【10ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【10ページ目】46熊 | WIXOSS|ウィクロス

WIXOSS|ウィクロス 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、WIXOSS|ウィクロスに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@WIXOSS|ウィクロス担当アカウント@yuyuWixoss 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

46熊 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【ネル編】

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    ブルーアーカイブ DIVA 発売記念インタビュー【ネル編】
    ◇どんな動きができるルリグですか?また、その強みは何ですか?
    新規ブルアカルリグの中でもハンデスに特化しており、手札の枚数がそのまま火力に繋がるような性能をしています。
    また、自分の手札を捨てることが効果のトリガーになるシグニも居るため基本的によく採用される<クロノス報道部>は3T目以降に取っておくプレイングもあるかもしれません。
    自分の手札を捨てる効果はネルと絆を結べば容易に達成できますが、メインデッキでコンスタントに手札を捨てられるかどうかで決めると良いかなとは思います。
    爆速で山を掘るためリフレッシュのタイミングには注意です。
    ブルアカミリしら勢の私ですがそこはかとなく全力で甘やかしたい気配を感じます。

    ◇最初に考えたブルアカのみのデッキレシピを教えてください。
    ブルアカのみのレシピと言う事で、他の3ルリグ、またミラーを考慮してデッキを組みました。とにかく先にハンデスを仕掛けてリソースを縛る事が序盤の目標となります。
    パワー3000のシグニはパワー2000のシグニでアタックするなどして次ターンまで生かし、次ターンで<一之瀬アスナ(バニーガール)>で一掃しましょう。

    アシストルリグ/ピース
    8
    LB
    20
    非LB
    20

    ◇このルリグの攻め方を教えてください。
    早期に手札を叩き落す事を目標にしており、今回はその役割を<一之瀬アスナ(バニーガール)>に委託しました。また、息をするようにランダムハンデスが飛び交う環境では先にハンデスして1:1交換を相手にさせ辛い状況を作る事で間接的に手札を守る事が出来ます。
    ブルアカ環境では序盤のシグニによる面空けは「シャドウ(レベル1)」やパワー+4000等のせいでかなり難しくなっています。今回はこちらもパワーラインを上げ、使わなかったリソースをハンデスに回せるようにしています。
    手札を落としたら次は自分の手札補充です。特に苦戦を強いられると想定している<白洲アズサ>の起動効果は<早瀬ユウカ>を立ててしっかり手札を構える事で面空けを防ぎ防御面数を1増やしてくれます。
    また、今回はフィニッシャーとして<ワカモ>を採用しています。枚数は少ないですが、特にサーバントが全見えしたタイミングでの<ワカモ>の1点は強烈で、残りライフ1からほぼ確実な勝利をもたらしてくれるでしょう。
    手札に来たらエナをしっかり構えて放ってみて下さい。そして使用感が良さそうなら増やしてみて頂ければ幸いです。

    ◇絆はどの生徒と結びますか?
    序盤のデッキ回転率を高めるのであれば<黒崎コユキ>との絆を結ぶのも良いですが、このデッキはトラッシュからの回収が出来ないため過信は出来ません。無難な所で<早瀬ユウカ><剣先ツルギ><猫塚ヒビキ><美甘ネル>辺りと絆を結ぶことになるでしょう。序盤絆を結ぶ必要性を薄くしてあるので試合展開に応じてゆっくり相手を決める事が出来ます。
    エナやトラッシュからの回収が無いという事は即ち<美甘ネル>第一の効果を達成するための手札を計2枚捨てられるカードを立てられるかどうかも不確定と言う事で、その半分を担保できる<美甘ネル>と絆を結ぶのは十分選択肢に入ります。
    ただしエナをくれない相手に対して起動1コストが重いため、<白洲アズサ>などを相手にした場合は<美甘ネル>と絆を結ぶ分は<猫塚ヒビキ>に回すと良いでしょう。単騎で手札を2枚捨てられるためそれだけで<美甘ネル>のパワーマイナス条件を達成できます。
    終始エナが足りないルリグなので、序盤に<大野ツクヨ>をどれだけ立てられるかも中盤終盤の絆対象に関わってくるでしょう。

