
新弾レビュー&デッキ紹介 『カードキャプターさくら』
目次
はじめに
こんにちは、こうちゃです。今回は『カードキャプターさくら 25th Anniversary』の新弾レビュー&デッキ紹介です。
カードプールに対する全体的な印象としては、デッキの主軸になりそうなカードがイベント経験(クロウカード,さくらカード,固着)を指定するカードが多く、このイベント経験をうまく満たすようにした上でうまく50枚にまとめるところが難しくもあり面白そうだなという印象です。
前回のブースターパックである『クリアカード編』メインのデッキにも良い追加カードが何種類も収録されているので、既存のデッキの強化も可能です。
イベント経験
カード紹介の前に、避けては通れないイベントカードについて触れます。クロウカード,さくらカード,固着がそれぞれ複数色に収録されており、とくに主軸になりそうなL3カードはこれらのイベントをレベル置き場に揃えることで能力が発動するカードが多いです。L2以下のカードにも、レベル置き場にイベントがあることで強力なテキストが発動するカードが存在しているため、今回のブースターメインでデッキを組む場合は、各種イベントを上手くデッキに組み込む必要があります。
イベント経験補助として、<"ベストショットですわ!"大道寺知世>が収録されており、レベル置き場に揃える難易度はそこまで高くない感覚ですが、デッキの枠を10枚程度イベントで確保しなければいけない点がなかなか大変な印象です。
各イベントの使用感的には、<L1青色 固着>が山札を任意の枚数削りつつキャラorイベントを取れるため汎用性が最も高く、次点で<L1黄色 クロウカード>が控え室の好きなキャラに変わるためデッキに複数組み込みやすく使いやすいです。<L1赤色 固着>はかなり無難で、<L1赤色 クロウカード>は0コストでキャラサーチがかなり強いものの、『桜』名称3枚条件がかなり重く、複数引くと盤面に『桜』名称が揃わず急に動けなくなるため採用枚数が難しいです。<L1緑色 さくらカード>は2ストック増やすことができるアドバンテージ加速カードで、手札が潤沢になるデッキであれば手札をストックに変換しつつ山札を強くするデッキになりそうで可能性を感じる使用感でした。
(固着はクリアカード編のブースターにも収録されていましたが、新弾メインで組む場合は、新弾の固着から選択することになりそうなので、旧弾の固着の使用感は割愛します)
気になったカード
"歩んだ軌跡"木之本桜
チョイスCX連動のL3回復キャラ。テキスト全てが無難に強く、ざっとカードを見たときにまずはこのカードを使ってみたいなと感じたカードです。
イベント経験が必要ですが、登場時回復キャラに付いているCXコンボとしてはかなり強い部類かなと思います。3面連動を狙いたいところです。
"チア活動"木之本桜
門CX連動の登場時1点追加持ちのL3キャラ。複雑なテキストをしていますが、3面+CXで5から6回のアタックが可能なキャラです。
5回のアタックのコストは軽く、1面テキスト分の1コスト+手札3枚。6回のアタックのためには2体目アタック目終わりのタイミングで1度目のテキスト、3体目アタック終わりでさらに1コスト+手札3枚が必要です。
基本的には5回アタック狙いで、上手く手札枚数を用意できた場合は6回のアタックまで狙うという運用が良さそうです。
CXコンボの性能的には、かなり重い連パンという印象ですが、登場時の追加1点と助太刀により妨害されないことも加味すると、ゲームに勝つ力はかなり高いほうなのかなと思っています。
『"チア活動"木之本桜』を3枚集めることが最低条件なので、デッキに組み込む際はゲーム開始時点からこのカードを強く意識して集めていくようになると思います。
記念写真"木之本桜
チョイスCX連動のL1キャラ。無難なL1連動ですが、前列中央でソウルが1上がる点がなかなか強かったです。
CXを使わないターンでも、最低限中央ソウル2でアタックできたり、CX連動を使った返しに<"審判者"月>などで復帰させてソウル2アタッカーとして使えたりと、ゲームの中盤を繋ぐカードとして役割が多く使いやすいです。
デッキ案紹介
デッキ案① (8チョイス)
<"歩んだ軌跡"木之本桜>を主軸に組んだデッキです。
道中は、<"記念写真"木之本桜>や<"風に吹かれて"木之本桜>で凌ぎつつ、『"歩んだ軌跡"木之本桜』複数面展開を目指します。<"審判者"月>で『"記念写真"木之本桜"』を維持する動きが強力です。
デッキ案② (扉門)
<"チア活動"木之本桜>を3面展開することを目指したデッキです。
道中は<"始まりの一歩"木之本桜>で手札枚数を維持します。
『"チア活動"木之本桜』を揃えるために<旧弾の青 固着>採用も試しましたが、デッキ内に『クリアカード編』特徴が少なく、サーチしたくても使えないような場面が多々あり一旦不採用としました。2枚サーチ自体は強いので、『クリアカード編』特徴が増えれば再考の余地はありそうです。
デッキ案③(クリアカード編,電源扉)
既存デッキの強化案です。L1からL3の大まかな動きは変えずに、細かいサポートカードを補充する形にしました。
とくにL0が大きく強化されていて、最近のカードにも目劣りしにくくなったかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。『カードキャプターさくら』は昔からの人気タイトルだと思うので、新規の方や『クリアカード編』のデッキを好きで使ったいた方どちらにも組んで遊んで頂きたいです。個人的には新弾メインのデッキをもう少し考えていきたい一方、『クリアカード編』の強化版が思いの他強く、こちらもまだまだ試したいなと思っています。質問やコメントはX(@koucha365)までお願いします。
それではまた次回の記事で。