
前の記事から随分と時間が空いてしまいましたが前回の記事も様々な方に好評いただきブロガー冥利に尽きる結果となりました。監修及び推敲頂いた先輩の先生方へもこの場を借りてお礼申し上げます、本当にありがとうございました。
今回は新弾、からではなくその新弾に封入されているDIVAルリグパックから『きゅるきゅる〜ん』のお二方、及びそのパートナーシグニについて紹介させて頂ければと思い筆を執らせて頂きました。
実は2年前にディーヴァグランプリ6thを優勝した時も『きゅるきゅる〜ん』(ディソナみこみこ)を使っておりまして。懐かしい気持ちで書かせて頂いています。
『きゅるきゅる〜ん』『DXM』は『みこみこ』以外センタールリグが1種類しか実装されておらず、熱烈なファンの方々は長らく冬の時代を過ごしてきた事と思います。
パートナーシグニ以外はほとんど過去の汎用シグニで組まなければならないと言った事情からセンタールリグとパートナーシグニにかなり大幅な強化がなされていると感じました。
その強さを少しでも感じて頂けますと幸いです。 エクシード増やすエンハンスお待ちしてます。
まほまほについて
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「DIVAルリグパック きゅるきゅる~ん☆&D・X・M」収録カード紹介
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まほまほ☆さんさんちくちく
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手札を二枚捨てない限り、をどう使うかは個々人の好みに左右されそうです。白中心にして手札を捨ててもらう構築にするか、青中心にしてデッキを落としてもらう構築にするか。はたまた黒単で組んで少ない手札を手放すかリフレッシュを近付かせるかの二択を迫るか。全国のまほまほファンが様々な構築を見せてくれるでしょう。
ゲーム1は手札を全てチェックゾーンへ置いてもらいターン終了時に返却する効果です。親が子供のお年玉を預かるかのような動きですが、果たして返してくれる時は来るのでしょうか。
この効果と合わせて一気にデッキを落とす、またはパートナーシグニの<Mランドセル>と合わせて多面バニッシュして要求するかと言った攻め筋になるかと思います。
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羅原姫 Mランドセル
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アタックフェイズに条件付きとはいえいきなり2ハンデスを飛ばすシグニは存在していないため、そのスペックの高さが窺えます。
また出現時の効果も控えめながら1点取りたい時や相手の大型シグニをバトルで取りたい時などに積極的に使用していける優良効果かと思います。
クラスによるシナジーを得るのは難しい......と思いきや公式コラムでは原子軸のまほまほが紹介されていました。確かにこれならクラスによる恩恵も受けられそうですね。
ゆかゆかについて
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ゆかゆか☆さんさんきらきら
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目を見張るのは1つ目の効果。毎ターン終了時対戦相手に2エナ支払うか場のシグニを2体トラッシュに置くかを押し付ける事が出来ます。
以前サオリの記事でも紹介しましたが、ゲーム中に最低限供給されるエナの数は決まっており、その最低限供給されるエナを縛る事で相手の動きを大幅に抑制する事が出来ます。
エナ焼き効果を持った赤系シグニを多数配置して場のシグニを継続的にトラッシュに送りながら一切の反撃を許さない型、はたまた白多めでエナを縛りつつその少ないエナではなかなか突破できない布陣を形成する型、ハンデス効果を持った青系シグニと合わせてエナ、場だけでなく手札にも負荷をかけていく型などいくらでもデッキを組めそうです。
ゲーム1もエナに負荷をかける効果をしており、最近の環境に存在する多くのデッキに刺さります。アタック時ハンデスするシグニ、アタックフェイズ開始時にパワーマイナスやデッキ落としをするシグニ、ターン終了時にエナチャージをするシグニ等色々いますがそれら全てに追加の1コストを要求するためエナの縛り具合によってはまるまる1ターン貰える相手も少なくありません。旧ゆかゆか、<ゆかゆか☆さーん>の効果はアタックトリガーを防げませんでした(アタックトリガー解決後エナを払うかどうかの判定が入っていたためアサシンやランサー、バトル後の効果しか防げなかった)が、このテキストであればエナコストを払わないと効果が発動しないようになっています。
