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WGP2021春店舗予選 環境考察&使用デッキ紹介

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by こうちゃ

WGP2021春店舗予選 環境考察&使用デッキ紹介
目次
はじめに
こんにちは、こうちゃです。
今回の記事の内容は、WGP2021春店舗予選で使用したデッキの簡易紹介です。

12月中の店舗予選で使用したデッキは、門扉転スラと8門シャーロットの2つ。
12月前半は転スラ、12月後半はシャーロットを使用し、合計で9店舗の決勝権利を獲得することができました。

以降の項でデッキ選択理由と簡単なデッキ紹介をします。

初期環境考察
結論から書くと、2021春の環境は少なくとも店舗予選終了あたりまで
シャーロットvsDC
になると予想しました。
シャーロット「&」DCではなく「vs」と書いたのは、シャーロットとDC両方ともが強い環境ではなく、DCがシャーロットに安定して勝てるような構築になればDC環境、そうでなければシャーロット環境になると予想していたためです。


2020後期後半から2021春に向けて、環境にとくに大きな影響を与えると考えたのは以下の3点。
  1. デアラの規制
  2. 冴えの規制
  3. DCの追加
1つめ2つめは規制関連。

1.デアラの規制
"最悪の精霊" 狂三>が4枚生きたものの、打点・盤面を支えていた<制服姿 十香>が実質禁止になってしまい大幅に安定感が落ちたと思います。(制服選抜の構築も強い可能性は十分あると思いましたが、考え方を一新する必要があり、完成までに時間がかかると感じたため、環境初期の考察からは除外)
デアラの弱体化・それに伴う使用者数の減少で、単純ですがデアラに対して弱かったタイトルが復権すると考えました。
具体的には、いつでも軽く<光景>を発射できるLv3狂三が減少することで、ストック多く抱えて戦うデッキが活躍しやすく、制服の減少でデアラ以外の面重視デッキが活躍しやすくなると考えました。
例を挙げると、前者は転スラ、後者は8電源サンシャインのようなデッキです。
転スラは光景がない相手の場合、ストックを極力使わずにより山を強くする選択を取ることができるようになり勝ち筋が増えます。
8電源サンシャインは、序盤から終盤までデアラの制服1500パンプが重く、追加のパンプ手段を継続して用意する必要がありましたが、制服が居なくなったことで、手札管理が楽になりLv3や助太刀をキープしておける場面が増え勝率がかなり上がったと感じます。
2.冴えの規制
Lv0が大幅に弱体化。
従来は自分の動きをしつつ難なく思い出を貯めていたところが、Lv0便利カード達が採用しにくくなったため、その両立が難しくなり、一周目のドローやCX配置への依存度が上がってしまった印象です。
(<中学生>絡めた多パン、<4ルック>での山札調整などが簡単にできなくなった)
従来の宝扉をリペアしようとすると、あまりにもデッキパワーが劣るため、デアラ以上に使用者が減ると考えました。
(強いカードはプール内に多く残っているので、新しい型が生まれる可能性もありますが、これもまた時間がかかりそうだと判断したため環境初期考察からは除外)
冴えが環境から居なくなると仮定した場合に注目したいタイトルは、冴えに大幅不利だったため使用者が少なかったシャーロットです。

シャーロットはkeyの追加で、
を手に入れ、対策0の相手には序盤どんな展開であろうと、Lv3友利にたどり着けばかなり高い確率で完封できるほどの力を持っていました。

ただ、当時環境トップであった宝扉冴えに大幅不利であったため、大会では使いにくいデッキという立ち位置でした。(<>対面だと<バーンメタ>を飛ばすタイミングが少ない+<新しい物語 恵>に<"大切な何か"友利 奈緒>が効かないことが大きな理由)

冴えの減少により、大会環境でも安定して友利を絡めた勝ちを狙う事が可能になり、デアラの弱体化によって増えるタイトルに対してもシャーロットは有利であると感じたため新環境での強タイトル候補に入るだろうと考えました。
3.DCの追加
2020後期途中に追加され、追加直後にも関わらず後半の地区では複数入賞者を出した注目タイトルです。
とくに意識する必要があるカードは、<賑やかな朝 ひまり>と<"Perfect affection" 音姫>。
ひまりは打点に、音姫は盤面に大きく貢献するカードで、この2枚の影響力は使い勝手も考慮すると全タイトル見渡しても類を見ないほど強いと思います。

ひまりや音姫をはじめ、非常に強力なカードを抱えているタイトルであり、2021春環境にも大きく食い込んでくることが予想できるため、大会に出るのであれば研究が必要なタイトルだと思います。
環境考察まとめ
環境考察項の最後に、2021春環境で強そうだと感じたタイトルを理由とともにまとめます。
  • 2020環境の上位タイトルが規制されたことにより転スラ
  • 冴えの大幅弱体化による使用者減によりシャーロット
  • デッキが完成すれば何でもできる可能性があるDC
この中で転スラは、シャーロットDCに対して回答を持つものの、余裕のないゲームではその回答を用意することが難しいと感じていたため、シャーロットDCより一段階下の順位に位置する印象です。