    ◇キーカードは何ですか?
    早瀬ユウカ
    このデッキの守りの要。普段平気で3面守ったりするアシストルリグを使っていると防御面数の違いに面食らう事も多々あるかと思いますが、その防御面数を彼女が嵩増ししてくれます。
    また絆を結ぶとアタックフェイズには手札が計2枚増えている事になるため地道にリソース差をつける事が出来ます。
    リソースが太い女の子、それが<早瀬ユウカ>です。
    と言うかこの子パワーが2000上がった<タマゴ//ディソナ>なので弱いわけがありません。気付かぬうちに需要が凄い事になっていますが是非3枚以上の投入をご検討ください。

    猫塚ヒビキ
    このデッキの攻めの要にして新弾初日最も需要が高かったカードでもあります。
    早瀬ユウカ>がパワーの2000上がった<タマゴ//ディソナ>なら彼女はパワーの2000上がった<ミコオシ//ディソナ>です。しかも絆を結ばずとも概ね<ミコオシ//ディソナ>なのが熱いですね。
    絆を結ぶ場合は何らかの手札補充手段が必要になります。手っ取り早いのは<早瀬ユウカ>になるでしょうか。

    浦和ハナコ(水着)
    構想段階では<ペロロ人形>を出すつもりでしたが<空崎ヒナ><砂狼シロコ>はそれをケアした盤面を容易に組めるためこちらに。上記2ルリグ相手であれば効果を二つ使うエナも工面できない事もないだろうという思いもあります。
    ちなみにこのカード、<早瀬ユウカ>で一面分守れば皆さんが愛用している三面防御のアシストになり得ます。普段<マドカ//クラップ>や<メル・インビジブル>、<MC.LION-DISRESPECT>のお世話になっている方はその時のノリで構えていきましょう。

    ◇今回紹介したデッキをこれまでのDIVAのカードと混ぜ合わせるなら採用したいカードはありますか?
    マドカ / マキナ / 風紀委員会
    これまでの項でしきりに「エナやトラッシュからの回収が出来ない」点をとても気にしていた私ですが、この辺りのカードを採用する事で全て解決してくれます。不確定な手札+4枚よりも上質な手札+3枚の方が強いのは過去にも何度かあったと思いますが、今回も同じことが言えそうです。
    「マキナ」のレベル2はいつもの<マキナスマッシュ><マキナリペア>ではなく<マキナネビュラ>も選択肢に入ります。リフレッシュで失うはずの1点を後ろにずらしながらどんなパワーのシグニでもバニッシュ出来、必要なカードをトラッシュからデッキに戻す事でドローを強く出来る点は無視できません。使用するなら序盤の被弾を抑え、手札は大味に投げ捨ててトラッシュを早期に青シグニ10枚で満たすようにしましょう。
    リフレッシュが遠のくとサーバントが拾えずルリグが止まらないみたいな事もありますが、そこは<剣先ツルギ>でケアしましょう。

    ◇最後に一言お願いします。
    発売から1,2日程度しか経過していないにもかかわらず各所で新規ルリグの優勝報告が何件も入ってきました。ブルーアーカイブDIVA、十分に現環境の頂点を狙うポテンシャルを秘めていると言えるのではないでしょうか。
    また種族:ブルアカの基盤は今まで環境に現れる事の無かったルリグにも強化をもたらしました。「マドカ」や「まほまほ」が競技シーンに新たな武器を引っ提げて戻ってきたのは新たな環境の幕開けとして十分なインパクトがありましたね。
    11/5の大型イベントにて今後のロードマップも明らかになりました。まだまだ楽しさが止まらないWIXOSSライフを共に歩んでいきましょう。
    最後まで読んで頂きありがとうございました!

