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攻略コラム:2025年7月 アーカイブ

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リペア蓮ノ空8スタンバイ

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    by 攻略コラム

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    リペア蓮ノ空8スタンバイ
    はじめに
    こんにちは、こへいと申します。
    今回は先日の制限を受けて組んだ、蓮ノ空の8スタンバイデッキについてご紹介したいと思います。今回はある程度、ヴァイスシュヴァルツのプレイに慣れている方、大規模大会を意識している方向けに書きたいと思っています、予めご了承ください。

    (私事ですが、蓮ノ空のタイトルカップで前期、優勝することができました。元々作品が大好きで発売からずっと使用しているので、その間に経験したことを少しでも多く皆様にお伝え出来たらと思います)

    デッキの軸に選ぶのは変わらず<Dream Believers慈(DB慈)>です。2Lからのコスパの高すぎるヒール及び、多面展開時に、2ルックによって次ターンのキャンセルを1つ確定させながら飛ばせる3点バーンが強みです。
    蓮の他の軸も試していましたが、制限後の使用感でも8スタンバイの方が高いパフォーマンスを出力できていると感じています。

    まずは制限されたカードについて一つずつ述べたいと思います。その中で選定するカードを説明していきます。
    思考の過程に沿って1から書いていきますので、取捨選択しながら読んでいただけたらと思います。


    制限カードの4種の評価と選定
    ※個人的に評価が高い順に並べています。

    1.ハクチューアラモード瑠璃乃(ハクチュー瑠璃乃)
    結論から言うと、こちらを選抜に選びました。今蓮を使用されているほとんどの方が瑠璃乃を選択しているはずです。個人的にはほぼ一択だと思っています。

    まず前提として、<DB慈>を軸として採用する以上、デッキを8スタンバイにするのが結局一番効率が良いです。いつCXをトリガーしても1ヒールになるという想定の上、立ち回り方を決められるのが理由かなと思います(他種のCXを混ぜると、動きを想定しづらいガチャ要素の高いデッキになってしまいます)。
    ならどのスタンバイを採用するかですが、まずDB慈対応の<ドドド>は確定して良いでしょう。連動がシンプルに強力なためです。

    ハクチューアラモード>の場合、手札が増えてかつ山札を調整しやすいCXコンボがシンプルに使いやすいことと、スタンバイで各種慈が即アタッカーになる点、2ルックで1パン目CXトリガーを避けやすい点が優秀です。特にスタンドさせる能力や2ルックがDB慈と相性がとても良いです。

    もう1種のスタンバイ対応である<みらくりえーしょん>を選ぶ理由もないわけではないですが(<DB吟子>や<バウンス慈>を採用できる点。特にCXに触れやすくなる吟子を採用できるのは大きいです)、<ハクチュー瑠璃乃>のメリットの方が大きいかなと思います。

    みらくりえーしょん(と<姫芽>)採用のメリットは、もちろん吟子やバウンス慈を採用できることです。後述しますが、制限改定後一番困っているのが「CXの確保」「DB慈を控え室に落とす手段(手札アンコールで落とすことも多かったので)」だからです。
    但しこれらの問題は構築やプレイングである程度解決でき得ると踏んだため、結果的には4種の中でもっともハイパフォーマンス(軸であるDB慈と相性が良い)であるハクチュー瑠璃乃を選択することになりました。

    みんなで叶える物語 藤島 慈(バウンス慈)>が制限に加わったことにより、ハクチュー瑠璃乃を採用する場合、同時に<節分 -艶- 藤島 慈>を採用することになると思いますが、流行している<学マス>が1L段階で節分慈に触るのがほぼ難しいので、そちらも追い風ではあります。節分慈を出してすぐ前列運用できるだけでも偉いです。

    早々に控え室に落としたいので、採用するなら4枚かなと現在は思っています。

    2.Dream Believers 百生 吟子
    (推しキャラです)
    上でも書きましたが、制限改定後一番困っているのがCXの確保です。<吟子>なら、CXを確保しながらスタンバイで登場させたいキャラを控え室に落とす、ということもできます。
    ちなみに0コストの序中盤アタッカー枠も兼ねていました。全てが揃っていた前期の蓮が強すぎましたね。。。

    CXやアタッカーの確保は、構築やプレイングでカバーできる範囲だと判断して<瑠璃乃>より優先度を下げました。以前より安定感は低くなりましたが、最序盤ではマリガンの工夫や各種ドロー、またはトリガーでスタンバイをゲームに絡めていければ、吟子がいなくても最低限の動きはできると思います。
    一応採用の可能性がナシではないとまだ思っていますが、ハクチュー瑠璃乃を採用しないときに生まれるであろう、不自由さへのストレスは相当大きいだろうなと思います...

