今回はWGP2017仙台地区トリオサバイバルで使用したProject:Kroneのデッキについて書きたいと思います。
動かし方が難しいのですが、必殺の一撃が決まった時ものすごく気持ちいいデッキですので是非試してみて下さい!
少し長くなりますがどうぞ最後までお付き合下さい。
デッキコンセプト
まずコンセプトですが「文香の破壊力を生かしつつある程度シンデレラガールズ(以下デレマス)の動きができること。」です。いわゆるグスタデレマスの動きですね。クローネだけに寄せるより相手に合わせて柔軟な動きがしやすく、システムカードもかなり多めに採用してるいのでクライマックス事故もカバーしやすくなっています。
地区で多くの回戦を戦うことを意識した構築です。
デッキレシピ
環境は戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED発売までを意識しています。レベル0
計21枚
カード紹介
早速レベル別にピックアップしてカードを紹介していきます。0レベル
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本田未央 ×2
ごちうさ規制後の環境は0でパワーラインを出すよりは移動したり、控室に行った時やリバース時の効果で手札を増やすデッキが増えてきたので、移動を封じた上でストック相殺できるのは非常に強力です。色発生の意味でもありがたいですね。 今の環境だと移動が更に増えているので枠を調整して3枚欲しいかもしれません。 使うときはうっかり相手のパワーを超えて殴るとストック相打ちできないのでご注意を。 |
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十時愛梨 ×1
最後まで枠を<KBYDチーム友紀>と争った1枚。本当は友紀も入れたいのですが枠がありませんでした...。このデッキ0レベルが21枚あるのですが枠がカツカツです。 少ない枠で集中、アタック時パワーパンプ、色。と3つの役割をしてくれる十時を採用しました。 |
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ホラー大好き小梅 ×2
選抜です。デレマスで小梅ちゃん選抜を一番生かせるのはクローネだと思います。 <門>を引っ張ってきたり、<本>を引っ張ってきたり、山札だけ落下させたりと0から3まで腐るシーンがない優秀なカードです。<最高のチームみく>と組み合わせて、手札、山札、控室の全部を手札のように使って戦うのに役に立ちます。 |
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シンデレラプロジェクトのリーダー美波 ×3
0のメインアタッカー。腐る場所がない優秀テキスト、<常務>と組み合わせてパワーお化け、可愛い、の最強カード。ネームの都合上3にしています。この美波を使うことで、集中を5枚集中のように使うことが一番多いです。後半でデッキトップを見てマーカーを入れずにソウル調整に使うこともあります。 |
1レベル
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新田美波 ×4
皆さんご存知ザ・シンデレラガールズカード。 このデッキは1~2までほぼ毎ターン盤面を割られるので、美波でいかに手札を増やせるかがゲームのカギになってきます。1週目は美波の効果で<Project:Krone唯>を一番優先的に持ってきます。2週目も<門>をうてる時はうってハンドを増やしましょう。余談ですが私の担当アイドルです。 |
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マイファーストスター美波 ×2
<アナスタシア>連動と少しでも相手の盤面に触るためのアタッカー枠です。 2枚しかないですが経験上ちゃんと連パンできます。早めにストックに2枚噛んでしまったときはコストを使って控室に置いておきましょう。 |
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Project:Krone周子 ×1
<マイファーストスター美波>と、<新田美波>。もう1つのアタッカー枠として採用。<Project;Krone奏>と迷ったのですがクローネネームを持っているアンコールキャラということで周子になりました。1枚ですが出番はよくあります。 |
2レベル
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Project:Krone 唯 ×2
黄色を採用していないクローネもありますが、私はこのカードがクローネ軸の最重要とも考えています。2レベル以降の盤面を捨てた構築になっているので、相手のダイレクト枠があかず打点が細くなってしまう弱点をうまくカバーしてくれます。ソウル+1を使い<文香>の射程圏内を目指して打点を入れていきます。 |
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市原仁奈 ×2
最近の早だし多面環境を考え相手にけん制と、少しでも負荷をかけるために2枚。 相手のタイトル次第では必要ないので、レベル置き場で色発生に使います。 <PR>になると三船美優さんが映っているのもポイントです。 |
3レベル
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Project:Krone文香 ×4
<本>対応で相手の控室のカードをKrone枚数分山札に戻すカード。 文章だと分かりにくいですが、文香3面後ろにKroneネーム2枚で相手の山札に15枚分カードを戻すことができます。相手がうっかり山札を残してクライマックスが控室に8枚...という状況だと確殺です。 ヴァイスシュヴァルツで確殺を狙える非常に珍しいカードだと思います。使われてみないと相手に強さが分かりにくいのも強みです。 |
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アナスタシア ×1、新たな挑戦美波 ×2
相手によっては<文香>をメタった動きをしてくるので、そう感じたら<アナスタシア>を確保する意識をします。文香されたくないと、集中やシステムカード等で山札を削るので相手の思ったより弱い圧縮の山を作ることになります。そこを一気に打点で押し切る為のコンビです。 新たな挑戦美波を2枚いれたのは<椎名カウンター>互換の多さです。 椎名カウンターを持っているタイトルの人は「椎名がいるから山札を削らなくても大丈夫」と考える人も多いので、そのスキを確実に突くために2枚入れて、確保しやすくしています。 |
デッキの回し方
続いてデッキの回し方を紹介していきます。クローネを使う大前提
まずこのデッキの勝ち方ですが、<文香>で逆圧縮させた山札に打点を一気に叩き込む。ことです。相手の3レベルを飛ばして勝つことが多く、普通のデッキの回し方とはかなり違ってくるので、ここからは私の思考のイメージをうまく言葉にしたいと思います。相手が2レベルに上がった瞬間からは、手札を整えつつ相手がいつ<文香>の射程圏内に入るかひたすら耐えながら待つことになります。気分はスナイパーです。
意識しましょう...文香の射程距離、勝ちへの射程圏内はクロック2-4です。
まず、射程圏内に相手を追い込む。そして相手の山札にクライマックスがなくなるタイミングを見計らって...文香を一気に並べてクライマックスコンボを打つ!そう引き金を引きます。結果相手は自分ではわからないうちに敗北しています、スナイプ成功、勝利です。
...まったく上手く言葉にできていませんね(笑)大変失礼しました。
〇相手が2-4からは射程範囲
〇綺麗に勝つことよりも、コンボを決めることを重視
この2つさえ伝わっていれば大丈夫です!
