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【ディーヴァ】白単アンジュ

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    by 46熊

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    白単アンジュ
    こんにちは、46熊です。
    前回ディソナに抗え前編と言う事で白単タマの記事を出させて頂きました。あの記事を公開した後にSPSのプロモが更新されたおかげで<リメンバ//メモリア>の入手機会が増え、私もほっと胸をなでおろしております。少しだけカードを揃えるハードルが下がったため気になってはいたけどカードが高い......と手が出せなかった方もこれを機にデッキを組んでみて下さるとうれしいです。

    そして前編があるという事は後編もあるという事で今回はその記事になります。
    今回の主役は彼女たち。
    昨年末発売したにじさんじDIVAにて0弾から大幅な強化を受けた彼女たち。ただその後程なくしてDISSONANCE DIVAが発売になった事からそこまで大きく構築が練られたことはなかったのではないかと思います。にじさんじ最強決定戦はカードプール固定されていましたし。
    今回は大ディソナ環境においてにじさんじDIVAがどんな立ち回りを見せる事が出来るのか解説したく思いこの記事を書かせて頂きました。にじさんじ最強決定戦の為だけにデッキを組んで大会が終わったらストレージに眠らせている方も、ディソナに非ディソナで抗いたいと考えている方にも参考になれば幸いです。


    デッキリスト


    コンセプト
    朝はきらめき、夜は賢者の時間を迎えながらご就寝
    立ち回り
    このデッキは1,2T目の理想盤面がほぼ固定されています。それが以下の通り。

    1T目:<空星きらめ>×2面
    2T目:<空星きらめ><東堂コハク><健屋花那
    この大ディソナ環境において、<空星きらめ>二面を抜けて点を取りに行けるレベル1のディソナシグニは単体だと存在しません。何ならレベル2にも5000打点を削って落とせるカードはほぼ存在せずしたとしてもかなりコストパフォーマンスが悪くなっています。
    他のカードと組み合わせるにしても<ワウルフ>と<パチン><アノウズ>と言った特定のカードの組み合わせになるため、当然ながら要求値は高いです。
    特に、除去手段が手札に戻すことに偏ったこのデッキにおいて、戻ったシグニをコストにこちらのシグニをバニッシュしてくる<バクチク//ディソナ>効果を弾けるのはこのデッキの大きな強みでもあります。また、<ワウルフ>が他のカードと組み合わせて点を取れるとは言え白デッキ相手に重い1エナを払ってくれるわけなので相手側の負担はかなりのものになるでしょう。
    ただ、私もとある方(対戦相手と握手するために参加したディーヴァグランプリで予選を抜けた凄い方)にこの話を聞かされた時はすげーと思う判明、『でもそれだけでディソナ環境やっていけるんか......?』と懐疑的でした。ところが次のターン。

    お相手『<とこ>をレベル1にグロウしてバニッシュ、<東堂コハク>でレベル1を手札に戻して、<健屋花那>で<東堂コハク>にバニッシュ耐性つけます』
    熊『あれこれ次ターンも抜けなくない......?』