    3.みんなで叶える物語 藤島慈
    DB慈>を手札アンコールで落としつつ高パワーで殴れる継戦能力の高いアタッカーでした。これに尽きます。バウンスで相手のキャラを飛ばしつつストックを増やし、効率的にスタンバイの枠を空けることもできました。

    偉すぎるのですが、手札から控え室にキャラを落とす方法や、アタッカー問題(あとバウンス)は他でも解決できることだと思ったので、今回は<瑠璃乃>や<吟子>より優先度を下げました。

    残念ながら学マスの<1L咲季>に踏まれるサイズなのも△ですね(対学マスは咲季の連動を複数回決められて山を作られると、あっという間に引き分けか負けが確定してしまうので、意識して節分慈を立てる必要があります)。

    4.PASSION!!!!!!藤島 慈
    通称おろまいと言われています。私はPAめぐと呼んでいます。

    役割としては 等でした。
    一応触れましたが、そもそも主な役割が、安定して序盤に「ハクチュー瑠璃乃を落とす」ことであったので、こちらを採用することは考えづらくなりました。500しかパワーがなく、ハクチュー瑠璃乃のパンプも得られなくなったので、総じて単体では使いづらいカードです。
    アンコールキャラの制限も相まって、DB慈を控え室に落とすのがかなり大変になりました。
    上記のようなことを考えて、結果的にハクチュー瑠璃乃採用で試している段階です(ほぼこのままだと思っていますが)。


    ハクチューアラモード瑠璃乃採用による課題
    ハクチュー瑠璃乃>を選抜するとして、その際にぶち当たる課題についていくつか挙げ、解決案を簡単に解説していきます。

    (1)序盤にCXが引けない
    当然CXトリガーもアドバンテージに繋がる効果なので、<ハクチューアラモード>を1~2枚引くか、スタンバイをトリガーするか、どちらかが合計2回実現できればヨシとしましょう。
    CX交換である<PASSION 姫芽(PA姫芽)>で山札を確認後にCXハクチューアラモードが見えたら、<みらくりえーしょん/雅 安養寺 姫芽(3500姫芽)>で引いてくる、という動きもおすすめです。
    ドドド>が見えたら素直にトリガーした方がよいですね。こんな感じで使うこともよくあるのでPA姫芽は2投しています。

    マリガン基準も重要です。
    基本的にCXのあるなしがマリガンの基準になります。デッキレシピは後述しますが、CX「ハクチューアラモード」と、ドロー効果のある3500姫芽以外は切って良いです。
    ドドドは、1枚目は切って良いですが2枚目は悩みますね...最悪のケースは、山札1周目に合計2回以上CXを打てないうえにトリガーもしない、というケースだと覚えておいてください。スタンバイの絡まない8スタンバイデッキは本当に何もすることがなくなります。

    個人的に気をつけているのは、2回目に使用するスタンバイを抱えていないときに山札を削りすぎないことです。山札をいじらなければ引くかキャンセルするかトリガーするか、どれかは実現します。

    (2)DB慈やエリア1500瑠璃乃を控え室に置けない
    PA慈>、<吟子>、<バウンス慈>の何が強かったかというと、これらを簡単に控え室に置けていたところです。
    これに関しては対応がいくつかあります。考えればわかるくらいの内容かもですが、
    このあたりを意識するだけでだいぶ変わると思います。
    あと個人的に、<瑠璃乃>は以前まで1投でしたが2投に増やしました。

    (3)アタッカー・手札が切れる
    普通に組むと、<節分慈>が割られたとたん相手にやられたい放題になります。
    サブアタッカーで<アイデンティティ姫芽(デンテテ姫芽)>を採用している構築を見かけますが、枠があれば素直に<織姫草紙 大沢 瑠璃乃>の採用をオススメしておきます。
    最終盤、慈の連動で手札を使うことになるのですが、盤面に織姫瑠璃乃がいれば、他のキャラを登場させて控え室に送ることで手札に変換できたりもするので、実は終盤まで腐りづらい良いカードです。序盤も<ハクチューアラモード>が打てないときのリソース確保手段として役に立ってくれます。

    以上のようなことを踏まえつつ、デッキ紹介に移りたいと思います。


    デッキレシピ
    レベル2
    5
    クライマックス
    8


    デッキの概要について
    理想の立ち回りは以前と変わらないです。2Lでヒール耐久して、相手とクロック差をつけて勝ちます。
    安定感が少し課題になったかな、というくらい。それでもまだまだ全然強い、と感じているのでコンセプトは変えずに組みました。

    序盤は<織姫瑠璃乃>が手札枚数をある程度保障してくれるので、手札が揃っていればガンガン殴っていっても問題ありません。
    365 Days 藤島 慈>が<DB慈>3面連動にかなり貢献してくれるカードなので、終盤は意識して握ってみてください。

    レシピの採用枚数は私の好みが反映されていますので調整してください。
    青が少ないので<みんなで叶える物語 徒町 小鈴>を増やしても良いですし、以前よりCXに触れづらくなったので<レインボーシフォン 百生 吟子>を増やすのもありです。青を増やしつつ、確実に触れるために<レディバグ 夕霧 綴理>を2投にするのも良いです。
    このあたりは未だに人によってブレがあるようなので、一番自分に合う形を模索するのが良いかなと思います。

    以下からは、上で挙げた以外に説明したい、と思ったカードの使い方について簡単に記述いたします。


    主な採用カードの紹介
    抱きしめる花びら 大沢 瑠璃乃
    パンプ、色発生、ドローと役割がとても多いカードです。
    かなりの頻度で、1Lのクロックに<DB慈>を差しています。
    私の構築の場合青が少ないので、青発生したいときにもよく使います。
    使用頻度から考えて、3枚以上は採用した方が良いかなと思っているカードです。

    365days 藤島慈
    以前も説明しましたが「エブリデイ ふじしまめぐみ」と読みます。
    基本的に3Lでしか使用しません。<DB慈>多面連動を狙うときに、そのときに必要なカードを持ってきつつ、コストを踏み倒して手札からDB慈を登場させます。
    手札にDB慈1枚と連動CX、365days慈さえあれば3面連動ができます。最終ターン前には必ず触れるようにしておきたいカードです。
    ゲームで1回しか使わないはずなので1投です。

