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ディーヴァグランプリ2024に参加してきました

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    by 46熊

    akira.jpg
    ディーヴァグランプリ2024に参加してきました
    こんにちは、46熊です。
    遅くなりましたがディーヴァグランプリお疲れ様でした。私は1-2でドロップしてしまい最後のディーヴァグランプリでも勝ち切る事が出来ずそれはもう悔しい思いをしましたが、どんなに悔やんでもしょうがないので兼ねてより計画していた『色んなデッキで遊ぼう!』を形にするべくグランプリで結果を残した各ルリグ達を穴があくまで見続けている所です。


    今回は以下の3本立てでお送りしたいと思います。楽しんでいっていただければ幸いです。

    FORTH SELECTORの環境予想
    下馬評で強そうだなと思っていたのはやはり『花代』でしょうか。
    直前のセレモニーでもあちこちで結果を残している事もあり、勝ちあがるかはともかく環境を定義する上で外せないルリグになると読んでいました。
    上記3ルリグは初手のエナ置きや盤面によっては判別が出来ず、特に3,4に関してはメインデッキはほぼ同じになる事から判別はほぼ不可能と思って良いでしょう。
    花代・爾転>はレベル2へのグロウやゲーム1のコストが若干重くのしかかるも初手からフルパワーで盤面展開し攻めていく事が出来、デッキが宝石で固まりがちな3,4花代と比べて耐性を持ったシグニを立てて相手の防御を貫通する点は魅力的ですが、基本的には獲得できるリソース量や攻めのコスパの良さから3,4花代の母数の方が多いだろうなとは思っていました。
    ただ、『花代』が増えるならその対抗馬として堅牢なシグニを多数有するルリグが上がってくることも予想されました。それが『アン』です。
    レベル3でのゲーム1が防御効果で且つ基本的にいつ使っても良い性能をしている事から4の適性が高かった『アン』ですが、地上のシグニを全て潰されてもレベル4の出現時効果で盤面を埋め直す事が出来るようになったことで安定してメイン開始時の効果を使用できるようになりました。リコレクト効果は基本的に2枚くらい手札に返せればよい方ではありますが、エナを与えない除去である点はゲーム終盤だと特に強いです。ゲームに勝てるのなら手札に返してもあまり関係ないので。
    下級から上級に至るまでとにかく硬く、ルリグバリアを1,2枚は展開できるためすべてが『花代』に対して有利に働き、(ディソナ期などと比べて)そこまで採用シグニの色が散る事も無いため<アン//ディソナ>の色シャドウも活かせ、新規シグニの<ムンクシャウト>で余りがちなエナを攻めに転換しつつ<スイボク>の場持ちをよくする事が出来るようになったため、『アン』は前弾環境よりも立ち位置が良い印象でした。
    ただこの『アン』と云ふデッキ、『タマ』に対して極めて弱く『一衣』に対しても前環境とそこまで相性差は変わらない事から一定数存在するマッチングをいかに回避できるかが課題でした。(特にDGPで『タマ』は毎回一定数参加してくるため)
    『一衣』『あきら』は足回りは強化されたものの大きくデッキの路線が変わったり出来る事や環境での立ち位置が変わる事は無さそうでしたが、依然として強そうでした。ただ『一衣』は『花代』に、『あきら』は『アン』に不利を取るためそこは意識して見なければならないなとも感じていました。


    そして実際に蓋を開けてみると優勝は夢限、準優勝はピルルクとおそらく誰も読めない結果だったのではないでしょうか。特に夢限についてはグランプリ以降も各地のセレモニーで結果を残しており今かなりアツいデッキと言えそうです。
    他にも様々なルリグが結果を残していました。これを機に環境で活躍したルリグの事を調べてみてはいかがでしょう。きっと新たな発見があるはずです。


