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夢限少女杯

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    by 46熊

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    夢限少女杯
    どうもこんにちは、46熊です。

    前回の記事最後で紹介させて頂いた、夢限少女杯についてお話する機会を設けて頂きましたので今回はデッキ選択の理由、その構築、あとは反省点についていつも通り緩く書かせていただこうかと思います。
    おそらく一部の方に教えた以外は何を使うかも一切口外していなかった(というか前日までデッキ3つくらいから悩んでいた)ので、まずはそこからですね。今回、一年の集大成として選択したのはこちらです。
    アニメ本編でも主人公達の最後の壁として立ちはだかる最も頂点歌姫に近いと言われたチーム〈DXM〉、今回はチームも崩すことなく素直な構築で挑む事となりました。

    デッキ選択の背景
    夢限少女杯は先日行われたディーヴァグランプリとはかなり状況の異なる大会と認識していました。まず、予選がありません。4回勝てば優勝です。メンバーも最初からわかっておりいずれも競技シーンでリメンバ片手に予選を戦い抜いてこられた方が多く当日の使用ルリグは完全に分からないまでも最大母数はハンデス軸のリメンバになるだろうなと予想していました。
    各人が各々思い思いのデッキを使用していたディーヴァグランプリと違ったデッキ選択が求められていると感じていました。そのため最大母数であるリメンバを使うか、リメンバに先手後手安定した勝率を出せるデッキを使うかがまず悩ましく、また一定数居る可能性のあるショットデッキ(特に意識していたのは一覇ヒラナと呼ばれるデッキタイプ)にも最低限のLBでショットを耐える必要があるなと感じていました。実際この2デッキを仮想敵として構築してきていた方は話を聞いていてもかなり多かったです。
    余談ですがディーヴァグランプリ後のフリー対戦で友人のヒラナ相手に私はリメンバを使って対戦させていただく機会があったのですが、LBにも恵まれず無惨に粉砕されています。

    私は新弾〈REUNION DIVA〉発売からほぼずっとリメンバを使っていましたが、正直このままではまずいと思いました。リメンバは確かに全国的に使用率も高く優勝報告も多い、また明確な不利対面があまり存在しないTier1ルリグですが、反面選択肢が多くロングゲームになると少しのミスが命取りになります。またミラーマッチになった時圧倒的に経験値が不足していることもあり(九州にはリメンバを使っている方が居らずリモートでもほとんど対戦したことがありませんでした)全国の舞台に持ち込むのは危険だと判断しました。

    そこで選んだのが前述したエクスですが、恥ずかしながらDXM全てがリメンバ対面不利寄りであるとの認識でした。確かにリメンバの台頭以降DXMは若干ながら母数を減らしたり構築の変更を余儀なくされておりサシェが登場してから更に数を減らしていた印象です。(ちなみに上記の理由は当時のリメンバのトレンドが<宇宙級母性>を搭載した白単軸だったことが大きいと考えています)
    特に新弾発売から即環境入りを果たした青黒サシェは苦手とするハンデスをアシストのみこみこを使う事でピース枠をメタカードに割く事なくカバーし、素の防御性能の高さで従来のシグニ主体なビートデッキを全て封殺する程の勢いでした。
    ならば何故エクスを選択肢に入れたのか。私が使っていたハンデスリメンバがディーヴァグランプリ後臨んだクイックトーナメントにてエクスにコテンパンに叩きのめされたからです。(2回勝つとウムルタウィルのプレイマットが貰える素敵ゲームです、私は3回挑戦して全て1-1で敗北しました)
    もちろんLBの調子や相手の方がガード回数多いみたいな(今思えばよく分かりませんね)傾きこそありましたが、序盤のダメージレースをどうしても先行できないハンデス軸のリメンバは序盤からライフを詰められ、3枚ほどあったライフがメインフェイズに2点吹き飛ばされダウン耐性二面でアタックされ敗北するなど結構余裕を持って敗北したからです。勝つときも1点でもLBで止まったら終わりと言った状況で無理を通してと言った印象だったため、認識を改めた次第でした。
    実際懸念もあり、センターエクスはチームで組むと横のアシストにドローさせてくれる者が居ません。手札を増やせると言っても<デウスリカバリ>が2枚落としの2枚回収の<マキナウィングスラッシュ>の1バニッシュ1回収。サーバントに触れる手段が極めて乏しいルリグです。正直ガードを一度も切れなかったくらいで即負けしない程度の攻撃力はあるので普段ならあまり気にする事もありませんが今回の大会は全国の強豪が集まる大会。人生賭けるに抵抗がなかったとは言いません。

