
デッキ紹介 8門バンドリ
今回は東京地区に向けて調整していたデッキのひとつ、8門のバンドリのご紹介です。
デッキレシピ
レベル0
計16枚
序盤から多くアタックしながらCXを貼りダメージレースで優位に立つ、そんな考えがデッキの土台になっています。
このようなコンセプトを持つ多くのデッキはLv3に強力な詰めが採用されていますが、今回はあえて耐久に寄った<花園たえ>というカードを採用したことで面白いデッキに仕上がったかな、と思います。
狙いたい動きは<市ヶ谷有咲>で弱体化させた相手の山に複数回打点を入れることです。
そのための手段として詰めではなく、「花園たえ」でターンを稼いで複数ターンに渡って打点を入れるといったイメージのデッキです。
上を「花園たえ」にしたことによるメリットはいくつか感じていますが、一番はゲームメイクの安定感です。
強力な詰めは往々にして多大なコストを要求されます。
リバースが必要だったり、ストックや手札がたくさん必要だったりなどですね。
そしてこれらは用意出来ない事がしばしばあります。
リバース面が無かったり、ゲーム展開が速くストック数が足りなかったり、etc...。
一方でたえは連動を打つだけです。
要求値が低いので、試合ごとのブレが小さくゲームの再現性が高いのが一番大きいかなと感じます。
採用カード
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"至高の音楽" レイヤ
序盤の山を削りながら、<紗夜>を集めることに貢献してくれます。 <応援香澄>がいる状態で序盤にプレイする場合は、トップチェックを先に解決することをお勧めします。 「紗夜」の連動を3面決めたいので、クロックに「紗夜」が落ちてしまうことを避けるためです。 |
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"......も、もしもし......"白金燐子
いわゆる<ジョー>互換。序盤のアタック回数を増やしたい、かつ2ターン目以降は<レイヤ>につなぎたいため、ストックを使わずに戻って来る(可能性のある)このカードを採用しています。 移動などの選択肢もありますが、<紗夜>の特徴要求を加味して燐子が良いのかな、と思っています。 |
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スクールライフ 湊友希那
<フィレス>互換。デッキの潤滑油です。 控え室には触りやすいデッキですが、山札からキャラをサーチできるのはこのカードのみなので重宝します。 数ある<フィレス>の中でもこちらを選択しているのは、やはり特徴です。 山札から<紗夜>をサーチすることも多く横に並ぶ機会も多いので、意外と重要な点かと思います。 |
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"ロックな一体感"美竹蘭
主にCXを探す目的で採用しています。 <全力のライブ 戸山香澄>と迷いどころですが、門8枚という構成のおかげである程度自由にCXは握れるため、手札にCXがない状態からでも探しに行けるこちらを採用しています。 色を加味すると<"秘密の場所"市ヶ谷有咲>の方を採用するべきかとは思いますが、松井五段にサインを書いてもらったので僕はこちらを採用しています笑。 |
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"ヘンタイ"香澄
とにかくこのデッキとの相性が良いです。 トップがストックに噛んでほしくないカードなら<レイヤ>で落とす、欲しいカードなら<蘭>や<笑いをこらえる有咲>、<イラつくアイツ>等で手札に加える、など書き上げたらキリがないかもしれません。 <燐子>や<紗夜>など手札に戻ってくるカードが多いので、トップチェックをできる回数は多いかと思います。 |
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自己紹介 香澄
門8枚の構成なので手札にCXがかさばりやすいため、CXをキャラに変換してくれるこのカードは非常に助かります。 むしろこのカードがあるからこそ門8枚でもデッキが回る、と言っても過言ではないかもしれません。 集中も持っているため、盤面に常駐させやすいのも良い点です。 |
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"揺るぎない音楽" 白金燐子
アタック時テキストが門8枚構成と相性が良く、《Roselia》特徴持ち。 <たえ>のために経験5を達成させるデッキなので経験も苦にならないと、何かと都合が良いので採用しています。 登場させる回数はあまり多くないので、他に枠を割きたいなら減らしてもいいかもしれません。 |