    織姫草紙 大沢 瑠璃乃
    自身だけで9500、後列を含めると10500と、かなり触れる範囲の広いアタッカーです。指定カードのみですが、控え室に落ちたときに1コストでハンドを増やせるのが偉く、最序盤のパンチ数に多少無理がきくようになります。
    とはいえ単体で強いカードではないので3投にしています。私はデッキに助太刀を入れていますが、その枠をこの瑠璃乃にしたり、3Lの<吟子>や<綴理>にしたりするのもアリだと思っています。

    節分 -艶- 藤島 慈
    学マスが環境にいるので4投、というカードです。以前もリゼロ意識でデッキに入っていましたね。
    「割られて困った、相手のキャラに触れない」となりたくないので、<織姫瑠璃乃>を同時に採用しました。疑似的にアンコールを付与する<Secret Christmas 藤島 慈>を採用している形も見ます。序中盤から任意のカードに触れるのは大変そうかも、と思ったので私は瑠璃乃採用の形を取ることにしました。<DB慈>などを疑似的にアンコールできるのも偉いので、そちらも試しても良いかもしれません。

    Bloom the smile, Bloom the dream!安養寺 姫芽
    2Lで優先して握っておきたいカードです。3ルックでCXを持ってきたり、CXが引けていれば2点目のヒールになったり、使い勝手の良いカードです。<DB吟子>が制限に入った今、2L段階でCXに触れようとするならこちらかなと思います。
    ずっと3投で回していますが減らそうと考えたことがないです。増やすのはありかもしれませんね。


    記事は以上です。
    ここまでご覧になってくださり、ありがとうございました!

魔石 古今東西

    posted

    by 攻略コラム

    WS20250717_K_midashi2.jpg
    魔石 古今東西
    光景>やったんだからそりゃやらなきゃね。
    最後に<魔石>についても振り返ります。

    魔石>はストック全てを山札に戻してシャッフルし、ストックを作り直させるものですが、ある時期から<光景>ではなく<魔石>が増えてきました。<光景>と比べた時の<魔石>の強みや弱みに関しては別で書いているので、今回は<魔石>について振り返ってみます。

    宝箱のような思い出
    初出<魔石>じゃないんかい!
    調べてて発見しました。どうやら<魔石>ではなく<宝箱のような思い出>互換らしいです。2021年製ですが、プール的には思い出の種類数を稼ぐための役割も大きかったので、あまりテキストに注目することは多くなかったかなと思います。採用率もそこそこありましたが、最後に運ゲーしつつ思い出の種類を増やすカードという印象の人も多かったのではないでしょうか。

    未来へ一緒に 湊あくあ
    正確には<魔石>とは違いますが、ほとんど同等のテキストを搭載しているのでここで紹介。<最悪の精霊>と比べると随分見劣りしてしまいますが、それでも選べる山破壊テキストは強力です。3面連動だと<魔石>+3点5回なのでそこそこ決定力もあり、あまり見ないカードですが悪くないのではと思います。
    惜しむらくは、同じプールに<光景>が存在することですかね。わざわざ<あくあ>を使おうという気になりにくいのですが、もしこのプールに<光景>が無ければかなり使われていただろうと思います。
    また現状でも<光景>よりも軽いという利点はあり、<早出し>も出来るようになったので、専用デッキを考える価値は十分にあるように思います。

    『魔石』
    半年後に刷られた互換名となっている<魔石>。カギカッコ付きが正式名称なんですね。スペックが<光景>に似てることからここで初めて<光景>と比較されるようになったかなと思います。開発的には<光景>よりも評価が高かったのか、効果に条件が付いています。プレイヤー的には<光景>の方が使いやすいという意見が多かったようで、当時かなり話題になっていたと思います。
    「ダンまち」観点だとイベントが使いやすいプールであるにもかかわらず、採用率はあまり高くなかったように思います。「ダンまち」自体が面に触り続けることが容易なのであまりストックを貯めさせる展開にならないことや、<上の連動>が強い山に強い連動であること、逆に<イベント4ルック>の失敗率が増えてしまうことなどから、採用が多くなかったのかなと思っています。

    "心のままに"瀬田薫
    魔石>の次に刷られたのはなんと2022年の「バンドリ」です。これはかなり知られていないと思います。僕も知りませんでした。
    使いやすい<イベント光景>があるプールで使いにくい<魔石>を採用する理由を見つけるのが難しく、あまり採用されているのを見たことがありません。バンドリーグのようなレギュレーションだと《ハロハピ》も活躍の機会が増えるので、その際は見ることができるかも知れません。

    喫茶リコリコ クルミ
    2023年の「リコリコ」には<魔石>が収録されています。当時他のタイトルには<光景>が刷られる中リコリコは<魔石>だったので、その分プレイヤーからのプールの評価は低めだったのかなと思っています。ただ光景互換と比べるとストックコストが1軽くなっているので、実はそれほど弱いカードでもないんですよね。ということに今年気が付きました。

    失態の歴史
    失態?いえいえ輝かしい歴史だと思います。一般的に<魔石>が認知されるきっかけになった1枚です。ちょっと査定どこいった?と思うくらいに<魔石>と比べてカードパワーが上がっています。撃つのに制限がなくなり思い出に行くようになった上にレベル差1つ以上の特大パンプが付いています。「ぼざろ」には<逆圧縮>があり、軽いコストで走れる<3の詰め>も搭載されていたことから、<魔石>逆圧縮という概念が生まれます。<光景>逆圧縮との違いとして、山1残しに対して<光景>逆圧縮はあまり機能しませんが、<魔石>逆圧縮は逆圧縮から打って<魔石>を打つことで一定山札を弱体化させられるので、メタられにくい強みがあります。<光景>逆圧縮が許されているタイトルは現状少ないですが、<魔石>逆圧縮はまだまだ許されているタイトルも多いので、狙い目かもしれません。