    と言う事で此処まで話してきましたが、今回私が使用したのは<あきら☆らっきー>,3止めのあきらでした。レシピと共に採用理由をお話しできればと考えています。

    DGPで使用したデッキとカード解説
    センター
    4

    3あきらと4あきらの違い
    『花代』や『アン』、その他だと直近の大型大会で結果を残した『プリパラ緑子』等も候補にはあり、どれも納得いくまで回してはいたものの自分のプレイスタイルとはいまいち噛み合わないなと感じていました。
    また、どのデッキを使っても不利を取るルリグは一定数存在する環境です。私は『何を使っても常勝出来ないならせめて自分が一番自信を持って扱えるデッキで勝っても負けても悔いの残らない大会にしよう』と思い、今年度通算で見ても一番お世話になった、かつ自分を成長させてくれた『あきら』で最後の戦場へ繰り出すことを決めました。

    その場合悩むのが「4にグロウするか」「3のまま戦うか」の問題です。
    3あきら>と<4あきら>の効果をそれぞれ見てみましょう。
    3あきら>のゲーム1は自分の手札と相手の手札の枚数を比較し自分が多ければ1体バニッシュ、少なければ3ハンデスと青ルリグがもつには十分すぎる効果を持っています。ちなみに同じ枚数だと何も起こらない点には注意が必要です。
    一方で<4あきら>の効果を見てみましょう。<3あきら>の自動効果を引き継ぐのは勿論、出現時でほぼ1バニッシュ、リコレクト4で3ドローしながら盤面の動きによってはさらにドローやハンデスを行う効果です。
    1バニッシュ3ドローするだけでも並のメイン使用アーツより若干強い程度ですが、盤面を動かす事でドローやハンデスを行える点は特に青デッキと対面した時に強く、<フローズン・ギア>に対してちゃんと手札を切れるのは無視できないポイントかと思います。
    ただあきらの場合対抗馬が強く、1バニッシュ3ドローするくらいなら3バニッシュ2回収した方が強くね?(<デッドリー・ポータル>派閥)、2回収10枚落としでキルターン早めた方が強くね?(<ダーク・マイアズマ>派閥)の3勢力が争い混沌を極めており、世間の評価もどちらかと言えば『乗らない方が良いのでは?』との声が多かったように思います。
    色々考えた結果、『青対面→4が有利』『青以外→3が有利』と結論付けて対面する可能性の高い青以外の相手を見越し3で詰める事にしました。

    当たった対面が1止めネル、赤青遊月、ミラーと全部青要素マシマシだったのは今思えば完全に予想外でしたが。


    と言う事で使用カードにあまり真新しいものはありませんが、現環境で再度役割を確認しておきたいカードについていくつか解説させて頂ければと。
    各カード解説
    異血之遊 グズ子//フェゾーネ
    今更解説する事もあるのか?と思われるかもしれませんが、現環境においてこのシグニには<ボールペンマワシ>も敵わないとても大事な役割があります。
    それは<ルベライト>を損失無しでアタック時除去出来るカードと言う事です。
    ルベライト>はシグニ効果で対象に取るとその対象に取ったシグニを爆破する過激なシグニで、<フウリン>や<ボールペンマワシ>と言えども自爆して攻撃を通さない粋なシグニでした。それが<グズ子//フェゾーネ>ならば<ルベライト>を除去した時点で既にトラッシュへ逃げおおせているため、バニッシュから
    逃れる事が出来るというわけです。
    この事実に気付いて、<ビニールプール>と争っていた枠を1枠譲り3枚の採用となりました。当然この1面を止められるだけで相手視点2面防御になってしまう弱点は健在です。
    『花代』対面以外は基本的に<フウリン>を優先して出していきたいですね

    壱ノ遊 ビニールプール
    流石に凄すぎる新規カード。<ボールペンマワシ>2枚と適当なレベル1遊具でアタックに入り、レベル1遊具→<ミズデッポウ>or<ミズフウセン>→<ビニールプール>→適当な1遊具、で盤面を一切消費する事なく5点叩き込めるようになりました。今まではフルパワーで要求すると1面空いていたのでそれを解消できるようになったのはとても大きいです。
    ただ、どの道容易に除去されてしまう面なので優先度はそこまで高くなく、今回は2枚の採用に留めています。ラストが<キンギョスクイ>になるのであればどうしても<ビニールプール>を絡める必要があるため、余裕があればもう少し増やしたくはあります。

