8扉バンドリ考察 目次
各パーツについて
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参謀役/4枚
デッキコンセプトの一部。史上最強のドロー集中だと思っています。これまでは<葵>だったのですが常駐するシステムとしてドロー集中を比較した時、任意のキャラを拾えるこのカードの方が優れると感じました。もちろん役割が違うと言ったらそこまでなのですが。 とりあえずはドロー集中。まぁアド集中としては弱いですね。手札の枚数は増えるけど質は保証しないよって感じなので、相方の<手札アンコール>との相性は悪くないです。単レストサーチ集中が最強なのは大前提ですが、比較対象が<2レストサーチ集中>なのがこのプールの特徴です。 |
どちらも単体ではぱっとしないテキストかもしれませんが、両方揃ったこのカードはとても優秀だと感じます。相方の存在や他の候補がイマイチということもあり、このセットを主軸にしました。
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応援/3枚
純応援と<母の日の阿良々木>型のトップチェック。決して強力なカードとは言えませんが、このデッキのエンジンになっています。毎ターントップチェックが出来るため、<イラつくあいつ>をディスアドバンテージなしに使うために重宝します。キャラであることさえ確認出来れば損失なく打てるようになるので、打つ前に必ず確認しましょう。 |
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イベント回収/3枚
CIP効果で<イラつくあいつ>を拾うシステム。コストを特徴で縛っているとはいえ、使用コストが0どころかマイナスとさえ言えるイベントをキャラで拾えるのは強力なシステムだと思います。アタッカーをパンプしつつストックを増やせるこのカードを使いまわせるのがこのデッキの強みです。1ターンに1回打つだけでもストック差は広がる一方であり、アタック前にストックブースト出来ることから純ストックの作りやすさの点でも優れます。引いたらとりあえず出し得みたいなキャラなので、積極的に展開しましょう。 |
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4000/4枚
盆栽。後列を<香澄><香澄>にすることで得られる最大の恩恵が、この4000を使えるようになることです。 スタンドしないデメリットはもともと帰ってこなければ発動しないデメリットですし、香澄が7枚採用されているこのデッキでは非常に軽いと言えます。香澄がいないということは後列がいないということなので、寝かせておく居場所があるということの裏返しです。 |
応援込み4500をデッキに搭載できるのは現環境において重要なことで、このデッキの評価を高めてる理由の一つでもあります。
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多生/2枚
非盆栽。ながらかなり好みのシステムです。基本的に全てのキャラに<参謀役>で触れるので、このカードで拾いたい筆頭候補は参謀役自身です。<フィレス>やそれに類するなにかか。いずれにせよエンジンに触るためのカードは何枚か入れなければいけません。 |
あまりシステムまみれにして面が踏めなくなっても本末転倒なので2枚。これ以上は少し過多に感じます。1枚では心もとないので、フィレスと合わせて、2枚が適正でしょう。
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たえ/4枚
手札アンコールと指定キャラ参照で8000まで伸びるテキスト。好みが別れるテキストですが、1/1の手札アンコールとしては悪くないスペックでしょう。単体8000ではあるものの<参照後列>がパンプテキストを持っていないのでセットで8000と考えると、他の単体75と同じ理解で良いと思います。 手札アンコールが無条件なのは意外と重要で、揃わなくとも面に置いておきやすいのが良いですね。パンプテキストは地味に感じるかもしれませんが査定的には非常に強力なテキストです。後列参照とはいえ4倍返しのパンプ値はずるくないですかね...ドリルを思い浮かべたあなたは偉い。 |
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ストブ/1枚
盆栽。なぜか参照先が<ドロー集中>になっている準アタッカー。メインアタッカーが1コストのキャラなのでサブアタッカーにはノーコストのアタッカーを選びたいので、候補としては<邂逅>や<1相殺>が挙げられます。どちらも相手のアタッカーを踏みにいけるテキストを持っているので、色や特徴などを加味して好みの方を採用しましょう。僕は両方採用しませんでしたが。え? |
このカードは1相殺や0のキャラを踏むついでにストックを増やせるサブアタッカーです。多く積むカードではありませんが、1枚入れておくと活躍の機会が多いように感じました。
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おばあさま/1枚
めちゃくちゃ強いシステムです。驚異の3000査定だけあって、非常に強力です。過去に類を見ない二種から一つ選ぶテキストで、目的や状況に合わせて使い分けることができます。 1コストでレベル0を蘇生させる効果は<一件落着>と同じ。自身の数字はかなり下がりましたが、登場コストと合わせて1コストで、早い段階から後列を揃えられる使いやすさが魅力です。後列が2種のレベル0からなるデッキなので相性が良いというのもあります。面が取り切れずキャラを投げるだけの展開になった際も、アタッカー確保に役立ちます。 2コストでレベル1を蘇生させる効果は、登場コストを踏み倒せるのが強力です。1/1のキャラをメインに据えるこのデッキとの相性は抜群で、高いコストパフォーマンスを誇ります。またレベル0を蘇生する際にも使えるので、使いたいだけストックを使うことが出来るのも地味な利点ですね。 |
とはいえ素の数字がかなり低いので1枚。役割的には2枚まで許容できるので、枠と相談ですね。
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イベント/3枚
