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2021年12月 アーカイブ

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【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(3)

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    【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(3)
    【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(2)の続きになります。

    ギフトの選択
    スターonステージプロン>のスキルで好きなイマジナリーギフトを獲得出来るので一見すると選択肢が多く見えますが基本的に<アクセルII>一択です。

    アクセルIIには様々なメリットがあります。

    リソース数+1
    これは単純にプロンのスキルでリソースが増えます。ガード値やアタッカーを引き込み次に備えます。

    前列の増加
    前列が1つ増えると言うことは攻守でそれぞれにメリットが発生します。
    アクセルクランのアクセルIIと違いこのデッキは<カラフル・パストラーレ カノン>のガード制限を付与されているのでアクセルサークルのユニットは要求値に関わらず実質2ハンデスを行い相手のリソースを枯らします。
    受けでは<カラフル・パストラーレ フィナ>の恩恵を受けるユニットが増えており、ゲーム中のガード回数を増やします。

    ゲームが伸びればプロテクトを選択するよりも増えたアクセルサークルのハンデスと増えたガード値で優位にゲームを進める事が出来ます。

    また、アクセルIIを取った次のターンに<フォースII>を取る事があります。
    こちらはかなり例外で山札のトリガー率が異常に高く、盤面に旋律のユニットを並びきれなくて、相手のダメージが詰まっていない時です。
    カノンのSCで旋律のユニットが入りすぎて、山札に旋律がほとんどなく、リアガードを殲滅された時に起こり得ます。
    これはゴールドパラディンの様な攻撃回数が多くドライブ数の増加で治トリガーを捲りやすいデッキ相手に稀に起きる現象です。
    基本はアクセルIIですが、山札の旋律にアクセス出来る確率を計算して、フォースIIの方が裏目が少ない場合にこちらを取ります。

    キルターン
    このデッキは3ターン目もしくは4ターン目をキルターンにする事が多いです。
    しかしながら治ガーディアンで序盤のアタックが通りづらくなっているので平均で見ると4ターン目での勝利が最も多いです。

    序盤の3パン後、先攻の3ターン目はカノンのガード制限+フォースIIの3パンで5点までダメージを詰めている事が多く、次のターンのフォースII獲得からガード制限の4パンでゲームが終わります。

    後攻は相手の先攻3ターン目の猛攻を受けた後4ターン目を耐えなければいけません。
    3ターン目は<アクセルII>を獲得しつつ、全力でカノンのSCを使い<カラフル・パストラーレ フィナ>を可能な限り揃えます。
    また、後攻はダメージを受けている状態なのでソウルに入った<カラフル・パストラーレ ソナタ>のスキルで山札から旋律をコールします。

    このターンはガード値と打点の両方を上げてリアガードから順番にアタックして確実に相手の手札を減らしながら点数を入れておきます。
    カノンのスキルでガード制限をつける時は手札を3枚以上必要とする35000要求以上を必ず作ります。ここで手札を削っておかないと4ターン目に勝てなくなるので後手の要求値は最重要と言えます。

    後手の4ターン目は3ターン目に続き、カノンのガード制限下でアクセルIIを獲得して5パンします。
    次の自分のターンが来るか怪しい、若しくはトリガーを捲らないと勝てないゲームであれば、手札の<トップスター チェル>、<プルーデントブルーミープ>、<カラフル・パストラーレ ソナタ>のスキルを全て使用して山札の中をトリガーだけにして確実にゲームを決めに行きます。

    マリガン
    先攻
    トップスター チェル
    プルーデントブルーミープ
    FromCPソナタ
    スターonステージプロン
    カラフル・パストラーレ カノン
    カラフル・パストラーレ ソナタ>※

    後攻
    トップスター チェル>※
    プルーデントブルーミープ
    FromCPソナタ
    スターonステージプロン
    カラフル・パストラーレ カノン

    マリガンで残すカードです。
    先攻はチェルは残しますが、後攻はミープがない時は戻します。
    先攻はG1が重なる事で2ターン目にからラインを作りダメトリを超え、スキルで追加のアタッカーを狙えます。
    後攻はチェル単体だけ残ってしまった時にライドしてしまうと道中のアタックが弱くなってしまうのでアシスト前提でミープだけに絞ったマリガンをします。

