環境考察2017年前期[その5]【2017年タイトル】 | ヴァイスシュヴァルツ | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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環境考察2017年前期[その5]【2017年タイトル】

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by K

環境考察2017年前期 目次
2017年タイトル
リゼロ
ここからは2017年組。まずはリゼロです。

リゼロは2017年発売タイトルとしては平均的なカードパワーだと思います。新規タイトルとしては非常にまとまりがよく、一つの基準として考えています。

主要な構築では<ラム連動>の<>が固定で、<>や<>と組み合わされることが多いです。扉連動のラムは上から面を踏みつつ山を大きく弱体化させるので、多面連動成功時の恩恵がとても大きいフィニッシャーです。多面連動を楽にする<0相殺>というシステムの存在も大きいです。

本や風と組み合わされることが多いですが、どちらを軸にしても1帯のパワーラインが比較的高く、<島風>に対して強く構えられるのが特徴です。処理されなければ一方的なゲームにしやすい<レムヒール>の存在も大きいですね。画伯意識で<単体4000>が採用され出したのもこのタイトルからです。1の連動が相手を見ないので良質なストックを作りやすく、山の強さの面でも<チノココ>基準をクリアしやすいと言えます。特に本扉は、動きはシンプルなもののこのゲームの基本が詰まっているデッキなので、広くオススメしやすいデッキタイプです。

また<レム><ラム>軸や<疑似リフ>軸など他のデッキタイプも存在します。レムラム軸は特に1の面が固く、<島風>全般に対して強く出れるのが特徴ですが、連動を使わない分使う側も大変です。擬似リフ軸は早出しとして出てくる<キャラ>が強力で、山を強くしつつショットも併せて押し込み勝ちしやすいですが、構築が縛られるのが難しいところです。

総じてクセも少なく扱い易いデッキなので、一定のシェアがあります。特別何かをするようなデッキではありませんが、まさにスタンダードといったデッキだと思います。

リライト
2017年タイトルとしてはリゼロと対極に位置するようなリライト。既存のプールが既に特徴的だったリライトに、それを強化するような追加が来たので、より特徴的なデッキとしてアップデートされました。

環境で活躍しているのは、門置きブ型の<><ルチア>+<小鳥>でしょう。レベル0~1の数字が貧弱で、画伯どころかバニラすらまともに踏めないような構築になりがちですが、<置きブ連動>+<手袋>は驚異的な制圧力があります。どちらかと言うとこれも相手を見ないタイプに属するでしょう。とにかく自分のゲームが出来るように1周目は山作りに徹し、後半での巻き返しをはかるようなデッキです。

レベル2以降は一気に数字が上がります。アタッカーとしてはなんと言っても<地球委員長>が強力です。行きに返されず返しに手袋を握れるので一気に面を取り返すことが容易になります。他にも<小鳥>の早出しや<静流>の早出しがあり、状況次第で配置することになりますが、どちらもゲームの最後まで活躍が期待できるキャラと言えます。

うさぎに対しても、レベル1で<RR“プレゼント交換”チノ>連動させづらく、レベル2以降で面を取り返しつつ相手よりも強い山を作りやすいので、相性は悪くありません。大量に積まれたヒールで打点を戻しやすいので、<チノココ>の詰め能力が相対的に下がっているのも要因でしょう。

デッキとしては、2種の連動とそれによる山作り、強固な盤面と大量のヒールとなかなか強いこのデッキですが、脆い部分も少なくありません。異常なまでのストックブーストの弊害としての山の質の変化、デッキカラーから来る序盤の不安定さなど挙げたらキリがないほどありますが、根本的なところでは門置きブという構成に、去年のTPと同じ脆さがあると思います。


極めて異端な立ち位置のリライトですが、こちらも強力なデッキとして一定のシェアがあり、意識せねばならないデッキの一つでしょう。

SAO
追加というよりパワーアップされたという感じのSAO。新規カードは少ないながらも確かな手応えを感じさせる追加だったと思います。

既存の絶剣シノンには<4000シノン>が追加され、一気に完成度が上がった印象です。応援はもちろん<移動キリト>のパンプも受けられることから、画伯を処理出来る可能性を大幅に上げる1枚で、生存率も高いため積極的に採用されます。レベル1以降もアタッカーとして活躍できる上に、もともとデメリットが気にならない構築だったので、デッキとしての完成度は飛躍的に上昇したと思います。またXルック+クロックシュートの<リーファ>も、<シノン>と相性の良いフィニッシャーとして活躍しています。

他のデッキタイプだと赤軸に<早出しリズ>や<収録中相殺>、黄軸に<集中>の恩恵を存分に受けられる<8000>や非常に優秀な<最上位後列>が追加されました。もともとのポテンシャルが高い絶剣シノンが多いですが、他のタイプも確実に強化されています。また新たなデッキタイプとして、波状攻撃連パンを狙うデッキも組めるようになりました。少ないストックで簡単に多パン出来るので、<チノココ>とは別の意味で山の弱いデッキに対して圧力があります。


SAOには多くのデッキタイプがあり、それぞれにメリットデメリットがあるので、どれも別々のタイトルだと考える方が自然かもしれません。

このすば
プールとしてはイマイチぱっとしない印象を受けるこのすば。派手なフィニッシャーである<めぐみん>や単体で見ると強力な<ダクネス>を軸とした場合、どうしてもカードプールの弱さが露呈しがちです。ネオスではハイリスクハイリターンと言える<エリス>連パンを軸にすることで、カードプールの弱さを補った形が流行しています。

このすばの特徴としては、異常に強いレベル0が挙げられます。レベル0だけ見たらうさぎよりも強いのではないかと思います。<集中>に1000応援がついているので画伯を全く苦にしませんし、<ダクネス>は<ココア画伯>を彷彿とさせる処理されにくいアタッカーを作れます。<移動ダクネス>やなぜか2500もある<天真爛漫>など、平均的に高いパワーが特徴です。

反面、1以上がかなり貧弱だったり劣化になりがちだったりします。まともに面を取れるのは<ダクネス>くらいですが焼け石に水という現状では、<エリス>の早出しを狙うタイプが流行るのも納得といったところです。こちらもパワーはあまり高くありませんが、相手が山を作りきる前に押し込んでしまえばという戦略です。ストック効率が良いので出し直しての立て直しが容易なのも特徴ですね。

不確定な連パンを軸に据えなければいけないものの爆発力はなかなかのもので、去年の<Pos凛>を彷彿とさせる理不尽さを感じさせます。特に<アクア>とのコンボは凶悪で、相手を見ない強さがあります。

まとめ
色々書いてきましたが、要はうさぎを中心にしつつも様々なタイトルが存在するよってことです。シェアとしては常にトップを走り続けるうさぎが大きいものの、デッキの強さが一強というわけではないので、各プレイヤーが各々好みのデッキを選びやすい環境です。環境の構図をしっかりと把握した上で、自分にあったデッキを探しましょう以上のことは言えません。僕は、その負け方に納得出来るかどうかという観点でデッキを選んでいます。良い面よりも悪い面を好きになれるデッキの方が、信頼も生まれやすいと思います。



ブシロードの目指す健全な大会環境という意味では、今のこのような環境は理想形なのかなと思います。


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