それでは試合の流れとポイントを見ていきましょう。
マリガン、0レベル
[先攻]
<みんなのリーダー>、<新田美波>、0レベル以外のカードは切りましょう。<シンデレラプロジェクトのリーダー美波>、<Projrct:Kroneありす>どちらかのスタートが理想です。一番理想はこの盤面
[後攻]
マリガンは同じですが、タイトルによっては<本田未央>を引くために多めに手札をいれかえましょう。先攻後攻共に、こちらが先に1レベルに上がりたいのでパンチ数は1~2に抑えます。
0レベルを沢山引けるので調子に乗ってキャラを出し過ぎると一気に手札が枯渇します。こちらの0レベルは強いので相手の盤面を割ってできるだけ負荷をかけつつ、<常務>を使えるときは使ってハンドを増やしておきましょう。
1レベル
先に1レベルに上がることが理想です。色発生は黄色を発生させてクロックに青を置いて2ドローが理想ですが、黄色は2レベルまでに置けばいいので無理はしなくて大丈夫です。
<新田美波>のクライマックスコンボで手札を増やしつつ、こちらのクロックが1-6くらいでリフレッシュを目指しましょう。動き的には、1レベルで<島風>系のクライマックスコンボを採用しているデッキとあまり変わりません。
最初に書いたように新田美波で持ってくるカードは<Project:Krone唯>です。2枚はいらないのでそれ以降はその場に合わせたカード(<市原仁奈>など)何択かあって悩んだ場合は汎用性の高いありすやデッキの中で触りにくい1枚しか入っていないカードを持ってきましょう。
2レベル
ここからは我慢の戦いです。一番多い盤面はこちらまず、<TP凛>はよほど余裕がある時や中央に割りたい早だしキャラがいる時しかだしません。
TP凛より<Project:Krone唯>を並べる意識をしましょう。
1週目でうまく立ち回れているとこちらの圧縮が強くなっているのでチャンプアタックした後はキャンセルで耐えます。引きすぎたクライマックスは<ありす>、<最高のチームみく>で処理、手札は集中で補充。キャンセルや集中で山札が弱くなってしまったらシステムカードを使ってリフレッシュまで一気にもっていきましょう。
あとは毎ターン、1点、2点、2点で殴りつつ射程圏内まで待ちます。その過程で<文香>もなるべく手札に集めておきましょう。
3レベル
射程圏内までいって相手の山札のクライマックス数がほぼない、<文香チャンス!>と思った時は、<常務>の効果などで無理やり自分のレベルをあげます。こうすることで、相手にまだ文香はされないだろうというタイミング外から試合を決めることができます。あとはシャッフルに身を任せましょう。
まとめ
長くなりましたが、0レベルと1レベルでなるべく相手に負荷をかけつつ、2レベルでは<Project:Krone唯>でソウルビート。<文香>のタイミングをうかがってトドメという感じです。もちろん文香ケアが上手な相手、<椎名カウンター>がある相手には苦戦を強いられますがプレイング次第で勝利はつかめます。ただしキルラキルだけは<ヌーディスト・ビーチの一員黄長瀬>がどうにもならないので諦めましょう!
Project:Krone新時代へ...
私はこのKroneが現環境完成形だと思っていて、入れ替えても環境に合わせて市原仁奈の枚数ぐらいだろうなぁと思っていました。ですが、衝撃のカードを目にすることになります。
仙台決勝トーナメント2回戦の相手の方がすごくクローネケアが上手くて。
対戦したことあるんだろうなぁと思って対戦後お話しているうちにこのカードを教えてもらいました。最近試しに使ってみましたが「ヤバイ!」ですね。ケアされると一気に勝ちにくくなるクローネですがこのカードは新時代クローネの予感がしました。まだ考察中ですが、全国のクローネ使いの皆様是非お試しあれ。
最後に
最後になりましたが、この間の自己紹介の記事に多くの反響をいただきありがとうございました。凄く嬉しかったです!小さな感想でもあると、書きたい!という気持ちが強くなりますし、激励の言葉も凄く励みになります。これからも宜しくお願い致します。
故に今回は張り切りすぎて長めの文章になってしまいましたが、書ききれない部分もあったので何か疑問点などありましたらお気軽にツイッター(@saoriws)等でお問い合わせください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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