    様々な葛藤はありましたが結局エクスと共に夢限少女杯に挑む事にしました。ディーヴァグランプリから夢限少女杯まで1週間、この1週間本気でやって無理なら無難にリメンバかヒラナで出るかな〜と思っていた消極的な自分が、リメンバに、夢限に、ヒラナに、サシェに、エクスで食らいつけるビジョンを明確に見定めることが出来たからです。

    デッキリスト
    センター
    4
    デッキ詳細
    ディーヴァグランプリで3位入賞されたレシピを参考に、下級の枚数を増やしたりスペルを切ったりしながら色々とこねくり回していました。
    デウスシールド>はほぼこれ一択と言っていいほど強い最強の盾でしたので迷わず採用。サーバント欠損しても生き残れる可能性があるのは本当に大きいです。また<マキナスマッシュ>は<マキナリペア>とどちらか選択する事が多いですが、リメンバを仮想敵とするなら前者だろと調整チームとも話して前者を選択。前者を選択してヒラナに対してもしっかり勝ち筋を作ることが出来たので迷いはありませんでした。
    ちなみにヒラナ相手であれば<リペア>採用でかなり此方側に優位が傾きます。<デウスシールド>で耐えて<ノブナガ><サラブレッド><テングザル>で概ねリーサルです。
    ピースはマキナのアシスト採用時と同様リメンバを意識して<TRIGGER OF VICTORY><DEATH DECK>の採用。ヒラナ対面の悩みが幾分軽減されたため<M.G.D.>に浮気するようなこともありませんでした。
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    メインデッキは逆にかなり固めるのに時間がかかりました。最初に悩んだのが<コードアート ララ・ルー//メモリア>の採用。環境読みが当たっているならアシストに<MC.LION-DISRESPECT>や<マキナバインド>が居るとは思えませんでした。ただそれでも居た場合の事を考えないわけにはいかず、悩みに悩んで1枚だけ採用。(過去の入賞レシピを探した感じでも<ララ・ルー>は2枚以上採用されている事が多かったです)
    (いずれも複数のシグニアタックを制してくれる優秀なアシストルリグです)

    これはこの大会が前述の通り4回勝てば優勝であり、試合後高速で畳めばデッキの中身はほとんど次の相手にも分からないだろうと言った読みがありました。標準的な構築なら2枚以上入っている、それが1枚見えた、なら2枚目があると思ってプレイしなければならない、そう言った圧力をかけにいきたかったのです。
    他には<キントキ>の採用枚数や<フレイスロ団長>を入れるかどうか、<ランスロット>or<キクノジョー>の採用枚数や黒と赤の枚数比率等々無限に悩む要素がありました。ただ全てはたった一度の舞台に最も最適な構築をと言った目的のため一つ一つのカードを選びました。そのためこのまま通常環境で使うのはお勧めしません。