    恩返しのために 黒川あかね
    「推しの子」はメジャー特徴になった<ハロハピ魔石>。メジャー特徴なので幾分かは使いやすくなっていますが、3コストは結構重めなためか、あまり使われない印象です。

    リラックス・タイムのお誘い 日野森雫
    感覚としては「リコリコ」に近い<魔石>。<光景>と比べて<魔石>は、それ以外にも選べるテキストが付くことが多い気がします。付いていないよりはマシなテキストで、ほとんど<魔石>でしか使わないのですが、それでも付いてないよりは全然マシです。11000というサイズも良いですね。採用率が高めな印象です。

    こぼれ落ちる涙 梓川 花楓
    光景>における<アサリ>のようなテキストが、<魔石>は「青豚」に2024年に刷られています。アタック時にかかるコストも2コスになっており、踏み倒しのおかげで色々なデッキに使いやすいテキストになっています。
    魔石>は<光景>よりも有効なタイミングが多く、アタック時に選べるのでほぼ確実に機能させることが出来るのが強み。相手の山が強くても関係ない山下落下系では無い限りは、ぜひ採用したい1枚です。

    花畑を出す魔法
    光景>における<メイド談義>は、<魔石>だと1コスト軽くなるようです。これやっぱり途中で査定変わってるよね?
    個人的にめちゃくちゃ高評価の1枚。3レベからとはいえ、1コストで回収しつつ山破壊も出来るのはコスパが良すぎます。「フリーレン」においても非常に採用率の高い1枚となっています。

    シークレットサービス・サイレンス 東城 つかさ
    1レベから使える<魔石>も2コストでいけるのは嬉しいところ。というか<魔石>互換って全然互換として刷られないんですよね。こんなふうに色々な方向から新しい組み合わせを刷っていて、なのでどれも特徴があるので結構面白いです。
    「ヘブバン」は環境デッキとして認識された頃はあまり無かったと思いますが、追加後はちょくちょく入賞しています。これのひとつの要因がこの1から使える<魔石>の存在かなと思っています。<光景>含めてストック崩しは後半、重めのコストを払って行うというイメージが強いので、序盤は一般的に、純ストックを積むのが強い行動ではあります。ところがこのカードは早い段階から軽いコストでそれを壊してくるので、ゲームプランが崩壊するデッキが少なくないんですよね。互換が色々なタイトルに刷られはじめたら、また環境も変わっていくと思う、注目の1枚です。

    Rain Fire 仲村 ゆり
    なんとこのタイミングに「AB」に<魔石>の追加です。「Key」で現代寄りの追加を貰っているABですが、<魔石>も貰えたので山も崩せるようになりました。序盤から使える強みは「ヘブバン」と同じ。ちなみにこのカードは「ヘブバン」でも使えます。
    とはいえABにとっては序盤の2コストが重いのも事実。相手の山も崩せるけど、自分の山も弱くなるというようなカードになってしまっているので、環境で活躍するのは、「AB」の他のカードパワーが上がってきてからでしょう。

    サッカーの申し子 大空 翼
    魔石>史上最強だったキャラ。ネオスにおいてはあまり見ないタイトルでしたが、カード自体はかなり強いと思います。ヒールの枠で<魔石>が搭載できているのが大きく、両方使うのも容易なので、1枚当たりの仕事量がかなり多いです。ハンドコストが両方キャラ指定なのだけ少し重いのですが、それでもぜひ互換を刷って欲しい優秀な1枚だと思います。

    ソーセージを頬張って なでしこ
    なぜかソウルが2で刷られる系の2/1キャラ。「ゆるキャン」には山崩しとして<魔石>が登場しました。2レベから都合2コストで山崩しが行えるのはキャラとして強力な方で、採用率がとても高かったため選抜入りしました。カードとしてはかなり良い感じに強いカードなので、是非とも色々なタイトルに刷られて欲しいと思います。

    トロピカルガール 千束
    2レベ<魔石>史上最強だと思います。何故か手札を切らなくて良くなった上にガッツンダーも付いていて腐ることがほとんどない1枚です。とにかく<魔石>のコストが異様に軽いことが強みで、これを使いたいがために「リコリコ」考えているくらいです。
    本当に査定どうなってるんだこのカード......。

    ギンガムチェックの案内人 レム
    史上最強<魔石>。現時点でというより今後数年に渡って最強であり続けると思います。流石に8落下付きは強すぎますね。<光景>まで含めても最強だと思いますし、<光景>逆圧縮と比べてもかなり良い勝負たと思います。しかも擬似リフも選べる汎用性の高さもあり、青採用の「リゼロ」には採用しない理由がほとんど無いでしょう。

    七星剣 ジェラール
    色無視のついた<プロセカ>互換は2025年にFTに刷られました。<プロセカ>も色無視したかったのは言わない約束。
    互換の少ない<魔石>では珍しいほぼ互換。<光景>が刷られても面白かったと思っていますが、詰めのタイミングに使うならば2コストである軽さもメリットなので、FT的には<魔石>も嬉しいです。