    改めて見返しましたが<健屋花那>、上から下まで強い事しか書いてありません。まず大抵の除去を跳ねのけるパワー8000、相手ターン限定とはいえレベル1,2のシグニ及びルリグに至るまでのバニッシュ耐性を付与する効果、LBまでチームさんばかの序盤サーバントを確保するのが難しい点を補強してくれています。にじさんじ環境の除去が<東堂コハク>に寄っている事から<健屋花那>の使用は完全に頭から抜けていましたが、環境が進んだ今だからこそ採用の余地が出てきました。
    そしてこの理想盤面を支えてくれているのがこのカード。
    バーチャルしか回収できませんが、デッキの中全部バーチャルなら関係ありません。圧倒的なサーチ範囲から上記カードのうち足りない所をサーチして来てくれます。ピースの<世怜音女学院 After School>もあるので理想盤面を展開するのはそこまで難しくないでしょう。この序盤の動きをほぼほぼ固定化できるのがこのデッキを紹介したいと思った最初の理由だったりします。
    序盤のダメージレースで押し負けなければ中盤後半の展開にも余裕を持って取り組めるはずです。今回は強気の<フレン・スラッシュ>を4投してあるためライフから出てくればどこで踏ませてもその後の要求が一気に楽になる他、<フレン・E・ルスタリオ>との組み合わせで実質1コストで何でも除去出来るオーバースペックスペルに化けてくれます。
    終始エナを与えない立ち回りを意識すればリーサルも決めやすいです。今回採用した<世怜音女学院 Moon Night>はエナを与えず1点分取れるだけでなく、トラッシュに見えたサーバントを全てデッキに返す事が出来る点も見逃せません。現環境では特に<ナナシ>相手での恩恵が大きく、豊富な回収LBでトラッシュのサーバントを回収してくる動きを完全に封殺する事が出来ます。
    また、ルリグで複数回アタックするシリーズで唯一盤面のシグニを寝かせる必要のない<西園チグサ>も相手にトドメを刺すことに貢献してくれます。<メル・インビジブル><デウスシールド><マキナバインド>等の大型防御を乗り越えて勝利を掴もうとするならこのカードの存在は不可欠です。またその出現時効果により手札を全て捨てさせられた状態からでも<西園チグサ>1枚から三面バーチャルを揃えられるためハンデスに対しても理想盤面を展開でき弱いところが一つもありません。あと可愛い(重要)

    こんな感じで終始動きが一貫しており、初心者にもお勧めできるデッキかなと思います。


    その他採用カード
    【アシスト】リゼ レベル1 / 【アシスト】リゼ レベル2' / 【アシスト】とこ レベル1' / 【アシスト】とこ レベル2'
    このデッキはチーム参照するカードを1枚も採用していません。そのためチームで染める必要は必ずしも存在しないのですが、リゼととこはそれぞれバーチャルのデッキを組む上で都合がいいため採用しています。
    とこのレベル2は1コストと言う超軽量で1面バニッシュしながら1コストと言う超軽量で次のターン使うシグニを回収する事が出来るため、白バーチャル単でデッキを組む上でこれほど都合のいいアシストも居ません。勿論現環境には<LOVIT//ディソナ>なるシグニが存在するため後手を取った際防御として機能しない場合があるのには注意が必要です。
    リゼは前述した通り<空星きらめ>2面を確定するためにほぼ必須となっています。レベル2は<氷壁>と選択になりますが、パワーを選ばず何でも手札に返せる点、回収したサーバントを<フレン・E・ルスタリオ>効果で捨てて返しに三面要求を行える点からこちらを今回は採用しています。
    あとこのカード居ないとパワー27000の<UNKNOWN-CODE-RU->がどかせなかったりするので......
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    コード2434 エリーラ ペンドラ
    空星きらめ>を優先する都合上序盤はあまり出さないシグニです。そのため主に常時効果でパワーを上げてくる<バン//ディソナ><ズットモ//ディソナ>のパワーを下げる事で12000以下バウンスの射程圏内に入れるために採用しています。
    そのためぶっちゃけた話をすると4枚も必要ないのですが、大ディソナ環境において<星川サラ>などの5000以下ラインを入れてもそこまで序盤の盤面強度は変わらないのでこのままに落ち着きました。枚数いじるならここかなぁと思います。

    フレン・スラッシュ
    相手にするとライフクロスから2〜3枚踏まされて悶絶するカードですが、自分で使うとそこまで連発するカードではありません。<フレン・E・ルスタリオ>が居ても実質1コストは若干重くそれなら実質0コストで使えるアンジュ起動の方が強かったりと難しいカードです。
    ただ確定でスペルをサーチするサポートカードが無い以上枚数を積まないと1発も打てないといった事態はたまに起こります。減らすにしても2〜3枚は積んでおきたいですね。