    弍ノ遊 バブルボール
    最初はあまり評価していませんでしたが、特定の3シグニを除去するのは1ハンデスや1ドローよりも優先するべきだと考え採用したシグニ。『一衣』の<ジャックビーンズ>や『タマ』の<エナジェ><リメンバ//メモリア>等はこの効果でお帰り頂くのが最善と考えています。
    また、普段あまりLBの効果を勘定に入れてデッキを組まないのですがことクイックトーナメントで八面六臂の活躍を見せてくれました。
    特にアザエラ戦では<混天 A・アロー>三面が並ぶ絶望的状況(ルリグアタックを赦すと手札エナ場ライフの中からいずれか3枚が消し飛びます)で1パン目にこれが捲れて大興奮したのを覚えています。

    TOO BADLY
    随分と枚数が減ったハンデス札です。このカードはフルハンデスを行うため、と言うよりはあきらのアタック時効果を通すため、と言った位置づけで入れています。
    元々<BUNNY CHARGE>の枠だった部分を急遽入れ替えたのですが、前日タマに苛め抜かれた影響が大きく結構タマに対する対抗意識がこもった採用となっている面は否めません。
    この枠は色々なカードを入れて試してみて下さい。リーサルのタイミングでもなければ手札が3枚以上あっても捨てられることはほぼ無いはずです。

    バツ・ウォーター
    最新弾で収録されたアタックフェイズ持ちアーツのサイクルで、普段<クリアー・マインド>を入れていた枠にねじ込んだカードです。
    普通にルリグまたはシグニをダウンするのであれば基本的には<クリアー・マインド>の劣化、赤または緑のシグニをデッキボトムに送る効果を使ってやっと1点止め1面除去となり<クリアー・マインド>のスペックに追いつける、と最初は思っていました。
    真価を発揮するのは<翠子//メモリア>や<テングザル>等のダウン耐性を持ったシグニの除去。たまたま赤や緑にダウン耐性持ちのシグニが多いお陰で明確な差別ポイントとして機能してくれました。
    また4タマ対面では<クリアー・マインド>よりもこちらの方が柔軟に動ける印象がありました。<クリアー・マインド>ではタマ側がグロウするタイミングをずらせばよく、ルリグによる3パンを止めるために<フローズン・ギア>を吐かされていたのではリコレクト4の攻撃が止まらないためです。
    青対面(特にミラー)は<クリアー・マインド>のルリグ凍結3ドローが染みわたるため、色々話し合った結果このカードは<ロック・オン>を抜いて入れるべきだったのではないかと考えている次第です。

    花代対面であっても地上の要求箇所に当てる方がコスパ的にお得ですが。相手のデッキが薄いタイミングで<ヴォルカノ>や<ドラゴアゲート>をデッキ底へ送るのは止めましょう。
    このデッキの対花代負け筋は<不敗炎話>を撃たれる前に防御アーツを吐かされる事、または手札を使わず要求出来るレベル3シグニ2面立てられてリーサルかけられることなので。
    (相手は<グロウ・エンハンス>持ちの場合手札5枚スタートするので手札を3枚温存されてレベル3シグニ2面で要求されると<アズール>+<ギア>で守り切れない)

    ダーク・マイアズマ
    無限の勝ち筋。効果を選べるカードはいつの時代も強いです。
    前弾よりも『アン』がデッキを爆速で掘ってくれるようになったためアン相手にリフプランを取り入れられることが多くなりました。
    デッキ11枚で返された時にハンデスして相手の<アン//ディソナ>効果を誘発しデッキを10枚以下に掘らせたりすることもよくあります。