    恋人旅行
    花畑>の完全互換。2025年は互換が刷られる事が多くなっています。
    個人的に評価しているのは「フリーレン」から変わらないので、「角川」でも変わらず高評価です。イベントを強みに据える場合はそのイベントを引き込む手段を搭載しないといけないのがデッキ作りの難しいところであり、面白さでもあります。

    holiday 長門
    同じタイトルに別の<魔石>が刷られることは珍しく、<プロセカ>の完全互換が「角川」にも刷られています。イベントだと手に加えるのが難しいデッキでもこちらなら安心なので、選択肢が広がって良い収録だと思います。
    ちなみに同じタイトルと書きましたが、「ハルヒ」ではこちらを使うことになります。こうした文庫シリーズには似た役割のカードが複数刷られがちですが、タイトル区分を考えて見てみるとまた違った印象になるのが面白いところです。

    開花した超能力 モモ
    これは新規の<魔石>テキスト。連動での<魔石>で、バーンとの選択型になっています。

    アナザーアイドル'24夏 花海咲季
    ゆるキャン>の完全互換。<ゆるキャン>同様、採用率の高い1枚です。

    とびっきりのワンショット! 千代浦蝶美
    新しいタイプの<魔石>。早出しに書いてあるのでレベル3の査定で<魔石>を行えるのが強みで、選択式になっているのに登場コスト込2コストで<魔石>が打てるようになっているのが強み。数字もある程度出るので腐りづらく優秀なカードに思います。

    ダブルピース 杏菜
    新しいタイプの選択式テキストですが、もう一方がアドバンテージの取れるものではなくなっているのでちょっと物足りない印象です。代わりにツインドライブが付いているのでカードとしては悪くないです。<魔石>として使い、ツインドライブもついてるという認識であれば、他の<魔石>よりも強めに見えるでしょう。


    各年度に追加された魔石の数
    光景>同様、<魔石>が追加されたタイトル数を集計してみました。
    • スクリーンショット 2025-07-16 102709.jpg
    魔石>は<光景>とはうって変わって、次第に刷られる数が増えています。2025年は半年分で既に7ですから、2024年よりも多く追加されることが容易に想像できます。今後も増えてく流れなのか注目です。


    ということで今回は3回に渡り、ストック入れ替え互換の歴史を振り返ってきました。知らないカードはそれほどありませんでしたが、1枚1枚の単体の評価をしたり、年度ごとの統計をとってみたのは良い機会だったと思います。ここ1年くらいストック入れ替えの刷られ方が変わったなと思ったので書いてみましたが、来年も気になるキーワードがあればまた書きたいなと思います。

いつもの光景 古今東西【後編】

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    by 攻略コラム

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    いつもの光景 古今東西【後編】
    前編に引き続き、<光景>互換について見ていきます。


    "最悪の精霊" 狂三
    最強です。「デアラ」が刷られてから規制まで「デアラ」しか使ってませんでした。まさに「最悪の精霊」です。
    オバスペかつ効果が選べるのになぜかコストがかからず3つともすべて強力で連動が電源ということで早出し出来る。ファイナルターンのソウル不足が唯一気になりますが、電源探し、ソウルパンプ、面取りとこれまた選択型の<レベル3>が相性抜群。2枚制限も納得なのですが刷る前に気付いて欲しかった......。

    "星獣化" パック
    《Memory Snow》でなくても使える連動の<光景>。てか結局「リゼロ」の<光景>は連動しかなく、待ってたはずなのになぜかもう今は全然要りません。<光景>要らないと言えるプール凄くない?
    対応袋なのがとても使いづらく、ほとんど見た事ありません。これも《Memory Snow》と似たようなものです。

    妹キャラのこだわり 乃絵里
    「DC」の<光景>は2種目ですが、色が強くパワーパンプテキストも割と使いやすいので、かなり評価は高めです。採用率が高いのは<この光景>かなと思いますが、当時使ってたデッキは赤抜き3色だったので僕はあんまり使ったことないんですよね......。試しで使った時は本当にパワーパンプが強かったです。

    機械神 メイプル
    光景>を連動にするなと思ってたら連動に<光景>がついたタイプ。このタイトルは<横拾い>が極めて強力であることから、クライマックス配分4-4がかなり珍しいという特殊なタイトル。その理由のひとつが<この門連動光景>の存在かなと思います。3連動が門だとトリガーした時に下のクライマックスが拾いやすい面があり、下連動連打の再現性を上げます。一方、門で門を拾うことが難しくなるのですが、それを横拾いが補ってる形。いつまでタイトルの話をしてるんだって感じなのでもう終わりますが、非常に面白いプールです。
    カードの評価はかなり絶妙です。基本的に弱めなんですけど、弱めの中ではかなり強めなんですよね。なんだこれ。
    基本的に連動というのは多面するから強いのです。使うクライマックスは1枚なのに何倍も恩恵を受けられますからね。一方<光景>テキストは1回で良いことが多く、多面連動するために<光景>を多面出さねばならないこのカードはデザインが弱いです。
    ということでそもそも複数枚積まれづらいのですが、一方で1面連動の価値としては、かなり高い連動になっています。4落下は詰めというよりは山破壊としての役割が大きく、1面でかなり役割を果たせます。それが<光景>に付いているのはかなり強力です。
    総じて既存の考えにとらわれない評価が出来る1枚で、総合的には強い弱いというより面白い1枚です。「ぼうふり」での採用率はとても高いです。(「ぼうふり」自体の使用率は不明です)

    スキル『純真無垢』 かぐや
    この頃<光景>めっちゃ刷られてますね。で、強いタイトルは軒並み規制されるんですね。
    ミリム>以来の0光景で、ツインドライブ付き。こちらも負けずと役割を持ちやすいですが、活躍タイミングの問題で序盤使いやすい<ミリム>の方が少し強めか。でもこのカードも十分強いです。