    改造するならこれ
    アシストルリグ
    空星きらめ>2面の安定感を崩したくないためリゼは固定したいと考えており、とこもセンターアンジュでの使い勝手最強なのですがギリ妥協できるのはこっちなのでこちらを色々いじりました。
    また、絶対に忘れないで欲しいのですが<世怜音女学院 Moon Night>は三色を求めてこないドリームチームピースではありますが黒ルリグを1人以上含むデッキでないと使う事が出来ません。とこの箇所を黒以外のルリグにする場合はこの下のピースの所にいくつか候補を置いておきますのでそれを使用してみて下さい。

    エクス
    調整中に意見を求めた所提案頂いたルリグです。ゲーム1及びバウンス主体の除去手段とランデスの相性が悪いわけがありません。このデッキ、軽率にエナを伸ばしてくる<羅植 アイビー//ディソナ>が大きな課題で、<エクスクロスファイア>でバニッシュしながらエナから焼くことも多々ありそうです。
    エクストラップ>は前述した<アイビー//ディソナ>のせいで有効に働く事態が少ないかもしれませんが、今後の環境次第では採用する可能性は十分にあるでしょう。

    マキナ
    序盤1面空けながら踏まれた<空星きらめ>を回収して立て直す事が出来るカードです。ただ<マキナスマッシュ><マキナバインド>は追加コストを払う難易度が高すぎるので確実に1点守りながら1エナ伸ばしてくれる<マキナリペア>またはキーカードをデッキに戻してもう一度引かせてくれる上に何でもバニッシュ出来る<マキナネビュラ>のどちらかかなと。
    マキナネビュラ>まで使うなら<天宮こころ>と<西園チグサ>を最大枚数戻して再度盤面展開したりサーバントを構えに行くのが強そうですね。上レシピでは2枚しか採用しなかった<天宮こころ>の枚数も増やしたいところです。
    ちなみに採用しなかったのは除去範囲が<東堂コハク>と被るためです。後手取って相手のシグニが221で並んでいると2がどかせないのが気になり採用を見送っています。

    レイラ
    対面した側としてはこのカードが一番顔をゆがめると思います。このルリグを横に置く場合序盤のダメージレースは絶対に先行できるようにしましょう。
    また、赤エナを持っておかないとフルパワー発揮できないためメインのどこかに赤いカードを採用しておきたいです。他色エナ焼きに強く出たければ<パシバル>、あまり気にしないのであれば汎用除去が出来る<ランスロット><キクノジョー>あたりでしょうか。
    逆にこのルリグがアシストに見えた場合、次のターンシグニとルリグで地上3点+空中3点の要求をかけられた場合に守り切れるかどうかを考えてライフを割る必要があります。普通の相手なら三面防御+サーバントで完封できるのですがこのデッキ相手だと追加の1〜2点が待っているので本当に厄介です(経験者は語る)

    ピース
    LazuLight FLASH
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    黒ルリグをアシストに置かない場合に考えられる選択肢。これによってロングゲームを強いてくるような相手にもコラボ相手を増やす事で継続して除去を投げ続ける事が出来ます。
    また、デッキトップ三枚見て好きなカードを手札とエナに振り分けられるのも良いですね。貴重なサーバント確保手段になり得ます。

    UNKNOWN MEMORY
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    同色2色以上の編成ならとりあえず選択肢として入るカード。<エリーラ ペンドラ>で見たサーバントをこれで引いたりするなど柔軟な使い方が出来ます。1リフで1点焼却するか序盤の1点を大事にするかはどちらが良いと言い切れる問題ではないので、各人の周辺環境によってどちらを採用するかは色々考えてみて下さい。

    ホワイトヘブン
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    UNKNOWN MEMORY>採用するならほぼこれで確定と言えるほどには強いピース。<エリーラ ペンドラ>で能力を消せば大半のシグニを除去できるとは言えその1クッションがいつでも行えるわけではないため、パワー無視して二面獲れるこのカードは安定して強いです。
    UNKNOWN MEMORY>と合わせるとシャドウなどが絡まなければほぼ確定で三面除去できるのも美味いですね。


