
【涼】Vスタンダード解説 2021年11月環境(3)
ギフトの選択
<スターonステージプロン>のスキルで好きなイマジナリーギフトを獲得出来るので一見すると選択肢が多く見えますが基本的に<アクセルII>一択です。アクセルIIには様々なメリットがあります。
リソース数+1
これは単純にプロンのスキルでリソースが増えます。ガード値やアタッカーを引き込み次に備えます。前列の増加
前列が1つ増えると言うことは攻守でそれぞれにメリットが発生します。アクセルクランのアクセルIIと違いこのデッキは<カラフル・パストラーレ カノン>のガード制限を付与されているのでアクセルサークルのユニットは要求値に関わらず実質2ハンデスを行い相手のリソースを枯らします。
受けでは<カラフル・パストラーレ フィナ>の恩恵を受けるユニットが増えており、ゲーム中のガード回数を増やします。
ゲームが伸びればプロテクトを選択するよりも増えたアクセルサークルのハンデスと増えたガード値で優位にゲームを進める事が出来ます。
また、アクセルIIを取った次のターンに<フォースII>を取る事があります。
こちらはかなり例外で山札のトリガー率が異常に高く、盤面に旋律のユニットを並びきれなくて、相手のダメージが詰まっていない時です。
カノンのSCで旋律のユニットが入りすぎて、山札に旋律がほとんどなく、リアガードを殲滅された時に起こり得ます。
これはゴールドパラディンの様な攻撃回数が多くドライブ数の増加で治トリガーを捲りやすいデッキ相手に稀に起きる現象です。
基本はアクセルIIですが、山札の旋律にアクセス出来る確率を計算して、フォースIIの方が裏目が少ない場合にこちらを取ります。
キルターン
このデッキは3ターン目もしくは4ターン目をキルターンにする事が多いです。しかしながら治ガーディアンで序盤のアタックが通りづらくなっているので平均で見ると4ターン目での勝利が最も多いです。
序盤の3パン後、先攻の3ターン目はカノンのガード制限+フォースIIの3パンで5点までダメージを詰めている事が多く、次のターンのフォースII獲得からガード制限の4パンでゲームが終わります。
後攻は相手の先攻3ターン目の猛攻を受けた後4ターン目を耐えなければいけません。
3ターン目は<アクセルII>を獲得しつつ、全力でカノンのSCを使い<カラフル・パストラーレ フィナ>を可能な限り揃えます。
また、後攻はダメージを受けている状態なのでソウルに入った<カラフル・パストラーレ ソナタ>のスキルで山札から旋律をコールします。
このターンはガード値と打点の両方を上げてリアガードから順番にアタックして確実に相手の手札を減らしながら点数を入れておきます。
カノンのスキルでガード制限をつける時は手札を3枚以上必要とする35000要求以上を必ず作ります。ここで手札を削っておかないと4ターン目に勝てなくなるので後手の要求値は最重要と言えます。
後手の4ターン目は3ターン目に続き、カノンのガード制限下でアクセルIIを獲得して5パンします。
次の自分のターンが来るか怪しい、若しくはトリガーを捲らないと勝てないゲームであれば、手札の<トップスター チェル>、<プルーデントブルーミープ>、<カラフル・パストラーレ ソナタ>のスキルを全て使用して山札の中をトリガーだけにして確実にゲームを決めに行きます。
マリガン
先攻
<トップスター チェル><プルーデントブルーミープ>
<FromCPソナタ>
<スターonステージプロン>
<カラフル・パストラーレ カノン>
<カラフル・パストラーレ ソナタ>※
後攻
<トップスター チェル>※<プルーデントブルーミープ>
<FromCPソナタ>
<スターonステージプロン>
<カラフル・パストラーレ カノン>
マリガンで残すカードです。
先攻はチェルは残しますが、後攻はミープがない時は戻します。
先攻はG1が重なる事で2ターン目にからラインを作りダメトリを超え、スキルで追加のアタッカーを狙えます。
後攻はチェル単体だけ残ってしまった時にライドしてしまうと道中のアタックが弱くなってしまうのでアシスト前提でミープだけに絞ったマリガンをします。
カラフル・パストラーレ ソナタは先攻で尚且つ、<カラフル・パストラーレ カノン>、スターonステージプロンがある時だけ残します。
ソナタをマリガンで残してしまうと裏目が多いですが先攻のカノンとソナタが揃っているパターンはリスクが少なくリターンが大きいです。相手の攻撃回数よりも自分の攻撃回数が1ターン分多い分ダメージで受ける余裕があり、3ターン目の立ち回りが強ければ強いほど4ターン目のキル率が上がるからです。
単体ではキープしませんが、他のカードとの組み合わせ次第でキープします。
例1.
<プルーデントブルーミープ><FromCPフィナ>
<カラフル・パストラーレ ソナタ>
<カラフル・パストラーレ カノン>
<煌きのお姫様 レネ>
<FromCPフィナ>がありますが、G2は<FromCPソナタ>以外にライドしたくありません。ソナタにライド出来ないと2ターン目の攻撃を全てガードされて早い段階で点数を詰められなくなるのでフィナは戻してしまいます。
例2.
<トップスター チェル><プルーデントブルーミープ>
プルーデントブルーミープ
<FromCPフィナ>
<カラフル・パストラーレ ソナタ>
初手G1、3枚スタートの強力な手札です。
後手ならミープで必要なカードを手札に加えて不要になるカードをソウルにしまい、ミープ→ミープ→チェルで3アドからの3パンで優位に立ちます。
例3.(先攻)
<FromCPソナタ><スターonステージプロン>
スターonステージプロン
<カラフル・パストラーレ カノン>
<カラフル・パストラーレ ソナタ>
プロン、カノンがある為G3ソナタも残したいですがG1 8枚のデッキの1チェンと2チェンは17〜32%違うので堅実に戻してG1を引きに行きます。
終わりに
長々と綴りましたがVスタンダードについて僕の考えやプレイは吐き出したと思います。現Vスタンダードはエンジェルフェザー 、ゴールドパラディン、旋律の3デッキが頭一つ抜けており、他のデッキが淘汰され、環境の固定化が懸念されますが、1月発売のVクランコレクションで環境が変わる事に期待しています。
今後のVスタンの進展に期待して、今回の記事は終わりたいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。