アロス・ピルルク】といったハンデス・ランデスデッキは、環境からの撤退を余儀なくされました。今回も同様の現象が、ショットデッキを中心に起こるのではと考えています。

    20年1〜4月頃に人気だったショットデッキとして、<サンスポット>を採用した【4止めカーニバル】が挙げられます。<サンスポット>でレベル3からライフを4〜5枚削り、<炎真爛漫>と<カーニバルQB>の「ジョーカー」でガードに制約を掛けて詰めるデッキです。他にも「ダイレクト」を添えたロングショットができる【悲劇グズ子】や、複数体の<ジャンヌ>を並べる【誓約リル】、ショットデッキの顔とも言える【ダッシュタマ】などなど......。

    当然<アルハイキー>があれば、これらのデッキのワンショットはピタリと抑え込めます。
    ですが当然ショットする側も<ゆきめキー>などで対策するでしょうし、そもそも【誓約リル】も【ダッシュタマ】もアーツが効かないので、多少の防御は無意味です。【悲劇グズ子】ショットがメインデッキのみで完結していて立て直しもしやすく......。

    ......ショットされた苦い思い出が蘇ってきたので、この辺りにしておきましょう。

    要はこれらのデッキは、<アルハイキー>があろうがなかろうが、寝首をかこうとしてくるということです。
    ただ、<アルハイキー>に加え<プリンセス・ディフェンス>もあるので、ショット側の2撃目も抑えられやすいという状況ではあります。「かつてほど大暴れはしないだろう」と考えてはいますが、自分の使うデッキに合わせ、対策を忘れずに。

    オールスターまとめ
    長くなったので要点を。
    • 【タマ】【ウリス】などの「強烈ルリグアタック組」は対策必須
    • 【アルテマイオナ】など耐久デッキは追い風
    • アルハイキー><プリディ>登場のため、ショットデッキはやや向かい風
    というところでしょうか。
    ルリグ止めアーツを確保しつつ、自分のデッキに合った防御を用意しておけば、どのルリグもそこそこ戦える環境になる気配がします。5~6月以降の入賞デッキを見るのが楽しみです。
    一部で噂になっている<パトラ>連打型の【4止めハナレ】や、対エルドラで注目された【ドーナ】など、他にも多くのルリグが存在します。これぞというデッキを、ぜひ活躍させてあげてください。

    キーセレクション〜ディーセレ組が大活躍?
    キーセレクションでは<ホーリー・グランドスラム>に関する規制が発表されました。<グラスラ>と<ビカム・ユー>の同時使用と、<グラスラ>と<四炎楚歌>の同時使用が禁止です。実質【楚歌タマ】使用禁止ですね。この「繭の部屋」の影響ももちろんですが、それ以上に「ディーセレのカードが使えるようになった」という点が、キーセレの環境を激変させていくでしょう。

    「楚歌タマ」登場以前のキーセレで使われていたデッキとしては、【2止め華代】【ヒロインキーレイラ】【にじさんじ】【ウムル】【青タマ】【白タマ】【糾う者】などがありました。これらのデッキの中に、ディーセレの「低レベルながら高パワー」「強力なライフバースト」といったカードがどう組み込まれていくかで、環境はかなり変わっていきます。
    レベル3帯からパワーが10000を超え始めるため、【2止め華代】はかなり厳しいでしょう。<Anfo>単独でのバニッシュが難しくなり、ルリグデッキを使った除去を多めに用意しなければいけなくなります。逆にコントロール重視の【糾う者】などは追い風です。実際「バーチャル」シグニらを多く採用した【糾う者】が、20年12月で結果を残しています。
    他にも優秀な天使シグニを多く得た【青タマ】や、アシストルリグを組み込みやすい【夢限】などは追い風でしょう。大きな強化は得られていませんが、もともとのデッキパワーが非常に高い【レイラ】【白タマ】は、引き続き高い水準で戦うことができます。

    キーセレについては大会開催数が非常に少なく、ディーセレのカードを採用したデッキもあまり見かけないため、環境の予想が難しいのが実情です。
    理解が浅い状態ですので、入賞デッキが増え始めたらまたどこかでご紹介させてください。

    終わりに
    というわけで今回はこんな感じです。
    オールもキーもほぼ一強状態だったデッキが姿を消し、群雄割拠になっていくこと間違いなし。ディーセレで追加されたカードの中にも、環境を塗り替える1枚が眠っているかもしれません。既存の発想にとらわれず、新しいデッキを作っていきたいですね。
    時勢的に大会数が少ないため、あれもこれも取り上げることは難しいですが、しっかり追っていきたいと思います。もちろん、自分の入賞も目指しつつ!