ブルーアーカイブDIVA おすすめカード紹介

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    ブルーアーカイブDIVA おすすめカード紹介
    こんにちは、46熊です。
    早いもので明日11/3は『ブルーアーカイブ DIVA』の発売日です。
    前弾から3ヶ月以上間の空いての新弾、しかも大人気コンテンツとのコラボということで待ち遠しくて夜しか眠れない先生の方も多いのではないでしょうか。

    と、言う事で。今回は公開されているブルアカのカード、及びそれらと合わせて使いたい既存カードについて短いですが厳選して解説させていただきたく思います。
    どのルリグを組むにしても有用なカードを選んだつもりなので、新弾のデッキを組む参考になれば幸いです。

    絆システムについて
    ブルアカを組むにあたり忘れてはいけないのがこのシステム。シグニ及びルリグと個別に絆を結ぶことで能力が開花する仕組みです。
    絆を得る方法はスペル「物語の起動」を使うか各種ピースを使うしか無く、ライフから「物語の起動」を捲る等しなければ最大で六名との絆が限界です。
    相手によって有効な絆効果を把握して適宜使い分けるのも良いですが、慣れないうちはある程度絆を結ぶ生徒は決めておくと良いです。其の方がプレイの道筋も定めやすいですからね
    おおよその参考ですが、序盤から終盤まで盤面に立てることが多いシグニやデッキに3枚以上入れているカード等を選ぶと良いでしょう。

    おすすめシグニについて
    久田イズナ
    ブルアカのインフラとも言える潤滑油兼アタッカー。センターが緑ルリグなら3枚以上、緑以外のルリグでも1〜2枚は採用したいです。
    絆を結ぶ事でトラッシュ送りやデッキバウンス、手札バウンス+ハンデスのような除去を喰らわない限り毎ターン出て来てはバニッシュされた横のアタッカーを手札の不要なカードと交換しながら展開することができます。
    これほどまでに便利なのに自身も点を取れるため全く無駄がありません。
    2枚以上持っていれば絆を結ばなくてもぐるぐる出来るカードではありますが、ぜひ絆を結んで毎ターン強い盤面を並べ続ける頼もしさを実感してみてください。
    惜しむらくはあまりに強すぎて、シロコと絆を結ぶ必要性が薄かったりする辺りが...

    早瀬ユウカ
    青デッキのエースシグニ。特に目を引くのは手札2枚を捨ててブルアカシグニを場に留まらせる効果ですね。そんなコスト無いよ〜(泣)と思ったそこのアナタ、絆を結んで盤面をブルアカ一色にすれば余裕で賄えます。
    青ブルアカのシグニはハンデスだけでなくパワーマイナスによる面空けも得意としており、そこに盤面強度の高さも合わせるとかなり堅実な攻防が出来そうですね。青デッキなら3枚以上持っておきたく、それ以外でも<タマゴ//ディソナ>のようなノリで少数採用しても十分に仕事をしてくれるでしょう。

    蒼森ミネ
    幻水姫 シィラ>の能力を踏襲し(奇しくもLBも同じ)、ターン終了時に味方をパンプし絆を結ぶとコスト無しで一面空けてくる効果もりもりなシグニ。正直白デッキで彼女と絆を結ぶ余裕があるのかは怪しいですが序盤絆を温存(絆を温存って何)出来ていれば中盤以降で絆を結ぶ選択肢は大いにあると思います。
    弱点は自身にパンプを振れない点...と見せかけてこのカードを2面立てるとお互いをパンプしてガチガチの要塞を築く事ができます。ランサーを主体とするシロコはたまったものではありません
    環境次第にはなりますが、複数枚持っておく価値のあるシグニである点は間違い無いでしょう。

    棗イロハ
    ブルアカにも<羅菌姫 ヘドニム>がやってきてしまいました。ブルアカには前述した「久田イズナ」が居るため蘇生に黒コストを要求するこのカードがヒナ以外のセンターで多投されることはないと思いますが、その蘇生効果以外に戦車をカスタマイズして戦闘に転用する効果も持っています。戦車道はここにもあったんだ
    虎丸」がパワー増強するため場持ちがよく、3000マイナスは特に先攻3ターン目で輝くでしょう。絆を結ぶことで振れる2000マイナス、「ヒナ」の全体3000マイナスを合わせると8000ラインまで単騎で焼けるのはかなり大きいと考えています。

    守月スズミ
    コモンですがこのカードに触れないわけにはいかないでしょう。
    横にブルアカを要求し白1コストかかるとはいえレベル1で相手のシグニを対象に取る事なく全シグニの能力を消すとんでもない能力を持ったシグニ。絆常時も消せるので白ブルアカシグニの常時4000上がるような効果、シャドウ(2以下)のような効果もまとめて消すことができます。
    アズサ」「ネル」はそのルリグ効果上<エクシア>の圧力が重くのしかかるためこのカードで能力を裁けるとかなり戦いやすくなると思います。

