今回は「せめてデッキくらいは涼しげなデッキ使うか・・・」とか都合の良い事を思ったわけではないのですが、以前構築した形から調整を始めた現在のフリーズデッキのご紹介です。
地味に最近のお気に入り(^ω^)デス
コンセプト的には最初に組んだ形から大きく変わってはいないのですが (※まぁ元々のコンセプトは「フリーズ使いたい」というアバウトなものでしたが(苦笑
何度かあの形で回してみて、前回ご紹介させて頂いた記事での改造案でも触れているような「やりたいことを絞る」「デッキとしての安定度を上げる」といった辺りに重点を置いて形を変えてみました。
デッキレシピ

コンセプト/作成経緯
・<フリーズ>使って勝てるようにしたいなぁ(元々考えていたフリーズデッキの形からアタック寄りに倒した形)基本的な展開、考え方等
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ダクネス×3
元々<フリーズ>を使った利点等を生かして早出しして、どのくらい有効なのかを確認するために採用していたカードですが、実際に使用してみたところ<フリーズ>を使用すると相手はまだレベル1以下なので一部タイトルを除いて早出しを倒せる助太刀等が存在しない点、こちらが2レベルで<フリーズ>を使用したらレベル3になるのでエリスやアクアでも安全にアタックに行ける点、元々ダクネスの能力の半分は相手ターンで発動するのに対してフリーズは相手にターンを渡さないという矛盾(笑)な点等からいったん外しました。 |
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"騎士のカガミ?"ダクネス × 4
この構築はパワーで相手を圧倒していくような形でもなく、<ダクネス>が抜ける事から採用理由が薄れてしまったので外しました。 |
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フリーズ×1
<"良き出会いのあらんことを"エリス>をアタッカーにしていく点等から極力イベントの枚数は減らしていきたいという点で1枚外しました。 |
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"特技は妄想"ダクネス ×3
新規追加したカードで起動効果で1コスト+1ダメージを貰う事で<冒険者>のカードをデッキから加えられる効果で、<フリーズ>回収のカズマにアクセスしたり、デッキから加えられるカードにレベル縛りがないので3レベルのアクアにもアクセスできる点やエリスに必要な手札を補充できる点等から採用。 エリスのカードはいずれも<冒険者>ではないのでアクセスできない点は注意ですが、2ダメージ貰う覚悟で<"雪精討伐の意味とは?"アクア>にアクセスしてから<"雪精討伐の意味とは?"アクア>の効果でエリスにアクセスするという事も可能です。 もう一つの効果でCXを置いた時に味方に+1000できる点も<"優しい微笑み"エリス>の連動で<"煽っていくスタイル"アクア>等を呼び出してからパワー上昇させることもできるので有効に思います。 |
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"煽っていくスタイル"アクア × 2
<"特技は妄想"ダクネス>を追加した事でコストを使用したり<"トラブルメーカー"アクア>の集中でコストを使用する事で3ストック以下の状態が増えるためストック不足を補っていくために複数枚増加しました。 極論ですがこのデッキはストックさえあれば<"特技は妄想"ダクネス><"良き出会いのあらんことを"エリス>等で場や手札を整えられるのでそういった意味でもストックの重要性が上がったための追加です。 |
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"良き出会いのあらんことを"エリス × 1
BCF2017の東京ネオスタンダードの優勝デッキでも使用されていましたが、レベル2から自身の連続アタックの可能性や登場時のキャラ回収等はこのデッキとも相性がよく <フリーズ>で追加ターンを貰った後に使用できれば1ターンの追加で3ターン分に近い攻撃を行なう事も狙えるため採用枚数を追加しました。 |
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"水を司る女神"アクア × 1
<ダクネス>が抜けたため回復効果の枚数を1枚追加して<フリーズ>後に相手を倒せなくても回復は行なえるように追加しました。 新規採用した<"特技は妄想"ダクネス>でアクセスできるためソウルを高くしてアタックしたい場合等に呼び出すことを狙っての枚数追加でもあります。 |
回してみての感想
最初に作った形よりも<"特技は妄想"ダクネス>の追加でエリス以外のキャラにアクセスできるようになったのでデッキの安定力が大きく向上したように感じました。後列は基本的に<"特技は妄想"ダクネス>、<"トラブルメーカー"アクア>ですがお互いに効果で引っ張ってくる事が可能であり、一例ですが<"優しい微笑み"エリス>のCX連動ができる状態ならば序盤から<"特技は妄想"ダクネス>→<"トラブルメーカー"アクア>→<"優しい微笑み"エリス>→<"煽っていくスタイル"アクア>と場を作ることを狙うのも可能なため選択範囲が広がったように感じました。
また、数ダメージを貰う事になりますが<フリーズ>が握れていない状態ならば<"クリエイトウォーター"カズマ>を、<"クリエイトウォーター"カズマ>を握れていなければ<"特技は妄想"ダクネス>からアクセスを、という感じで<フリーズ>を手札に加えるためのアクセス手段が増え、手札補充しているためコストの手札3枚を支払った後の選択肢も広がったように思えます。
必要なストックや使用してしまったストックは<"煽っていくスタイル"アクア>で取り戻すように動けると、終盤で<"良き出会いのあらんことを"エリス>を複数枚展開したり<"水を司る女神"アクア>で回復する事も狙えるので全体として前回のデッキよりも狙いがまとまったのではないかと思っています。
改造点(案)
黄色の枚数が以前より減っているため発生しづらい点や、デッキの安定力を上げる中心カードになりつつあるので最大枚数入れるというのも有効のように思います。
最初に作った形の<フリーズ>デッキを勝てる可能性や選択肢を増やすように改修したつもりでしたがいかがでしたでしょうか?
筆者の勝手な感想ですが、何回か回してみると変に癖になる感じがするんですよね(笑
このデッキを使用すると良くも悪くも試合時間自体は短くなるのですが対戦相手の人を待たせる時間が長くなるので、なんとなく公式な試合では使いづらいのですが、機会があれば大会で使用してみたいですね。
それでは今回はこの辺で。
このひねくれた構築に勝利を。
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