デッキコンセプト。非常に強力なイベントで、バンドリを使う理由の一つになっています。 ノーコストでキャラ1枚に変わりつつストックを1枚増やせるイベント。<ルイズのアルバイト>を現代風に使いやすくした感じですかね。まぁ向こうの方が強いんですが。1/0という非常に使いやすいイベントで、簡単にアドバンテージを得ることが出来るので、うまく使えば強力な動きができることは容易に想像できるかと思います。 |
トップチェックはイベントの不確定要素を低減させてくれます。<友利>のような成功すればラッキー程度の役割とは違い、エンジンとして利用する場合はその成功率が著しく重要になってきます。なにしろ何百回とチェックするわけですから、その平均値はそのままデッキの強さに直結してしまいます。クライマックス以外にイベントを捲ってもディスアドバンテージを負ってしまうので、デッキとしての成功率は決して高いとは言えずあまり強力には思えません。1ストックを追って1アドバンテージを失っては何をしているのかわかりませんからね。そこでトップチェックが重要な役割を持ってきます。エンジンとして据える以上いつでも損失なしで打てるようなシステムが理想なので、常駐して毎ターントップチェック出来るというのが相性抜群ですね。
エンジンにできるもう一つの要因は、イベント回収の存在です。ただ上から引いたイベントを打つだけではエンジンとしては弱く、再利用可能という点が評価をあげています。メインアタッカー2枚+後列2枚という面には自由枠が1枠あるわけですが、ここに配置することで貰えたターン数だけ打つ機会が増えることになります。これがとても大きく、長期戦になった時に山の強さに如実に現れてきます。
この2枚のシステムのおかげで、イラつくあいつをエンジンとして据えることが出来ました。手札に入るキャラを選べないこと、イベント回収でパンプを触れることなどから、<TD><セット>と組み合わせるのが1番強いと思います。<チェンジ元>や<木山>など、後半上から引きたくないカードを能動的に埋められるのも良いですね。再利用可能なので3枚の採用に留めています。丁度コントロールしやすい枚数で、レベル置き場、マーカー、ストックに上手く埋められれば、後半上から引くことが少なくなります。
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邂逅/2枚
CIP12000。8000という固定値を面に常駐させるので、これを超えるパワーラインに対する回答の用意は必須です。バンドリではレベル2の邂逅を使っています。回収効果はおまけ程度で考えていますが、使用機会は多いですね。 役割は8000で踏めないキャラへの対抗手段なので、概ね欲しい相手の時に握るようにしていれば問題ないでしょう。環境によって適正枚数は変わってくると思います。 |
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チェンジ元/1枚
早だし元とヒールの永久機関の2つの役割があります。 早出し元としては、そもそもチェンジという早出し方式自体かなり古い方式なので、現代ではあまり強いとは言えません。それでも早出しすることによって多大なアドバンテージが得られる相手に対して使いたいので選択肢として採用しました。 |
早いゲームにおいては中盤以降の起点に出来るのでなかなか使いやすく、使わない相手に対しては<イベント>で埋めることが出来るので、1枚で充分でしょう。
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木山/2枚
盆栽。<加連>ほどではありませんが、こちらも強力な<木山>互換です。<イラつくあいつ>を採用するメリットの一つとして考えています。 木山テキストはまあ木山です。場所を選ばない全体パンプとはいえ、アンコールしてはパンプテキストがなくなってしまう仕様なので、基本的には後列運用です。単体の自由度が低いのであまり強い木山とはいえませんが、レベル3が軒並み単体11000なのでデッキとしての木山の重要度は高いですね。 |
またマーカーはパンプテキストの条件ではありますが、マーカーを噛んだまま常駐しておくことが出来ることも強みだと思っています。特に<椎名>を使うデッキなのでリフレッシュの機会は意外と多く、少ないながらも確実に山の強さに貢献していると思います。
マーカーが無いとめちゃめちゃ弱いので、面に配置できるのは多くの場合1枚です。ということで2枚。
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椎名/2枚
盆栽。 8扉+<椎名>はうさぎやペルソナのそれと同じです。安定感が魅力ですね。埋まる展開が容認できるなら1、出来ないならば2です。 |
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大正浪漫/1枚
道中拳として打ちたいのはむしろこちら。クライマックス以外に<イベント>が不純物になるのが気になりますが、基本的には防御札です。常に握り続けて打ち続けたいですね。8500+2500は中盤見れる範囲がかなり広い印象です。 |
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反射/4枚
盆栽。バーンテキスト付き11000ヒール。まあ文句ないですね。<木山>込み12500に助太刀構えましょう。 文句ないので4枚入っていますが枠の都合で減らすとしたらここだと思います。 |
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ミカサ/3枚
大体<ミカサ>。ただヒール方式が異なります。ヒールメタに引っかからない点と、通常のヒールと併用することによってリソースを過不足なく有効利用しやすい点が優秀ですね。手札消費が激しくなりがちなので4枚は多いと思います。なにより<チェンジ元>で代用可能なのが大きいですね。 |
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榛名/1枚
<木山>2面はそうそう出来ないので、このデッキのパワーラインは大体12500に落ち着きます。これを超えるキャラに対しての回答として1枚入れています。違う点は色々ありますが、行きだけならば<TP凛>に似た制圧力を感じます。欲しい局面が多く、1枚は入れておきたいと思います。バーンテキストは<応援>と相性が良いですね。 |
『基本的な動きと環境での立ち位置』に続きます。
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