    クレープ屋の亭主 ラビリスタ
    2021年産。コロナ禍2年目突入です。
    GFのヒール>についてる効果と同じで、1コス1カットでソウルパンプと返しまでのバフ。数字目的で使うには少しコスパが悪いので、強みはソウルパンプの部分。<光景>を打つターンは詰めに行くことが多く、サイド含めてソウル調整できるのは強みになり得ます。
    机上論はこうなのですが、実際にはなかなか強いタイミングに遭遇しなかったので個人的な評価は低めです。ただ走るデッキの<光景>としては決して悪いスペックでは無いと思います。

    不安な夜 アリス
    「SAO」はもう<光景>あるし雑に刷っても良いよねって事で《フラクトライト》特徴のアリス。黄色という色が重要で時々《Anniversary》や《アバター》《ネット》でも採用されることがあります。選択肢があるのはそれだけで強み。

    戦場に舞う 二水
    「アサルトリリィ」で初登場した新しいタイプの<光景>。固有テキストではなくなっていてアタック時に3コスト払う形式。固有テキストを別に持てるので役割を他に持ちやすく、アタック時であることでより強力に使うこともできます。
    とはいえ3/2のキャラにアタック時3コストは重めで、このカードは固有テキストが踏み倒しになっています。詰めに組み合わせやすいのは良いですが、踏み倒しとしての役割の部分が大きく、<光景>として使うと、あまり踏み倒しとしての恩恵を感じづらかったりします。

    新たな物語 狂三&響
    連動しか<光景>がないタイトルに<汎用光景>が刷られるということがこの後増えるのですが、そのはしり。
    この頃<最悪>はまだ選抜だったので、<最悪>を選抜しない場合に使われることがありました。枚数制限になってからは、電源を使わないデッキで主に採用されることになりますが、実際に登場させられている瞬間をあまり見た事がありません。パンプも最大11500と悪くないですが、実際は10500くらいが多い。

    再誕の時 キャロル
    「シンフォギア」に<光景>が追加されます。しかも《錬金術》でも使えるような配慮まで。その分もうひとつの効果は連動で<ぼうふり>で書いたようにあまりカードは強くありませんあくまで<光景>としての役割かなと。

    空からの襲撃 アルカ・ノイズ
    汎用光景>と一緒に連動光景刷られるのってかなり珍しいです。普通に<汎用光景>使えば良いですからね。「ノイズ」で組むと一応こっち......?
    ちなみにこれ<1連動>と共通の<宝連動>な上にヒールなので並べやすく、多面連動が狙いやすいです。<光景>としての価値は下がりますが、単純に<シンデレラ>のような山落下にはなるので、共通連動であることを加味すると、実はかなりマシな方だったりします。

    育む絆 -Community-
    突如「ペルソナ」に刷られた<光景>。なぜこのタイミングなのか本当に謎。
    3/1光景は意外にもかなり珍しく、5000パンプが付いているので打てれば悪くないスペックです。ただタイミングが3レベ限定になっているのでちょっと強みが少なくなっています。《怪盗》と組み合わせられないのもいまいち使いにくいところか。とはいえ<光景>が刷られたことは重要なので、「ペルソナ」にとっては良い追加だったとは思います。環境にはほとんど影響を与えられませんでしたが、今後の追加に期待です。

    "Einheit"湊友希那
    光景><逆圧縮>が選抜入りした後、多くの亜種が刷られてきました。その中でもかなり実運用しやすいと考えられるのがこの<光景>。3レベハンドツーカットは<ユイ>と同じですが、切るカードがユニット指定されています。その分トップチェックがついており、<ユイ>と同じく他に<楓テキスト>を持っているので、亜種の中では使いやすい方かなと思います。

    "THE DEPTHS"レイヤ
    亜種の中でも特徴縛りがきつく、なかなか使いにくい1枚。レベ2から<光景>できるものの、面全部ユニット指定が重いです。《RAS》単であればまだ使いやすいですが、それでも都合3コストかかるので軽いとは言えないです。

    "ボクっ子幼馴染"シルフィエット
    3コス<光景>で、もうひとつの効果もまぁまぁ構築を縛るので、まぁ普通の<光景>。「無職」の話をすると色もまぁ発生しにくいので決して強いカードではありませんが、無いよりマシなので採用されることが多いです。

    ヒトガミ
    多分知名度めっちゃ低いと思うんですけど、「無職」にはもうひとつ<光景>があります。<終わる世界>のように<光景>と逆圧縮がひとつのテキストになっていて、さらに入れ替えも付いています。流石に打てた時の破壊力はかなり強力です。
    ただレベ3イベントでコストもなかなか重く、<光景>だけ、逆圧縮だけという使い方ができないので意外と小回りが効かず、採用率は低めです。カードは悪くないと思うんですけどね...

