
今回は1月に新発売したアサルトリリィのデッキを解説していこうと思います。初弾のアサルトリリィは3レべの<扉連動>と<連パン>を組み合わせた詰め特化というデッキの印象が強いですが、追加プールでカードパワーの高いシステムカードが手に入ったので、いろんな軸のデッキが組める構築が難しいタイトルとなりました。
そんな中、今回注目したカードをうまくデッキにまとめることができたので、そこを中心に解説していきたいと思います。
デッキレシピ
デッキの内容としては新規で追加されたチョイスセット、早出しセット、3種の後列を使用したデッキになります。うまく使用できないとカードパワーが生かせず結果として中途半端なデッキになるので、回すのが難しいデッキだと思います。
詰めのコストがあればあるほど強力になる連動は、少ないコスパでも打点が出せる上に、上振れた試合でも更なるパフォーマンスを発揮できる珍しい連動です。大概の連動は重くて使いにくい強力な連動か、手軽だがパフォーマンスに懸念が残る連動が多いです。チョイス連動は2種類の3レべを使用した連動になるので、枠の問題以外は懸念点が存在しない強い連動です。
基本的な考え方としてはハンドが増えるシステムに不安定なパンプが書いている後列という認識をしています。後半になり3レべをキープできるようになると山削りとパンプが常駐する安心感が強く腐りにくいので採用しています。
電源タイトル相手は二面後列に立て相手を割りまくるプランが強いです。器用な立ち回りができればどんな相手にも対応できるのがよいと思います。
以前のアサルトリリィは2レべでヒールすると詰めのコストを用意しにくいことが多々ありましたが、プランを切り替えるだけで強力なヒール、相手ターンでも打てるバーン、打ちやすい<椎名>が加わり新しい強みを手に入れました。門連動のセットも試してみましたが、常駐して強い後列の喧嘩、早出ししかできないプランデッキ、クライマックスの弱さ等が理由で断念しました。
相方をチョイスに置くことでロングキルを狙うプランや早出しに重きを置かずにプレイする選択肢も手に入り、なおかつクライマックスも強いと問題が改善されたので気に入っています。唯一強い後列が喧嘩する点だけ改善できなかったので、<共鳴>、<アミタリリ>、<クラマ入れ替え>、<早出し応援>を対面で切り替えて使うことで割り切りました。
そのため扉が腐りやすく、打てなかった扉を最終ターンまで握っていることも多くあり、<クライマックス入れ替え>を採用しているものの、自身のパワーが低いこともあって着地させにくいため、扉がない3レべの事故回避要員として使用していることが多く感じていました。
特徴応援は常駐して強い点が差別化ポイントとしてあり、常駐することで連動の成功率に貢献できます。アミタリリとレストコストが被るため扱いづらいですが、連動が複数回成功すれば問題はありません。
アミタリリは緑が採用できなくなったために代わりになるストブ要員です。チョイス連動のところに記載しましたが、リソースを打点に変えやすいデッキなのでストックを毎ターン増やせる行動は強いです。0からガンガンリソースを稼ぎ、ヒールやチョイス連動に回して有利を取りましょう。もちろん集中が常駐するため最低限の事故回避にも貢献します。最終ターンまで捻って強いため、基本的に常駐するのはアミタリリになります。
もう片方は<島風>連動で相手を割れるかどうかで判断しましょう。後ほど後列キャラの選択にて解説します。
経験+<島風改>+<共鳴>+クラマで紙耐久の3レべは割れます。割り合いに強くメタにもなれるので今回は4投しています。面を空けて返しの連動キャラを残すプレイや早出しヒールを使いまわしたバーンルートの補助にもなるなど、複数使い道があるのでぜひ研究してみてください。
回し方
基本的にデッキに入っているカードは4投なので回しやすいと思います。<本連動>をたくさん決めてヒールしながらチョイス連動で倒せるかどうかを意識しましょう。後列キャラの選択解説
このデッキの一番ネックな点が後列の選択だと思います。選択肢として考えていることを以下に記載しますので、参考にしてください。アミタリリが後列必須の関係上、大体後列には共鳴がいます。<本連動>を使用後、相手の盤面を割り続けたいならアミタリリと入れ替えて二面にするプランもありますが、早出し<ヒール>で喧嘩できるなら早出し<応援>をサーチしましょう。膨大にたまったコストを1ターンでハンドに変えることもできるので、ストック確保から考えると回しやすくなると思います。
応援と<島風改>を使用することでパワーの不満点は消えますし、チョイス連動のお供に一点バーンを打つことも多いのでお勧めです。
二面展開することはありませんが、パスタ相手に打点が押せる展開なら二面着地してヒール+バーンだけ打つことを考えて配置してもいいと思います。
所感・おわりに
初弾で流行った本扉のアサルトリリィは今回優秀なシステムも追加され、さらに強くなった印象です。一方チョイス連動や門連動など、新たに追加されたコンセプトは今までの本扉の弱点を克服した別の強みがはっきりわかるいいカードばかりなのでぜひ使ってみてください。
現環境はコロナの影響もありなかなか環境がわかりづらいですが、しっかり相手への対応と選択肢の作れるデッキなら勝てる環境だとも思っています。
一部ゲーム内容が壊れやすい詰めを持っているデッキもありますが、2レべからヒールや詰めに振って少しでも勝率を上げられるプレイを極めて勝っていきましょう!