はじめに
今回はラブライブサンシャインの紹介をします。サンシャインは2016年11月に初弾が発売され、最近(2017年6月)追加が来たタイトルです。
<"MIRAI TICKET"高海 千歌>、<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>、<"MIRAI TICKET"桜内 梨子>
を使ったデッキを紹介します。
追加前のサンシャイン
追加前のサンシャインはカードプールが少ないせいもあり、デッキ構築の幅が狭かったように思います。L0帯と<"青空Jumping Heart"高海 千歌>が強いという印象でした。
追加後のサンシャイン
追加エクストラブースターには、デッキを組みたくなるようなカードが何種類も収録されていると感じました。例を挙げると、
このようなデッキコンセプトと成り得るカードは追加前のサンシャインにはなかったと思っていて、今回の追加で今までのサンシャインに足りなかった部分がしっかりと補われたような気がします。
上で挙げた
<"MIRAI TICKET"津島 善子>、<MIRAI TICKET"黒澤 ダイヤ>、<MIRAI TICKET>は<青空Jumping Heart"小原 鞠莉>や<"青空Jumping Heart"国木田 花丸>と相性が良く、
<"MIRAI TICKET"高海 千歌>、<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>、<"MIRAI TICKET"桜内 梨子>は<"青空Jumping Heart"高海 千歌>と相性が良いです。
このように追加ブースターのみでデッキが組めてしまうわけではなく、旧弾のカードもうまく使えるようになっているところも良い点だと思います。
デッキレシピ
レベル0
計16枚
コンセプト
コンセプトは<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>の早出しギミックです。<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を早い段階で着地させ、バーンテキストを何度も使う事で相手より多くの打点を生み出し勝ちに繋げます。
このセットの強みは大きく分けて2つあると思います。
1つ目が、毎ターンノーコストで0~3点を飛ばすキャラをL2から使える点です。早い段階で<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を出し維持する事で、強力なダメージソースになります。
2つ目が、3コストと<"MIRAI TICKET"高海 千歌>1枚でソウル2のキャラが2枚出る点で、少ない手札から強力な盤面を作ることができます。
<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>の強みを生かすために、
・L2の早い段階で出す。
・山札のCX率がなるべく高い状態で出す。
・<曜>で毎ターンアタックできるように維持または出し直せるように。
という事を意識して使います。
各カード解説
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"青空Jumping Heart"津島 善子 4枚
落下移動。 移動に加えてアタック時のパワーパンプを持っているため無難に強いです。 環境次第では<恋になりたいAQUARIUM"国木田 花丸>にしても良いと思います。 |
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"未熟DREAMER"渡辺 曜 3枚
2枚落下。 デッキを2枚削りつつ相手のキャラを踏むことのできるカードです。 1週目の山を削りつつ、<集中>や<"恋になりたいAQUARIUM"渡辺 曜>での回収の選択肢を増やすこともできるのでこのデッキに合っていると思います。 |
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"恋になりたいAQUARIUM"渡辺 曜 2枚
キャラ回収付の0相殺。 相手のキャラを割りつつ、2コスト回収テキストで後続のキャラを準備します。 <"青空Jumping Heart"高海 千歌>の対応が打てない試合は、早出しギミックパーツの回収をこのテキストに頼ることになるため大事に使いましょう。 |
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"青空Jumping Heart"桜内 梨子 3枚
2レスト集中。 山札を削る事とストックのCXをはくことが主な役割です。 全体応援のようなパワーを上げる後列を採用していないため、追加テキストのパワーパンプも重宝します。 |
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"捕獲体勢"松浦 果南 2枚
身代わり。 <"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を維持するためのカードです。 控室に落ちた際のトップ確認テキストは、CXを底に送りキャンセルに使ったり、高レベルのカードを底に仕込み<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>で確定バーンをしたりと便利です。 <"MIRAI TICKET"桜内 梨子>の回収テキストでこのカードを毎ターン出す動きが非常に強力です。 序盤はL0アタッカーやL1相殺の身代わりとして使うと強いです。 |
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"青空Jumping Heart"黒澤 ダイヤ 2枚
1点もらうことのできる<コンソール>。 0-6と1-6でターンをもらうと非常に動きづらくなるデッキなので、相手ターンの終わりに1点をもらう選択ができるこのカードは便利です。 <"捕獲体勢"松浦 果南>と合わせて使うとクロックに行くカードを見ることができます。稀ですが色に困っている場面やCXを落としたくない場面で助けられることがあります。 |
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"青空Jumping Heart"高海 千歌 4枚
<修羅場>相殺。 4000相殺の時点で強いのにCX対応でキャラ回収までできるすごいカード。 このデッキの早だしギミックに非常にかみ合っていて、各カードを確実に回収するだけでなく、対応CXの控室から赤のカードをストックに置く効果で<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を埋めておくことができ、リフレッシュ直後にも安定して<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を出す事が出来ます。 |
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"恋になりたいAQUARIUM"黒澤 ルビィ 4枚