    アシストルリグについて
    ペロロ人形
    阿慈谷ヒフミ[助けて、ペロロ様!]」から出てくるクラフトで、こんなツラしてますが新弾で最も防御力の高いアシストと言われたら私はこいつを推します。
    コードメイズ シンフォーズ>のように自分の盤面を動くカードではないため一面空いた状態からのアタックトリガーを絡めた要求にも対応しています。
    相手は10000以上のシグニ2面以上居なければ盤面を突破出来ません。そのことからハンデスデッキでの採用が一番賢いのかもしれませんね。
    弱点はアタック時除去。ランサーに至っては天敵以外の何者でもありません。多面アタックトリガー等でそもそも面を空けずに点を通してくる相手も苦手で、ルリグが複数回殴ってくる相手にも有効に防御しにくい事がよくあります。
    ルリグアタックに対しては白ブルアカが得意とするサーバント回収で、アタックトリガーに対しては前述した「蒼森ミネ」を多面残すことでメイン除去を強要すると良いでしょうか。強力なアシストですが最大限力を発揮できるようなお膳立てが必要になるカードだと思ってください。

    奥空アヤネ[支援特急便]
    最初見た時『コスト間違ってない?』と思ったカード。
    支払ったエナは半分戻ってくる上LB有りのカードを埋められる可能性もあり使われた側視点かなり厄介なカードと言えます。
    絆を結ぶとそのもう半分のエナも返ってきますが、そもそも絆を結ぶために大体1コストかかっているため結ぶかどうかは慎重に。

    旧弾で持っておいたほうがいいカードについて
    マドカ
    ディソナ環境での青ルリグの台頭、及び一面防御で横に置くドロー系アシストなら「エルドラ」で良い、などの理由から最近ではセンターだけでなくアシストルリグとしてもあまりお呼びがかからなくなりつつあった「マドカ」がここに来てまさかの復権です。
    理由は2つ、『ブルアカは赤が居ないため<エクスエコー>を扱いにくい』『ブルアカ用のドリームチームピースは特定の色一色しか要求しない』ためで、特に2色以下の編成を組みながらセンターと同じ色で多面守りに行けるため「ネル」との相性は抜群です。<エクスクロスファイア>に他色を焼かれて<マドカ//クラップ>の三面防御ができない、みたいな事態ともおさらば出来ますね。
    「ネル」なら<マドカ//クラップ>、それ以外なら<マドカ//ダブ>を採用するのが良いでしょう。トラッシュに手札内の好きなカードを置きながら3枚も山を掘れるので序盤のサーバントへのアクセス及びライフからの回収系LBが腐らない点も改めて評価するべきではないでしょうか。

    マキナ
    2022年を通して鉄板だったアシストコンビは何と何?と訊けば強豪プレイヤーは大半が『マドカとマキナ』と答えたことでしょう。マキナについても皆さんご存知「カオスタマ」の台頭により<マキナバインド>が防御として機能しないことからこちらも若干数を減らしていましたが、ブルアカの素直な点要求に伴って再評価されるのでは?と考えています。
    特に<マキナウィングスラッシュ>は絆を得た1シグニを釣り上げて次ターンにも再利用出来るのがアツいですね。
    また、何らかの理由でトラッシュに落ちた「久田イズナ」を<マキナリペア>でライフに埋めてやれば、クラッシュされエナに置かれた「久田イズナ」をエナから場に出し盤面形成を行うみたいな小技も使えたりします。
    「ヒナ」で使うなら<マキナバインド>も選択肢に入りますが、前述した理由から特に<マキナリペア>を推したいですね。

    終わりに
    今回紹介できなかったカード(特にセンタールリグ達)についても目を見張る効果を持ったカードは多数存在しています。絆効果も考慮すると1体で2〜3体分の役割を果たしてくれるので今までよりもデッキを組む難易度は上がったかなと思いますが、まずは余計な事を考えず自分の好きなキャラを詰め込んでデッキを作ってみて下さい。
    近々新弾デッキのレシピも上げようかと思いますので割と近いうちにまたお会いできるのではないかと思っています。
    それでは、次回は透き通るような世界観でお会いしましょう。
    最後まで読んで頂きありがとうございました!