    終わりに
    ここまで読んで頂きありがとうございました。
    今回使用させて頂いたデッキは予選こそ1-2で敗退することになってはしまいましたが、その後もクイックトーナメントで使用し2/3回は優勝させて頂いているのである程度調整しただけの成果はあったのかなと思います。
    あちこち弄れる部分があるのでもし最新弾の環境であきらを使用したいとの事であれば参考にして頂けると幸いです。

    夢限少女杯本戦に参加される方は頑張って下さい。新たな夢限少女の誕生を遠く離れた福岡の地より見守っています。

FORTH SELECTOR発売記念インタビュー【赤ルリグ編】

    posted

    by 46熊

    chiyori.jpg
    FORTH SELECTOR発売記念インタビュー【赤ルリグ編】
    今弾で登場した赤ルリグのレビューをお願いします。
    閃華繚乱 花代・肆
    グロウ時効果は純粋な手札補充。基本的に4ターンでゲームを決めることになるためグロウのタイミングも相手に分かりやすいですが、デッキ3枚にされてターンを渡されると可能な限り効果を解決する都合上1枚しか引けずしかもリフレッシュに入ってしまいます。黒ルリグ相手はしょうがないかもしれませんが、デッキ枚数にはある程度気をつけておきましょう。
    リコレクト起動はライフクラッシュまたはライフクロス0枚なら相手のアーツを1枚没収とかなり強力な効果をしています。アーツを複数枚使えば全面空けられても守れるルリグはライフ0まではアーツを温存して受ける、と言った戦法を取りがちですがこの効果によりそれを赦しません。4ターンかけるだけの事はある、4ルリグの中でもかなり決定力のあるルリグです。
    従来入っていたどのアーツと交換するかはかなり難しいです。<断炎轢断><鏡花炎月>等の空中打点は温存したく、序盤のサーチカードも充実させたいので案外<スモーク・ストップ>辺りが候補になるかもしれません。ここは環境を見て大いに悩みましょう。

    熾炎舞 遊月・肆
    グロウ時効果は自分のライフクロスをクラッシュしながら相手シグニをバニッシュする効果。<大幻蟲 ベル・クリケット>等の厄介なシグニをメインで処理しつつ自分のリソースも伸びる点はかなり評価しています。ライフクロス0枚でも1体バニッシュ出来るのは覚えておきましょう。テストに出るかも
    リコレクト起動はレベル3時の効果と類似していますが、目を見張るのがそのエナ焼き枚数。今まででも十分だった3枚から5枚にランクアップしています。4遊月と対面してエナを残しながら戦うのは諦めるのが無難でしょう。それか<ミラクル・チャージング>や各種ウィッシュアーツで耐えるしかなさそうです。
    そのためにアーツ枚数を犠牲にしなければならないためどうあっても要求数ないし防御面数の弱体化は避けられません。一方でそのエナ破壊は相手のライフクロス枚数を十分に削ってこそ働きます。ダメージレースに競り負けるとどうしても不利を取ってしまうため常に相手よりも強気で真っすぐに攻めていきましょう。
    従来入っていた<集中紅火>と入れ替わる形で採用されるのではないでしょうか。『いつでも撃てる』『<熱願炎諦>のコストにできる』『沢山ドロー出来る』辺りの点と秤にかけて使用するかどうかを考えてみてくださいね。

    ちより 最終章
    グロウ時効果がドローまたはエナチャージを選べるのは有り難いですね。この辺りは<勇気爆熱>の効果を意識して設定されていそうな気がします。
    また今まで言及していませんでしたがレベル4ルリグはレベル3ルリグの自動効果を引き継ぎます。ドローまたはエナチャージを行って一喜一憂し、マジックボックス開匣→後続のマジックボックスセットを忘れないようにしましょう。
    リコレクト起動はマジックボックスを消費した際のアタック無効を無効にし、アサシンまたはダブルクラッシュを付与出来ます。理論上は<バーニングチョリソー>3面で7点または8点叩き込んでフィニッシュを狙える、と言えばその最大値は新弾最強クラスと言って差し支えないでしょう。勿論アーツで止まっては元も子もないため、実戦ではもう少し点を詰めてから<ヒノワクグリ>等も絡めながら詰めていきましょう。
    バーニングチョリソー>や<ママ勇者>の場持ちが良いもののあまりエナに干渉するのが得意ではないため相手の攻撃も最大限の火力で来ることを想定すると防御は手厚く取っておきたいです。またグロウ前のターンにはマジックボックスを多面設置して最高のタイミングで詰めたいため、リソース獲得カードも温存したく何を抜けば良いか悩みます。

