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【ディーヴァ】さわやかノンストップハンデス!ワッフルアイス軸Dr.タマゴ

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    by からばこ

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    さわやかノンストップハンデス!ワッフルアイス軸Dr.タマゴ
    暑いですね、からばこです。暑いを超えて灼熱です。焦げます。皆様熱中症にはお気をつけて......。

    今回はそんな暑い季節にぴったりな、ディーセレのタマゴデッキをお持ちしました。
    相変わらずのハンデスデッキですが、以前紹介した新旧マドカとは異なる戦術が楽しめます。(新マドカ記事旧マドカ記事)
    ハンデスに加えて凍結もできる、より妨害に特化したデッキに仕上がりました。マドカよりさらに堅牢に、さらにハンデス・コントロールに重きを置きつつ、一定の火力を保った構築になりました。例によって青黒ですが、新しいハンデスを楽しみたい方にはおすすめ。

    友人間では「起源タマゴ」として親しまれています。
    今回彼らのOKをいただいたので、この場で紹介させていただきます。「起源タマゴ」ぜひ使ってみてください。

    デッキレシピ


    どんなデッキ?
    というわけで、いつもの青黒ハンデスデッキです。<ピルルクAPEX>の幻影から逃れられない......。
    序盤はアシストルリグのマキナや<ダガ><グラム>などで除去しつつ、<バフォメット><ハイドラス>といった高パワーシグニを立てて戦っていきます。先攻レベル2では<burning curiosity>を使うなどして、なるべく3点要求を狙っていきたいところ。ここまでは青黒黒マドカと一緒です。レベル3グロウ直前に<マキナスマッシュ>にグロウするのも、もちろん同じです。

    レベル3以降は、除去に<3タマゴ>と<ワッフルアイス>の凍結ギミックを絡めながら戦うことになります。
    ワッフルアイス>を場に出してシグニを凍結させ、そのシグニを<アンナ・ミラージュ>や<サマーライブブルーズ>などで除去。<ワッフルアイス>の自動能力で下敷きが増え、それをアタックフェイズ開始時にエナか手札に置き、リソースを確保しながら戦っていきます。エナと手札のどちらを増やすかは、基本的に<マドカ//クラップ>が3面防御できるか否かで判断すればいいでしょう。
    青や黒デッキでシグニやスペルを使って除去をしようとすると、他の色に比べて多くのカードを消費してしまいますが、<ワッフルアイス>を添えておくことで、リソースの減りをある程度カバーすることができるのが長所。ハンデス相手でも手札やエナが枯れることはあまりなく、余裕を持って戦うことができるのがポイントです。<ワッフルアイス>をいかに使えるかが重要です。

    マドカと比べて火力は低いため、<3タマゴ>の凍結やハンデスで相手の攻め手を遅らせながら戦っていく必要があります。といっても「序盤除去して攻めて、ライフが尽きた相手をハンデスして、ルリグアタックで〆る」という大筋は変わりません。
    マドカ//クラップ>を筆頭に、2枚のピースや<3タマゴ>の自動能力など、ゲーム中に1回しか使えないカードをどこで使うか、ゲームの流れを見極めながら判断していきましょう。

    代表的なカード
    コードオーダー ワッフルアイス
    リソース確保、凍結による妨害を一手に担う、このデッキの要です。運用方法は「どんなデッキ?」で前述した通り。他の除去カードを使って下敷きを用意し、アタックフェイズ開始時にリソースを増やします。
    下敷きをエナか手札に置く能力は、相手のアタックフェイズ開始時にも発動するのがミソ。自分のメインフェイズで凍結シグニを2体以上除去し、2枚の下敷きを工面するほかにも、「自分メインで凍結シグニを除去し、下敷き確保→自分アタックフェイズで下敷きをエナか手札へ→自分アタックフェイズで凍結シグニをバトルで除去し、別の下敷きを追加」としておけば、相手ターンに下敷きを用意することもできます。下敷きを持たせることで、相手の除去を誘導するデコイとしての役割を持たせられます。
    こう見ると4枚入れてもいいのですが、自身が除去能力を持っていないため、3枚の採用になっています。マドカの<ノートルダム>同様、あればあるほど強いというわけでもないのが不思議なところ。枚数の調整、難しいです。