    カラフル・パストラーレ ソナタは先攻で尚且つ、<カラフル・パストラーレ カノン>、スターonステージプロンがある時だけ残します。
    ソナタをマリガンで残してしまうと裏目が多いですが先攻のカノンとソナタが揃っているパターンはリスクが少なくリターンが大きいです。相手の攻撃回数よりも自分の攻撃回数が1ターン分多い分ダメージで受ける余裕があり、3ターン目の立ち回りが強ければ強いほど4ターン目のキル率が上がるからです。
    単体ではキープしませんが、他のカードとの組み合わせ次第でキープします。

    例1.
    プルーデントブルーミープ
    FromCPフィナ
    カラフル・パストラーレ ソナタ
    カラフル・パストラーレ カノン
    煌きのお姫様 レネ
    ミープ、カノン残し3チェン。
    FromCPフィナ>がありますが、G2は<FromCPソナタ>以外にライドしたくありません。ソナタにライド出来ないと2ターン目の攻撃を全てガードされて早い段階で点数を詰められなくなるのでフィナは戻してしまいます。

    例2.
    トップスター チェル
    プルーデントブルーミープ
    プルーデントブルーミープ
    FromCPフィナ
    カラフル・パストラーレ ソナタ
    フィナ、ソナタ戻し1チェン。
    初手G1、3枚スタートの強力な手札です。
    後手ならミープで必要なカードを手札に加えて不要になるカードをソウルにしまい、ミープ→ミープ→チェルで3アドからの3パンで優位に立ちます。

    例3.(先攻)
    FromCPソナタ
    スターonステージプロン
    スターonステージプロン
    カラフル・パストラーレ カノン
    カラフル・パストラーレ ソナタ
    プロン、G3ソナタ戻し2チェン。
    プロン、カノンがある為G3ソナタも残したいですがG1 8枚のデッキの1チェンと2チェンは17〜32%違うので堅実に戻してG1を引きに行きます。

    終わりに
    長々と綴りましたがVスタンダードについて僕の考えやプレイは吐き出したと思います。

    現Vスタンダードはエンジェルフェザー 、ゴールドパラディン、旋律の3デッキが頭一つ抜けており、他のデッキが淘汰され、環境の固定化が懸念されますが、1月発売のVクランコレクションで環境が変わる事に期待しています。

    今後のVスタンの進展に期待して、今回の記事は終わりたいと思います。

    ご閲覧ありがとうございました。

【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(2)

【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(1)

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    Vスタンダード解説 2021年11月環境(1)
    こんにちは、涼です。
    今回はVスタンダードの解説記事を記述して行きます。

    クランコレクションのリリースやWGP2021春日本選手権も終わり、カードの使用制限も発表されました。

    結果的に東京地区Aブロック優勝。日本選手権は悔しくも準優勝と結果を残す事が出来ました。カードの使用制限は特になく、来年のクランコレクションまで環境が固定化される事がほぼ確定したので、今のVスタンダードの環境と使用したデッキの解説をして行きたいと思います。

    環境解説
    現在Vスタンダードでは【エンジェルフェザー -ガウリール】【ゴールドパラディン-デューク】【バミューダ△-旋律】の3つデッキタイプが環境を征しています。
    圧倒的ドライブ数でクリティカルトリガーを捲り、トリガーを集約した<黒衣の考究ハミエル>による守護者ガード制限ワンショットを決めるエンジェルフェザー 。
    フルキャバリアー・ドラゴン>や<戦場の嵐サグラモール>での無尽蔵なリソースと<青き炎の解放者パーシヴァル>によって増えたアクセルサークルでの攻撃回数に加えてクリティカル2のVスタンドのプレッシャーを放つゴールドパラディン 。
    2種類の最強クラスのG1 <トップスター チェル>、<プルーデントブルーミープ>で序盤に安定した速攻を仕掛けながら3ターン目以降はガード困難なパワーとガード制限で相手を追い込み、自身は<アクセルII>で獲得したリソースと<カラフル・パストラーレ フィナ>で攻撃を遮断するバミューダ△。
    以上の3デッキが現Vスタンダードのトップシェアのデッキです。
    これら全てのデッキに共通している点が『理不尽なゲーム展開を押しつけられる』点です。
    相手を無視したゲーム展開で自分のやりたい事だけを押しつけて6点叩き込む事を得意としています。

    これらのデッキの理不尽な点は攻撃面だけではありません。
    タチが悪い事に6点入れる事に特化しているわけでなく自分のやりたい事をしていたら自然とゲームに勝っていたパターンが多い為、自分の劣勢時には増えたドライブ数で治トリガーを探したり、リアガードにアタックして相手の動きを弱くして、次のターンに打点を押し付けて勝つ事が可能で上記3デッキ以外には殆ど負ける事がありません。
    大型大会に参加するのであれば必然的にこの3デッキから選択する事になります。

