こんにちは!遊々亭@ヴァイス担当です!
今回は遊々亭ブロガーのトコさんに
『パワーアップセット とある科学の超電磁砲S』について発売直後のインスピレーションで質問に答えて頂き、記事にさせて頂きましたので紹介させて頂きます!!
- 新弾レビュー『パワーアップセット とある科学の超電磁砲S』【 こへい 編 】
- 新弾レビュー『パワーアップセット とある科学の超電磁砲S』【 トコ 編 】
『パワーアップセット とある科学の超電磁砲S』
【 トコ 編 】
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PS "ただそれだけ"美琴 条件によって早出しが可能で、1枚で相手の強力なカードを2枚除去できる可能性を秘めている。 ダメージを受けた際に次ダメージをキャンセルしやすくする効果を併せ持っているため、構築がある程度縛られてしまう部分はありますが、採用を十分に考えられる1枚と感じました。 CX「超電磁砲」は複数種類がありますが、個人的にはトリガー時の事を考えて手札の質を良くするために<カムバックアイコンの「超電磁砲」>の採用率が高いのではと考えています。 それを過程して動きを考えると「"ただそれだけ"美琴」、「超電磁砲」、「手札のキャラ1枚」と連動時に3枚手札が減ることや、早出しするためにクロックに<「夏の楽しみ黒子」>が必要なためレベル2までに手札に集めておくような手札管理を意識した回し方が必要になるように思いました。 幸いというか、デザインされているようにそういった部分をサポートする効果がパワーアップセットには多いので併せて採用し、上手い回し方などを見つけていきたい1枚と感じました。 |
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PS 夏の楽しみ黒子 よくある登場時にデッキトップのカードを手札に加えて1枚控室に送る効果と、自CXが置かれた際に味方を強化して手札に戻る効果。 自身がCXを置いた際にキャラを減らすのは、アタックできなかったりサポート効果(例えば枚数分パワー上昇)の枚数が減ってしまうなど基本的にマイナスなイメージが多いですが、 このカードの場合、パワーの上昇値が2000と大きい事や登場時の効果をもう一度使える点、<「"ただそれだけ"美琴」>用に自分でクロックに置くために手札に持っておきたい点など 手札に戻す意味の大きい効果となっていて、下記で紹介する<「夏の楽しみ美琴」>との連携も狙えるような作りになっているため大変面白いカードに感じられました。 |
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PS 夏の楽しみ美琴 <CX>と共に今回追加された連動付きの効果で、連動が条件こそありますがコストを払わずに0コストキャラを控室から呼び出すというかなり優れた効果に思います。 条件こそ前列に居る事、ストックが5以下である事とありますが、CXを置いた時点でストックが5ならば、CXのストックチャージよりも先に「夏の楽しみ美琴」の効果を発揮することが可能であり、 パワーアップセット内でも<「息の合った二人 美琴&黒子」>、<「放課後の初春」>等ストックを使用した効果は用意されているため、序盤で連動したけど条件が満たせてないという状態にはなりづらいかと思います。 また、昨今の1レベルにしてはパワーが低めな部分もありますが、上記で紹介した<「夏の楽しみ黒子」>と併せて使用すると自分の場が全て埋まっていてストックが5というような状態でもキャラを減らさずにパワーを上げつつアタックにいく事が可能となっています。 効果を見て既にお気づき方が多いかと思いますが、解決手順を記載させていただくと下記のようになります。 |
- 1.「夏の楽しみ黒子」を登場して手札入れ替えを行い、場に出したい0コストキャラを控室におく
- 2.「夏の楽しみ美琴」を登場してクライマックフェイズで「取り戻した日常」を置く
- 3.効果解決する順番の最初に「夏の楽しみ黒子」を選択し、手札に戻してキャラ1体のパワーを上昇
- 4.次の効果解決で「夏の楽しみ美琴」を選択し、「夏の楽しみ黒子」のいた枠に連動効果でキャラを呼び出す
- 5.効果解決の最後でCXの効果によって控室からストックにカードを置く事を選択する