L1<暁>。 アタッカーと色が異なることがネックですがそれでも必要なカードです。 手札交換しつつ弱い山を削ることが主な役割です。 |
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"青空Jumping Heart"小原 鞠莉 2枚
トップチェック+7000アタッカー。 デッキトップを確認しつつ高パワーでアタックでき、さらにリバースした時手札に戻る可能性まであるかなり高スペックなカードです。 <"MIRAI TICKET"桜内 梨子>で見えたCXを下に送る役割と、<"MIRAI TICKET"桜内 梨子>が盤面にいない際にトップチェックをする役割があります。 L1の3色目なのでL1で使えるキャラの頭数に入れて良いかは微妙なところです。序盤は出せないと思ってゲームを進めた方がいいでしょう。 |
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"本日のアルティメットラグナロク"津島 善子 1枚
早だしメタ。 1/2で2000修正をかけることのできる早だしメタです。 今回紹介しているレシピでは1枚採用していますが、このカードが本当に必要かどうかまだ決められていないです。 P5の<飛龍>を割れないことが気になったのと、じゃんけん2000パンプの使用感を試すために現在は1枚採用しています。いまのところ使い勝手は悪くないです。 不要だと感じた場合は<MIRAI TICKET"桜内 梨子>の4枚目にすると良いと思います。 |
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"MIRAI TICKET"桜内 梨子 3枚
<"MIRAI TICKET"高海 千歌>を出すために必要なレベル応援。 自身レストのみでトップチェックと手札交換ができます。 このカードをクロックに置きつつ盤面にも出したいため、L2になるまでに2枚集める必要があります。 |
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"新理事長"小原 鞠莉 1枚
助太刀2。 もうひとつの助太刀。 トップチェックで見えたカードがどうしても欲しい場合に盤面に出すことでもってくることができます。 キャラであれば<"青空Jumping Heart"黒澤 ダイヤ>で取れるのですがCXを取ることができるのはこのカードだけです。 |
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"MIRAI TICKET"高海 千歌 3枚
3コストでソウル2キャラを2枚出す事のできるすごいカード。 公開の時点ではそれほど強いと思っていなかったのですが、実際に使ってみるとコストパフォーマンスが非常にすぐれていて強いと感じました。 過小評価していた理由は、"クロックに特定のキャラを置いて早出し"というテキストがかなり使いにくいものだと思っている、という事が大きいのですが、このカードはそれを差し引いても強いと感じました。 <"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を出して終わりではなく自身のサイズも大きく強力です。 |
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"MIRAI TICKET"渡辺 曜 3枚
ノーコストバーン。 <輝きの向こう側へ! 美希>や<スカーレット・レイン>と同じテキストをもっています。 <レベル応援>をはじめとしたトップチェックカードのサポートでバーンを決めやすく使いやすいです。 中盤は前列に1枚で、終盤は複数展開することが多いです。 L0の時点で余裕があれば持っておいてL1のクロックに置きます。 |
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"輝きを目指して"黒澤 ダイヤ 3枚
1コスヒール。 4面埋まっている状態ならストックが1帰って来ます。 前列には<千歌>・<曜>がいるはずなので、空いているもう一つの面に出すことが多く自然に条件を満たせます。 ストブが山上からなので基本的にはトップチェック前に使います。 |
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"MIRAI TICKET"黒澤 ルビィ 1枚
パワーパンプ持ちヒール。 回復の4枚目として採用しています。 パンプテキストが優秀で、単体でも行き12000として運用できます。 パンプは素のパワーが低い<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>へ振って盤面に残すようにする、<"MIRAI TICKET"高海 千歌>に振って相手の高パワーキャラを割る、という使い方をすることが多いです。 |
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"青空Jumping Heart"千歌 4枚
<L1>の対応です。 ストックに置きたいカードは、<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>か<"未熟DREAMER"渡辺 曜>です。 次のターンL2に上がりそうでかつ山札が少ない状況なら<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>、それ以外であれば<"未熟DREAMER"渡辺 曜>を置きます。 |
最後に
今回は<"MIRAI TICKET"渡辺 曜>を軸にした構築を紹介しました。このデッキを使っていて感じたのは、他のデッキよりも山札の強さをより意識しないといけないという事です。
一般的に山札の強さというと山のCX率ですが、ここで言う山札の強さは山札にどれだけ高レベルのキャラが入っているかという意味です。山札の質といった方が正しいかもしれません。
山を重視する理由は簡単で、トップで高レベルが捲れると強いからです。トップL3ならレベル応援を曲げるだけで手札の不要カードをL3に変えて3点バーン確定、ずるいですよね。
このずるい動きを何回も行いたいので山札内のCXはもちろん、高レベルカードの数も非常に重要になってきます。
この山札の質を意識するとプレイにも影響が出ます。分かりやすいのはリフレッシュ前のキャラ回収で、L3や助太刀を回収するか、<L0相殺>や<L0集中>を回収するかといった場面です。
手札がある程度充実していればL0を取ってL3は次の山に返すべきだと思いますが、判断基準が難しいですね。
このリストで完成ではないと思っているので、ある程度使ってみて気になる箇所が出てきたら各々に合うようにどんどん改良してみてください。
<"MIRAI TICKET"津島 善子>を使ったデッキも試しているので、ある程度形になればいずれ記事で紹介したいと思っています。
質問などありましたらTwitter(@koucha365)にお願いします。
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