    ではまた。

【ディーヴァ】ヒジカタ軸マドカ徹底解説

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    by からばこ

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    ヒジカタ軸マドカ徹底解説
    はいこんにちは、からばこです。今回はディーセレのマドカを紹介します。
    登場以来その性能と戦術にほれ込み、ありとあらゆる大会や対戦会で使い続けています。ある時は勝ち、またある時も勝ち、そしてLGPで負け越すという、さまざまな苦楽を共にしたルリグです。
    というわけで今回は、前弾「チェンジングディーヴァ」から使っているデッキレシピをもとに、ルリグの特徴や戦術、対マドカの立ち回りなどを多角的にお伝えします。マドカを使ってみたい人や、マドカ対策を知りたい人は要チェック!

    基本戦術
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    青が得意なハンデス(手札破壊)と、黒が得意なパワーマイナスやデッキ破壊戦術を織り交ぜた、コントロール系ルリグです。NoLimitなどの高速デッキとは異なり、相手の攻撃を受けたりいなしたりしながら、相手を自分の土俵に持ち込んで戦っていきます。
    様々な構築がありますが、今回は<ヒジカタ>+<祝福の鍵の音>を採用した、最もメジャーなタイプになっています。発売前から話題になっており、瞬く間に人気デッキのひとつになりました。<ヒジカタ>のランダムハンデスで序盤からゲームのペースを握りつつ、手札交換をしていけるのが長所です。

    マドカの何が強いの?
    個人的に考えるマドカの強さは、「ダメージを与える手段の多用さ」にあります。
    ウィクロスで相手にダメージを与える最もメジャーな手段は、「シグニでのアタック」ですよね。次いで「ルリグでのアタック」で、「<アシストLOVIT>などによるクラッシュや、デッキリフレッシュなどの飛び道具」が挙げられます。シグニでのアタックには「ランサー」「アサシン」などが含まれますし、ルリグでのアタックには「ハンデス」「ガード不可」「連パン」などを含みます。

    で、マドカは、「シグニでのアタック」「ルリグでのアタック(ハンデス)」「デッキリフレッシュでのリフダメ」をバランスよく、好きなタイミングで使いこなせるわけです。例えばレベル3で攻める時も、<ランリョウオー><オサギツネ>などで3面要求を作ったり、<ZrO2><BAD>でフルハンデスしてルリグアタックだけを通したり、<ファラリス><ランリョウオー>でデッキ破壊を狙ったりと、状況に応じた攻め方を選べるのが強みかな、と考えています。
    特にそれは、相手のライフクロスが少なくなったゲーム終盤に如実に表れます。フルハンしてもよし、シグニを焼き払ってもよし、リフレッシュでライフを奪ってもよし。何でもいいからダメージを与えたい状況において、攻める手段が多様であればあるほど、相手にトドメを刺せる確率も上がっていくわけです。

    ある時はハンデスで、またある時はデッキ破壊で相手にダメージを与えていく。
    そんな攻め手のバリエーションの広さこそ、マドカの強さだと考えています。

    デッキレシピ
    それを前提に構築したデッキがこちらになります。

    センタールリグ
    4
    アシストルリグ/ピース
    8
    主要カード
    ZrO2
    実質のマドカ専用シグニ。役割はハンデスとアタッカーです。
    ランダムハンデスでサーバントを抜き、ルリグアタックを通していくのが基本。ランダムなので常にサーバントを落とすチャンスを持っており、特に詰めのターンでは強力に。ハンデス目当てでハーモニーせず、ダウン状態にすることも結構あります。青1でランダムハンデスするスペルのようなイメージですね。
    アタッカーとしてもなかなか優秀で、無条件で3000、2枚以上のハンデスで8000のマイナスが可能に。レベル3グロウ直後の中盤というよりは、終盤で棒立ちしている<ハニエル>や<キュウセン>などを狙っていきましょう。
    ハンデスプランで連打することも多く、アタッカーとしても役割が多いので4詰みしています。枚数は4から減らないんじゃないかな?