    実際の結果
    多くの方が知っている通り私は1回戦で敗北しベスト16で散る事となりました。お相手は予選期間1度だけリモート対戦会にて対戦させて頂いたぽっきーさん。その対戦では完膚なきまでに叩きのめされたのですが余りに圧倒的過ぎたため次の日には構築を勝手ながら完コピしてその後長い事お世話になっていた、と言った背景もあったりします。
    (ちなみにその事が普通にバレていたのを友人づてに聞きました、ネット社会怖い)
    直前のディーヴァグランプリにて優勝されていた事もあり変に逆張りしなければ構築の根幹は変わらないと思っていました。そしてその予想はオープンしてほぼ確信に変わります。私も使い使われしたデッキ、その生みの親が対面に立ちはだかっているのです。直前まで緊張しまくっていましたが少しだけ楽になりました。見た事のないデッキではない、何をされるのがきついかも分かる。なら自分に出来る事をぶつけるだけだと。
    結果は、サーバントを一度も手札に構えられず。ライフバーストも絶妙にずれて防御にならず。それでいてあと1ターンあればと言った感じでした。ただこちらがリーサルをかける前に相手のリーサルが見えていたため何の奇跡も起こらず貫通する結果となり、完膚無き程の負けです。
    此方がハンデスしてこないルリグでもあることから、相手は手札全てを攻撃に転換し、特に後攻2ターン目には2枚採用の<デウス//メモリア>を二面展開し手札計3枚使用してこちらの<テングザル>を処理しながらの三点要求を仕掛けてきたりとかなり攻め攻めな展開でした。正直こちらよりも点要求苛烈だったと思います。
    (サーバントがリフレッシュで4枚全てデッキに帰り、ライフが1、<デウスシールド>をフルパワーで扱うエナは無く<トリスタン>や<ツヴァイ=ヴァイアル>非採用であったため三面要求で終わりです)
    対戦後、エクスはそこそこ居ると思っており明確に不利だとは思っていたが自分が信じたデッキを信じ抜く事にした、と力強い言葉を聞くことが出来ました。
    負けはしたものの、その時その時で取れる最善手を常に取っていたとは思います。(後の展開からすれば悪手は何個かありましたがそれはそのタイミングでは分かり得ない事なので仕方なし)
    それでも悔しいことに変わりはないのですが、少なくとも他のデッキにすれば良かったとは今でも思っていません。私を倒した方が優勝してくれるといいなと思い、全ての夢を託して私は散りました。

    夢限少女杯を終えて
    一旦隠居するつもりでしたが、自分を倒した人の構築自分でも使いたくなるんですよね。と言う悪癖が発現したことにより<リメンバ><マドカ><ウリス>のチームで地元のサブマリンフェスタに趣き。
    久しぶりに5-0のストレート勝ちで見事優勝することが出来た次第です。なりを潜めようという気持ちがなりを潜めてしまいました。
    ひとまず今月はにじさんじとのコラボ弾もありますし、今はまだ言えませんが水面下で面白い企画を行う予定もあります。2月末には東京の方でお祭りイベントを行う予定もあるのでとりあえず飛行機の予約だけは近日中にしておこうと思っている次第です。
    まだまだ自分の中で終わりを見せる気配はありませんでした。これからも限りない夢を追い求める事だけは変わりませんので皆さん対戦宜しくお願いします。

    そしてここからは勝手ながら謝辞を。
    本番1週間前に急遽呼んだにも関わらず快くスパー相手を務めて下さった飲み仲間の皆さん。関東環境に身を置いていない私では分からない事にも色々とアドバイスを下さり、心身の安定にも寄与して頂きました。
    また、Discordグループ『ウィクロス集会所』の皆さん。リアルに友達が少ない私にとって対戦して下さる方はとても貴重で、いつもお世話になっております。ウィクロス集会所所属のプレイヤーが2人も夢限少女杯に歩を進めたの、やっぱ普通に凄いと思うんだ。
    そして私に夢を託して送り出して下さった九州各地のWXプレイヤーの皆さん。正直後頭部に穴が開くくらい色々と悩んだこともありましたが、そんな時悩みを聞いてくれ、時には励ましてくれ。本当に心の支えになりました。またセレモニーの場で会おうな。
    その他、ウィクロス内外問わず様々な方々の支え合って過酷なウィクロスを全うすることが出来ました。そのお礼は今以上に読みやすくためになる記事を書く事で少しでも還元していけたらなと思います。

    この度は読んで頂きありがとうございました。

オールスターTier1!?ぶりっつあーや採用型創世の巫女 マユ(タマ軸)のススメ

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    by 46熊

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    オールスターTier1!?ぶりっつあーや採用型創世の巫女 マユ(タマ軸)のススメ
    こんにちは。46熊です。