【ディーヴァ】フェゾーネ杯から見るフェゾーネ中後期環境考察

    posted

    by 46熊

    title.jpg
    フェゾーネ杯から見るフェゾーネ中後期環境考察
    こんにちは。46熊です。前回の記事から結構間が空いてしまいましたがお元気だったでしょうか。
    私が記事を書いていない間にも環境は凄い速度で進み、九州ウィクロスフェスからフェゾーネ杯までの短い期間で環境も大きく動きました。そして何やかんやであと一か月もすれば新弾『ブルーアーカイブ DIVA』の発売となります。
    正直フェゾーネから次の弾まで3ヶ月くらいあるので〜と余裕かましていましたが全然余裕ありませんね。そんな中でも10月には東京にて今年度夢限少女杯への参加資格に関わってくる最後のディーヴァグランプリが行われます。現時点からメタが動いて次なる環境デッキが台頭してくる可能性もありますがそれでも現行の環境はしっかり抑えておきたいという事で、直近のフェゾーネ杯結果を踏まえて現環境のおさらいをしていきたいと思います。

    それから、遊々亭ブログを日々ご愛読いただいている読者の皆様にはすでに周知の事実かもしれませんが。
    先日9/9に私の地元福岡にて開催された九州ウィクロスフェスにて遊々亭ブロガーの先輩でもあり常に競技シーンの最前線を戦っている強豪プレイヤー、しみずきさんが見事優勝し夢限少女杯2023の権利を獲得しました。日頃憧れているプレイヤーが全国の舞台に歩を進める事を嬉しく思いますし、頂点取るには避けて通れない強敵の登場に今から少しばかり震えております。最高の舞台で戦えるよう私も改めて身が引き締まる思いでした。
    直接お伝えしましたが、改めておめでとうございます。
    タマとウリスが手を組むみたいな展開、良いですよね。
    フェゾーネ杯のルリグ分布
    今回のフェゾーネ杯、『3対3のチーム戦』『センタールリグタイプの被り禁止』『チームメイトからのアプローチがあった場合にのみ相談有り』と言う特殊なレギュレーションで行われました。このため1対1の大型大会と比べ、『不利な対面が降ってくる確率は通常の1/3以下』であると言えます。そもそも対戦相手の中に自分が想定するルリグの使い手が居ない可能性もあり、居たとしても遭遇率は1/3です。このため基本的には『デッキパワーが高い』『一部不利な対面は存在するがどんな相手とも互角以上に戦える』そんなデッキが多いだろうなと踏んでいました。
    また上記のような考え方になる一方『どうせ2人が勝てば良いんだし未対策のデッキであればそのまま駆け抜けて倒せる』ようなショット寄りのデッキを選択するプレイヤーも多くいたかと思います。流石に3人ともショットデッキと言う突出したチームは観測した限り見当たりませんでしたがもし居たらこっそり教えて下さい。

    また、私達のチームは当たらなかったのですが3人とも<ウィーアー WIXOSS!>を採用したチームの存在も。こんな時勢だからこそ誰かと手を繋ぐ、そんな気持ちを大事にしたいですね。
    • 10008.jpg
    ネタのように見えてディーヴァグランプリ4thの予選を突破した†ガチ†なピースです

    前者:<奏月タマ>、<アロス・ピルルク kl>、<みこみこ★さんさんまぜまぜ>、<コード・ピルルク・極>、<ナナシ 其ノ参ノ禍>等
    後者:<炎泳華 遊月>、<炎妖舞 花代>、<王手ヒラナ>、<頂点ヒラナ>、<散散 緑姫>(<玩具行進曲>採用)等