    終わりに
    気付けば7月、ディソナ環境ももうすぐ終わろうとしています。新規シグニやアシストルリグが日々公開されビルダーとして力が問われているように感じる今日この頃です。
    今回紹介したデッキは一通りディソナルリグと対戦して安定した勝率を出せているのでたまには非ディソナデッキも使いたいけどディソナデッキに負けるのは嫌だ、と言う方は是非使ってその硬さと決定力の高さを楽しんでみて下さい。
    ちなみに対面してて一番しんどかったのはピルルクでした。ハンデスとシグニに頼らない豊富な除去手段と平気でサーバント複数枚構えた上でエナ手札を伸ばしてくるのが本当に厄介です。
    同じハンデスを主とするみこみこは序盤の点要求を抑えつつ手札を増やすアシストやピースを後ろに残す事が出来ればかなり余裕を持って対処できます。それでも結構しんどいですが......

    また普段はあまりこういう事には言及しないのですが、このデッキかなり集めやすくお手軽に組む事が出来ます。足りないパーツの調達は是非遊々亭をご利用くださいませ。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。最近不安定なTwitterですがいいねRTその他宣伝是非よろしくお願い致します。

【ディーヴァ】ディソナに抗え前編、白単タマのススメ

    posted

    by 46熊

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    ディソナに抗え前編、白単タマのススメ
    こんにちは、46熊です。

    今回はどうしても使いたいアシストルリグがあってそれを主軸にしたデッキを組みたくなったので組んでみました。
    あまり環境に居ない型ではあるものの、低コスト帯でもしっかり除去を放り投げる事が出来る大ディソナ環境においてもしっかり戦えるポテンシャルを秘めています。

    そのカードと言うのがこちらです。
    シグニを1体手札に戻し、次のターン相手のリミットを下げる効果を持っています。このリミットを下げる効果は-2するとだけ書かれているため分かりにくいですが、実際に使用してみるとこんな感じ。
    • 先攻2T目に使うと相手のリミットは3または4、シグニを111,112のレベルでしか並べられない
    • 後攻2T目に使うと相手のリミットは5か6、強力な3シグニを1体しか立てられないだけではなく多くの場合113のレベルで並ぶことが多い
    • ディソナ環境におけるレベル1シグニ効果はほとんど非ディソナの下級白シグニで防げる
    これらの理由から白系のデッキで使用する事によりテキスト以上の恩恵を受ける事が出来ると理解して頂けるでしょうか。
    それ以外にも現環境に多数刺さる要素が盛りだくさんですので、その片鱗を感じて頂ければ幸いです。


    デッキリスト

    コンセプト
    シグニで固めてルリグで確実に倒せ!

    マユ型との差別化ポイント
    せっかくタマを使うのにマユには乗らないんですか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし近年急激に勢力を伸ばしている黒タマ(<残黒の巫女 タマヨリヒメ>)と比べ能力が全てアタックフェイズに発動する能力なせいでメイン時に解決する黒タマと比較してマユにグロウするターンの恩恵を受けにくい点が非常に気になっていました。勿論結果を残している情報も耳にしたので強いことは間違いないのですが、今回はマユに乗らない構築で組んでいます。
    勿論2Tに分けて攻められるという点は超過打点無しの攻めがLBで止まっても(特に<EXTRA>系のLBは白タマにとって天敵と言えます)リーサル叩き込める利点がありますが、どれだけ手札エナ持っていても<未知の邂逅>使用時は強制的に手札エナが空になる点、後述する<ホワイトヘブン>+ルリグアタック回数を増やすためのコストも5エナである点、何より白タマは地上点が取りにくい点が気になったことも要因の一つです。
    勿論マユを装ったプレイングをする事は重要です。捻出できるリソース数が4枚以下だと相手がもう1点取れるのに取らないみたいな事も十分に考えられますので。