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イラつくあいつ
ストック圧縮を作り山札を強くする事に貢献してくれます。 序盤に<自己紹介>のテキストを強引に複数回使うために打つこともよくあります。 <紗夜>の連動が複数回打てれば手札にはさほど困らないデッキなので、トップがキャラとわかっている場合でも1回目のアタックでCXが噛む事を回避するためにテキストを後のアタックに回すことが多いです。 |
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笑いをこらえる有咲
よく<木山>と呼ばれるカードですね。 <紗夜>や<たえ>の連動CXを探しに行くこともでき、ストックも器用に掃けるため重宝します。 地味にデッキボトムが確定するので、山札が少ない状態で<応援香澄>と組み合わせてあげると打点調整に使えたりもします。 |
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SPACEのアルバイト たえ
ストックが許す限り助太刀を打ち続けられます。 極力<たえ>を生存させたいにも関わらずトリガーや集中などで能動的に控え室に触れないデッキなので、一度握れば打ち続けられるこちらの助太刀を採用しています。 |
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リサらしい歌詞
戻ってきた<紗夜>を超強化して<たえ>を回収するのが主な使い方。 また、「たえ」の特性上相手ターン中に盤面にいないと意味がないため、行きで確実にカウンター圏外を作る役割もあります。 使う場面が多く、経験で置くことも考慮しての4投です。 |
単体12000があまりにも強力で、上位後列なしでも相手のLv3に喧嘩を売れてしまいます。
この辺も、先に述べた要求値の低さにつながっていると思います。
キャラを集める行為にストックがかかりがちなデッキなので、素引きの可能性を残すためにも早い段階でレベル置き場に置くことはお勧めしません。
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市ヶ谷有咲
このデッキの影の主役。 Lv3の盤面重視のデッキなので<がんばれパン>ではなくこちらを選抜しています。 |
相手の山を弱体化させながらこちらはどっしりと構え、相手に山札の処理を強要させ続けることが重要です。
圧殺→<自己紹介>テキストで使いまわすことがよくあるので、覚えておくと役に立つかもしれません。
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水着の有咲
<たえ>の連動以外でヒール手段がないのが不安だったので、保険的な意味合いで採用しています。 色が合っていて一番パワーの高い回復を選んだだけですが、バーンテキストも弱くはないので良しとしています(打つことはほとんどありませんが笑) |
CX
各レベル帯の動かし方
マリガン
<紗夜>の<連動CX>、各種レベル0はキープします。後列が被っている場合は被った分は切ってしまって構いません。
<紗夜>については、先攻かつ<レイヤ>とセットの場合のみ1枚切っても大丈夫です。
後攻の場合は切らずに持っていたほうが後々リターンが大きいことが多いです。
レベル0
とにかく<紗夜>を集めましょう。基本的にはたくさんアタックしたいデッキですが、「紗夜」を持っていなかったり、集まる見込みがないままたくさんアタックをすると痛い目を見るので、ご利用は計画的に。
「紗夜」が集まっている場合は<たえ>を抱えてしまってもかまいません。
レベル1
<紗夜>3面連動が最高です。CXを持てていない場合は、「紗夜」は投げずに連動を打てるまで我慢しましょう。
門が8枚も入っているので、そのうち打てます。
このあたりから意識して<たえ>を集めたほうが良いと思います。
レベル2
レベル1の延長です。
<たえ>を集めつつ<紗夜>連動を継続したいところです。明らかに次のターンにレベル3に上がる場合や、CXのない山札が出来上がってしまった場合は「紗夜」の連動をストックブーストで打つといいでしょう。
「たえ」の連動CXは無理に抱えてもあまりいいことは無いので、山札に返してしまいましょう。
レベル3
勝つまで耐える、これに尽きます。<有咲>を使いながら、盤面と山、両方で相手に圧力をかけていきましょう。
さいごに
あまり見かけない型のデッキの紹介でしたが、いかがだったでしょうか。強い面と弱い面、それぞれはっきりしていますが、なかなか面白いデッキなので興味があればぜひ回してみて頂ければと思います。
ご質問などありましたら@sag_armyまでお願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。