世界決勝大会レギュレーション
さて、まずは世界大会のレギュレーションから。 12人で行われる予選と、4人で行われる決勝トーナメントからなる大会でした。 予選は3ブロックに分かれてのトーナメント。各ブロックは4人の参加者によるダブルエリミネーショントーナメント。 ダブルエリミネーショントーナメントというのは、一般的なシングルエリミネーショントーナメントに、敗者復活枠を加えたトーナメント。 普通のトーナメントに加えて、ルーザーズトーナメントという1敗したプレイヤーしか参加出来ないトーナメントを並行して行います。 つまり2度トーナメントを行うわけですね。 そして決勝戦は、普通のトーナメントの1位と、ルーザーズトーナメントの1位で行います。 この際、普通のトーナメント1位の方が勝てばそのまま全勝優勝ですが、ルーザーズトーナメント1位の方が勝った場合、負けた普通のトーナメント1位の方には、新たにルーザーズトーナメントの参加権が生まれます。 そして全勝者がいないこの状況では、ルーザーズトーナメントの優勝者が優勝となる訳です。 これがいわゆる「本当の決勝戦」が行われる理由です。ルーザーズトーナメントの優勝者を決めているわけですね。 今回の世界大会では、3ブロックから4人の決勝トーナメント進出者を選定しなければなりませんでした。 そこで採られた方法が、「3ブロックの中で1番1位に近かった2位のプレイヤー」を選定する方法です。これが正直かなり複雑で分かりづらかったのかなと思います(大体の人は関係ない)。 ちなみに公式の表記はこちら。- 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、2回戦終了時に全勝だったプレイヤー。
- 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、1回戦を勝利したプレイヤー。
- 1位のプレイヤーが1敗しているブロックに所属し、1回戦を敗北したプレイヤー。
- 1位のプレイヤーが全勝しているブロックに所属し、1回戦を勝利したプレイヤー。
世界決勝大会予選
というわけで、ダブルエリミネーショントーナメント3ブロックで行われた予選。 12人のうち3人がラブライブサンシャインを使用していました。これは全国決勝とはかなり違う分布ですが、これはこれで、2018年を象徴するような分布だったのかなと思います。【#WGP2018世界決勝大会】参加者使用タイトルはこちらになります!ガーラ選手!ANNKAKE選手!日本を代表して頑張ってください!!(もちろん!各国の代表も頑張ってください!!) #WS pic.twitter.com/vqfQtgbnel
— 松井五段@WS公式プレイヤー (@bushi_matsui) 2019年1月20日
世界決勝大会決勝戦
決勝戦は日本のガーラさん(SAO)と、香港のLeeさん(P5)の対決。 公式の放送が残っているので、試合内容はそちらで確認いただければと思います。ブシロードWGP2018 ヴァイスシュヴァルツ世界決勝大会 https://t.co/dOWACb2B52
— ヴァイスシュヴァルツ公式 (@wstcg) 2019年1月20日
【#WGP2018世界決勝大会】優勝は日本代表のガーラ選手です!入賞された皆様、おめでとうございます♪これにてWGP2018は全て終了になります!各地区会場も含めてご来場いただいた皆様、ありがとうございました! #WS pic.twitter.com/GL7HK9I74q
— 松井五段@WS公式プレイヤー (@bushi_matsui) 2019年1月20日
3試合共生放送されたということで、いつも以上に様々な人の見解を聞く機会が多かったのですが、個人的にはかなり見応えのある試合だったと思います。 1戦目。あそこから<竜司>+<アルセーヌ>で詰めようと思えるプレイヤーは一体どれくらい居るでしょうか。 リスクを負ってでも詰めに行ったからこそのペルソナの勝利に見えました。これが世界大会かって感じましたね。 3戦目。先攻ドローゴーに対して、リターンが見込めないあの後攻3パンが出来るプレイヤーはどれくらい居るでしょうか。 ガーラさんの勝利は、あの3パンをした判断の時に決まったと思っています。 あれくらいアグレッシブにパンチしてこそのペルソナの3リフですし、そういう意味で短い試合ながら見所のあった試合だと思います。
【#WGP2018世界決勝大会】優勝者は日本代表の「ガーラ」さんでした!「ソードアート・オンライン」のデッキを使用されました!!おめでとうございます✨
— ヴァイスシュヴァルツ公式 (@wstcg) 2019年1月20日
これにてヴァイスシュヴァルツWGP2018すべてのスケジュールを終了しました。2019年もよろしくお願いします!#WS pic.twitter.com/sHIDygIXOI