(類似例:<翠将姫 ヒデヨシ>)
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大罠 Yリコーダーガン
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ダウンさせる事で相手のアップ状態を参照するLBをケア出来、正面のシグニをバトルでバニッシュしてしまう事もありません。そしてそのシグニは効果でトラッシュに置くかコストを払って生存させるかを選ぶ事が出来ます。またこのシグニは相手のレベル2以下のシグニの前に配置する事が多く、そのシグニもどかさないと延々とアサシンで点を取られるためその面も張り替えなければならず、思った以上にリソース面で圧力をかける事が出来ます。
ちなみに1つ目の自動効果はミラー戦で相手のゲーム1に合わせる事で何もしない事が出来るため、『あ〜払うエナ勿体ないんでこの効果何もしなくていいッスねぇ〜』と言いながら相手のゲーム1を享受しましょう。
(類似例:<翠魔姫 イバラキドウジ>)
ルリグデッキ | |
ルリグ | アシストルリグ/ピース/アーツ |
1枚 <ゆかゆか☆ぜろ> 1枚 <ゆかゆか☆いち> 1枚 <ゆかゆか☆にっ> 1枚 ゆかゆか☆さんさんきらきら |
1枚 <インフィニット・フォース> 1枚 <ゴシックリヴ・バウンダリー> 1枚 <ネオバロック・ディフェンス> 1枚 <セイクリッド・フォース> 1枚 <ロココアド・バウンダリー> 1枚 <シーク・エンハンス> |
メインデッキ | |
LB | 非LB |
3枚 <コードアンシエンツ スフィンクス> 3枚 <大装 ツルマル> 4枚 <中装 イシキリマル> 4枚 <小装 カマカマ> 2枚 <リゲット・バイブル> 4枚 <サーバント #> |
4枚 大罠 Yリコーダーガン 2枚 <聖魔姫 オロチマル> 2枚 <大装 ゲイヴォルグ> 4枚 <中装 フランベル> 4枚 <小装 ロングスピア> 4枚 <聖将 トキユキ> |
ルリグデッキ | |
ルリグ | アシストルリグ/ピース/アーツ |
1枚 <ゆかゆか☆ぜろ> 1枚 <ゆかゆか☆いち> 1枚 <ゆかゆか☆にっ> 1枚 ゆかゆか☆さんさんきらきら |
1枚 <インフィニット・フォース> 1枚 <クロス・ソード> 1枚 <シャイニング・ソード> 1枚 <クリアー・マインド> 1枚 <フローズン・ギア> 1枚 <ドロー・エンハンス> |
メインデッキ | |
LB | 非LB |
2枚 <コードアンシエンツ スフィンクス> 3枚 <幻竜姫 シーホース> 4枚 <参ノ遊姫 フンスイショー> 2枚 <羅植姫 フラスタ> 4枚 <小装 カマカマ> 1枚 <中装 イシキリマル> 4枚 <サーバント #> |
4枚 大罠 Yリコーダーガン 3枚 <中装 フランベル> 3枚 <プリパラアイドル ファルル> 4枚 <小装 ロングスピア> 4枚 <コードアート Sヨクセンキ> 2枚 <幻怪姫 ギュウキ> |
白単は序盤中盤終盤隙が無く、序盤から点要求を行っていける上に終盤はエナと盤面にも圧をかけていけるためかなり扱いやすいと感じました。
後続確保兼盤面処理、パワー上昇による場持ち性能向上の<ツルマル>がいぶし銀の大活躍です。
反面どうしても白1色だとやれる事が限られてくるのですが、叩き台としてはこんな感じからスタートしてみても良いのではないでしょうか。
青白は相手の場とエナに圧力をかけつつ自身はサーバントを適宜回収し生存ターンを伸ばすような構築になっています。
<幻怪姫 ギュウキ>はアーツの種類上そこまで色々なシャドウを持てるわけではありませんが、場のシグニ全体のパワーを上げて場持ちをよくしながら無色コストでサーバントを回収できるため採用しています。
新規シグニから<幻竜姫 シーホース>を採用。正面の12000ラインを凍結しながらハンデスかランデスを強いるためかなり圧力が高いと感じました。相手のエナと手札を粉砕玉砕していきましょう。
序盤の盤面が脆い点が気になるのでその場合は下級シグニの防御力を増してハンデスは3T目以降、と言った感じでも全然大丈夫です。それこそ公式で防衛派と組み合わせる構築も上がっていましたしね。
終わりに
今回は『きゅるきゅる〜ん』だけの紹介ですがこの記事が世に出る頃には『デウス・エクス・マキナ』及びそのパートナーシグニも公開されていて、近いうちに新弾の汎用カードも多数公開されているのでしょう。【ブルアカ】が環境の中心に居た前弾環境よりも更に複雑化した環境で戦う事が予想され、良い意味で沢山悩まされることになりそうです。私も色んなカードを試し、ついでにサッカーの練習もしながら新弾と8月の名古屋戦役に向けて力を蓄えていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!