    上記ルリグの中から気になっているルリグを選び、最初に考えたデッキの紹介をお願いします。
    センター
    5
    アシストルリグ/ピース/アーツ
    5
    キーカードは何ですか?
    大罠 バーニングチョリソー
    デメリットなのか良くわからないデメリット効果と余りあるアタック時効果及びパワーをしたちよりのパートナーシグニです。<4ちより>の効果により効果で1点通しながらのアサシン、効果でバニッシュしながらダブルクラッシュと、マジックボックスがLBを持っていようがいまいが2点安定して叩き込めるポテンシャルを持っています。
    トリックシグニには<フラスタ><ウリス//メモリア>等の回収手段に乏しいため増し刷りのために<カーニバル//メモリア>も採用しています。
    場に残ってほしいのは<バーニングチョリソー>の方なので2面でアタックする場合は本物からアタックするようにしましょう。

    小罠 ハンカチマジック
    アタック時エナチャージ1を行う<ボンサイ>、アタック時1ドローを行う<ゴマフ>の互換と言えばそうかもしれませんが、ちよりにとってはLB無しコスト無しでマジックボックスを設置できるというのは割と革命ではないかと思います。<ファイヤートーチ>と合わせることで後1でもテンポよく2面要求していけるのはアツいです。
    但し注意したいのは相手の軽量防御。場にマジックボックスが無い状態で空き面に<ハンカチマジック>、パワー5000以下のシグニ前に<ファイヤートーチ>を立ててアタックに入った場合、<ハンカチマジック>を止められることで2点分守られてしまう可能性があるためそれには注意しましょう。

    大罠 カードマジック
    [トリック]では珍しいアタック時マジックボックスを消費せず要求が出来るシグニです。しかも相手のパワーに左右されない点が「緑子」等に強く出られます。但し4緑子のパワー半分以下シャドウには弾かれる点をお忘れなく。
    また初歩的ですがライフバーストを持ったシグニをライフに埋めないよう細心の注意を払ってください。
    ちなみにこれは小テクですがライフに埋めるシグニは正面でなくとも良いため、アタック時相手のデッキを落とすシグニと合わせてリフレッシュを入れながら最後の1点をキメる、と言った戦法も一応取れます。「ちより」で行うのは難しいかもしれませんが黒ルリグ等にも出張する可能性があるのは面白いですね。

    このルリグの攻め方を教えてください。
    序盤(1,2ターン目)の動き
    序盤は前述した<ハンカチマジック>等を絡めながらマジックボックスを設置しつつ適度に要求をしていきます。<ファイヤートーチ>でマジックボックスを使わず要求できるパワー2000シグニが相手の場に出ていればコスパ良く要求できますね。
    逆に相手のシグニパワーが6000以上であったりシャドウ持ちなどで点を取れない場合は<ハンカチマジック>でマジックボックスだけ設置してターンを渡すのも弱い動きでは全くありません。

    この辺書いててオールスターの「あや」みたいだなーと思いました。まあ[トリック]だし何かしら意識はしてそうです。

    相手がエナをくれない白系のデッキの場合、<アシククリ>でしっかりとエナを稼いでおきましょう。

    中盤(3,4ターン目)の動き
    4ちより>は5,6ターン過ごすデッキと言った認識ですので、<ママ勇者>を出すタイミングは最速でなくとも構いません。ただ特に「アン」「緑子」等の緑ルリグ相手には<ママ勇者>の除去が1回分無駄になってしまう事があるので臨機応変に行きましょう。
    ママ勇者>を使用するターンにマジックボックスを過剰消費する必要はありません。<ヴリトラ>等を設置しながら盤面とエナの両方に圧力をかけていけると良いですね。