控室から持ってくるカードはコスト0ならば1レベルでも良いため、状況に応じて様々な選択ができるのが個人的にはとても好印象なカードです。
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RR 一つ屋根の下 美琴&黒子 今回の追加では回復効果のあるレベル3が追加されなかった点や、このカード自体元々CX連動を必要とせずに効果ダメージを狙える辺りが個人的に優秀と評価できるカードだった点。 CXを使用した際限定ですが<「夏の楽しみ黒子」>でパワーを上昇させて相手のリバースが狙いやすくなり、最悪CX使用で手札が0枚でもCXを置いた際に手札に戻ってきた「夏の楽しみ黒子」をコストとして使用できる点等 とあるデッキを構築するうえで改めて評価の上がった1枚と思います。 最近のレギュレーションでは枚数制限も解除されているため、デッキに回復カードとして3枚以上入れつつフィニッシュも狙えるようになったことも再評価の上で大きな要因となりました。 |
4 <PS放課後の初春>
4 <Uお姉さまへの憧れ 黒子>
4 <R“パッションオレンジ”美琴>
4 <PS夏の楽しみ 黒子>
【レベル1】 12枚
2 <Rある日の休日 美琴>
2 <U運動神経抜群 美琴>
2 <PS息の合った二人 美琴&黒子>
4 <PS夏の楽しみ 美琴>
2 <PS素直になれない美琴>
【レベル2】 4枚
2 <R“多才能力者”木山>
2 <Uパジャマの美琴>
【レベル3】 10枚
2 <PS放課後の佐天>
4 <RR一つ屋根の下 美琴&黒子>
4 <PS“ただそれだけ”美琴>
【クライマックス】 8枚
4 <CC超電磁砲>
4 <PS取り戻した日常>
パワーアップセットのカードを中心に赤軸に緑を加えた形でイメージしてみました。
0レベル帯は相手のアタックフェイズで移動する<「お姉さまへの憧れ黒子」>で相手を躱して、自ターンで<「夏の楽しみ黒子」>+CX等を使用して手札を維持しながら相手を倒す事狙えるかと思っています。
基本的にCXを打たないとパワーが上がらないためそこは実際に回してみて検討が必要になるかと思います。
あとは後半の支援も見越して<「"冥土帰し"」>等も数枚採用を検討したいところですが、<「素直になれない美琴」>を使用するのであれば難しい部分に感じました。
1レベル帯は上記で紹介させて頂いた<「夏の楽しみ美琴」>の連動を狙う形になっているためコスト0のみで固めています。
しかしこの構築だとCXはトレジャーでもゲートでもないので自分で引くしかないことから、1レベルで必ずCXが撃てるとは限らないため <「運動神経抜群 美琴」>等、自ターンのみでもパワーが上昇するカードで相手のリバースを狙った構築にしています。
また、1-1のカードにも優秀なカードは多いため無理に1-0やパワーアップセットに縛られた考え方をせずに「夏の楽しみ美琴」も含めて採用するカードを決めていきたいと思います。
まずは一度試してみないと実際の感触はわからないので、仮組としては連動ありきで4枚採用し、他のカードも1-0で固めたこの形で回してみたいと思います。
2レベル帯は<「"ただそれだけ"美琴」>の早だしや<「一つ屋根の下 美琴&黒子」>のチェンジによる早出しを狙いつつ<「"多才能力者"木山」>でパワーの上昇を狙った構築を考えています。
この辺りから手札を使用した効果が増えるため、<「放課後の初春」>等で手札枚数を維持して展開できるのが理想的と思います。
3レベルでは回復もそこそこに相手を倒すためのような構築としていて相手を倒す必要も、CXも必要としない連パンが可能な<「放課後の佐天」>を採用しています。
色が少ないので序盤辺りから意識して緑を発生させておく必要はありますが、上述したようにこのカードも「一つ屋根の下 美琴&黒子」のようにCXが要らない効果のため、そこに至るまでのストック、手札をどのように維持していくかが重要になってくると思われます。 最後に、今回は赤に特化した状態で黄色は混ぜない形で考えて構築してみましたが、 黄色のカードでもアクセラレータやラストオーダー等を中心に<超能力>を持った有力なカードがありますので、デッキの形を変えて色々試していきたいと思います
【担当】 以上で今回のレビューはおしまいです!トコさんありがとうございました!!