ネイ調整記2 | ヴァイスシュヴァルツ | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

ネイ調整記2 | ヴァイスシュヴァルツ

ヴァイスシュヴァルツ 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ヴァイスシュヴァルツに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@ヴァイスシュヴァルツ担当アカウント@yuyuWstcg 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews
 

ネイ調整記2

posted

by K

ネイ調整記2
今回はWGPシーズン中に感じた構築やプレイ、認識の変化の話をしていきます。


過去の記事はこちら
オルソラから早出しメタ拳への変更
まずは<オルソラ>を1枚採用していたのを、<早出しメタ拳>2枚目に変更しました。
オルソラの採用理由は、道中1度はあるであろうチャンプのタイミング、このタイミングで<ネイ>の出力を上げつつ手札を整えたいという理由で1枚採用でした。実際序盤に素引きできたら強かったですし、チャンプしたいタイミングに持ってくるのも比較的容易でした。
しかし1度経験したゲームではそのような余裕は全くなく、オルソラチャンプのタイミングを作ることなくネイが走るターンが来てしまいました。このような早いゲームでは相手も山を作りきれていないことが多く、このタイミングでドラをめくることが出来れば勝っていたかもしれない体験でした。この体験を経て上手く回った時に綺麗に動けるオルソラではなく、確実にドラとなってくれる早出しメタ拳に変更を決意しました。
上手く山作り出来ない早いゲームを経験して、全然上手く回らなかった時に構築上非ドラを絞っておくことでネイの出力を期待するように変更したということです。


WGP前半の振り返り
今期は日程の都合もありWGP前半が終わるまで振り返るチャンスが無かったので、広島が終わってから振り返りを行いました。3回ネオスタンダードに出場して全て1勝2敗という戦績で、少なくとも始まる前の想定とは大きく異なった戦績でした。結果という数字はとても正直なので、いまのままではこの後勝つのも難しいだろうということで入賞デッキの結果を振り返りました。
前半の優勝デッキは、レベル2から詰められるような強力なデッキが入賞しつつも、<ネイ>は0という結果でした。特に<五月>や<ビスマルク>のネイとの違いは、レベル3で自前でクライマックスを探してこれる詰めであるという点で、これはつまり直前のターンに8枚戻りの山で耐えられるということの裏返しで、これに気づいた時は衝撃でした。ネイが優勝出来ないのもこの考えの元では納得で、名古屋地区ではネイでないデッキを使ったくらいです。


転機の名古屋地区
結局土曜日名古屋地区でもまたしても1勝2敗だったのですが、この後日曜日の非公認トリオ、月曜日のショップ大会、火曜日の名古屋地区入賞レシピ振り返りという経験を経て、大きな転機と呼べるような変化に繋がりました。ここではそのお話をします。

まずネイから1度離れたことでネイの強さを再認しました。D4DJよりも相手への要求が高く、今期の選択が正しかったと再確認出来たのは大きかったです。やはり結果はおいておいて、現環境最強は<ネイ>で間違いない、と。他のデッキの詰めとは要求が規格外で、変えるのはありえない話でした。
火曜日名古屋地区入賞レシピの振り返りでは、かぐや、8電源ホロライブという前半あまり活躍しなかった新たなデッキの優勝と、ネイの入賞という点が特に大きかったです。特にかぐやは前半振り返った8戻りという文脈も満たしておらず、ネイも<しよこ>2枚採用という自分の想定とは随分異なるデッキタイプの入賞で、再度考え直す良いきっかけになりました。ここでの結論は、8枚戻りの文脈は前半入賞デッキの共通点であり必須条件では無い事、そして入賞するのに必ず必要なのはデッキの特性よりも環境の理解で、環境の理解を使い慣れたデッキで実現できるようなプレイヤーが勝っているという印象でした。つまり練度さえあれば使うデッキはあまり大きな問題ではなく、プレイが最重要な環境であるという理解です。
この振り返りを行った時点でそれまで3日間の大会結果を活かすことになります。土曜日はD4DJを使って1勝2敗。ネオスの調整として出たタイトルカップでは6勝0敗。デッキ本来の強さは再確認しつつ、ネオス環境で耐えうるカードパワーなのかという点で懸念を覚える結果です。日曜日はパズドラで1勝2敗。特に負けた1戦が電源型のDcideで、逆圧縮をケアして進めた結果、バーンを含めて全キャン、クライマックスを引ければクラマ交換で詰めに行ける場面で引けず、返しに残1の電源を引かれて再度逆圧縮を食らって負けました。プレイは合っていたと思いますがこれをやって負ける構築の方に問題を感じました。月曜日はD4DJで1勝3敗。特に印象深いのが最終戦で、シャニマスに思い出圧縮されて9パン走っても勝てないような状況を作られました。デッキパワーが第一線とは言えないタイトルに実力負けというのが大きなポイントです。
振り返りを経て、ネイで耐えるプレイが出来るように組むという解決策をとりました。まぁこれはむしろそれしかないという解決策なのですが。これが構築に大きな影響を与えます。