    ランリョウオー
    ダイアグラムのエース。役割は除去とリフレッシュ役です。略称は「ウオー」。
    マイナスの値は基本5000、条件達成時に10000。中盤ではレベル1シグニを、終盤はレベル3シグニも射程圏内に入ります。除去ができそうだったらとりあえずポイっと投げておきましょう。
    アタック時の5枚落としが案外強力で、こちらをメインに使うこともあります。中盤は<salvage>と合わせて20枚落とし、一気にリフレッシュに追い込むことも。ドローを多用する相手や、タマゴなど遅い相手に対しては、<ファラリス>と合わせて2度目のリフレッシュを狙うこともあります。優秀なアタッカーではありますが、「とりあえず立てとくか」と無駄遣いしないように。こちらも仕事が多いので4枚です。
    同じマイナス5000ができるシグニに<ダークエナジェ>がいます。<ダークエナジェ>はシグニのパワーが0になった時エナチャージ1ができるので、コスパを考えるのであれば<ウオー>より優秀です。ですが自身のパワーが10000なので、ノーリミの<炎球>が直撃することや、パワーマイナスでも<ランリョウオー>と役割が被るので、今回は採用を見送りました。好みに応じて調整してください。


    キヨステイ・ハイドラス
    下級で高パワーのシグニ。対NoLimitなどの序盤戦はこれらのシグニを立て、<ランスロット>などから逃れます。<ヒジカタ>2面ができない時は、中央<キヨステイ>+レベル2+<ハイドラス>や、<キヨステイ>+<ハイドラス>×2などしてお茶を濁すことが多いです。ごまかしは大切。
    「レベル3が2面+レベル1」で戦うことの多いマドカにとって、安定してパワー7000になれる<ハイドラス>は優秀です。<チンアナゴ>と比べ、手札を気にしなくていいのが嬉しいところ。初ターンからパワー7000が欲しい場合は<チンアナゴ>を使ってください。
    キヨステイ>は使い所の多いレベル2。中央に出すのが大前提になるので、除去されやすい<ヒジカタ>を中央に置くなど、シグニの配置にも少し気配りしておきましょう。<サンガ//エアー>でランサーをつけてレベル3を踏んだり、相手の<キヨステイ>をズラしたりもします。

    ルリグデッキについて
    salvage the future
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    ディーセレに存在するカードの中で、最も使い方が難しい1枚です(個人の意見)。
    上手に使えれば勝てますし、そうでなければ負ける。敗因のほとんどが「<salvage>間違えたかな」になります。

    「どちらのモードを使うか」「いつ使うか」が重要になってくるのがこのピース。ある程度パターン化しておきたいところですが、それがなかなか決まらないのが悩ましいです。今までの経験を振り返ると......。

    15枚落としモード
    ・先攻であれば、相手のデッキが16枚以上でもレベル3にグロウしたターンに使うことが多い(<ウオー>を添えて)
    ・3ドロー2捨てがあるマドカ、実質4ドローのLION、1ドロー1エナチャがあるノーリミ勢、2エナチャのサンガに対しては、相手のデッキが189枚でも15枚落としで使うことが多かった。デッキを減らし、ルリグの出現時能力を妨害
    ・後手だとほぼ15枚落とし。ダメージレースで追いつきたい
    ・相手の防御に合わせて回収モードに切り替えられるよう、エナの支払いでトラッシュに<ウオー>など強めのシグニを溜めておきたい
    ・相手のアシストが黒など、<ヘルエスタセイバー>がありそうな状況ならリフを狙う
    ・たいてい15枚落としでいいんじゃないかなあ

    回収モード
    ・対ハンデスなどで戦力不足になった場合、回収モードで使うこともある。<はんぱない>後に使うとか
    ・相手の火力が出ていなかったり、シグニだけで押し切れる状況であれば、回収で使うことも
    ・次のターンフルハンデスで勝てるのであれば、<ZrO2>を複数枚拾うために回収する
    ・ルリグ起動を残している「レイ」やミラーマッチであれば、サーバントを守るために手札を増やすために回収
    ・リフレッシュさせ、相手のデッキに戦力が戻ってしまう場合は控える

    などでしょうか。まとめると
    ・とりあえず先攻なら使おう
    ・リフを狙おう
    ・使い忘れに注意!
    ・対戦終了時に「<salvage>の使い方は合ってたかな?」と振り返ろう。
    相手に「<salvage>使うタイミングどうでした?」と聞くとなおよしです。感想戦は大切。

    でしょうか。
    使うタイミングが本当に難しいピースですが、それが楽しさでもあります。
    ムジカやサンガで使う場合でも似たようなことは言えるので、練習あるのみ!