    終盤(5ターン目〜)の動き
    レベル3でゲーム1を使用した後ならいつでもレベル4にグロウしてよいのですが、グロウ時のドローorチャージが沁みるのでハンデス対面などには詰めのタイミングでグロウするのが良いかもしれません。
    ここで大事になるのが切り札<バーニングチョリソー>の存在。
    ハンデス対面であればマジックボックスとして埋めてでも終盤立てられるようにしましょう。
    レベル4のゲーム1は派手な効果をしていますがマジックボックスの設置とマジックボックス開匣を行うシグニが居て初めて最大値を出すことが出来ます。潤滑油として<カーニバル//メモリア>も入れているため詰め盤面のお供に使ってあげてください。
    またこのデッキは1ターンの生存をお約束してくれることでおなじみ、<不敗炎話>を取っているのですが、ライフ2枚くらいでは極力使いたくないアーツかと思います。そのような時は<竜花相搏>でライフを増やして生存ターンを稼ぐのも手です。今までの<断炎轢断><鏡花炎月>のようなライフクラッシュアーツは防御に使えませんでしたが、このアーツはライフ回復でキルターンをずらすのにも使えますので、選択肢の一つとして頭の中においておいていただけますと幸いです。

    最後に一言お願いします。
    来たる2/22(土)、今年度最後のディーヴァグランプリが開催されます。
    まだ夢限少女杯への切符を掴んでいない方々にとっては混沌を極めた環境で甞て無い困難に晒されながら戦うことになるでしょう。私もその切符を求めて戦うプレイヤーの一人です。
    各々が最高のコンディションで戦い抜けるよう構築を、調整を、そして手札へのサーバント及びライフクロスへの有効ライフバーストを招くお祈りを最大限頑張りましょう。
    ディーヴァグランプリ会場で全国のプレイヤーにお会いできるのを楽しみにしています

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

ちょっと変わった裁定クイズ

    posted

    by 46熊

    kuizu.jpg
    ちょっと変わった裁定クイズ
    新年、あけましておめでとうございます。
    46熊です。
    今年もよろしくお願いします。


    今回は新年一発目と言う事で緩く楽しんでもらおうと思い、今までに裁定クイズを考えていた際に実際の対戦シーンではそうそうお目にかからないから出してもな...とお蔵入りしてきた事例をいくつかピックアップして出題してみようと思い記事を書かせて頂きました。
    ただ実際に類似の事例が起こった事もあるので意外と侮れないのかなと思います。
    どこかでそんな事例に出会った時、『あ!ここ遊々亭ブログで見たやつだ!』と興奮して頂けますと幸いです。
    それでは、やっていきましょう。


    Q1.カーニバル -Q-にブルー・サジェストの効果でルリグの下のカードを2枚ルリグトラッシュに置くことは出来る?
    1. 出来る
    2. 出来ない

    ...............
    .........
    ...


    A1:1.出来る でした

    解説
    ルリグやシグニの下にあるカードはそのルリグやシグニの耐性の適用外であるため、引き剥がすことが可能なようです。
    類似例として<荒ぶる海洋 §ポセイドナ§>の下に置いたシグニは例え<ポセイドナ>がシグニの効果を受けない状態であったとしても<幻怪姫 サトリーナ>の効果で取り除くことができるため、ドーナを使用しタウィルと対面した場合は覚えておいて損はないでしょう。
    まあ専ら無色のあのカードで使われることが多くなってきたんですけどね<ポセイドナ>さん。ところで<ポセイドナ>にシグニ耐性を付与する事なんて出来るのでしょうか。まあそんな事が出来たら苦労は...