    前回の記事からかなり日が空いてしまい申し訳ありませんでした。

    記事が滞っていたのは主に本業のせいなのですが、読んで下さる皆々様には一切関係の無い事なのでこれからも一層精進して参ります。よろしくお願いします。


    と、言う事で。今回はタイトルにもあります通り
    と、オールスターの環境シーンでも頻繁に見かけるデッキを紹介させて頂こうかと思います。第5弾で登場し、アニメでもめちゃくちゃいい場面で登場するこちらのルリグ、現代のカードも織り交ぜられ更なる強化が施されています。

    最近ウィクロスを始めた方はそもそもオールスターレギュレーションで遊ぶ機会も無い、みたいな事もあるかもしれませんのでそう言った方にも何でもありルールの容赦ないカードパワーを感じて頂ければ幸いです。


    デッキレシピ


    コンセプト
    Go!アークゲイン!!
    創世タマユについて
    コンセプトにある通り、このデッキの主役は<アークゲイン>です。ディーヴァセレクションのなんちゃって耐性を持ったレベル3の<アークゲイン>とは比べ物にもならない、自軍の天使シグニに対しルリグ効果以外を一切受け付けない耐性をばらまくことが出来ます。

    この〇〇以外と言うのがカードゲーム的にとても強く、今後どんな新規カードが登場してもこの耐性で弾くことが出来る点が滅茶苦茶偉い、一時期2枚制限だったのも頷ける性能ですね。むしろ何故解放されてしまったのか。
    ただ防御力は最強クラスでも、天使のシグニと言うのは基本的にアタッカーとして運用しづらい子達が多いことはディーヴァセレクションしかプレイしたことのないような方でも感じているでしょう。
    一応チアシグニの<クリシュナ>が最低レベルの面空け性能を持っているのでこの子と<アークゲイン>を絡めながら点を取っていく形になります。

    またこのデッキは、と言うかこのルリグはかつてルリグデッキに3枠しか空きがありませんでした。
    と言うのが<マユ>のグロウ条件に『ルリグデッキからタマまたはイオナを公開しルリグの下に置く』とあるからなのですが、プロモカードとして追加された<タイプス>がルリグトラッシュに落ちたルリグをルリグデッキに戻せるため余計なカードを1枚多く積む必要が無く、数少ない弱点すら克服してキー1枚とアーツ計6枚で戦うことが出来るようになっています。


    デッキの立ち回り方 序盤
    後半でガチガチに強固な盤面を築ける反面、序盤はほとんど点を取りに行くことが出来ません。ただそこまで慌てる必要は無いので一つ一つやるべきことをやっていきましょう。
    序盤のキモは<ハニエル>です。不要牌を切りつつ後続を確保できるシグニで、序盤サーチするカードは=終盤引きたくないカードなので以降のドローを強くする事にも繋がります。

    またディーヴァセレクションのカードプールにはほとんど無い、デッキの中身を見ることが出来るというメリットがあります。デッキの中身を確認できると言う事はすなわちライフクロスの中身が分かると言う事、これにより無駄に防御アーツやエクシード防御を使う事なく被ダメを抑えることが出来るためしっかり確認していきたいですね。

    また、<ハニエル>はみんな大好き<リンゼ>や<ラティナ>をサーチすることが出来ます。前者はスペルを主軸としたデッキに、後者はルリグによるアタックを無効化してくるような相手へ積極的に立てていきましょう。


    デッキの立ち回り方 中盤
    gp gp
    レベル3グロウ時の2枚回収と<ヴァルキリー>が使えるようになることで一気に手札が潤います。ここから楽しくなってきますよ。

    また、ディーヴァセレクションではいつ使うか迷ってしまうゲーム1効果ですが、4以降にグロウするデッキなので3にグロウしたタイミングで使ってしまって構いません。また、ルリグアタック時2エナ払って自身を起こす効果ですがその2エナが結構重い場面も結構あります。ただルリグで2回殴る場面じゃないな〜みたいな状況であっても一応宣言しておくと相手がアーツなど使用してくれる可能性があるため積極的に使用して下さいね。

