
-P3デッキが完成するまで- 後編
こちらの記事は「WSクロニクル発売記念ドキュメント -P3デッキが完成するまで- 前編」の続きとなります。
そちらをチェックしてから読んでいただければ、より楽しめる内容になっていますのでよろしくお願いします。
では早速後編です。
デッキレシピ&P3以外のカード紹介
試行錯誤を重ねたどり着いたペルソナ3デッキがこちらです!デッキログURL:https://decklog.bushiroad.com/view/JP9T
大まかな内容は前編で詳しく紹介したので、ここではお助け枠のカードを紹介していきます。
(出典:アカツキって何!?今日から使えるヴァイス俗称、略称まとめ)
黄色発生要員。デッキトップを操作することでの《生徒会》ギミックや集中との相性のよさ。リバース時に手札を増やすことができるテキスト。カードの全てがデッキと噛み合いが良く、迷わず4枚入れました。リバース時テキストはキャラ以外も持ってくることができるので、中盤から後半も手札の内容次第では使っていきます。
本来は3枚目の<無達>の枠でしたが《生徒会》特徴の枠がもっと欲しいので採用しました。欲をいえば<怪盗団の作戦参謀 真/QUEEN>が良かったのですが、それだとペルソナ5色が強くなるので美鶴に。
ちなみにこの1枚でペルソナシリーズのレベル0《生徒会》特徴は、真以外すべて採用になりました。思ったより《生徒会》カードが少なかったですね。
実はペルソナ3、4ブースター発売時には回復できる3レベルがありません。(<店長の息子>など特殊な回復はありました)
ペルソナにやっと登場時回復の3レベルが来た!と当時かなり話題になったのを覚えています。
はじめは<力を司る者マーガレット>であわよくば連パンも狙う欲張り構築にしていましたが、アタックすれば勝てるのに自分が3-6でアタックできない。という状況を回避するため登場時回復のこのカードを採用しました。
デッキを回すコツ
レシピを紹介したところで、デッキを回すためのコツを書いていきます。「相手にひたすらダメージを入れ、最後に<育む絆>で山札をひっくり返しとどめを刺すこと」です。それ以外はほぼ無いといっても過言ではありません。
その為ダメージを入れることが最重要で、相手の山札のクライマックスがどんな状況なのかを常に意識することが必要になります。相手が隙を見せたら<ソウル+2>を叩き込みましょう!
アタッカーの確保ができていれば、<育む絆>や<ソウル+2>はなるべく抱えておくのが理想です。
そこからは《生徒会》キャラを出してほぼ毎ターン1枚引いていきます。
<ちらちらジョーカー>や<伏見千尋>のトップ操作とうまく合わせて引きたいカードをコントロールしましょう。実戦では<ソウル+2>や次のターンに出す《生徒会》のキャラを引っ張ってくることが多かったです。
相手が1レベルキャラを並べてきたらサイドアタックも駆使して、ダメージを与えながらキャラを減らし過ぎないプレイングを心がけます。
<桐条 武治>を使って次ターンのアタッカー確保をするのも大切です。
相手が綺麗にリフレッシュしそうになったら<ジン>で奇襲をかけ、ペースを乱すことも作戦のひとつに入れておきましょう。
この段階で<育む絆>が1枚はないとだいぶキツイので、なんとか確保しましょう。あまりにダメージレースが負けているときは延命の為<マーガレット&エリザベス>の確保を優先します。2レベルからはストックも少し貯めたいので<水着の美鶴>のドローも考えながら使いましょう。
5ストックあると<育む絆><タカヤ&ヒュプノス><ジン>の極悪コンボを成功させやすいです。すべて手札にあれば4ストックで可能ですが、実際は《ジン》を押し出しての疑似絆や<水着の美鶴>のドローを絡めるパターンが多かったのでストックが5あると安心です。
あとは一撃必殺!ここまで理想通り回せていれば、相手のビックリ顔と共に勝利がつかめているはずです。
まとめ
前後編にわたり超ボリュームでペルソナ3のデッキについて書きましたが、いかがでしたか?今回はデッキレシピを紹介するだけではなく、どういう目的でどういう思考を経てこの構築にたどり着いたのか。その「思考の跡」を皆さんに楽しんでいただけたらなと思いこういった記事の形にしました。
初めての試みですが、うまく伝わっていたら嬉しいです。
デッキを組むのはものすごく苦労しましたが、実際回してみたら想像以上に楽しかったです。現代デッキに20%勝てたらいいなぐらいの勝率ですが、大敗することも少なくいいデッキに仕上がったと自負しております。
《生徒会》ギミックを使うと超気持ちが良いので、ペルソナクロニクルのカードを持っている方も持っていない方も、是非試してみて下さい!
今回改めて思いましたが、ペルソナのプールって楽しいですよね。クロニクルがきっかけで、じっくり向き合う機会が作れてよかったです。次は新しい《怪盗》軸も考えてみようと思いますので、その時は皆さんまたどうかお付き合いください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご意見ご感想があれば、是非参考にしたいのでツイッター等@saoriwsでお寄せ下さい。