    実際に優勝したチーム、準優勝したチームだけでなくチーム1敗以内で走り抜けたチームの編成を見ると安定した勝率を出せそうなルリグが多く存在している印象でした。

    今回使用したデッキについて
    そんな中で私が相棒に選んだのは<みこみこ★さんさんまぜまぜ>でした。
    ただ先のDGPで使用した赤緑ではなく赤黒、それも従来多く見られたエクスマキナの並びではなくエクスデウスをアシストに添えた構築です。ピースも従来多用していた<不穏☆FU☆ON!>ではなく<Instigate>になっています。
    今回フェゾーネ杯にて優勝されたチームの代表、おうかさんが基盤を作成した構築で関西を中心に結果を残しているデッキです。私もまだまだ理解が及んでいない部分も大きく多くを語る事は此処では避けますが、個人3-1と結果は悪くなかったので今後も継続して使っていきたいデッキとなってくれました。マキナ(<マキナバインド>)と比較しただけでも

    ・環境上位の<奏月タマ>相手に防御として機能する
    ・地上の要求が緩ければルリグアタックも止められる
    ・<デウスリカバリ>をエクシードで支払った時の効果で終盤の攻め札を確保できる

    と言ったメリットがあります。赤緑のみこみこは終盤どうしても攻め手が途切れるため<ディソナンス>運用でないとかなり出力が尻すぼみになってしまうのがずっと気になっていたのですが、この構築であれば<ゼノ・クラスタ>採用しても終盤まで攻め手が途切れない点は大きな魅力でした。
    ただどうしてもハンデス性能は<不穏☆FU☆ON!>採用型に比べて劣ってしまいます。しかしこれは相手の<ゼノ・クラスタ>に付き合う必要が無いという事でもあるため決してデメリットばかりではありません。多くの場合3グロウしたタイミングで手札を2枚捨てられてしまいますが、そこはグロウ時2ハンデス行うルリグなんだと割り切ってもいいのかもしれません。
    また、<デウスシールド>は手札コストを使用する事なくダメージを2点抑えられるためミラーマッチでもそこそこ強く出られる印象でした。

    東京DGPはどうなる?
    東京DGPに臨むにあたり避けて通れないのは『カオスタマ』『原子アロス』の<カオス!chaos!混沌!>を使いこなす二大巨頭との対決でしょう。登場時と比べて構築の練度もプレイヤーの技量も大きく上がっており、<カオス!chaos!混沌!>がクリティカルに突き刺さるデッキはかなり辛い立ち位置に立たされるような気がします。
    一方でこれらのデッキは攻撃力ないし防御力がそこまで高いわけではなく、トラッシュを利用しない攻撃力の高いルリグであればそのまま押し切って倒す事も不可能ではないのかなと思っています。
    実際私が上記2デッキを使用した際両デッキでディソナ花代に後手3キル食らっているので、速度に特化するのは一つの手かもなと考えています。
    また上記2デッキを刺しに行ける構築として<玩具行進曲>を採用したディソナ緑子が上げられます。
    フルパワーの<メル・インビジブル>の上から三点叩き込む事が出来、<幻獣神 ウルフレンド//ディソナ>のパワー30000以上達成時効果で<MC.LION-DISRESPECT>を弾く事が出来る点から詰め性能はかなり高いとみています。勿論LBを踏んで負けるのはどうしようもないのですが、環境が若干遅くなりつつある中ではこう言った耐性+火力で一気に勝負を決める構築もアリかもしれませんね。

    結局総括するとフェゾーネ環境の集大成として様々なルリグがしのぎを削る、寒さなんて吹き飛ばすアツい大会になる事だけは間違いないのかなと思っています。推しと一緒に頂点目指して頑張っていきましょう!

    余談:香港王者に挑戦!
    私が大阪DGPで優勝した1週間後、お隣香港にて私も使用した赤緑みこみこが優勝したという話を耳にして物凄く気になっていたのですが、そんな優勝者がフェゾーネ祭に来てくれるというではありませんか。別の用事で観に行くのがかなり遅くなってしまい最後の対戦の抽選にしか参加できなかったのですが、そこでじゃんけんに勝ち対戦卓へ。私が46熊と分かるやお相手のKC選手(であってるかな)『デッキ変えても良いですか?』と流暢な日本語。これは来たな?と思いながらも手札ライフクロスをセットしオープンしたところやはり相手は赤緑みこみこ(アシスト:エクスメル)で、私の赤黒みこみことのミラーマッチとなりました。
    私も全力を尽くしましたが相手のライフバーストにかなり押され、最後相手のライフ2デッキ6枚以内手札0エナ2を見て2面空け<オリゼル//ディソナ>込みで要求したのですが相手のライフ底が<EXTRA>だったためルリグが届かず無念の敗北となったのでした。
    悔しいぃいいいいいいい