    また後攻の場合次のターンは相手も全力を出してくる時期です。相手の方がレベル高い場合アタックフェイズに<ぶりっつあーや!>を使えるため、これで相手の全力の攻めをしっかり受け流していきましょう。
    レベル4からは前述した<アークゲイン>をやっと使えるようになります。チアシグニが居る関係でそう簡単にはいきませんが、<アークゲイン>だけをアーツやエクシードで守れば1点もシグニで点が通らないみたいな状況も多々ありますので、軽いアーツばかりですが結構4の状態で耐久出来ます。その間謎のシグニ<タイプス>で消費したエクシードをルリグデッキの中に仕舞い込み、いつでも<マユ>にグロウするチャンスを伺いましょう。
    ゲーム1の最強秘技、<イノセンス>は稀に自ターン使う場合もありますが基本的には相手ターンに使って攻め手を崩す事が多いです。また相手によっては<イノセンス>一発で盤面全崩壊(例:<紡ぐ者>、<糾う者>など)するルリグも居るため、<イノセンス>のテキストは各自しっかり予習しておいてください。


    デッキの立ち回り方 終盤
    もう防御札が無い!となったら5にグロウします。何が凄いって使ったアーツをこのデッキならすべて回収できる点ですね。これによりレベル4で耐久した時間分くらいは耐久が出来ます。

    やる事はあまり変わりませんがリミットが12になった事でレベル4天使を三面並べることが出来るためグロウ前よりも盤面の強度は上がりました。この盤面を押し付け、相手の防御手段を此方の攻め手が上回ったと感じたらエクシード5を発動し勝利を掴みに行きましょう。
    忘れがちな点ですが、追加ターン中は<WピルルクKEY>のルリグダメージ無効効果が切れます。<WピルルクKEY>を採用しているデッキはサーバント0枚である事も多いため、そのままゲームを終わらせに行けますね。

    と言う事で、序盤少しだけ弱いですが中盤から終盤にかけほとんど隙の無い動きを取れるルリグであることがお分かりいただけたかと思います。白ルリグなのでサーチによる盤面再現性も高いですしね。


    アーツについて
    ほとんどのアーツが基本的にコスト3以下で扱えるようになっており、エナが足りず使えないと言った事はほとんどありません。こんなんで守れるのか?と思う方もいるかと思いますが<アークゲイン>前及びチアシグニを止めるだけで全面守れることが多いためほぼ気になりません。むしろ攻めにしっかりエナを使っていきましょう。 <ダーク・コグネイト>は序盤でも使えるコスパの良いアーツ。手札コストは<『精』像>指定なのでディーヴァ産天使では支払えない点に注意です。
    ショットデッキはエナ0まで絞ってアタックに入られることがよくありそのタイミングでは使用できない事もありますがその前の削りに対して着る事でライフを多く保つことが出来、相手にロングショットを強いるとともにLBでの解決率を少しでも上げることが出来ます。

    メンダコギロチン>はとにかく汎用性の塊です。基本的に1体トラッシュに送りながら手札2枚をトラッシュのシグニと交換する、または1体トラッシュ送り1体能力消しの二面防御で運用する事が多いです。また、トラッシュ利用を得意とする相手が本格的に動き始める前にトラッシュ除外で動きを潰す事も出来ますし、スペル主体の相手にカットインする事で1T貰う事も出来ます。
    ただスペルカットインするタイミングはかなりシビアです。加えてカットインしたスペルに対しては何の影響も無いため慣れるまではその他モードで運用しましょう。

    セレクト・ハッピー5>は言わずと知れた汎用アーツ。正直5にグロウする前に使うのを忘れる事が多々あるので適当に<アークゲイン>とか拾ってあげて下さい。その場合アンコールはしないように。


    簡単な相性紹介
    慣れてきたら読んでほしいなと言う事で、中級者以上のプレイヤーに向けて。

    このデッキ、ほとんどの対面に有利な凄いデッキなんですが一部不利なデッキがいくつか存在するのでその辺を紹介させて頂ければと思います。
    共通して『<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通』がキーワードです。これを最速で出来ないと大体負ける感じですね。
    (5ルリグ対面は全てグロウされた前提で話しています)