    アシストルリグ
    レベル2のターンにムジカ、サンガともにレベル1へグロウ。その次のターンでどちらかをレベル2へグロウさせ、リミット7でレベル3を迎える、というのが理想です。
    そのためレベル2はどちらも、出現時2エナで1体バニッシュ。状況に応じて、どちらをレベル1で残せるか選べるようになっています。残した方は<レベル3マドカ>のゲーム1能力で出し直せますしね。
    多くの場合サンガをレベル1で残します。ランサーでの要求が2回できること、レベル2の出現時能力を両方とも使いやすいことから、個人的には「先にムジカをレベル2に」と決めています。もちろんサンガを先に乗せる場面もありますし、「状況によって臨機応変に」というのは変わりません。
    相手からの要求がなければ、レベル2のターンにアシストをグロウさせないこともありますが、リミット6ではこちらの攻めが今一つになってしまいがちです。さっさとグロウさせてしまいましょう。

    枚数を調整したいカードたち
    ファラリス
    紹介しているレシピでは2枚ですが、現在は0枚になっています。レイの台頭でゲームスピードが上がっており、2リフプランをやっている余裕がないのが原因かなと。あいた枠には<オサギツネ>を入れて、<キュウセン>の枠を色々調整中です。
    レイもそうですが、割とジョッキー組(特にWOLF)と対面する機会が増えていますし、地域によってはヒラナが大暴れしているので、レイトゲームで輝く<ファラリス>の優先度は落ち気味かなーという印象。前期は愛用していましたし、<ファラリス>で勝てるゲームも多かったので、環境によっては非常に強いシグニなのは間違いなし。また採用したいな......。

    オサギツネ
    パワーの高いシグニと直接やりあえる偉いやつ。現在は4枚になっていて、34枚に落ち着きそうです。
    個人的に緑シグニの扱いがとても苦手なので避けていましたが、最近は使い方がわかってきたので練習中です。そういうのもあるよね。
    除去にはマドカのハンデスによるエナチャージが必要なのですが、実は相手の手札が0枚だとただのバフ要因にしかなりません。<オサギツネ>が多いマドカを相手にした際は、中途半端に手札を残すより、いっそハンドレスのほうがいいかもしれません。

    キヨステイ
    増やしてもいいかな枠。レベル2で<ヒジカタ>プランできなかった時に確実に握りたいシグニなので。
    オサギツネ>4積みの必要性が落ちたら、緑枠として3枚目を投入してもいいかも?抜くなら<ガギエル>かな?

    エクシードスペル
    特に<レティクル・ディガー>。更に前のめりに戦うならありなのかもしれない。

    エレシュキガル
    諦めたくない(実際問題使うならムジカやサンガの方がいい)

    終わりに(反省文)
    ルリグに関してはかなーり浮気性な私ですが、マドカにはかなり惚れ込んで、2弾環境以降ずっと使い続けています。「実質<ピルルクAPEX>だから」と言っていますが、選択肢の多さがとても楽しく、何度でも使いたくなる魅力があるルリグであることは間違いありません。<ZrO2>を全部ダウン状態で出してフルハンデスして云々とかね、そういうの好きなんですよ。
    とはいえLGPでは見事に負け越し。他の大会でも「3勝1敗でオポ4位」「決勝で負け」など、「勝ててるんだけど、まあ、そのね」というような結果が続いているのは、ひとえに私の実力不足です。現に同型のデッキがLGPのトナメに上がっていますし、セレモニーでも結果残してますしね。私がよええんだ。
    これまで多くのデッキを紹介させていただきましたが、マドカはこれまで以上に力強く「良いデッキだよ!」と言えるルリグです。ぜひにぜひに使ってみてください。後悔はさせません!


    今ひとつ言語化できていないところもまだあるので、またどこかで書くでしょう。わからないことなどあれば、ツイッターなどへお気軽にどうぞ!
    頑張って結果も残していきたいです。そろそろ優勝したいなあ。ではまた!

