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【ペルソナ5主人公軸デッキ考察】 EXTRA-STAGE

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by K

前回の『各不採用カードについて /おわりに』はこちら

目次
EXTRA-STAGE
派手な動きはなくひたすら地道にアドバンテージを重ねていくタイプのデッキですが、高水準のものが揃っているため自然と勝ちが転がり込んでくるタイプのデッキです。そういった意味では先に紹介したバンドリうさぎに共通するものがあり、1周目にクライマックスを引けば引くほど辛い展開になりやすいというのも共通です。デッキは違いますが、どのデッキも同じ問題に悩まされています。

共通するとは書きましたが、クライマックスをキャラに変えやすいものの1/1キャラを軸にする関係でストックの溜まりづらいうさぎ、メイン中に能動的にストックを貯められるもののこれといった強みのないバンドリと、その性質はかなり異なります。ペルソナはこれらに比べると1/0キャラを軸にする点で安定感がありますが、なんといっても手札のクライマックス処理という観点では大きく遅れを取ります。ペルソナは昔から最低クラスの処理能力で、このデッキでも同じ問題と向き合わねばなりません。

これは基本的に構築面で解決しなければいけない課題なのですが、プールの問題でデッキパワーが著しく下がってしまうのでどこかで妥協点を決める必要があります。今回のレシピは、構築面で許容できる限界にしたつもりです。しかしそれでも、何十回か使っているとケアしきれず負けに直結してしまうゲームが出てきてしまうレベルです。


課題は「1周目にクライマックスを多く引くこと」。引いたクライマックスの有効利用は構築段階で決まってしまうことです。しかし構築面では行き詰まり、これ以上デッキパワーを落とすことなく、どうにかしてプレイ面でこれを改善することは出来ないか、と考えました。
ということで試しにこれまでやったことのない考え方を導入したところ、かなり好感触だったので最後にこれを紹介して終わろうと思います。ある意味裏ワザみたいなところがあります。通常、プレイだけでどうにかなるものではありませんが、意外と効果がありました。

僕が導入したのは「質ではなく枚数によるマリガン基準」です。と言ってもなんのことやらってとこですね。
多く引いて困るなら引くカードの枚数自体を減らそうと思い、僕はマリガンに注目しました。そもそも1周目にカードを引く総数はほとんどコントロール出来ません。クロック通過する余裕が出来るところまでの話をしているのでクロックを減らすのは解決策とはなりません。こうして考えた時、唯一カードを引く総数をコントロール出来るタイミングが頭に浮かびました。マリガンです。

マリガンというのは通常、不要なカードを切り手札の質を向上させるために行うもので、多くのマリガン基準は手札の質を向上させようとするものです。先に述べたようにこのデッキでも、序盤にストレスなくなるべく質の良い手札をキープすることを狙ったマリガンをします。していました。

このマリガンについて、ことペルソナに限っては考え方を変えることにしました。マリガン枚数を増やすことは山から引く枚数を増やすこと。「手の質を上げる」マリガンではなく「山の質を落とさない」マリガンを導入しました。


具体的には、マリガン枚数をかなり絞る基準に変更しました。目安としては2枚を上限として切ります。質でなく枚数で決めるマリガンは珍しいのではないでしょうか。

例えば以下のような手札。不要だからと3~4枚切りそうなところですが、ぐっと堪えて切るのは2枚に抑えます。

【例】1
P5_1.jpg
傍から見ると「残すのか」と言われますが、残しているのは山に眠る扉といったところ。初手にクライマックスがないということは引く確率が高いということ。だったら1枚も引いてない今の状況に満足して、「クロックに置くために残す」のも良いかなということです。
以下は同じような手札でいずれも2枚切るようにしてます。
【例】2
P5_2.jpg
【例】3
P5_3.jpg
【例】4
P5_4.jpg
【例】5
P5_5.jpg
最後の5枚は切らなくて良いという意見もありそうですが、<マーカー主人公>は控えにいて欲しい面もあるので2枚まで切ってます。この2枚というのはこの後対処できるくらいのぎりぎりをついたマリガン枚数です。
3枚以上切るような手札は以下のような場合ですね。
【例】6
P5_6.jpg
【例】7
P5_7.jpg
【例】8
P5_8.jpg
扉を複数枚引いてる場合は、その分山札から引く確率は低いと考え、3枚以上切っていきます。扉ケアのためにキャラが切りたい場合でも、引くよりは捲った方がマシと考え、0は残したいところです。またいくら扉が初手になくとも、レベル1のキャラもないような重い手札の場合は流石に大幅なマリガンが必要になってくるとは思います。扉を引く確率も高いですが、流石に0か1のキャラを引かなければお話になりません。


最初はなんて消極的なマリガンなんだ...って考えていましたが、意外と勝率に差が現れて有効だったんだなと再認しました。1周目に負けが決まるゲームがぐっと少なくなり、後半じわじわと巻き返しをはかりやすくなったという印象です。思えばこれはchaosTCGの「レベカが無いからスタート」に似てるなと思います。レベカというのはクライマックスのようなカードでchaosTCGではわずか3枚しか入れられません。レベカ引いたら負けというようなパートナーも居たので、ちょうどそれと同じような感覚だなと思います。後攻でもキャンセルさえすればゲームが出来るという点で似ていますね。



長くなりましたが、これで本当に最後です。ここまで読んでいただいた方はお疲れ様でした。構築面だけでなく考え方や提案のマリガン方法など、少しでも身になることを吸収して頂けたら幸いです。ありがとうございました。
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