    ドーナ FIFTH 無理
    4で止まるドーナもそれなりにしんどいですが5まで乗るドーナ(基本的に<ウリタマキー>型)は無理です。唯一の勝ち手段が4T目に相手のエナ3枚以下であることを確認し<アーク・オーラ>+<イノセンス>で突っ込む事なのですがドーナはエナを稼ぐ手段が豊富な上ほぼ白のカードで構成されているため中途半端なランデスも効き目が一切ありません。
    幸い母数は多くないため対面した場合『無理だぁ〜』感を出しながら相手が油断してくれることを祈りましょう。


    救解の冥者 ハナレ / 真幸の冥者 ハナレ 不利 / 無理
    4止めだろうが5まで乗る相手だろうが4乗られた時点で無理なので<アーク・オーラ>+<イノセンス>で貫通する以外無いのですが、時々軽コストのルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。いや何でなのよ
    ルリグ除去だけでなくハンデスもあるため不利要素がもうこれでもかと詰め込まれています。幸い母数は以下略


    リメンバ・ラストナイト / リメンバ・レイトナイト 不利 / 無理
    4止めは練度の差がかなり出る対面です。
    実際私はリメンバが世界一上手いと思っている某氏にかなり余裕をもって敗北していますがそれ以外の方には負けた事が無いため練度による所はかなり大きそうです。5は乗られる前に仕留めないと無理ですがルリグ止めやら<イレイザー・スマッシュ>やら積まれており詰め切れないため無理と言った印象です。

    <アン>を比較的苦手としているため<アン>が蹴落としてくれるのを祈りましょう。オールスターそういうとこある。


    誘蘭の鍵主 ウムル=フェム 不利
    ほぼ<ビカム・ユー>は確定で入っている対面なので4のうちにトラッシュを潰して<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>決まらないと多分負けます。
    ウムルに限った話ではないのですが5で鉄壁の防御性能を持つルリグは4時のルリグ防御が多くてもターン1である事が多いため<アークゲイン>二面以上での<アーク・オーラ>で過剰打点叩き込めることが多いイメージです。


    悲劇の駄姫 グズ子 微不利
    ぶりっつあーや!>型だと結構しんどいイメージです。
    逆に<カーニバル -K->型だと<アークゲイン>2面以上立てて<アーク・オーラ>で貫通できるはずですが時々ルリグ止めを入れている人が居るので油断なりません。

    アーツで面を空けてもルリグがアタックすると面を埋め直されてしまうためほとんど点が通りません。<アーク・オーラ>に頼らない場合は多面処理しながら<フーリッシュ・マイアズマ>を使わせ、<アークゲイン>多面でエクストラターンを取ればそこそこ詰められます。相手が自身でデッキをかなり掘ってくれるため<メツミ>で1リフ入れられると1点分得する事も多いです。


    カーニバル -QB- / カーニバル MAIS 不利 / 微不利
    4止めは<ぶりっつあーや!>採用でなければET中の天使盤面を崩せない(手札が無いため戻したシグニをそのまま出す事になる)ですが、そこまで行くより先に<サンスポット>が過剰打点押し付けてくる事もあり油断は禁物です。
    5まで乗る型は<ロック・ユアハート>採用か<アイスフレイム・シュート>採用かで取る選択肢が変わってきますがどっちにしてもしんどいです。

    5蟹に関しては他の対面よりも<イノセンス>を攻めで使う事が多いです。


    1ママ 徳次第
    ディストラクト・アウト>に対して<アークゲイン><アーク・オーラ>を踏ませるゲームになります。但しこれで盾を6〜7枚クラッシュされると次ターンの<因果応報>や<烈情の割裂>+<遊月メモリア>で沈めに来られます。その辺色々加味して徳です。


    終わりに
    正直自分でも何でこの時期にオールスターの記事を書いているんだと思わないでもないですが、オールスター本当に楽しいので色んな人にプレイしてほしくて。となると初心者が使ってもそこそこちゃんと勝てるデッキを紹介したいと思いこのデッキを選ばせて頂きました。
    タマは最古の主人公でもある事から専用シグニも多く、今回は天使軸で紹介しましたがアームウェポン軸やハイブリッド軸も強いので世に転がっているレシピを見ては色々試してみて下さい。
    あと、ディーセレの環境デッキを一から組むよりかなり出費を抑えられるので。