以上のことから、2021春店舗予選は、シャーロットvsDCの構図になると予想しました。

デッキ選択
まずは強いと予想した2タイトルを考えます。
DCがシャーロットに勝つためには、<"大切な何か"友利 奈緒>を対処可能にしておく必要があります。
友利を意識した場合、すぐに思いつく対策カードは<"Perfect affection" 音姫>。アンタッチャブル&友利を超えるパワーを持つカードで、友利多面で耐えようとする相手に思い出条件を満たした音姫複数面を当てることができればそのまま勝ってしまうほどのメタカードだと思います。
ただ、DC側も構築を歪ませることなく、音姫複数枚搭載し、かつ音姫の思い出条件を達成させることのできる構築にすることは非常に難しく、一筋縄ではいかないという印象です。

また、実際にデッキ選択をする際に重要な要素の一つが、デッキに対する理解度です。
運良く環境初期に最強デッキを見つけることができたとしても、低い理解度では勝つことが難しいだけでなく、大会での対戦から得るものも少なくなってしまうと考えています。
(実践投入での調整ももちろん重要ですが、大会への参加回数は限られているため、実践投入した結果から有意義なものを得ることができるようになるまでは一人回しや友達との練習をメインにする方が良いと思います)

これらを踏まえて2021春店舗予選は、シャーロットDCの構築を考えつつ、とりあえず転スラを使用することに決めました。
店舗予選開始が12/1と、準備期間が短かったためシャーロットDCは間に合わず、前期から使用しており運良く規制を逃れた転スラを継続して使用した形です。

この方針でスタートし、店舗予選序盤は転スラ、その後12月中盤あたりからはシャーロットに変更しました。
シャーロットに変更した理由は、
  • 一人回し等の練習で大会でもある程度勝てる自信を持てる所までは調整できたこと
  • 意識していたDCが<賑やかな朝 ひまり>特化型ばかりだったこと
  • ひまりと<"Perfect affection" 音姫>を上手く共存させた最強感のあるDCを組み上げることは短期間では難しいと感じたこと
の3つです。
(転スラの勝率も悪くはなかったのですが、ひまり3面を耐えるには配置がかなり良くないといけない点に不安を感じ、より安全に勝てそうなシャーロットに変更)

次の項目では、実際に使用したレシピを示しつつ簡単なデッキ紹介をします。

門扉転スラ
クライマックス
8


最序盤の店舗予選では、
"指南役" ハクロウ>が<出欠確認 リムル
新たな配下 ソーカ>が<居合の一撃 ハクロウ
最後の旅 シズ>が<フィルトウッド王国での一件 シズ
でした。


早出しメタは<"Perfect affection" 音姫>、ソーカは<"大切な何か"友利 奈緒>対策として採用しています。店舗予選に数回参加した結果を受けて3枠変更、以後はこの構築で落ち着いています。
転スラはプールが少ないものの、自由枠を調整することで幅広いデッキを見れる点が強みの一つだと思います。
8門シャーロット
レベル2
5
クライマックス
8


12月中盤以降に店舗予選で使用していたシャーロットです。
構築スタート時点ではLv3ヒールが青の<"エプロン姿"乙坂 歩未>でしたが、調整していく過程でヒールは全て赤黄セットに代わりました。 青ヒールの強みは以下の2点、
  • 色問題によりヒールができない場面がほぼない
  • Lv2でのストック消費&ヒール
どちらの強みも一般的にはかなり大きなメリットなのですが、Lv3耐久に特化している8門シャーロットにおいてはそこまで恩恵がないと判断しました。
1つめの色問題は、ヒールまで青になることで赤いカードが極端に少なくなり、<"大切な何か"友利 奈緒>や<幸せな日常 乙坂 有宇>を集めるために必要な<"大切な何か"高城 丈士朗>の登場が難しいため、むしろ赤の方が都合良いと判断、
2つめのLv2でのストック消費&ヒール問題は、Lv2で<光景>やロングシュートをケアするためにストックを使うことがシャーロットの勝ちに繋がりにくいことから、Lv3でよりカードパワーの高い赤黄セットが適していると判断しました。(Lv2で光景等をケアした結果、Lv3で友利複数+応援を展開できないのであればどのみち勝てない上に、ヒールを満足に集めることができるのは友利展開後のことが多いため)

CS等で上位入賞しているレシピと異なる点は、<収録中>複数と<助太刀>。
収録中は友利展開後の山削り兼詰め札としての役割を高く評価しています。
序盤の手札入れ替え性能は、ストックを任意のターンに使うことができトップ操作も付いて加速やLv1連動とも相性が良い<フィレス>に軍配が上がる場面が多いのですが、Lv3友利で耐える展開でのリフレッシュ直前・直後に2枚落下が便利なのでフィレスより優先して採用しています。
相手のCXを剝がすことのできる可能性も持っているので、終盤は門落とし兼軽い詰め感覚で連打しています。(オマケ程度ですが、CX積んでから<光景>という択もあります)

助太刀は<"Perfect affection" 音姫>2面フロントを一つだけでも弾くために3000助太刀にしています。
また、3色目の黄色発生要員としても重要です。

おわりに
今回はWGP2021店舗予選前半戦を振り返りつつ、使用した2つのデッキを簡単に紹介しました。
予選期間が二か月の長期戦であったので、初めて地区期間中に考えを記事化しましたがいかがだったでしょうか。
考えをまとめることは自身にとってもメリットが大きいと考えているので、今後も継続していきたいなと思っています。内容に関連したコメントや疑問等はどんなものでも聞きたいので、気軽にtwitterのリプやDM等で話しかけていただけると嬉しいです。


それではまた次回の記事で。

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