    Q2.食菌 イーストにつけていたらアタックした時ランサーを得るものを全て選びなさい
    1. コードイート ケチャ
    2. コードイート ケチャチャ
    3. チャーム
    4. シード
    5. トラップ
    Tips1:〈シード〉とはキーセレクションのユキ(ルリグタイプ『イオナ』)が使用するギミックで、自分のシグニゾーンに裏向きに設置し開花と呼ばれる行動により表向きにします。
    元々シグニが居るゾーンのシードは開花することが出来ません。

    Tips2:〈トラップ〉とはオールスターのあやが使用するギミックで、自分または相手のシグニゾーンにトラップとして裏向きのカードを設置します。
    これはトラップを発動する効果またはトラップのあるシグニゾーンの上にシグニがいない状態で相手のシグニが攻撃してきた場合に表向きにすることが出来、トラップアイコンを持っていればその効果を解決することが出来、その後トラッシュに置かれます。

    ...............
    .........
    ...


    A2:1.3.の2つでした

    解説
    キーセレのクイズの時入れようか迷って入れなかった問題を折角なので入れました。
    シードやトラップはシグニに付いているカードではないため対象外となります。カードのコンセプト的にメルやエルドラで使ってね、と言ったカードなので仕方ないですね。
    では<コードイート ケチャチャ>はどうなのかと言うと、これはシグニではありますしシグニに付いているのは間違いないのですがクラフトがカードではないと裁定に出ているためダメ、と言った理由からです。


    Q3.ウリス対イオナの対戦。対戦相手のアンシエント/メイデン イオナがエクシード2を使用しており、自分のシグニはアタックするとアタック後バニッシュされてしまう状態になっています。また常時効果により自分のシグニは必ずアタックしなければなりません。
    自分はサイレント・クラップを発動し自分のシグニの出現時効果が発動しない状態にしています。そして毒蛇の華 アシュタルスを場に出しました。
    この後想定される事態を記載して下さい(記述式)

    ...............
    .........
    ...


    A3:毒蛇の華 アシュタルス>がアタック後バニッシュされるが、常時効果でエナゾーンから場に出るためバニッシュ以外の除去LBを踏まない限り無限にアタックする事が出来る
    (類似解答OK)

    解説
    無限にアタック出来ます。
    ちなみにこの時イオナ側にパワー16000以上のシグニが立っていた場合本当に無限回アタックする事が出来るのですが、こんな時どうするかを過去に私は公式に問い合わせた事がありまして。
    その時の回答は『繰り返すことにゲーム上の変化がない場合は、その行動の一部を省略するか公開情報に止める選択肢がある場合に止めなければなりません。』『制限時間以内で決着が付かないことを目的としてこれらの行動を意図的に繰り返している場合は運営の判断の元でペナルティーなどが科される場合がありますのでご注意ください。との事でした。
    その場合任意効果である<エナゾーンから出しても良い>の部分を泣く泣く諦めるしかないのかもしれません。

    蛇足情報ですが、<アシュタルス>が無限にアタックされる事態が過去に文献として残っています。


    Q4.手札もエナも無く場にシグニいない状態でクライシス・チャンスを発動しました。1つ目の効果でトラッシュからサーバントを回収し2つ目の効果で2エナチャージを行いました。
    3つ目の効果はどのように解決しなければならないでしょうか。
    1. 回収したサーバントを場に出さなければならない
    2. 回収したサーバントは場に出さなくても良い

    ...............
    .........
    ...


    A4:2.回収したサーバントは場に出さなくても良い、でした。


    解説
    テキストを見ても<あなたの手札からシグニ1枚を場に出す。>と書いています。<1枚まで>とは書かれていません。なら何故出さなくても良いのか。
    それは手札が非公開領域だからです。この状況を実際の対戦シーンに当てはめるとこうなります。

    自分『手札には出せるシグニは無いですね』
    相手『先程回収したのは?』
    自分『サーバント ♯ですね』
    相手『出せるんじゃないですか?』
    自分『出せるシグニは無いですね』
    相手『先程回収したのは?』
    自分『サーバント ♯ですね』
    相手『いやあの』