    #祭絵 夏色まつり
    これは逆にめちゃくちゃ知名度が高い<光景>。起動反応で12000まで行くのでなかなか使いやすいおまけだと思います。《ホロライブ》を組む時はだいたいお世話になります。

    新たなエース攻撃手 ヒュース
    だいたい<キリト>の上位互換です。13500という役割を<光景>で担える所を高く評価しています。

    "君と旅する時の魔法"シャルル
    既に<光景>あるタイトルには気軽に追加しがちな<光景>シリーズ。2000応援は嬉しいですが、上位後列として見るとちょっと強く使うのが難しい面もあり、あまり評価は高くありません。まぁ<光景>の時点で十分強いんですけどね。《Anniversary》デッキなら<昔の光景>を使いそうなので、《Anniversary》でない《生徒会》や《新聞》ではこちらを使うかも。

    最凶最悪のラスボス サノス
    これもおまけが強めの<光景>。詰めるターンに出すことの多い<光景>にバーンが書いてあるのは高く評価できます。
    加えて《MARVEL》は詰めの時に無理に狙うほど連動が強くないこともあり、<サノス>のバーンで詰めれば良いかというタイミングも少なくないので、かなり使われてるテキストだと思います。

    "六花の全力"ロック
    2022年産の「バンドリ」の<光景>シリーズで、これは違うそうじゃないというタイプ。縛りはあまり重くないものの、アタック時なのがかなり違います。<光景>の後に逆圧縮を使うことが出来なくなっているので、2種選抜の代わりにはならないので、採用率はかなり低いです。

    メイド談義
    初出なので<メイド談義>互換と呼んでいますが、現状これしかありません。3からしか打てない代わりに回収効果がつきました。コストが少し重くなっていますが、パーツを拾えるメリットの方が大きいので、これもかなり強力なカードです。

    恋する少女 凛
    「D_CIDE TRAUMEREI」が環境だった理由の一つに<光景>があるという事実があります。<光景>が無かったらあそこまで流行らなかったと思うんですけどね。これは「ソードアート」や「パズドラ」にも言えます。
    ちなみにカードはマジで弱いです。最弱クラスだと思います。基本的に<光景>に連動が書いてあるカードは弱めです。

    揺るぎない忠誠 千冬
    東リべにも<光景>あるんですよねー。この頃は<光景>たくさん刷られていたなぁと。
    2ドロー2ディス1ストブ自体の評価が低いのでこのカードも評価は低め。ストックヒールくらいの方が調度良い強さだったのにとは思います。

    無限を映す神の器 天堂 真矢
    新しいタイプの組み合わせで、<>型のパンプが<光景>に付いています。相手を踏む役割としては<キリト>の方が使いやすいですが、面取りの役割だと11000シリーズよりもこちらの方が強めに思います。個人的な評価は高めです。タイトル的にあまり沢山見るカードではないですが、カードは元々高評価です。

    レミーのおいしいレストラン
    メイド談義>がコスト1重くなってレベル2から打てるようになりました。<光景>の強みとして2から打てる点に注目する場合、<このカード>も2から打てるようになっているので評価されることでしょう。実際<メイド談義>と同じくらい強いと思います。道中舞台を使わず<光景>しながらキャラ回収って、かなり良い行動が出来ているんですよね。2/3イベントなのに重さを感じさせない素晴らしいカードです。

    一流の鍛冶職人 リズベット
    「ソードアート」4種目の<光景>。また「ソードアート」に<光景>かよと思うかもしれませんが、赤なのが助かるデッキも少なくないのでちゃんと強化になっています。テキストがひとつになっているのでおまけを使うことは稀ですが、その分強力な全体バフが付いているので、選択肢になるのは強いです。全盛期の<アリス>ではこれが使われることも少なくありませんでした。

    宝物になった日
    「神様」と「Key」に<光景>が追加されました。3レベでしか打てない分パワーパンプが付き思い出に行くようになっています。カードとしては正直レベ2から打てる<元の方>が強い気がしますが、同タイトルになぜか<逆圧縮>も刷ってしまったので、「Key」ではめでたく選抜カードです。

    思い出とたい焼き あゆ
    「Key」は<光景>が<イベント>と<キャラ>両方追加されています。<キャラ>の方は<リズ>よりさらに選べる効果は増えています。特に横拾いの役割を持てるのはスロット上のメリットが大きいので、強いカードだと思います。使う前に選抜入りしてしまいましたが......。

    認めてもらうために シア
    2023年産の<光景>は2カットからスタート。自分がアタックしなくても恩恵を受けられるのでかなり強い<光景>だと思います。

    やめられないんだよね~♪ 白鳥胡桃
    個人的に大変お世話になった<光景>。3コスト<光景>でパワーマイナスが付いていて、トップチェックもできるので弱いと思うことはあまりないと思います。
    ところで<シア>と比べるとちょっと査定あってる?って言いたくなる......。

    樹望龍の癒し手・アリナ
    個人的に本当に本当にお世話になった<光景>。3コストですが一応ヒール選択もできます。したことないし色もデッキによってはストレスなのでカードは弱いと思います。
    つまり<光景>テキストと左上と右上だけで存在価値があるんですよね。0光景じゃなくて嬉しかったのはこのカードくらい。

    Step! Smile! Wink! トウカイテイオー
    3コス<光景>ですが同名カットでバーンが付いています。<光景>にバーンが付いているのは高評価対象なので強めの<光景>ではあります。とはいえ縛りのない<サノス>の方が強く、複数枚積まないと機能しにくいのでだいたい誤差です。
    プール的には色がかなり厳しい印象。まぁこれもあるだけマシって感じの1枚です。

    指輪の交換 二乃
    キリト>互換。DCの<光景>マジでレパートリーがありますよね。流石に初代<光景>である<ななか>の出番はほとんどこちらに変わった印象です。

    手乗りタイガー 大河
    選べる<光景>がついにバーンを選択出来るようになりました。しかもカウンターカット付き。どう見ても強い<光景>です。
    3光景は拾ったけどケアされて使う機会無かったということも多いので、その際にバーンモードが選べるのがとても偉いです。終盤ほぼ必ず価値を見いだせる<光景>はこのカードだけかなと思います。