    マドカ//クラップ
    元祖3面防御アシストルリグ。5エナ+2枚の手札で3面防御、5エナor2エナ+手札2枚で2面防御です。
    基本的に3面防御で使いたいところ。特にDXMなどエナ破壊ができるデッキが相手の時は、<ワッフルアイス>も含めて必要なリソースを逆算しながら、メインフェイズでエナを使っていきましょう。「<キントキ>×2+<イワトオシ>が飛んでくるとして8エナ用意したいけれど、最低1面は除去されるから7エナは確保」という具合です。このアシストに限らず、対DXMを想定したエナ逆算は慣れておきましょう。

    ちなみにレベル1が<フロート>なので、手札交換は強気で大丈夫です。
    フロート>はレベル1ですぐ使うのではなく、レベル2、3まで温存することもあります。サーバントや火力シグニが切れたところで、リロードとして使う、というイメージでしょうか。

    ノンストップ.Drタマゴ
    凍結ギミックは前述した通り。<ワッフルアイス>と組み合わせたり、時間稼ぎとして使っていきましょう。
    強力なのがアタック時のランダムハンデス。<マキナスマッシュ>を筆頭に、<ゼノ・クラスタ><MC.LION-BUILD UP>といった、手札を増やす防御に対してランダムハンデスが強烈に刺さります。この能力を活かすためにも、ゲーム1や<サマーライブブルーズ>などを使って、できる限りメインフェイズで相手の手札を絞り切っておきたいところ。

    サマーライブブルーズ・burning curiosity
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    さわやか水着セット。暑い夏に涼し気なイラストをプレゼントします。 共通点は低エナでの除去。<ワッフルアイス>とのシナジーはもちろん、特に<burning curiosity>は序盤の除去としても役立ちます。<curiosity>を除外で使えば、どちらもエナを与えない除去になるので、相手のアシストルリグをフルで使わせないことも。

    以前の記事でしみずきさんが<ホワイトヘブン>派の中隊長と名乗りを上げていましたが、私は<サマーライブブルーズ>派です。

    健康的なすべすべボディ、いいよね!これ以上は書きませんが!
    ホワイトヘブン派の皆様、対戦よろしくお願いします。

    最後に
    というわけで「起源タマゴ」でした。除去とハンデス、リソース確保がいいバランスで入っており、見た目以上に強力なデッキ。特にハンデスデッキに対しては、左うちわで悠々と立ち回れます。
    ハンデスデッキでありながら、<ゼノ・クラスタ>に対してもランダムハンデスで抵抗できるのも魅力。DXMの活躍が目立つ昨今だからこそ、あえて抵抗してハンデス・コントロールに突っ走るのも大いにありですよ。

    ......にしてもマドカといいタマゴといい、私はどうしてこう、ハンデスばかり作りたくなるのでしょうか。小鳥のヒナのすり込みではありませんが、どうも<ピルルクAPEX>の幻影から逃れられないんですよね。当然8月はみこみこも組みますし、10月は当然ピルルクを組みます。
    ZrO2>、一体何枚必要になるんですかね。嬉しい悲鳴を上げられる喜びを噛み締めています。

    WIXOSSBOXのアクセス数も増えてきて、ウィクロスの盛り上がりを感じています。私はシリアルナンバールリグに震えていますが......。
    暑さに流行り病のダブルパンチな夏ですが、皆様どうぞ健康にはお気をつけてお過ごしください。ではまた次回の更新で!

VERTEX DIVA発売記念インタビュー!「マドカ編」

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    by からばこ

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    VERTEX DIVA発売記念インタビュー!「マドカ編」
    どんな動きができるルリグですか?また、その強みはなんですか?
    まさかの2周目センタールリグが登場した今弾。チーム限定能力を持たず、マドカもそれに習っています。出現時のルリグ凍結orハンデス、ゲーム1の除去、毎ターンの手札交換と、主に妨害に長けた能力を持ちます。せっかくなのでチームを解散させましょう。

    今回は「青黒黒」のカラーリングで構築しました。序盤はアシストで除去していき、レベル3以降はハンデスやルリグ凍結、リフレッシュといった妨害を絡めながらトドメを刺すという戦略です。アシストルリグは新規登場のデウス、マキナを採用。「DXM」の「X」を「M」に変えると、なんとなく「どっとこむ」って言いたくなりますよね?なりません?

    ......チーム名は一見アレですが、除去もハンデスもしっかりできる楽しいデッキです。

    所感で構いませんので、最初に考えたデッキレシピを教えて下さい!
    センタールリグ
    4
    アシストルリグ/ピース
    8

    このデッキの攻め方を教えて下さい!
    ルリグを並べるときは、左がデウス、右がマキナです。いいですね?


