
WGP名古屋も目前ということで、直近に発売した月牙蒼焔の新カード皆様は目を通していますでしょうか?
今回はそんな月牙蒼焔の新カードに関して、Q&Aに出てくる程度の話とはなりますが振り返っていこうと思います。
ただ振り返るのも味気ないので前回同様にクイズ形式で見ていきます。
それではやっていきましょう。
ヴァンガード裁定クイズ 月牙蒼焔編
Q.調停の封焔 バヴサーガラ・アークシャイアの効果である
【起】【V】【ターン1回】:【コスト】[手札から1枚ソウルに置く]ことで、あなたのドロップから装備カードを1枚選び、このユニットに装備する。
によってドロップから装備カードである封焔の剣 ディヤーヴァを装備しました。
この効果を発動後、そのターン中にオーダーカードをプレイできますか?
【起】【V】【ターン1回】:【コスト】[手札から1枚ソウルに置く]ことで、あなたのドロップから装備カードを1枚選び、このユニットに装備する。
によってドロップから装備カードである封焔の剣 ディヤーヴァを装備しました。
この効果を発動後、そのターン中にオーダーカードをプレイできますか?
A.できる
解説
新規の<バヴサーガラ>の効果でドロップから装備カードを装備できます。これはあくまでも装備するという効果であり、オーダーを使用しているわけではありません。
ターン1回のオーダー使用権を消費しておらず、この効果で装備を行ったターンには問題なく通常にオーダーの使用ができます。
また、補足としてあくまでこの効果では装備をしておりオーダーのプレイを介していません。
なので<封焔の剣 ディヤーヴァ>のCB1でプレイできる!という、オーダーをプレイする際に必要となるコストも支払う必要がないです。
世界大会の配信で1ターンに2回装備してるのでは?といったコメントがあったのですが、このようなプレイせずに装備だけ行う効果もあるので注意しておきましょう。
ちなみに新しいバヴサーガラは自身の効果と<ヴェルロード>の効果により、オーダーをプレイせずとも安定して2枚の装備を行えます。
Q.自分のターン中に手札から1枚ソウルに置くというコストを支払う際に、「ペルソナシールド」を指定して支払うことはできるか?
A.できない
解説
新しい要素として追加された<ペルソナシールド>に関してです。ペルソナシールドには
【永】【手札】:あなたのターン中、あなたは、ライドデッキからライドする際に捨てる際や、自分のカードの能力で手札を選ぶ際、このカードを選べず、捨てられない。
という制限がかけられています。
これにより基本的にはペルソナシールドの能力である、相手ターンでの防御札として使う用に調整されています。
さて、本題となりますが「手札から1枚ソウルに置く」というコストにおいては、選ぶという記載がないのでペルソナシールドの制限に引っかからないと思ってしまいがちです。
しかし、数を指定した処理は"選ぶ"表記がない場合でも、その数の事物を"選ぶ"ものとして扱うのでペルソナシールドはコストとして支払うことができないのです。
ちなみに
相手は自分の手札から1枚選び、あなたの監獄に収容する
といった相手のターンで手札から選んで監獄に収容するような効果では、「あなたのターン中」という制限の適応外なのでペルソナシールドを選んで監獄に収容できます。
なお、相手のオーダーゾーンに置かれた後に、ペルソナシールドはチェックタイミングを待たずオーダーゾーンから消去されます。
Q.双星刻姫 アストロア゠バイコ・ステラの能力に関して質問です。
Vのアストロアがアタックした時に自動能力のコストを支払いました。
カウンターとソウルブラストとしてソウルのアストロアを含まないノーマルユニット3枚をソウルブラストしました。
アストロアの能力ではアストロアを含むカードとクリティカルすべてをバインドします。
1枚もバインドをされていない状況ですが、以降に続くバインドゾーンのアストロアとクリティカルの枚数を参照する効果は実行できますか?
Vのアストロアがアタックした時に自動能力のコストを支払いました。
カウンターとソウルブラストとしてソウルのアストロアを含まないノーマルユニット3枚をソウルブラストしました。
アストロアの能力ではアストロアを含むカードとクリティカルすべてをバインドします。
1枚もバインドをされていない状況ですが、以降に続くバインドゾーンのアストロアとクリティカルの枚数を参照する効果は実行できますか?