STANDUP DIVA発売記念インタビュー!「レイ編」

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    by からばこ

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    STANDUP DIVA発売記念インタビュー!「レイ編」
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みはなんですか?
    手札交換とハンデスに長けた正統派青ルリグです。<ガギエル><リュグツカ>などで手札を入れ替え、<RANDOM BAD><ホタルイカ>でハンデス。除去はアシストのヒラナとアキノで行う、というデッキです。「めっちゃドローして、ガンガンハンデス」といったところでしょうか。
    アニメに登場した主要4チームの中に、他の青ルリグはタマゴ、マドカがいます。タマゴは「引きこもってハンデス」、マドカは「ハンデスしつつコントロール」と、同じ青ルリグでもかなり毛色が異なります。「青を使ってみたい」と思っている方は、この特徴から自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

    ◇所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えて下さい。
    センタールリグ
    4

    ◇このルリグの攻め方を教えて下さい。
    というわけで、めっちゃドローしましょう。序盤から手札を入れ替えて、<ランスロット>や<炎球>、各種アシストで除去してライフを割ります。
    レベル3以降は手札交換と合わせて、<ホタルイカ>でのハンデスを飛ばしていきます。合わせて<レベル3レイ>の除去能力も起動させ、絶え間なく3面要求を続けていきます。<Glory Grow>などでライフクロスが0枚になった後は、<レベル3レイ>の起動能力でフルハンデス。ルリグアタックを通して勝ちです。本当にそれだけ。

    細かい絡め手も欲しいのですが、トラッシュやエナからの回収ができません。絡め手は、強いて言えばバニッシュ耐性が出るかもしれない<フック>くらいです。
    発売直後で日が浅いので、まずは「メインデッキでドローと手札交換をして、アシストで除去していく」で、とりあえずいいんじゃないかな。「ドロー!除去!アタック!突っ込め!」で作りました。

    オールスターをやっている人に向けて例えるなら、レイは「<アロスピルルク>」で、マドカが「<ピルルクAPEX>」です。
    私がマドカに惚れ込んだ理由が、今更ながらわかりました。<ピルルクAPEX>はいいぞ・・・。

    ◇キーカードは何ですか?
    ホタルイカ
    とうとうSRに昇格した神。アタックフェイズ開始時に1ドローと、自分が手札を捨てた際にランダムハンデスを行います。レイは<リュグツカ><ガギエル>といった手札交換カードが豊富なので、<ホタルイカ>さえいれば簡単にランダムハンデスができるでしょう。気合いで<サーバント>を抜いてください。
    特に<レベル3レイ>のゲーム1能力を発動する前は、あえてハーモニーせず、ダウン状態で出すことも多いです。<ホタルイカ>に限らず、「あえてハーモニーしない」という立ち回りは、頭の片隅に入れておきましょう。マドカで「<ファラリス>を使いたいから<ZrO2>をハンデスだけのために出す」とかね。

    ちなみに、<リュグツカ><ガギエル>といった「1枚引いて1枚捨てる」能力を持つカードの俗称を「ルーター」といいます。いらないカードを捨てて欲しいカードをドローし手札の内容をより良くしたり、今回の<ホタルイカ>のように、他のカードと組み合わせたコンボを狙ったりします。語源はmtg(マジック・ザ・ギャザリング)の「マーフォークの物あさり(Merfolk Looter)」というカードにあるようです。覚えておくといいかも。

    song of wixoss
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    ヒジカタ>+<祝福の鍵の音>でもよかったのですが、「ノーリミでそんなチマチマやってられるか!」という謎テンションからこちらを採用。単純に手札を増やせます。
    ゼノ・クラスタ>と違いいつでも3ドローできることや、2枚捨てるタイミングがかなり遅いこともあり、結構便利です。<レベル3レイ>の起動能力を発動するターンに、青のカード増やすために使うことも。
    ヒジカタ>+<鍵の音>パッケージ以外の候補としては、<ITTEN-TOPPA>か<RHAPSODY PARTY>、<END OF THE TURN>などでしょうか。<PARTY>を使う場合は<THRILLING>を抜くなど、細かく調整してあげてください。

    元ネタは2017年に発表された販促ソング「WIXOSSのうた」から。「アーツと呼ばれる必殺技」という歌詞に時の流れを感じます。
    ディーセレ発表時は「まさかアーツ無しで戦うウィクロスになるなんて」と驚き、寂しくもなりましたが、蓋を開ければアシストルリグがその役割をバッチリ引き継いでくれています。しかもそれで楽しいんだからいいことだ。

    ヒラナスタンプ
    あまり見かけないアシストルリグのレベル2なので軽くご紹介。出現時と合わせて6エナかかりますが、全ての能力を使うことができると、<オサギツネ><コウメイ><キュウセン>など、コストがかかるアタッカーを完封することができます。友人に使われて震えた1枚。
    ちなみにアキノは従来通り<バイバイ>ですが、<ダブルピース>もいいかなと考えています。手札コストこそかかりますが、<song of wixoss>と合わせて3面防御が狙えます。相手の場が「レベル1が3枚」か「レベル2が3枚」であれば1面防御にしかなりませんが、そうなる状況は非常に少ないため、少なくとも2面防御以上にはなるかなと。
    ただサーバント回収が心強いので、今のところは<バイバイ>です。<ダブルピース>にするなら白エナがいらなくなるので、<プロシオス>を別のカードに変えてください。

    ◇今弾でお気に入りのカードを教えて下さい!
    エレシュキガル
    「STANDUP DIVAのウィクロスは<エレシュキガル>で勝つ!」。
    今弾の私は、全力エレちゃん推し宣言!