    序盤はアシストルリグのデウスとマキナで除去しながら攻めていきます。センターに<ブルーノ>を置いてハンデスしたり、<ガギエル>などで<サーバント>を工面しながら戦っていきましょう。

    レベル3の出現時能力は、状況に応じて選んでいきます。こちらのサーバントが少なくなっていたり、次のターンに<Glory Grow>などの強烈ルリグアタックが飛んできそうならルリグ凍結、相手の手札が多かったり、こちらのハンデス手段が少なければ2ハンデスを使います。ハンデス手段は豊富なので、対面がジョッキーでなければルリグ凍結でいいです。

    レベル3グロウ後は<ダークエナジェ>や<ファラリス>を使いながら、除去とリフレッシュを絡めて戦います。ハンデスは相手の手札の枚数に応じて、<ZrO2><ノートルダム>でOK。安定した3面要求は厳しいので、リフレッシュやハンデスといった小技を使いながら、しっかり攻めて行きましょう。

    トラッシュに落ちたシグニは<蒼黒GAIA>や<DEATH DECK>で拾えるので、場面に応じて必要なシグニを選んでいきたいですね。締めはフルハンデスからのルリグアタックかな?

    キーカードは何ですか?
    VOGUE3-EX マドカ
    毎ターン必ず発動する、1ドロー1ハンデスが鍵を握ります。<ZrO2>や<ノートルダム>の能力を補佐するのはもちろん、相手のデッキを1枚削ることができるため、リフレッシュ戦術にも繋がります。最初は<ドラゴンメイド>や<ブルータス>も多めに採用して2回のリフレッシュを目指していたのですが、ディーセレでの2リフは厳しかったので挫折しました。<ランリョウオー>の山落としがチーム限定でなければ......。

    ゲーム1の除去は、<GAIA>を使ったターンであればほぼ確実に発動できます。パワーの高いシグニを飛ばし、下級シグニは<ダークエナジェ>などで除去して、最後の要求につなげましょう。


    今回は「青黒黒」で組みましたが、「青白白」で組んで<ホタルイカ><ホワイトヘブン>を使ったり、「青白黒」で組んで<ヘルエスタセイバー>を採用してもいいです。使いたいピースや「ハーモニー」シグニから、アシストルリグを選んでいきましょう。そのうち他のアシストも使ってみます。

    DEATH DECK
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    「青黒黒」で組んだ理由の筆頭で、1面除去からの2枚回収or10枚落としができます。リフレッシュできれば2点要求になり、できずとも1面要求と戦力回収となる、パワーの高いピースです。青シグニしか拾えないので、<ZrO2>や<ノートルダム>といったハンデス札を確保することが多いですが、<グラシャラ>を回収すれば除去もできます。黒シグニは<GAIA>で拾ってください。

    リフレッシュをさせるか否かの判断は、このデッキでとても重要です。相手のトラッシュにサーバントが4枚見えている時にリフレッシュさせると、<LION-BUILD UP>などドロー系の能力を持つアシストルリグでサーバントを加えられ、ハンデスの意味がなくなる可能性があります。逆に相手のデッキを事前に削って、<ファラリス>を絡めたリフレッシュを狙って失敗してしまうと、相手の<DEATH DECK>などがフルパワーで飛んできます。

    リフレッシュによるライフクロスの削りはとても強力ですが、リフレッシュのタイミング次第で効果は倍にも半分にもなります。このデッキに限ったことではありませんが、しっかり練習してタイミングを身に着けていきましょう。


    ちなみにフレーバーテキストの「デウスクラーケン」から、このピースの俗称は「イカ」です。ウィクロスにおいてイカは強い。ゆえにこのピースも強い!


    今弾でお気に入りのカードを教えて下さい!
    聖魔姫 ドーマン
    6月中に某サー「ヴァ」ントのゲームを進めていたためか、<キントキ>といい<イバラキドウジ>といい、ついつい反応してしまうSRが多く収録されています。<キントキ>はウィクロスでも非常に強力ですね。

    よくよく見ると今弾には<ムラマサ>とか<ロンゴミニアド>とかいますし、流行に敏感なウィクロスらしさを感じます。そのうちサラブレッドも地獣で出たりして。


    ちなみに前回登場した<エレシュキガル>は、キーセレクションで活躍しているようで何よりです。詳しくはこちらの「ワールドエンドエマ」からどうぞ。いや、私も今回のマドカにも入れていたんですが......、ライフ2枚、重い......。頑張って出番作るねエレちゃん......。