    不知火 舞
    サノス>の完全互換で評価もほぼ同等です。デッキによってはバーンが打ちにくいこともありますが、常に選択肢として存在しているのが強いです。

    心の力に目覚めし少年
    ほぼ<互換>ですが一応《リロード》参照になったので。2024年産の<光景>はここからです。

    伝習員 ハルト
    「グリザイア」についに連動無し<光景>が来ました。クライマックスを縛られることがないので嬉しい追加です。<中学生>テキストはほとんど使わないのでカードとしてはあまり強くないと思いますが、電源で出した時に強い話や、後列待機させる使い方が一応あり、何も無い<光景>よりはメリットが着いてるかな程度。色に関してはプール的にはちょっと使いにくいかなと思います。

    "WHO IS... MYTHOS?"ソー※
    「MARVEL」2種目の<光景>。ソウル3なのが魅力のカードですが、基本的に<サノス>の方が強いと思います。使われてるの見たことない......。

    宣戦布告 ジャングルポケット
    トウカイテイオー>のために赤発生させなくても良くなった......のだがコストがあまりにも重い<光景>。同名カットしないと<光景>すら喋れないのは流石に縛りがきつく、採用されているのをほとんど見たことありません。

    トゲナシトゲアリ すばる
    2024年最後にして唯一の新規<光景>タイトルとなった「ガルクラ」の<光景>はドラなしの代わりに行き12000というデザイン。ネオス観点だとほぼ<キリト>の劣化に見えます......。それでも刷られたことが素晴らしいですね。

    Dream Believers 日野下 花帆
    2025年産は「蓮」から。「蓮」は<光景>が無いタイトルって印象があると思いますが、連動ならあるんですよね実は。
    連動ではあるんですけど3択のうちの1つというデザインで、残りふたつも強力なので、カードの評価はかなり高いです。まぁデッキにすると勝つのところまで行くのが難しかったり、電源の方が簡単に強かったりと考えることは沢山あるのですが、魅力的なカードだと思っています。

    《ビトレイヤーズ》 エヴァ
    GGOも<光景>タイトルになりました。<ホロライブの光景>の完全互換ですね。理論上行きも返しも12000として運用できるので評価は高めです。

    全ては理想郷のために アインズ
    連動こそ必要ですが、オバロも<光景>タイトルになりました。コストが必要であるものの<光景>テキストにバーンがついており、流石に強力なカードだと思います。連動なので専用デッキにはなってしまいますが、しっかり山を崩しながら詰められるので、単体の評価はかなり高いです。


    ということで最近までの<光景>互換を振り返ってみました。
    知らないカードがあった人も多かったのではないでしょうか。


    コロナ禍が変えた光景テキスト
    前回最後にちょっと書きましたが、前編の<光景>と後編の<光景>、何が違うのかわかりましたか?
    実は前編で紹介している<光景>と後編で紹介している<光景>、テキストの書き方が違うんですよね。異なるのは冒頭の部分、相手のストックを控え室に置くのが、使ったプレイヤーなのが前編、後編では使われたプレイヤーが置くようになっています。
    当初は使ったプレイヤーが、相手のストックを控え室に送る効果だったのですが、これをテキスト通り処理しようとすると、相手のカードに触れることになるんですよね。コロナ禍を思い出して欲しいんですけど、相手のカードに触ることがNGでしたよね。これが要因かはわかりませんが、しれっとこれ以降は相手のカードに触るようなテキストではなくなってるんですよね。これは再録にも言えます。

    まぁ普通に考えたらなるべく相手のカードに触らないテキストが良いですからね。関係なく変わったのかもしれませんが、この時期なのはやはりご時世が関係してるのかも...と思ってしまいます。


    年度別光景タイトル数
    発売年度ごとに<光景>が新規で刷られたタイトル数をまとめてみました。既にあるタイトルにさらに追加された場合はカウントしていません。
    • messageImage_1752047524185.jpg
    完全手動集計です。多分この今のタイミングでやらないともう二度とやらそうなので作ってみました。結構面白くないですかこれ。

    2016以前に関しては、ネオス環境が雑多だった年度はちょくちょく<光景>が刷られていて、トップが強かった年度は1枚も刷られていないんですよね。16年は<光景>が強い環境だったので、わざわざ15年以前の古めのタイトルを使う人も少なくなかったと思います。

    光景>が広く刷られるようになったのは17年以降。21年なんかはめちゃくちゃ刷られてますね。これくらいから、<光景>があるのが強みというより、<光景>が無いのが弱みという認識になって行った気がします。

    そして直近だとやはり2024年の1が注目ポイント。これも実は年末発売のタイトルなので大型大会ではもちろん使えず、年内は1週間も使えなかったと考えると、ほとんど2024年に刷られた<光景>は0。これは2023年までと比較すると突出して低いと言えます。

    そしてそこからの2025年です。上半期で既に3となっており、2024年末のタイミングを含めれば4。フェードアウトする流れかと思いきや、めちゃくちゃ刷られているんですよね。方針が変わったと言うより、2024年が1つ特殊であったことが伺えるかなと思います。


    まとめ
    ということで今回は<光景>互換について振り返ってみました。本当は再録があるのでもう少し画像としては多いのですが、基本的には全て振り返ることが出来たかなと思います。

    現代WSにおいて<光景>は、非常に重要な要素のひとつになっているので、あるタイトルないタイトル、その強さや使い方などを1度見直しみても良いかもしれません。

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