    対戦での立ち回り
    レベル1帯は全て非LB持ちに揃えたため、他のデッキよりも有効LBの期待値を気持ち上げる事が出来ました。現環境では<トキユキ>の優先度が高く、アシストルリグが除去系の可能性がある場合(特にマキナが居る場合はほぼ100%<マキナウィングスラッシュ>です)<キョウシュウ>の優先度も高くなってきます。
    ちなみに今回<聖天 アルテミス>は非採用にしています。バニッシュ系のアシストルリグも含めてケア出来るため強いかと思いましたが、ハンデス環境において<ムジカ//ディソナ>の採用が増えているためアシストルリグが乗った後であればある程度場持ちの良い<チョウウン>に枠を譲りました。
    1T目は適当なシグニを並べて地上1点空中1点取ればOKです。シグニを引けていなければアシストを適宜使っていきます。相手のアシストにハンデスしてきそうなルリグ(現環境だと最有力は「レイ」です)が居る場合は乗るタイミングを慎重に。
    相手センターが青ルリグでサーバントを持てている場合は任意ハンデスが複数飛んでくる場合もありますので手札総数を多めにしてサーバントを守るプレイングもあります。その場に応じて色々なプランを試してみて下さい。
    2T目ですが先手後手、手札に2シグニをどの程度持てているかでサシェを2にグロウさせるかが変わってきます。先手の場合2シグニを3体並べられるならグロウさせても良いかもしれません。
    後手だとほぼ確定でグロウした方が良いです。先攻三ターン目で一気に攻め込みたい相手の出鼻を挫く事が出来るでしょう。
    3にグロウしてからは更に強力なシグニを扱えるようになります。ディソナ環境にて立ちはだかる強豪ルリグを相手にしても、<シィラ><エクシア>の並びは<みこみこ>や<黒タマ>に対して強く働き、<シィラ><リメンバ//メモリア>の並びは<メル><花代><ヒラナ>辺りに強い圧力をかける事が出来ます。
    以降は盤面を固めて被ダメを抑えつつ、LBで空いた面やルリグ効果により堅実に点を取り詰められると思ったタイミングが来たら<ホワイトヘブン>と<ゲーム1>を合わせてトドメを刺しに行きましょう。
    サーバントを確保されている場合でも防御にエナを使い相手のエナが空っぽにならざるを得ない状況もあります。そういう時は<リメンバ//メモリア>のガード時のエナ要求を合わせる事でサーバントがあるのにガード出来ない状況を作り出す事もお忘れなく。


    キーカード
    コードハート リメンバ//メモリア
    ディソナ環境において全ての能力が刺さる非ディソナ白シグニの中でも最強格のカードです。現環境において起動効果を扱うシグニやルリグは非常に多く<バン//ディソナ><タマゴ//ディソナ><ウルフレンド//ディソナ>等のシグニ達、センタールリグのゲーム1にコストを上乗せする事が出来ます。<花代>に至っては元々余った手札をエナに変換したいのにその行為自体にエナがかかるのでたまったものではありません。
    パワーが高いだけのシグニならば<バン//ディソナ>で除去する事が出来ました。しかしこのシグニを除去しようとするならば3コストもかかってしまいます。しかも横にパワー10000以上のシグニが居る場合<リメンバ//メモリア>を直接除去する事が出来ません。繰り返し立てる事でゲームを有利に進める事が出来るでしょう。
    聖天姫 エクシア>と並べるとパワーラインが下がってしまう点にはご注意。

    幻水姫 シィラ
    現環境において<聖天姫 エクシア>と同じかそれ以上に重要なシグニ。白1で好きなカードをデッキ上3枚からサーチする効果、ライフクロス枚数が同じなら1ドローできる効果、そして相手シグニがアタックした時にシグニ1体の能力を消す効果は全て使い所で溢れています。
    当然こんなシグニが場に残ってくれるはずは無いのですが、そこと相性が良いのがアシストルリグの<ドーナ『輝いてる!』>。空き面に手札から出す事によってランサーアサシンダブルクラッシュを始めとした能力をケアする事が出来ます。