    あと、何かとは言わないけれど、黒の<アルジュナ>とか待ってます......。サー「ヴァ」ントのほうで......。何かとは言わないけれど......。

    蒼美 パレット団
    ポケカなどでおなじみのイラストレーター、さいとうなおき先生とのコラボシグニ。

    最近絵を描く練習を始めたのですが、先生はもっぱらYoutubeです。数年前だったら本を買ったり教室に通う必要があったのに、今ならYoutubeで、いつでもどこでもプロの技術を学べるなんて、本当に恵まれた環境になりましたね。

    そんなこんなで「絵 初心者」「目の描き方」などを調べていたら、関連動画欄でさいとうなおき先生のチャンネルを見かけるようになりました。その動画で語られる技術を理解できるようになるのは、一体何年後になるのやら......。絵が描ける人は本当にすごい......。ペンタブ難しい......。


    ちなみにそんな<パレット団>は、オールスターアンの強化につながります。

    モダーン>で青エナを狙って置けるようになったので、<ドント・アクト>や<ロック・ユアハート>などがマルチエナなしで使えるようになりました。色違いクラスシグニクラスからは、これからも目が離せませんね。

    評価の上がった過去弾のカードはありますか?
    ゼノ・クラスタ
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    DXM、特にエクスはエナ破壊を得意とするチームです。特にエクスは、ユヅキや花代を彷彿とさせるエナ破壊能力を持っているため、<ゼノ・クラスタ>が役立つ場面は以前より増えそうです。今回紹介したマドカだったり、<エクシア>の登場でより強くなったノヴァが得意とするハンデスにも刺さります。ピースに迷ったら忍ばせておくといいかもしれません。

    もちろんエクス自身も<ゼノ・クラスタ>を採用できます。必要な対面には普通に使い、余りそうであればゲーム1のコストにしてしまえばオッケー。エクスは今後のメタの中心に来そうですね。

    ENDLESS-PUNCHLINE
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    そんなDXMの大きな弱点は、サーバントを確保しづらいこと。<DEATH DECK><TRIGGER OF VICTORY>といったピースだったり、アシストのデウスやマキナを擁しているため、無色以外のシグニをトラッシュから拾うのは意外と得意。マドカで手札を全て捨てさせても、回収で戦力を揃えられて負け、なんてことが結構ありました。ですが、サーバントはほとんど拾えません。そこに<ENDLESS-PUNCHLINE>や<コウメイ>による連続ルリグアタックが刺さります。

    カードジョッキーではエナをどんどん伸ばせるWOLFがエナ破壊に強い印象で、<コウメイ>はノヴァではもちろん、今回登場した<新アキノ>を「白白緑」などで構築すれば採用できます。DXMはもちろん、メタの変化で活躍の場が増えるルリグにも注目したいところです。


    最後に一言お願いします!
    チーム解体デッキは初めて組みました。これまでは<salvage the future><ランリョウオー>というわかりやすいカードがあったため、それを軸にデッキを作っていけばよかったのですが、混成チームは軸になるカードを見つけるところからスタート。入賞したデッキをコピーしてから調整していくことが多かったので、ゼロから作るのは難しくもあり、楽しくもあり、でした。

    大会では「青白白」のマドカが主流になりつつありますが、今回の「青黒黒」ももちろん、「青黒白」「青青白」「青青黒」なども試しながら、自由な発想でデッキを作っていきたいですね。何事もまずはやってみて、やってダメならそれも学び!


    大会も復活したので、WIXOSSBOXもしっかり更新していきたいです。こちらからの発信ももちろんですが、皆様の「意欲作」を見るのを楽しみにしています。「なんだこのデッキ!」と驚くような構築が見たいなあ......。


    ではまた次回の更新で。

要対策!?ディーセレ注目ルリグ3選

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    by からばこ

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    要対策!?ディーセレ注目ルリグ3選
    お久しぶりです、からばこです。
    ディーセレの全12人がセンタールリグとして登場して、2か月が経ちました。時勢的に少ないですが実店舗での大会や、エアウィクロスのイベントが開催されるなどして、活発に対戦が行われています。
    今回はそんなディーセレ環境の中で、個人的に注目しているルリグを紹介します。デッキの動きや強み、対策方法などを紹介しています。読み物としてお楽しみください。