    三竦み
    これらのデッキは三竦みです。
    ゴールドパラディンはバミューダ△に強く、バミューダ△はエンジェルフェザーに強く、
    エンジェルフェザーはゴールドパラディンに強いです。

    熱戦の騎士クロールス>、<燐光の騎士ラングリー>を有するゴールドパラディンはバミューダ△のガードの要である<カラフル・パストラーレ フィナ>を無視または強制発動させる事でバミューダ△側のテンポを崩しVスタンドを決めます。

    また、エンジェルフェザーの<黒衣の考究ハミエル>は守護者制限を持っていますが、こちらはカラフル・パストラーレ フィナが揃えば攻撃を通しません。エンジェルフェザー側はフィナが揃えば攻撃が通る事がなく勝つ事は難しいです。

    しかしながらこのゲームはヴァンガードなので絶対とは言い切れません。
    クロールスを引かれなければバミューダ△がゴールドパラディンに勝ちますし、カノンのスキルでフィナがソウルに入らなければエンジェルフェザーがバミューダ△に勝つ事も頻繁に起きます。

    相性は存在するものの、運が絡むと簡単に逆転する事を使用する際には覚えておきましょう。

    後攻のアドバンテージ
    結果的に僕は東京地区、全国大会はバミューダ△(以下旋律)を選択して使用しました。

    僕が旋律デッキを握った理由の1つが後攻での勝率の高さです。

    このゲームは圧倒的に先攻が有利です。
    相手より早い段階でのギフトの獲得からツインドライブまで先攻の有利な点しかありません。
    自分がまだG2なのに先攻3ターン目にアクセルサークル2つに加えてVの<スペクトラル・デューク・ドラゴン>のスタンドで合計6回アタックされたり、パワー40000超えのクリティカル2のユニットにアタックされる事を想像したら先攻がどれだけ有利かわかりますよね。

    後攻の3ターン目は相手のこの動きを受けながら立ち回るわけですから返す事が非常に困難です。この後の相手は前のターンより強いアタックを仕掛けてくるのですから尚更です。

    圧倒的に先攻の強い環境ですが、旋律デッキには後攻でのメリットが2点あります。
    それが<プルーデントブルーミープ>と<スターonステージプロン>です。
    プルーデントブルーミープは登場時に山札から旋律を2枚サーチして手札とソウルに加えるカードです。
    単純に1アドをとりながら、山札を2枚圧縮するのですからトリガーの期待値も上がります。
    また、ソウルに旋律を入れる行動は後にスターonステージプロンのスキルでアドバンテージに変換するので事実上2アドと言ってしまっても差し支えません。

    そんなミープですがコストはCB1。後攻時はSB1で使用できます。
    V登場時にも使えるので後攻はライドしたタイミングでスキルが発動します。
    このタイミングのサーチは2ターン目のアタッカーを用意するか3ターン目の準備を行うので先の動きが予測しやすくなります。
    アタッカーを準備出来れば後手2ターン目の3パンで点数を詰めて後手3をキルターンに持って行く事が出来ますし、3ターン目を強く出来るなら<カラフル・パストラーレ フィナ>を揃えて4ターン目を見る事が可能です。
    その行動をSB1で行えるのは破格です。
    ミープをプレイ出来るなら喜んで後攻を受け入れます。

    また、2枚目のミープや<トップスター チェル>がある場合は圧倒的に後攻有利です。
    1ターン目から2アド以上獲得しつつ、<FromCPソナタ>を集めて2ターン目に速度を落とさずにダメトリ超えのパワーで3パンを仕掛けて3ターン目にゲームを取りに行きます。
    ミープ2枚のパターンは2アドとりつつ山札4枚圧縮でトリガーまで捲りやすいので突っ込むゲームに一貫性を持たせてくれます。

    メインVのスターonステージプロンは後攻時の3ターン目にギフトを獲得出来ます。
    上記で記載したミープからの2ターン目の速攻に加えて3ターン目に<アクセルII>を獲得。<カラフル・パストラーレ カノン>のガード制限の入った4パンが後手速攻に拍車をかけます。

    これらの理由がこのデッキの後攻時の勝率を上げており、後攻を取ったゲームでも苦い顔をしないで済んでいます。


    【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(2)に続きます

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