    ドーナ『輝いてる!』
    防御札として「LION」「ノヴァ」辺りと競合することになると思われるアシストルリグですが、今回<MC.LION-DISRESPECT>は現環境流石にフルパワーでは乗れないだろう、<ノヴァ=ミュート><ノヴァ=チョッパー>は早期のハンデスにより序盤好きなタイミングで<ノヴァ=ミュート>に乗れない点が気になりこの選択になりました。
    前述の通り<シィラ>を出すのも強いですが、わざと下級シグニを出す事で殴ってエナを与えるか殴らずアップ除去LBを踏んでもらうかの2択を迫る事が出来ます。
    殴ってもらえた時の実質0エナ手札2消費は2面防御としては破格の性能をしていると言えるでしょう。

    サシェ・アンジュレーション
    情報公開当時から結構話題になっていたカード。サーバントを構える事も出来れば同クラスシグニを2枚キャッチする事も出来ます。このデッキはピン積みが少なく、<トキユキ><チョウウン>や<キョウシュウ><ルヴダビ>辺りがクラス被っているため5枚見た中にあればまとめて拾う事も出来ます。

    ホワイトヘブン
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    面空けが得意でないこのデッキの火力を補ってくれるフィニッシャーとも呼べるピース。このピースと<ゲーム1>で一気に詰めるのが目指すフィニッシュとなります。
    若干コストが重いのでエナの工面を気を付けましょう。理想は5エナ以上から使う感じですね。


    終わりに
    とにかく白単構築における<サシェ・バラディ>の強さを味わってほしくて組んだデッキですが全体的に良い感じに仕上がったと思います。大まかな基盤はそのままに、ハンデスを重く見たいのであればアシストに「エルドラ」等を採用しながら<ルヴダビ>を<オセ>に変えたり等色々試してみて下さい。

    最後まで読んで頂きありがとうございます。良かったと思われましたらいいねRTその他高評価の程よろしくお願いします。

ディーヴァグランプリから見るディソナ編後期を振り返る

    posted

    by 46熊

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    ディーヴァグランプリから見るディソナ編後期を振り返る
    ディーヴァグランプリ5thお疲れ様でした! 46熊です。 私は移り気な性格ゆえ前日までデッキが決まらず結局対人で一度も扱った事のない<コード・ピルルク・極>を使って4-2予選落ちとなったわけですが、カードもまともに揃わない中自分の実力をちゃんと出し切れたので結果としては出来過ぎといった気持ちです。反省点もたくさん見られたので8月のディーヴァグランプリ6thでは優勝目指してしっかり牙を研いでおく所存です。
    今回は新弾が発売し1ヶ月が経とうとしている中で、超大型大会に向けてトッププレイヤー達が煮詰めに煮詰めまくったディソナ後期環境がどのようなものになっているのか、ディーヴァグランプリのルリグ分布なども絡めてお話させて頂ければと思います。
    最初からクライマックスみたいなイベント展開でしたがディソナ後期環境はまだ2か月以上もあり、来月はマユプレマ争奪も各地で繰り広げられます。それらの大会に備える意味でも、今何が熱いのかを少しでも受信して頂けたら幸いです。
    久々にイラスト先行でデッキを考えました。上から下まで本当に強かったです。


