
新弾レビュー&デッキ紹介『デレマス 8門』
デレマス旧弾の特徴
デレマスはそれぞれ色の縛りで効果を持つキャラとユニットで共通する効果を持つものが多いです。新弾を見る前に旧弾で使える可能性のあるカードをおさらいしつつ新弾を見ていきましょう!
TP
2016年を風靡したデッキタイプで強力な<5枚集中>、<応援CX連動>、<早出しヒール>を内蔵したデッキタイプになります。早出しヒールのパワーが非常に高く安定した山管理ができることからも流行っていました。新弾でもさらにハンドと山札を管理しやすくなる<1レべアタッカー>、山札の状況に関わらずヒールしつつハンドの質向上かストックブーストか選べる<ヒール>などが出たため再度注目されています。今までは詰めがコストの軽い連パンかせいぜい1点バーン程度しかありませんでしたが今回<逆圧縮>を手に入れたのは追い風だと思います。
青暁、小梅
山札を回転させつつハンドの質を向上させる<青暁>、クライマックスを補給する<小梅>はTP時代でも安定感と最大値の増加を得られる貴重なカードパワーを持ったキャラです。<暁>は現代ではほとんど刷られなくなったり、小梅はカードパワーを調整されたものが多く刷られたりしましたが、現在もなお評価されるべきカードだと考えています。
デレマスのプールを見る際は他タイトルに比べて連動が強く使える視点と青色で統一した時のメリットを加味してデッキを作るのが良いかもしれません。
Project:Krone
デレマスの中でも特にネームで縛る代わりに強力な効果を得るユニット(プロジェクト)です。共有するKroneを使うことでソウル上昇、逆圧縮、軽コストサーチなどが使えるようになります。
今回の追加では残念ながら強化されませんでしたが相手のキャラをボトムに送ってダイレクト枠を作る手段が追加されたことにより打点不足や防御札に弱い面は改善されたと思います。
各種イベント
各種イベントは現代でも使える上にキャラパワーの上昇によって効果も強く使えるようになります。例えば今回低コストでバーンをばらまく<ユースフルロマンス 小日向美穂>や<スウィートハートロマンス 五十嵐響子>は余ったコストで耐える<星に願い>を、さらにレンジを伸ばす<エナジードリンク>と相性が良いと思います。
追加が来た際には特に過去弾のイベントはチェックしておきましょう。
新弾注目カード
- 黒き森の乙女 高森藍子
- いたってシンプルな早出しヒールに自ターンリバース時にハンド入れ替えが付きました。デレマスの黄色はハンドの質を上げる手段が薄く、早出しもそこまで強いキャラがいなかったので色の観点で純粋な強化をもらいました。黄色軸にすることで使えるようになるカードも多かったり、ソウルアイコンが多いほど効果を発揮する効果も多かったりと構築単位での縛りが重くなる傾向が黄色にはあるため重いコストのキャラをアタッカーに変えることができるのは便利な能力だと思います。
- スウィートサマーナイト 十時愛梨
- 新弾の共通連動組の一枚。<1連動>と2連動の共通連動でどちらもリソースに関わる部分を強化してくれます。舞台に青色のキャラと赤色のキャラがいないとパワーが低い点や連動が必要な上にリバースも必要な点はネックですが、1連動から2連動を集めつつ展開ができる点、デレマスはクライマックスの供給が得意な点で注目のカードです。
3レべの連動も搭載しつつリソースもかき集めることができる上にしっかり2レべでも高いパワーが出るので環境に2レべが少ない場合は特に刺さりそうだと思いました。
- 私とあなたの楽園 緒方智絵里
- クライマックスがない場合0コストでハンドが増える強力なカードです。なぜか相手ターン中も発動します。
クライマックスを落して効果を発揮する連動がないに等しいためバリューは低いものの0コスでアドというのは無視できません。連動を使わず強いコンセプトが見つかればエースカードにもなれると思うので強く使う方法を模索していきたいですね!