構築への反映
火曜日の時点でもう土曜日の仙台地区まではほとんど時間が無い状態。とりあえず構築時点で使うだろうと想定していたカードやプランのうち、地区であまり取らなかった所を捨てて、安定感や<ネイ>を走るバリューに寄せた変更を行いました。
具体的には<ルシファー>2枚を<エスカマリ>2枚に、<アルビダ>を<>に変更しました。山ケアをしづらくさせるルシファー+アルビダの並びは強力で、デッキとしては採用したい組み合わせなのですが、自分のこれまでの地区を振り返った時に、それ以前のところでゲームが決まってるんですよね。必要かどうかは分かりませんが、とりあえず今のところは機能してない形。だったら目先の勝率を追うことにしました。
エスカマリはとにかくクライマックスを探しやすくなります。その分ヒールが薄くなりますがネイを走るバリューに寄せています。アルビダは山崩しが強力ですが、とりあえずネイが走れるゲームを目指すため霞に変更。デッキとしての動きを強くした形です。ここでデッキ内のドラが減っていることに注意です。


プレイへの反映
プレイ面では<>を入れたので霞を活かしたプレイに寄ることになります。序盤からパンチ数を稼ぎ多くのドラで打点を押し込むルートを取れるようにします。このプランは霞で下げる0があまり強くないこのデッキでは舞台のバリューが下がりがちで、多パンする事で手札も減りがちなのですが、その分<エスカマリ>で手札を持たせるようなプレイが取れるようになっています。
また<ルシファー>がエスカマリに変更されていることで青発生にも少し困ることになりました。これまで叩いたり降ってきたルシファーがエスカマリになった点は大きく、青発生を明確に意識してレベル置き場に置いたり、レベル0から叩くようの青のドラをキープしたりする必要が出てきました。


仙台地区の大きな大きな決勝負け
そうして迎えた仙台地区ですが、明らかに予選から動きの安定感が違い、5勝0敗で決勝トーナメントへ。相手のロングレンジの詰めをケアしつつ決勝トーナメントを勝ち進み、決勝戦までたどり着きました。自分のこれまでやってきたことが肯定された気がして、やってきたことをやりきれば勝てるはずと思い、そして負けました。
山ケアの得意なタイプの転スラで、なかなか高確率で勝てるレンジ、つまり2-6残りクライマックス7枚以下の状態でターンを貰えませんでした。2-4から5で耐久されて、2-6まで押し込むを続けていたのですが、あるタイミングでクロックを叩いて3-0に上がられ、そこから<ベニマル>や<榛名>を合わせて2-4から綺麗に3-7まで詰められて負けてしまいました。

耐えれば勝ちだったなーと思いつつ、耐えられてないから負けなんだよなーと思いつつ。この1戦がこの後の<ネイ>や僕自身に大きな影響を与えることになります。


大後悔時代
次の日日曜日のトリオCSに参加しましたが結果は4勝1敗で転スラに2-4から走られて個人チーム負け。次の月曜日のショップ大会は3勝1敗で、2-5から3-3-3止められず負け。ほとんど同じような負け方を3日連続で経験した形になります。仙台地区の結果もあり、この辺りでかなり後悔の念と虚無の念に悩まされることになり、24時間<ネイ>のことしか考えられなくなる状態に陥りました。こんなこと十何年やってきて初めてでした。仙台決勝は先攻だったし1周目に多く打点が入れられたこともあり、実力以外は全て勝っていたと思います。その実力という1点だけで栄光を掴み損ね、同じ負け方を2日連続経験したことで、もっと上手くならねばという一心でした。



次回は調整編ラストで、後半から全国大会への調整過程を書いていきます。

WS 超買取強化カード紹介!!(12/16)

by -遊々亭- ヴァイス担当

READ MORE

【遊々亭WS対戦動画】 第79回 彼女、お借りします VS 五等分の花嫁

by 動画

READ MORE

【遊々亭WS対戦動画】まとめ

by -遊々亭- ヴァイス担当

READ MORE

新弾レビューまとめ

by -遊々亭- ヴァイス担当

READ MORE

WSタイトル別デッキ倉庫

by -遊々亭- ヴァイス担当

READ MORE

【初心者の方へ】プレイするにあたって、気をつけたい3つのこと 前編 【デッキの組み方、選びかた】

by こへい

READ MORE

「デッキが回る時と回らない時~勝敗の波について~」

by さおり

READ MORE

アカツキって何!?今日から使えるヴァイス俗称、略称まとめ

by さおり

READ MORE