    ディソナ後期はどんなルリグが上がってきたのか?
    まず初めに、公式発表のルリグ分布を見てみましょう。
    参加者合計268人の中でナナシの使用者が39名、時点でピルルクの29名、タマの28名と続きます。計43ルリグが跋扈する群雄割拠の環境においてナナシの14.55%のシェアは圧倒的と言わざるを得ません。
    その強さは挙げればきりがありませんが、相棒シグニである<ヘドニム>を主軸とした盤面再現性能の高さ、速い相手には打点の低さを突いて自身のウィルス設置効果でコスパ良く攻める事が出来遅い相手にはハンデスやリフレッシュを絡めてマウントを取り続けられる柔軟性がとても魅力的だと感じました。ゲーム1も1面空けながらリフレッシュによる1点奪取に寄与できると考えると破格の性能です。
    あらゆる能力が高次元にまとまっており総合力としてはディソナ後期の中でもNo.1と言えるデッキなのではないでしょうか。
    また次点のピルルクですが、これは私も使っていたから実感としてありますがとにかくリソースを構える事に長けており、また構えたリソースを火力に転換することも容易です。リソースの要となっているのが準専用シグニの<コードハート セイヴ//ディソナ>、火力の要となっているのが現在絶賛大人気の<幻獣神 LOVIT//ディソナ>や<翠魔姫 バン//ディソナ>で、これらのシグニを擁しながら豊富なスペルでサポートしながら戦う事が出来るためこちらも攻守ともに隙の無いデッキとなっています。
    また玄人カードゲーマーなら<セイヴ//ディソナ>の出現時効果でデッキ下に置くカードの順番が任意である点も見逃せないのではないでしょうか。デッキ下の順番を全て覚える事で自分が欲しい色のエナ、欲しいカード(特にサーバント)を適宜供給できる部分が、確定サーチ手段の乏しいディーヴァセレクションにおいては異彩を放っているなと感じました。
    LOVIT//ディソナ>については後程個別に再度語らせて頂こうと思います。このシグニは環境を大きく変えたシグニですね。
    また、環境上位勢が軒並みディソナルリグを使用する中一際異彩を放つ存在がありました。以前の記事で紹介させて頂いた「WOLF」を駆るしろにゃ選手が今回は「LION」を巧みに操り見事夢限少女杯への切符を手にしているのも印象的でしたね。『好きなルリグで勝つ』、聞こえは良いですがその道が茨の道であることはカードゲームを続けている以上痛いほど感じる事が多いと思います。そんな中で環境を読み刺さるシグニを多数使い分け予選全勝という圧倒的な戦績で本戦出場から4位入賞しているのは同じプレイヤーとして純粋に憧れました。

    他にも予選を抜けたルリグ、5-1ラインまで上がったルリグは数多くあり、様々なデッキが活躍した環境だったなと感じました。これからの2ケ月、どのようにメタが回っていくのかを想像するとまた面白いですね。


    シグニ・ピースから見る環境考察
    上ではディーヴァグランプリのルリグ分布から活躍したルリグを見てきましたがここからはシグニ・ピースについてです。むしろこちらの話の方をメインでやりたかったまであります。
    今回のディーヴァグランプリで猛威を振るったシグニは数多くあれど、特に環境を変えたシグニと言えば私は彼女なのではないかなと思います。
    幻獣神 LOVIT//ディソナ>です。
    このシグニの強い点ですが、ディソナアイコンを持つカード2枚でほとんどのシグニをバニッシュできる点、自分以外のパワーを3000上昇させる点、相手のアシストルリググロウ時に1エナ任意でトラッシュに遅れる点です。そうです全部です。
    多くのデッキがドリームチームピースを採用する関係で3面防御にはセンタールリグ以外の色を1枚必要とする事が多いため、その1枚をピンポイントで焼き落とせる効果が対戦における多面防御をより難しくしました。サーバント+手札2枚、エナ5枚構えていればほぼ確定で耐えられるだろうと言うのは過去になってしまったかもしれませんね。私も予選でナナシ相手に<LOVIT><LOVIT><ララ・ルー//ディソナ>盤面から緑エナを3枚消し飛ばされ<メル・インビジブル>の三面防御が使えなくなる事態に見舞われる事がありました。幸いシグニで2点分しか開けられなかったため九死に一生を得ましたが、同色エナ3枚構えてもランデスを本職としていないはずのルリグが貫通してくる可能性があるのは本当に脅威でした。
    あと今まで軽率に採用されていた<マキナスマッシュ>が後手を取ると機能しなくなる可能性が増えた事も無視できないポイントでしょうか。回収のための黒エナも前述した効果で焼かれてしまうため、最強汎用アシストの座も危ういかも?
    エナを大量に破壊するのではなくピンポイントで抜きたいエナを抜く環境になりそうですね