    対戦後少しだけお話させて頂く時間があったのですが、私の構築を参考に(50/52枚同じで<ゼノ・クラスタ>採用だったので意識はしていましたが)香港DGPに臨んだと言って貰えて感慨深かったです。俺の構築海超えちゃったよ......みたいな。
    いつかまたどこかでお会いして対戦したいです。ウィクロスが日本以外の国でも親しまれているんだなというのを生で実感できた貴重な体験でした。
    あと限定品の<アロスピルルクkl(UR版)イラスト>のスリーブ貰えてほくほくです。とても貴重な品ですが使わないのはもったいないため何処かで使えたらなと思っています。

    終わりに
    今回特別取り上げませんでしたが前回ネザキさんが取り上げた<アン//ディソナ>を採用した<盛夏の成果 アン=サード>等のリソース奪取系デッキに抗いながら自分の要求を通せるデッキも環境にかなり増えてきており、かなり難しい環境になってきたなと感じています。新弾発売直後の混沌とした環境とは異なり、ある程度の秩序が生まれた上でそれぞれ強いデッキが入り乱れているイメージですね。
    前述しましたがエリア戦前最後の夢限少女杯権利戦でもあります。悔いの残らないようこれまでの集大成を是非ぶつけてみて下さい。

    おまけ:君たちはどう使うか?2弾
    今回はハンデスについてです。久々に原子軸のデッキが台頭したので折角ならと追加しました。
    このウィクロスと言うゲームには3種類のハンデスが存在します。それは<RANDOM BAD><EXTRA>などのような『相手が選ぶハンデス』、<H2>などのような『こちらが見ずに選ぶハンデス』、<タマゴ=シンバルロール>などのような『こちらが見て選ぶハンデス』で後になるほど質の高いハンデスになっていくものの相手の手札を見て行えるハンデスはおいそれと行えるものではありませんので1つ目と2つ目を例にとります。
    皆さんは『相手が選ぶハンデス』と『こちらが見ずに選ぶハンデス』を両方行える状況でどちらを先に行うでしょうか。
    と言う事でいきなり結論ですが、特に理由が無ければ前者を先に行うようにしましょう。
    これは相手視点捨てさせられたくないカード(筆頭はサーバントでしょうか)は少数派である場合が多く、手札の絶対数が少ないほどそれをランダムに捨てさせられる確率が高くなるためです。相手の手札6枚からランダムで1枚のサーバントを捨てさせる確率と2枚からランダムで1枚のサーバントを捨てさせる確率は凡そ3倍くらい違います。
    また、世の中には<羅菌 アメーバ>なるハンデスメタのシグニが存在しています。このカードは捨てさせられた時に手札枚数が2枚以下なら1ドロー出来るというものですが、手札が4枚以上ある状態から捨てても何の効果もありません。そのため任意ハンデスを先に行い捨てるタイミングを失わせてからランダムに相手のサーバントを落としに行くようにしましょう。
    ランダムに選んだカードが<羅菌 アメーバ>だったりすることもありますが、それはしょうがないです諦めましょう。
    ハンデスを愛する筆者ですが正直一番厄介だと思っているのはライフバーストだったりします(笑)

    『こちらが見ずに選ぶハンデス』する手段を持ったカードを採用している場合は上記の流れを意識すると勝率が少しばかり高くなるかもしれませんね。


    最後まで読んで頂きありがとうございました。

ウィクロスパーティーに出よう!ver2024

by からばこ

READ MORE

ざっくり分かるデッキの組み方講座〜ディーセレ編

by からばこ

READ MORE

「理解すればディーセレが確実に強くなる!!」ダメージレース基礎講座(前編)

by しみずき

READ MORE

人気のあのカードについて教えて!シリーズまとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE

【ディーヴァ】ゲームが上手くなるために!プレイング、立ち回り記事まとめ

by -遊々亭- ウィクロス担当

READ MORE