    夢限少女杯のお話
    10/16位で無事内定頂く事が出来ました!!!!
    4か月間毎週のようにあちこち遠征して、何なら大好きな友人が九州まで来てくれたのにセレモニー優先で日中放置していたりとご迷惑おかけしたりした事もありました。実際ボーダーからはそこそこ余裕がありましたがウサギとカメのウサギで終わりたくなかったため出られる大会全部出た結果何とか通せたと言った感じですね。

    当ブログでも先輩ブロガーである<しみずき>さんが内定しております。ウィクロス歴もブロガー歴も私の方が後輩ですが、対面した際は良い戦いが出来るよう期間は短いもののしっかり備えていきたいです。
    当然他の内定者も過酷なマラソンを完走した猛者たちばかりで楽な相手など一人もおりませんが今年最後の大型大会と自分の中では位置付けているため悔いの残らないよう戦ってきたいと思います。
    次に出会う時は良い報告を聞かせられるといいな......応援よろしくお願いしますー


    今回は拝読いただきありがとうございました。宜しければ記事のいいねRT等の宣伝もよろしくお願いいたします!!

REUNION DIVA発売記念インタビュー【アイヤイ編】

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    by 46熊

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    REUNION DIVA発売記念インタビュー【アイヤイ編】
    どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    ディーヴァセレクションでは初めて実装されたギミック『レゾナ』、しかも相手に応じて異なる2種のレゾナをゲーム中にどちらか片方選択して戦える対応力の高いルリグです。
    今までの緑デッキと比べてもエナを扱うことに秀でており、攻撃力も環境レベルにあるため使っていてとても楽しいルリグかと思います。

    ◇最初に考えたデッキレシピを教えてください。

    今回は原案頂いたデッキを紹介させて頂きます。
    関東のプレイヤー『14歳JK』(随分とお若いです)に強みを力説され自分でも組んで回したところかなりしっくり来たため、掲載許可を頂き公開させて頂く事となりました。

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    序盤は新規収録された緑デッキの救世主、<バーバリアン>を絡めながらコンスタントに点を取っていきます。
    特に後攻1T目の<バーバリアン>は強力で相手の面埋めLBをケアして2点取りに行くことが出来ます(空いた所 → <バーバリアン>の順にアタックしましょう)

    中盤は相手の防御アシストがどの程度残っているかを予測しながら1体で2点以上要求が取れる新規シグニ<厄姫パンドラ>でコスパ良く点を取っていきます。
    パンドラ>の効果を有効に使うべくエナコストも毒牙シグニを計画的に払っていきましょう。但し<パンドラ>のアタック時コストは毒牙を3枚除外してからでないと支払えないためエナの<ツヴァイ=ヴァイアル>等の黒毒牙をコストとしてトラッシュに落としながら除外することは出来ません、ご用心。
    ここで<メリゴラン>を選択しているのであればリソースの管理はかなり楽になります。自分に必要なのがエナか手札か相談しながら立ち回りましょう。

    終盤は相手のアシストを予測相談しながら単面で2点取れるシグニを使いながらリーサルをかけます。<アスレ>を選択しているなら面埋めをケアしてトドメを刺してくれるので<ドーナ『輝いてる!』>等のアシストも貫通出来ます。


    ◇キーカードは何ですか?
    ドライ=厄姫パンドラ
    毒牙軸にする意味がここにありました。今まで<ドライ=パトラ>が2リソース使ってメインフェイズに10000マイナスしていた行為を彼女は同じリソース消費で5000マイナスと10000マイナス、しかも後者はアタック時発動するのでアタックを止められればコストは払う必要がありません。お得ですね。
    毒牙指定とは言え手札1枚で5000マイナス出来るのも普通に破格で、<コードラビリント クイン>と組み合わせる事で微妙に打点の高い7000打点も除去できます。アタックトリガーと組み合わせれば相手のエース級シグニのパワーラインである12000も打ち取れますね。またパワープレイ感凄いですが計15000マイナスする事で新弾最強クラスのシグニである<ウトゥルス//メモリア>も突破できます、凄い。
    総じて器用な一枚です。黒シグニなので<ドライ=パトラ>で回収は出来てもトラッシュから出せない点は注意。