    アークゲイン>などのシャドウ、<ノブナガ><Cヤンデリア>といった13000ラインをまとめて吹き飛ばせるのが偉い。しかもトラッシュ送りで、エナを与えないのがまた偉い。ライフバーストも「アップ状態の」がついていない。しかも自身のパワーも13000と来たもんだ。すごいぞーかっこいいぞー!
    代わりにライフクロスが2枚犠牲になりますが、こちらのアタックで3枚割れば問題なし!相手のライフバーストは踏みませんし、コストになる自分のライフクロスもノーバースト!大丈夫!
    使いたい時に<Ac>で拾ってあげれば、出番に困ることはありません。ダイヤグラムデッキの隠し味にいかがでしょう。

    キーセレでは<ワールドエンド>で蘇生させたり、オールスターでは<焦熱ウリス><散華ウリス>などで場に出し、<エニグマ・オーラ>で増やしたライフクロスを使ったりもできそうです。


    実際は某偉人召喚ゲームで初めて引いた星5サー「ヴァ」ントがウィクロスに来て喜び狂ってるだけですが......。
    こういう理由からでも好きなカードを見つけて、そこからデッキを組んだりするのもカードゲームの醍醐味ですよね。

    (<エレシュキガル>にテンション全部持っていかれて、発売前にデッキを全然考えてなかったってのはナイショ)

    ◇評価の上がった過去弾のカードはありますか?
    ハムスター
    地獣軸デッキのアタッカー。これまでは<バッファロー>が出せるレベル3以降で使うことが多かったのですが、<オランウータン>の登場で、レベル2以前からお手軽に除去ができるようになりました。<オランウータン>は今弾登場した<テングザル>とも相性が良いですね。
    友人のWOLFデッキで大活躍していたので紹介します。LOVITやWOLFなど、地獣軸デッキを組みたい方は、ぜひ使ってみてください。かなーり強いです。

    タンサーフォー
    オールスター枠。<レゾネーター>でワンショットを狙うサシェの話をします。
    これまでアップする際に白1エナがかかっていましたが、今弾で登場した<愛情>を使うことで、アタックのたびに1エナチャージができます。実質ノーコストで連パンすることができるようになりました。4日に秋葉原で開催されたオールスターのセレモニーで、このギミックを使っていたサシェを使っていた方がいらっしゃったので書き残しておきます。
    使っていた方とお話しする機会は残念ながらありませんでしたが、ベスト8まで勝ち上がっていたので実用性は高そうな予感。「レゾネーターサシェ」も研究してみたいです。

    ◇最後に一言お願いします!
    他タイトルの話になりますが、つい最近、mtgとヴァンガードに初めて触れました。
    mtgは構築済みデッキ(チャレンジャーデッキ)が、ヴァンガードは333円デッキが発売されていたので、せっかくなら触ってみようかと、友人と構築済みデッキを買って遊んだんですよ。どちらもなかなか楽しくて、こうして新しいタイトルに触れていくんだなと、その過程を改めて体験することができました。せっかくなら続けてみたいとも思っているので、「どんなデッキがあるのか」「どういうものを買い揃えればいいのか」という情報を探しています。

    ウィクロスも全ルリグがセンターになり、アニメは無事に大団円。デッキは555円という入りやすい価格帯と、始めるには非常に良い環境にあります。私がmtgやヴァンガードで体験した「こんなカードゲームなんだ、楽しいな」という気持ちを、ウィクロスで抱く方も多いことでしょう。で、その次は、「どんなデッキがあるのか」「何を買うべきか」という思考になりますよね。
    となれば、こうして情報を発信する立場にある私としては、「そういう方はどんな情報が欲しいだろう」と常に考えなければいけません。WIXOSSBOXの本格再稼働ももちろんですが、役立つ情報を的確に届けられるよう、これからも精進したいなと思うばかりです。

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