    ノヴァ〜ルリグアタックの鬼!
    まずはノヴァから!3弾で登場した最新ルリグの1人で、先日の第2回LGPで日本一に輝いたり、アニメのCVをウィクロスガールズ・渡辺琴音さんが担当されていたりと、何かと話題が多いルリグです。
    そんなノヴァですが、対戦環境でも結構強い!LGPを皮切りに強さが注目され、各地のセレモニーで頻繁に入賞しています。

    強さの根幹を担うのは<コウメイ>。シグニを2体ダウンしつつ2エナを支払うことで、白ルリグが2回攻撃できる能力を持ちます。
    ご存知の通り、ディーセレはサーバントを最大で4枚しか積むことができません。そんな環境下での連続ルリグアタックは思った以上に強力。ルリグを止める手段もほぼありませんし、ルリグだけで毎ターン確実に2点要求してくるプレッシャーは、まるでオールスターの<アイアース><祝輪タマ>を相手にしているかのよう。サーバントが引けなかったり、ガードを使うタイミングを間違えると、あっという間に殴り飛ばされてしまいます。

    連続ルリグアタックのコストでシグニを2体ダウンする必要があるため、シグニでの要求は大したことはないと思うかも知れません。ですがそれをフォローするのが、<デメテル>の【ランサー】です。アタックフェイズ開始時に<デメテル>でランサーを付与し、そこで1点。その後ルリグアタックを2回。エナこそ多くかかりますが、毎ターン安定して3点要求できるのがノヴァの強みです。
    もちろん、「うちゅうのはじまり」ならではのハンデス・凍結戦略も健在。<はんぱない★ディストラクション>で相手の手札を奪ったり、<フェンリル>でシグニを凍結させて<デメテル><コウメイ>を守ったり。序盤は<タイポ><イシキリマル>といった高パワーシグニを並べたり、アシストルリグを早々にグロウさせることで、ライフクロスを多く残した状態でレベル3にグロウするのが狙いです。「うちゅうのはじまり」が防御寄りのチームというイメージもあるからか、初見では「こんなに火力が出るのか」と驚くこと必須。攻防のバランスがしっかり噛み合った、バランスの良いデッキに仕上がっています。

    対策はとにかく短期決戦。高パワーシグニが並びますが、できるだけノヴァ側のライフを削った状態で中盤戦を迎えたいです。
    といってもアシストのバンやタマゴが早々にグロウしてくるため、削り切るのは難しいという現状。レベル3グロウ後は<コウメイ><デメテル>といった主力シグニをどんどんアタックして、相手の攻め手を奪っていきましょう。エナを大量に与えてしまい<コウメイ>らのコストを確保されますが、アシストが使い終わっていれば大丈夫。ハンデスも意外と刺さるので、主力シグニを減らす意識で戦いたいですね。


    ヒラナ〜主人公は未だ健在
    1月に登場して以降、各地のセレモニーで大暴れしているのがヒラナ。wixossboxの更新していても、毎週ヒラナが優勝している大会がほぼ確実にあります。
    ピースの構成は<Glory Grow>と<Go to>がメジャーな様子。序盤からガンガン攻め、<Glory>で一気にライフクロスを減らし、<Go to>でエナを焼いてルリグ起動で〆、という動きでしょうか。メインデッキは<ランスロット><炎球>といった顔触れが並んでいます。細かい部分はプレイヤーによって変わってきますが、デッキの動きの根幹は5か月近く変わっていません。

    対策手段としては簡単で、「序盤を厚くする」「防御の仕方を考える」の2点です。
    「序盤を厚くする」は言葉の通り。パワーの高いシグニを採用するのが一番簡単ですが、シャドウや<マーライ>といった耐性持ちでもいいです。<アキノ・グー>などで除去されはしますが、使わせたと考えましょう。センタールリグがグロウすればするほど高パワーのシグニが立てやすくなるため、<ランスロット><炎球>などが腐りやすくなります。レベル2帯には<キヨステイ><イシキリマル>といった、簡単にパワー12000を達成できるシグニがいるので、構築段階から対策しておきましょう。

    「防御の仕方を考える」は、もう少し詳しく言えば「レベル2のアシストルリグを早めに切って、ライフクロスを温存する」という考え方を身に着けることです。
    Go to>入りヒラナに負ける理由の多くは、「エナを焼かれてアシストがグロウできなかった」かと思います。最終盤、具体的には<Glory>でライフを減らされた次のターンに<Go to>を使われてランデスされ、防御できずに負け、という状況です。これを防ぐには早くからアシストをレベル2にグロウし、<Glory>を使われた後もライフが残っているという状況を作ってあげましょう。
    ヒラナは序盤からバニッシュで攻めてきますので、<Go to>でのランデス前はエナが比較的潤沢です。相手がレベル2の時、もしくは<Glory>を使ってくるであろうレベル3グロウ直後は、ややエナに余裕がある状況になっているかと思います。そのタイミングでこちらのライフクロスを温存させるために、アシストをレベル2にグロウさせるという立ち回りが有効になります。「ピンチになるまでアシストを温存する」という思い込みを、一度捨ててみてください。負ける時は負けますが、少し楽になります。