    中装 デウス//メモリア
    前環境で白単デッキの有能下級として名を馳せた<キョウシュウ><アルテミス>も彼女が居れば安心。手札1枚でお手軽除去と言う事で毒牙でもなければアイヤイとのシナジーも特にありませんがカードパワーが高すぎるが故に採用されています。
    バーバリアン>の存在もあって現在大流行している白系のデッキにしっかり打点を持てるのは明確な強みではないでしょうか。
    序盤中盤は勿論、<ウトゥルス//メモリア>のパワーを3000低下させて<アスレ>や<ファラリス>のパワー圏内に落とし込む仕事もありとても便利です。
    パワーマイナス出来る量が可変なのも良いですね。デウスで使えば手札2枚とソウルで8000シグニまでバニッシュ圏内に持ち込む事も出来ます。

    翠将 バーバリアン
    緑デッキに革命が起こりました。そう言っても過言ではありません。
    同じような仕事をする<ローメイル>と異なり緑エナを要求するため<オイゴナ>と同様どこにでも出張できるわけではありませんが、緑デッキで使うのであれば何ら問題はありません。場出しLBをケアして点を取れるのは前述した通り特に後攻1ターン目で強いです。
    またアイヤイで使用すると<ゲーム1>の対象をこいつにする事で労せず2点取りに行くことが出来ます。ここで小技ですが、ランサーでクラッシュしたLBはそれが発動する前に<バーバリアン>をエナのシグニと入れ替え、その後でLBが発動します。
    8000以下を除去するようなLBを踏んだらパワー10000のシグニと入れ替わってLBを回避したりするテクニカルな戦法を取る事も出来ますね。
    序盤から終盤まで役割のある下級は強いんだ。


    ◇今弾でお気に入りのカードを教えて下さい。
    羅植 ルリマツリ
    可愛い。オタクに優しそう。フレーバーが生意気なのもポイント高めです。
    上2つの効果はほとんど使わずメインは3つ目の効果を使う事になりますがその効果が強い。惜しむらくはレベル3の枠をここに割かなければならないため実質アロス・ピルルクの準専用シグニみたいになっている所でしょうか。
    緑が得意とする自ターンのエナ伸ばしを青色で出来るようになったのは大きく、大型のアシストを無理なく戦略に組み込めるようになったためコード・ピルルクとの差別化をこの辺りで計れるかもしれません。


    ◇評価が上がった過去弾のカードはありますか?
    サシェ / ミュウ / アイヤイ
    レベル2で使い捨てのクラフトレゾナを得た事でキーセレクション及びオールスターのステアード組(漫画『selector stirred WIXOSS』に登場するキャラ達の総称)が純粋に強化されました。
    先日フリー対戦でサシェと対戦させて頂いたのですがレベル3時のゲーム1とレベル4時に出された<フルムーン>(クラフト)に打点を抑えられ最強無敵の<5サシェ>が<ジアース>をどっかんどっかん投げつけて来る破壊的なウィクロスを体感させられる事となりまして......
    今までレゾナに枠を割かれて防御アーツの枠に悩まされていたステアード組が打点及び防御面数を確保できるようになったのでまた一つ環境が動くかもしれませんね。

    ◇最後に一言お願いします。
    大きく環境が動き、一番感じているのは最強チームのDXMが思った以上に勝ちにくい環境になったなと言う事です。ただ彼女らの持ち味はその構築の自由度にもあるのでおそらく有識者が現環境にあったデウスやエクス、マキナをチューニングして結果を残してくれるでしょう。今から楽しみ半分対面する恐怖半分です。
    新たな刺客も増えて大波乱のウィクロス界、楽しんでいきましょう!


    今回は拝読いただきありがとうございました。宜しければ記事のいいねRT等の宣伝もよろしくお願いいたします!!

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