    ピースで言うと前環境から存在していましたが<黒点の記憶><ゼノ・クラスタ>の組み合わせでしょうか。新弾発売後の対戦会ではずっと<ヒラナ>を使用していたのですが、このピース構成のルリグと5連続でマッチングしてしまい頭を抱えながら対戦していた覚えがあります。不意に防御を貫通されがちなこのディソナ環境において2面以上防御できるアシストルリグと合わせて確定で1T生存できるのは大きなアドバンテージなのかもしれませんね。
    メインデッキやセンタールリグの攻撃力が増してきたからこそピースを防御にガン振り出来るようになったとも取れますが、これが<フェゾーネ>環境ではどう変遷していくのでしょうか。まだ全く新規カードが見えていない状況ですが、今からとても楽しみです。
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    ディーヴァグランプリから半月後の環境はどう動いた?
    ディーヴァグランプリも終わり、珠玉の構築が多数出回った半月後。環境がどう変化していったかを見てみましょう。

    先日の記事にてしみずきさんが提案した「不穏レイ」のパッケージは関東を中心に多くのセレモニー入賞報告を上げました。早期のフルハンデスによる相手の弱体化及び自身の選択肢拡張は防御アシストを片方犠牲にしてあまりある効果を見せつけ、現環境のトップメタと呼んで差し支えない活躍を見せています。
    また最初は盤面の弱体化が自身の3000マイナスと噛み合いの良いナナシで世に出た戦法ですが、後にこのパッケージと花代を組み合わせた構築も同じくセレモニーの上位に食い込んできました。三面要求は当然にハンデスとエナ焼き、更にはデッキ破壊も組み合わせた欲張り構築はリソース搾取に抗うピース<ゼノ・クラスタ>一枚程度では最早抵抗出来ない程になっており、個人的にはナナシよりも自分の好みとする戦法に合致している気がしています。

    また、自身の防御面数確保と相手の防御数弱体化といった観点からも上記戦法は強力です。前述の通り<LOVIT//ディソナ>の存在が1×3面防御を難しくしただけでなく、<ゼノ・クラスタ>を搭載したデッキであっても早期のハンデスに<ゼノ・クラスタ>を使わされると終盤防御が出来ない、かと言って後ろまで取っておくと序盤中盤の要求がままならない、といった事態を引き起こします。今まで以上に先攻を取ること、軽いアシストとセンタールリグの防御性能を高めることの需要が高まっているのは勿論、3コスト払えば概ね2面止まるアシストの需要も今まで以上に高まるのではないでしょうか。
    一方このハンデス環境において、手札ではなくエナをコストとして除去を行うシグニの採用も増えてきました。また、序盤耐性持ちの白シグニで面を固めつつ後半何を引いても自身効果でルリグアタック回数を増やし一定の要求を通せる<奏月タマ>(白タマ)、ハンデスに対しエクシードで最強の盤面を一度だけですが再現できこちらも自身の能力で何を引いても面を空けて要求を通せる<残黒タマ>(黒タマ)を筆頭にハンデスに対しある程度耐性を持ったルリグ達の隆盛も目をみはるものがありますね。タマやイオナは<未知の邂逅>による新たな攻め筋を獲得した事で今まで届かなかった一手にも手を届かせることができるようになったため今まで以上に警戒するルリグとなりそうです。
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    新弾発売まで2ヶ月もあるな〜などと考えていましたが、その中で何度環境が移り変わっていくか計り知れません。変化を続けるこのディソナ後期環境、皆さんも一緒に楽しみましょう。

    終わりに
    ディーヴァグランプリに向けて環境は一気に煮詰まりましたが、まだ研究途中にあるデッキも数多く存在しています。それらがメタゲームに食い込んでくるのも時間の問題かもしれませんね。
    今回のディーヴァグランプリにて上位入賞したデッキは私もすべてチェックしていますがどれも各々の英知が詰まった素晴らしいデッキ達ばかりです。普段自分のセンスでデッキを組んでいる方もそのセンスを磨くべく、また対戦した時に対応できるように、じっくり研究してみて下さい。明日の貴方の大事な一勝に寄与してくれるかもしれませんよ。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

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