A.できる
解説
あくまでもスキルを発動するコストとしてカウンターブラストとソウルブラストを行い効果を実行します。一度発動してしまえばヴァンガードでは基本的に可能な限り効果が実行されます。
なのでソウルブラストしたカードをバインドできていない状況でもそれ以降に続く、バインドゾーンのアストロアとクリティカルの枚数を参照する効果は問題なく実行できます。
Q.瞬刻斬伐の時空巨兵について質問です。
このユニットには以下の効果があります。
【自】【ゲージゾーン】:あなたのバトルフェイズ開始時、このカードが時刻印ゲージなら、【コスト】[CB(1)]することで、あなたのドロップから1枚選び、時刻印ゲージとして表で置く。置いたなら、このカードをRにコールする。
この能力でドロップから別の瞬刻斬伐の時空巨兵を時刻印ゲージに表に置きました。
瞬刻斬伐の時空巨兵の効果でドロップから時刻印ゲージに置かれた方の瞬刻斬伐の時空巨兵の自動能力はそのバトルフェイズ中に発動しますか?
このユニットには以下の効果があります。
【自】【ゲージゾーン】:あなたのバトルフェイズ開始時、このカードが時刻印ゲージなら、【コスト】[CB(1)]することで、あなたのドロップから1枚選び、時刻印ゲージとして表で置く。置いたなら、このカードをRにコールする。
この能力でドロップから別の瞬刻斬伐の時空巨兵を時刻印ゲージに表に置きました。
瞬刻斬伐の時空巨兵の効果でドロップから時刻印ゲージに置かれた方の瞬刻斬伐の時空巨兵の自動能力はそのバトルフェイズ中に発動しますか?
A.発動しない
解説
<瞬刻斬伐の時空巨兵>の発動条件としてはバトルフェイズ開始時に時刻印ゲージにある必要があります。瞬刻斬伐の時空巨兵により別の瞬刻斬伐の時空巨兵が時刻印ゲージに置かれていても、バトルフェイズ開始時というタイミングは既に過ぎているので、連鎖して瞬刻斬伐の時空巨兵をコールすることはできません。
Q.厳槍の騎士 セイヴルスがレザエルを含むG3以上の能力によりRに登場しました。
セイヴルスの効果により前列のユニット全てにパワー+5000します。
セイヴルスが登場した以降に前列にコールされたユニットのパワーは+5000の処理は適応されますか?
セイヴルスの効果により前列のユニット全てにパワー+5000します。
セイヴルスが登場した以降に前列にコールされたユニットのパワーは+5000の処理は適応されますか?
A.適応されない。
解説
<セイヴルス>の能力ではセイヴルスがコールされ能力を発動した時点で、前列にいるユニットに対してのパワーパンプを行う効果です。永続でVに適応されるパンプ能力とは違ってその場にいたユニットへのパワーパンプしか行われていないので、これ以降に新たにコールされた前列のユニットにはパワー上昇の処理は適応されません。
Q.ダイアフルドール ぺいしぇんすのあなたの山札を上から1枚ダメージゾーンに置く。という効果によりダメージゾーンにトリガーユニットが置かれました。
そのトリガーユニットの効果は発動しますか?
そのトリガーユニットの効果は発動しますか?
A.発動しない
解説
山札から直接ダメージゾーンに置かれる効果で、他の同系列の能力では裏でダメージゾーンに置かれるのに対し、この効果では表で置かれるのでトリガーとして参照することができそうな気がします。しかし、トリガー効果というものは、トリガーユニットがトリガーゾーンに置かれることで発動します。
なのでドライブチェックやダメージチェックではトリガーゾーンに置かれることによりトリガー効果が発動しています。
山札から直接ダメージゾーンに置かれるだけでは、トリガーゾーンを介しておらず、トリガー効果を使うことができません。
余談ですが、G期の救援ではダメージチェックを行っているので、トリガー効果が発動するというわけです。
Q.降誕の龍樹 ゼフィロギィラがVにいる状態です。
5つのRサークルに龍樹マーカーが置かれています。しかしRサークルのひとつはユニットが呪縛されています。
さてこの状態で、あなたの龍樹マーカーのあるRが5つ以上なら、そのターン中、このユニットのドライブ+1。という能力によりドライブ+1は適応されますか?
5つのRサークルに龍樹マーカーが置かれています。しかしRサークルのひとつはユニットが呪縛されています。
さてこの状態で、あなたの龍樹マーカーのあるRが5つ以上なら、そのターン中、このユニットのドライブ+1。という能力によりドライブ+1は適応されますか?
A.されない
解説
呪縛サークルはあくまでも呪縛サークルとして扱い、龍樹マーカーのあるサークルとはカウントされません。現状龍樹マーカーを置けるRサークルは5つが限界です。なのでひとつが呪縛されていると5つ以上の龍樹マーカーのあるRが用意できなくなるので、ドライブ+1という能力が適応されなくなってしまいます。
さて、今回は新弾のカードの気になる効果処理について見ていきました。
環境級のカードがちらほら見受けられる新弾、WGP名古屋ではほぼ確実に見かけると思うので自分が新弾カードを使わないのであれば余計に新しいカードを見ておいてどういった動きをしてくるのかしっかりと見ておきましょう。
今回は以上となります。ありがとうございました。