    ヒラナが持つゲーム1の起動能力は、チーム限定ではありません。4弾に収録される色限定ピース、5弾の「きゅるきゅるん」が持つチームピースへのカットインピース登場など、今後は混成チーム推しの環境になる予感がします。そうなれば強力なゲーム1能力を持つヒラナは、混成チームのセンターとして非常に有力。対戦する機会はあるでしょう。対ヒラナの立ち回りは今のうちに身に着けておきたいですね。

    レイ〜「どうせ捨てられる」は罠?
    ノヴァ同様、4月弾に登場したルリグで頭角を現しているのがレイです。手札をグルグル回して火力を確保し、最後にルリグ起動で締める、という動きがメジャーなようです。動きについてはこちらの記事でも書いたので、ぜひご覧ください。

    対レイで覚えておきたいのは、レイ側の動きです。
    動きはいたってシンプル。レベル1、2ではアシストなどで除去、レベル3直後に<Glory Grow>でライフを削る、最後にルリグ起動でフルハンデスしてルリグアタックでトドメ、が原則です。ピースの構成は<Glory>と<song of wixoss>がメジャー。ルリグ起動用の手札コストは、<song of wixoss>で工面するという形です。

    序盤の動きはヒラナと似ています。<ランスロット>の有無は構築によって異なりますが、アシストルリグで除去し攻めてきます。パワーを上げることは対策になりづらいですが、アシストの手数は限られているので、そこから逆算して防御を切っていきましょう。ヒラナが2面or1面+アタックフェイズ防御、アキノが1面+アタックフェイズ防御という構成がメジャーです。

    また、意外にもレイはドローが苦手。いや、ドローは得意なのですが、手札を増やすのが苦手です。ルーターは大量に入っていても、純粋に手札を増やす手段は<song of wixoss>とエクシードを使った<thrilling>くらい。レイのハンデスは強力ですが、6枚たたき落とすのは意外と難しかったりします。もちろんレイ側も<リクソン><ホタルイカ>などでカバーしていますが、「どうせハンデスされるから手札ガンガン使っちゃっていいや」という考えは、かえって自分の首を締めかねません。
    ヒラナもレイも火力は高いですが、攻めは結構単調です。何度も対戦して動きを覚え、それに応じた対策を自分のデッキでできるようになれば、勝率はグンとアップします。ノーリミット、特にヒラナへの苦手意識をお持ちの方はぜひお試しください。アシストを早めに使うという意識も心がけましょう。

    終わりに
    今回はノヴァ、レイ、ヒラナについて書きました。個人的に注目しているのはこの3人ですが、もちろんそれ以外のルリグも見ています。<ディグ>を抜いて<イシキリマル>や<タイポ>などで序盤を固めたLIONだとか、ハンデスするサンガだとか、「こういうのもあるのか」と驚くデッキもちらほら。そのうち紹介していきたいですね。

    今後の環境についても一言。
    DXMやきゅるきゅるんの詳細はわかりませんが、両チームとも黒ルリグを抱えています。強力な黒カードが登場しそうなので、黒ルリグを持つダイヤグラムやさんばかのパワーアップに期待です。更に新アトの登場もありましたし、アンサプやさんばかといったインタールード組にも、新規センタールリグが登場する可能性もあります。今後の情報に期待ですね。
    アニメ4チームについては予想ができませんが、恐らく新規のアシストルリグは登場するでしょう。新しい色の組み合わせを持ったハーモニーシグニも出るのでしょうか。新規カードの発表、楽しみです!

    さて、6月に末はDXMが登場します。「劇中最強!」ってあれだけ連呼されているんだから、環境は全部DXMで染まったりするんでしょうか。見てみたいような、見てみたくないような......。僕の気持ちはすでにきゅるきゅるんに飛んでいますが、劇中最強の実力、ガンガン発揮してもらいたいですね。
    それでは、次回の更新でお会いしましょう。皆様お体にはお気をつけてお過ごしください。

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