    冗談のような話ですが、真面目にこれなので<クライシス・チャンス>を使用する場合は覚えておくと良いかもしれません。


    そんな事よりあっちこっちで<ペナルティ・チャンス>が採用されるのを見てそっちの方を私は危惧しています。
    創鍵の巫女 マユ>を絡めたショットへの対策だと思っているのですが普通に追加ターンを取る<創世の巫女 マユ>を愛好する身としては肩身が狭いです。
    それだけ<創世の巫女 マユ>が強力な効果だと言うことですね。

    Q5.常時効果でパワーが+3000されている幻怪姫 スノークイーンが対戦相手の効果で手札に戻されました。
    この場合どうなるでしょうか。(記述式問題)

    ...............
    .........
    ...


    A5:手札からパワー14999以下のシグニ、つまり<幻怪姫 スノークイーン>を含むシグニを場に出せる

    解説
    解答の方でほぼ全て言ってしまったので解説する事も無いのですが、ドーナ対アンの対戦で特によく見る光景かなと思います。私の尊敬するドーナ使いが『無限スノークイーン編』と評した事もあるとかないとか。

    この<スノークイーン>、ドーナ以外で使用しても強かったりします。
    • 幻怪 ユキンコ>と合わせて多面止めに使用する
    • ドーナ以外のルリグで<カーニバル K>のエクシード1を使用し場のシグニを<スノークイーン>に変化させ、限定条件を満たさないためトラッシュに送られ手札からパワー11999以下のシグニを場に出す
    等の使い方が出来て面白いシグニです。後者はタマで使用し<大盾槍 ファランクス>を手札から出す事で多面防御するのに使ったりしていました。<極鎚 ミョルニル>でも同じ事が出来ますが、これはレベル4に上がってしまうと<タマ>では防御機構にならないためあーでこーでと知恵を出し合っていた時期の話です。


    Q6.繚乱する花束 アルフォウVSハイティの効果下にある対戦フィールド。既にライフは2枚クラッシュされている状態です。
    以下の2つ場合、適当なシグニがアタックしてダメージを与えようとした際はどうなるでしょうか。(記述式問題)
    • 1.ライフクロスが0枚の場合
    • 2.<悲劇の駄姫 グズ子>のダイレクト発動中(ライフクロスは十分に残っている)
    • 10031.jpg

    ...............
    .........
    ...


    A6:
    1.ダメージが通ってゲームに敗北する
    2.ライフはクラッシュされないがデッキの上から20枚がトラッシュに置かれる

    解説
    通称<アルハイキー>はライフクロスのクラッシュ枚数を制限する効果はありますがライフクロス0枚時のアタックを制限してくれません。これは割と覚えておいた方が良い気がしました。
    またダメージとライフクロスクラッシュは厳密には同義ではなく、ダメージを受けた際にライフクロスがあればそれがクラッシュされる、無ければゲームに敗北すると言った仕様になっています。
    アルハイキー>はダメージを受けたこと自体は無効に出来ないため、シグニで連続パンチ出来る土壌が整っているとそれはもうデッキが落ち続けます。それによってリフレッシュが多数発生しライフクロスが0枚になったら次のアタックで終わりと言う事ですね。
    これはオールスターのグズ子VSウリスでよく見られる光景かもしれません。


    終わりに
    いかがでしたか。書いていて思ったのですがオールスターはルリグの種類が多く、多くの人にとって関係のない知識であったかもしれません。
    ただそれでも自分のルリグ、相手のルリグの動きに応用出来る事は少なからずあると思うので、『そうなるんだー』『そうはならんやろ』と頭の片隅にこんなのあったなくらいに留めておいて頂けますと幸いです。

    また今月は全国各地でキーセレ、オールスターの大会が開かれています。私も偉大な先達たちが使用したレシピを拝借してはある程度まとまった成績を残させて頂いており、本当に感謝しかありません。
    次回時間があれば使用したデッキの話などもするかもしれません。気長にお待ちいただければと思います。


    最後まで読んで頂きありがとうございました!

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