- 凸凹スピードスター 安部菜々
- 色条件でパワーが上がるトップ盛りです。今回は疑似アンコールが2種類も刷られたのでアタッカーとして中継を任せつつダメージレースの貢献ができるのが強みです。最近増えつつある<シャニマスのアタッカー>などを除去できるのは強いと思います!上手く青と組み合わせて<合わない二人>を使うのも面白いかなーとか考えています。複数色が舞台に揃えるのは構築からしっかり練らないと強みを発揮できないのでいろいろ考えるきっかけにはなるのかなと思います!
- 潮風の一頁 鷺沢文香
- <専用後列>もある早出しヒールでいつでも出せつつハンドが切れるのが強味です。クロックの上のカードを拾ったりストックに変えたりが選択できる上に専用後列がいれば1ストック浮かして着地できます。一見何ともないカードですがハンドの質を高めつつコストもかからないヒールの中継カードとしては個人的にはかなり好きなカードでした。複数面レベル応援を置いても困らない山の回転はできるので上手くストブを活かした構築ができないものか考え中です。TPにもいつでも出せるヒールとして活躍が見込めます。
デッキ紹介
レベル0
計19枚
今回は8門でデッキを組んでみました。このプールでいろいろ試してみたいことはありますが、まずは<小梅>と<青暁>を使いたいのでその視点でデッキを組んでいます。
新規の連動はキャンセル率の向上にも一躍買う連動でサブアタッカーはコストをハンドに還元しやすく多パンが簡単です。弱い山は青暁と小梅で回し打点は門で確保、2レべ以降は早出しなどで処理する使いやすい8門になっているかと思います。
弱点としてはコストを吐く手段が少ないことや3連動がロングキルできないので相手にも3レべを与えやすい点、1レべの2ターン目にアタッカーを確保するのが難しい点です。
慣れてきたら助太刀を積んだり0レべの配分を変えて<ツインドライブ>を入れたりなど調整していきたいと考えています。
序盤
門はマリガンで切って大丈夫です。基本的に控え室を触るのは得意でないので余裕があれば<1連動>はキープしましょう。<美波>は帰ってきやすいアタッカーとして採用していますが1レべに上がり相手がキャラを割れる状態になるのが見えたら無理にマーカーを敷かなくても大丈夫です。本当は移動を採用したいのですが早出しの除去条件がトップチェックなのでこちらを採用しています。リソースに問題を感じたら移動に差し替えようと思います。1連動、<サブアタッカー>、<青暁>、<小梅>でリソースを稼ぎながらしっかり1リフを狙いましょう。そのために被ダメを下げる多パンをしても後々何とかなることが多いです。中盤
ある程度打点レースで優位に立てれば相手のキャラに合わせてパンチして問題ないです。ハンドの質は上がりにくいので上手くハンドをキープできるよう3レべは握っておきたいところです。早出し2種類が打点レースに関連するので積極的に絡ませていきましょう。特に<レベル応援>が早期着地できると<文香>を毎ターン出す方針に切り替えることが多いです。ヒールしてダメージを押してもリソースが減らないのは偉いですね・・・終盤
ダメージレースがある程度有利になっていないと厳しい展開が多いです。3連動でバーンを打ちつつ最終ターンならクロックキック、もう1ターン見るならリソースを残して次ターンに再度連動を狙いましょう。<小梅>+門のおかげで連動に困ることはかなり少ないのでクライマックスよりは<ヒール>は早めに集めておきましょう。最終ターンで<逆圧縮>が必要になるケースで拾うためにシステムもいろいろ思考中です。
行きのパワーはまだましなのですが返しのパワーが低いので結構アグレッシブな押し込みデッキになりそうです。まとめ
ところどころ見どころのある効果は多いものの、2016年以前のカードはカードパワーが現代と比べると物足りず、新しいカードは飛びぬけた強さをもつカードが見当たらないため強力なコンセプトを探すのが難しいプールだと感じました。<小梅>が本当に強いので連動を中心にいろいろ考えていきます!
ではまた次回もよろしくお願いいたします!!