ヴァイスシュヴァルツ【アイドルマスター】振り返り
パワーアップ第3弾はアイドルマスターです。
アイドルマスターはWS2年目に参戦した意外と古いタイトルです。
度重なる追加が来ているタイトルでもあり、流行の構築は時期ごとに異なる。どの時期でもトップメタ相手に戦えるだけの強さがあるのはアイマスならでは。
アイマス初弾は、それまでのタイトルよりも高いカードパワーを誇っていたため、発売後すぐに環境の一角となりました。
プール全体が一つの特徴でまとまったのはアイマスが初めてです。移動テキストの初出である<方向音痴あずさ>をはじめ、早だしが少なかった当時としては高い性能を誇った<美希>と<千早>、当時としては踏まれにくい数字を出せた素前など、ネオスタンダードの第一線で活躍できるほどのカードプールでした。



ディアリースターズで8扉が出来るようになりましたが、主な追加は涼周りでしょう。
当時はまだまだ少なかった単体4000アタッカーである<涼>はスタンダードで採用される事もありました。
とても高いパワーを誇る7500<涼>や、次第に対処しづらくなる<凸凹>なども採用率が高かったです。
また後の追加で採用率の上がる<みんドル>や<スペシャルコーチ>もこの弾でした。





アイドルマスター2では各キャラの配色が一新されました。
この後の弾では、この一新された配色で収録される事になります。
アイドルマスター2で追加された主要なカードといえばなんといっても<ジュピター>でしょう。<ジュピター>という強力な防御札は以後アイドルマスターの一つの強みとして認知されていきます。
他には<BK MANIAC>や<TD春香>などがこの弾で追加されました。
アイドルマスター2は強化というよりもデッキの幅を広げるような追加で、各キャラクター単デッキが実践レベルになったのは丁度この弾からです。



アイドルマスターが再び環境にくい込んだのはアニメアイドルマスターの追加の時です。
<オフタイム真>や<古き都の貴音> をはじめ、当時の標準並のカードで構成されていたため、<移動>や<ジュピター>など過去のプールの強みを活かしてネオスタンダードで活躍しました。
初弾で収録された各色のイベントも同名異能力で収録され、幅が広がりました。それほどアイドルマスターで染まっていた訳では無いものの、次の上位デッキを軒並み弱体化させた制限改訂で、3種選抜をかけられることになります。




【劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」】
劇場版アイドルマスターは、カードパワーを底上げしつつデッキの幅も広げるような、アイドルマスターらしい追加だったと思います。
<輝きあずさ>はもちろんのこと、<春香>や<美希>、<千早>などの各種フィニッシャーも収録され、パワー面で心もとないアイドルマスターのプールをシステム面で強化しました。
他にキャラ単で真価を発揮するようなカードも収録されており、様々なデッキタイプが強化されました。




他にキャラ単で真価を発揮するようなカードも収録されており、様々なデッキタイプが強化されました。
パワーアップセットも単なる強化ではなく、実に様々なデッキタイプを誕生させそうな内容なので、とても楽しみにしています。
・以前使用していたデッキ

4 <R 輝きの向こう側へ!あずさ>
2 <R 輝きの向こう側へ!亜美>
4 <C 明るい親子 愛>
2 <PR キャンペーンガール 美希>
1 <R 頼りになる!? プロデューサー>
4 <C 方向音痴あずさ>
1 <RR 輝きの向こう側へ! 貴音>
レベル1 (18枚)
4 <R 双海 亜美>
4 <R 双海 真美>
3 <RR ゲットだぜ!響>
3 <R 次のステージへ! 春香>
4 <U お揃いの練習着>
レベル2 (0枚)
レベル3 (6枚)
4 <U いたずら好き亜美>
2 <C アイドルとしての才能 愛>
クライマックス (8枚)
1 <CR キラメキラリ>
3 <CC 迷走Mind>
4 <CC ALIVE>
・今回の追加で注目してる過去弾のカード
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<律子ヒール> なんだかんだでアイマスのヒールはこれが1番無難に強いと思います... <宝>連動軸や亜美早だし軸など緑が主体になる場合は必ず採用したいですね。 パワーアップの2000応援を配置してあげれば、<昔話>や<神楽坂>とも渡り合える数字になります。 アイマスのレベル3は<千早>や<美希>や<やよい>など、連パンできるキャラが豊富なので、それらとの相性も良い律子は是非とも採用したいと思います。 |
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<小鳥ヒール> パワーアップのイベントが強力なので、記憶が満たしやすくなりました。 色が厳しいものの、上手く運用できれば単体11000のヒールとして使えるので、主軸にする事を検討する価値がある1枚。 |
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<貴音ヒール> こちらは早だし時にハンドカットのデメリットがあるヒールですが、パワーアップの千早のパンプ条件を満たす事が出来るので評価が上がりました。 僕はパワーアップの千早を使いたいので、まずは貴音を軸に組んでみたいと思います。 とはいえバニラサイズしかないヒールなので、細心の注意が必要だと思います。 しっかりと残してあげられないとそのままジリ貧になってしまうのは追加前と変わりません。 |
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<美希ヒール> 寄り道の強力なサポートが追加されたので、<寄り道>を軸にするならば美希ヒールも強いと思います。 寄り道2枚と条件は少々難しいものの、2000応援を配置してあげれば13000になるので、アイドルマスターとしては破格のパワーラインを出すことが出来ます。 特にパワーラインの低いアイドルマスタータイトルカップなどでは活躍が期待できると思います。 |
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<1/0千早> キャラが手札から控え室に移動すると7000になるアタッカー。 前々から注目していたのですが、新千早連動や2000拳などの追加により、デッキの主軸になれる可能性を感じます。 自ターンにパンプ条件を満たすのが少し面倒ですが、コストパフォーマンスは悪くないので一考の価値アリです。 |
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亜美真美チェンジ キャラが手札から控え室に移動すると7000になるアタッカー。 前々から注目していたのですが、新千早連動や2000拳などの追加により、デッキの主軸になれる可能性を感じます。 自ターンにパンプ条件を満たすのが少し面倒ですが、コストパフォーマンスは悪くないので一考の価値アリです。 |
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<練習着> 質は悪いもののアドバンテージが稼げるカード。 これは真美ショットのコストを控えから釣ってくるのに有用です。 練習着+真美2枚でダブルショット2面なのでコスパは悪くないと思います。 なんとかダメージレースだけを見つめるデッキにしたいところです。 |
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<事件の予感律子> ディアリースターズのカードで、涼パンプとトップチェックがついています。 注目はトップチェックのテキスト。これは涼のデメリット回避のためにデザインされたテキストですが、副作用として手札にクライマックスを引き込みやすいという特性があります。 これまでは色やプールの都合からこの副作用を有用に使うことが難しかったのですが、パワーアップの律子連動は色や連動の強さなどの点から相性が良いと言えます。 0~1を涼と律子で構成しつつ寄り道の記憶を満たせるようなデッキも組んでみたいと思います。 |
アイドルマスターはプールがとても広いので、ここに挙げた以外にも、強烈なシナジーを発揮する組み合わせがあるかもしれません。
今一度見直してみてはいかがでしょうか?