
先日ディヴァインスキルを持つデッキと相性が良いとして<High Five!>を紹介しました。
そんなHigh Five!ですがディヴァインスキル持ちのデッキ以外で、かなり有用に使える方法があります。
High Five!の効果に関しては前の記事で紹介していますので、そちらも合わせて見ていただけるとありがたいです。
まずはレシピからです。
デッキレシピ
ライドデッキ
計5枚
グレード2
計14枚
グレード0
計16枚
今回の新オーダーの就職先として<シャルモート>が名乗り出ました。
そもそもシャルモートとは
<シャルモート>はハロウィン系統のユニットが収録された「リリカルモナステリオ ~いたずらしちゃうぞっ~」にて登場したリリカルモナステリオの1枚です。LeVreSoeurSというライドラインの名称をメインと据えたデッキで、ソウルからユニットを出し入れをしたりするダークステイツっぽい動きをします。
Vのシャルモートの火力を上げ、その火力をRのLeVreSoeurSのコピーして高火力を出しながら中央後列からもアタックしながらドライブチェックが行えます。
比較的シャルモート用のサポートが多くかつ手厚く、リリステのよく使われる汎用にあまり頼らず構築できる点が評価されています。
そんなシャルモートなんですが新規オーダーにより予想外の動きをするようになりました。
どんな点が変わってくるのか、改めて新規オーダーを見てみましょう。
High Five!
ディヴァインスキル持ちならノーコストでドロップからも使える1ドローパワーパンプ効果を持つ汎用オーダーです。<シャルモート>は運命者でも宿命者でもないので、このオーダーはCB1で使うことになります。
注目すべき点はドローやパンプ効果ではなく、オーダーの行き先が重要です。
ドロップからも使えるという点を考慮してオーダーをバインドゾーンに置くことにより、再利用を防ぐカードデザインになっています。
バインドゾーンにG2のカードを置く、非常に重要な点です。
デッキリストを見たら分かる通り、この構築では黒翼を適応し新たな境地へとたどり着きました。
黒翼、白翼とは
アレスティエルのメインギミックであるバインドゾーンにあるカードが偶数か奇数かにより黒翼か白翼のモードが切り替わり、それぞれの側面を効果を持つユニットが効果を発動します。アレスティエルの構築でなくてもライドラインをアレスティエルにして、構築次第では少々運に左右されますが、バインドゾーンに無理やりカードを送り黒翼や白翼にして黒翼、白翼サポートを使うというデッキタイプが存在しました。
<降り注ぐ歌声 エルケエル>を使ったり、<信奉する秀才 ビブエル>を採用したりして黒翼、白翼の使いたいサポートユニット+任意の翼に変更出来るようにするサポートユニットの2種類をメインデッキにもデッキに組み込む必要性があり、かなり枠がカツカツになる大きなデメリットがありました。
そんなアレスティエルのギミックですが、バインドのギミックを考慮してなのか中々アレスティエルのサポート以外でリリステのカードプールにはバインドされる有用なカードがありませんでした。
そんな中出てきたのが今回の<High Five!>というわけになります。
これにより無理やり構築を歪めることなくバインドゾーンに偶数のカードを用意し、黒翼のギミックを使えるようになりました。
そんなわけで黒翼ギミックで何をするのか見ていきます。
天上リサイタル エマエル
黒翼から出張してくれたのは<エマエル>です。まさかのリリカルブースター第1弾のカードです。このユニットは黒翼が適応された状態でブーストされアタックすると、Rかソウルから1枚選んで手札に加えます。
ソウルからカードを回収すると自身はソウルに入ります。
Rを手札にバウンスするのは別段リリステでは珍しくない効果です。ここで重要になってくる効果はソウルからカードを手札に加えて、更に自身はソウルに入っていく効果です。
これによりソウルチャージされてしまった有用なユニットをソウルから手札に加える、それだけじゃないのが今回の<シャルモート>です。
楽しい夜はすぐそこに オリアリス
<シャルモート>のサポートカードには<オリアリス>という、ドロップからユニットをソウルに置けるユニットが存在します。なのでオリアリスと<エマエル>を合わせることによりドロップから任意のカードを回収することができます。
これにより何が起きるのか、通常の完全ガードはガーディアンから退却するとドロップに置かれます。なのでドロップの完全ガードをオリアリスでソウルに置く、ソウルに置かれた完全ガードをエマエルで回収するというルートが完成します。
ではソウルに置かれたエマエルはどうするのか?次のカードを見ていきます。
灯る光は温かく プレージュ
<シャルモート>に来ていた強化の一つ<プレージュ>です。「リリカルモナステリオ ほしがきらきらっ!」にて登場しました。プレージュによりエネルギーを支払いソウルから任意のユニットをコールします。
既存のギミックではLeVreSoeurS名称のみのサーチとソウルからのコールが可能でした。
名称カード以外のユニットに関しては制限が厳しかったのですが、プレージュにより<エマエル>をソウルからコールできるようになっており完全ガードを回収する一連の動きが非常に安定するようになりました。
攻めの部分に関してはシャルモート本来のギミックで十分な火力が保証されており、今回の強化により黒翼ギミックを使うことにより、完全ガードを筆頭に守りの部分を伸ばしていけるような構築が完成しました。
<High Five!>をカウンターを支払って使用する必要はありますが、シャルモートデッキではカウンターチャージ手段がある上に、カウンターはあまり浪費しないので別段問題なくカウンターを支払うことができるというのも噛み合いが良い点として挙げられます。
以前より何かと白翼のハイブリッド構築で何とかできないかと研究してきた身として、ここまでキレイに黒翼のギミックを落とし込む今回の構築は非常に美しく仕上がっており思わず感動しました。
皆さんにも是非とも体験して欲しいデッキです。
さて今回はPRパックで強化されたとなったシャルモートのデッキを見ていきました。
今回はバインドされる、というテキストを逆手に取った構築の仕方でした。
このようにまさかの方法でまさかの動きを研究により発見されるのがカードゲームの面白いところだと思います。
他にもまだまだ研究の余地はあると思うので、今後の開拓が非常に楽しみです。
今回は以上となります。ありがとうございました。