2017年1月8日、東京の蒲田でポケモンカードゲームのユニット対抗戦が開催されました。
ユニット対抗戦とは...
四人一組のチームを作り、三人を選出し、勝ち数の多い方がチームとして勝利する。
最強のチームを決める大会でした。
僕には普段一緒に練習する仲間たちがいます。
超無名ですが、「ゴールドアクター」として活動しています。
一緒に戦った仲間たちを紹介します。
愉快だろう?僕のは本音だw
それぞれの使用デッキは以下の通り。
- Kou ソルガレオGX+ドータクン
- じいタンク <RRエーフィGX>+<Cビークイン>+イーブイズ
- ナオ <RRソルガレオGX>+<TDドータクン>
- カワムラー <RRルナアーラGX>+<Cソーナンス>+<RRミュウツーEX>
- ミナト(補欠) <RRソルガレオGX>+<TDドータクン>
今回の僕の目的は、チームメイトに自信をつけさせることでした。
僕個人の勝利などどうでもよかった。本音だよ。
だからこそ、ソルガレオGXにこだわった。
ナオとミナトがこだわった「ソルガレオGX」で勝ちたかった。
だからさ、じいタンクが「Kouはレックウザじゃないの?」ってギリギリになって揺さぶってきたけど、堪えてソルガレオGX握ったよ。
結束感を出すために、全員黒スーツと同じオリジナルプレイマットで勝負に挑みました。
恰好から入らないと、エンターテイメントじゃないよね!
あと、司会のおねえさんが小顔で美人でした。いいね!いいよね!?
■対戦レポート
対戦チームは遊々亭つながりの「ヤナギブソン」さんがいる、たかさん率いるMIP4でした、
僕は開幕一回戦は僕以外の三人を送り出して戦う予定でした。
ナオとカワムラーがとても緊張しているのがすごく伝わりました。
そりゃそうだ。僕とじいタンク以外の三人は、極限状態のポケモンカードなど経験したことがないだろう。
自分の負けが自分だけでは済まされない、責任を背負って戦うのは怖いよな。
その震えと雑音は、勝利することで止まることを知って欲しい。
だからこそ送り出しました。
対戦開始
僕はひたすら念を送るのみ。
カワムラーは、コアラまーさんの<ゲッコウガ>を踏んでお葬式開催。
じいタンクは、たかさんの<ポケモンカード 【ルガルガンGX+イーブイズ】 デッキ><-ルカリオEX>ににどうやら勝利濃厚。
あとはナオだけ。
相手はヤナギブソンさん。
去年の日本代表VSジムバトル番長。無理がある組み合わせ。
しかし、なんとか覆せ!
ナオと僕とのデッキの違いは<-かたいおまもり>と<-ちからのハチマキ>の違いでした。
僕は守り意識のおまもり、ナオは親友の意見を聞いてハチマキ。
ヤナギブソンさんのデッキは「<RRホエルオーEX>+<TDラプラス>」のデッキレスデッキ。
<RRソルガレオGX>にハチマキ巻くと、250ジャスト!
友情パワーを感じました。ナオの勝利。
僕がヤナギブソンさんと戦っていたら勝てなかった。全く幸運だった。
達成したナオの笑顔は素敵だった。終わった後も帰り道も、その対戦の事を話してました。
チームも2-1で勝ち上がり。
黄色いTシャツを四人で着込んだ少年たちとの勝負。
主催のHKさんが彼らに「Kouってやつをやっつけて!」的な命令をしていたらしいw
戦う前から口撃w HKさんやるじゃねえかw
チームのオーダーは、さっき負けたカワムラーを外し、僕が入りました。
僕、じいタンク、ナオの三人です。
じいタンクは、たろうくんの<S-TDジュナイパーGX>に瞬殺されたらしい。
ナオは、ようたくんの行進に勝ったようだ。
僕が、ハルキくんのレックウザEXに勝てばいいんだ。
<ポケモンカードゲーム サン&ムーン スターターセット伝説 「ソルガレオGX ルナアーラGX」>対<-MレックウザEX>は9:1の相性だと思っていたんですが...
抜群のタイミングでの<Uオカルトマニア>&<TDフラダリ>の連打。
さすが代表、ハルキ君強いじゃないか!
で、互いにリソースを使い果たした終盤戦。
僕の勝ち筋は、バトル場にソルガレオGXを残したまま、ベンチに新しいソルガレオGXを育て、ベンチのEXをフラダリすること。
手札にはソルガレオGXと<TDふしぎなアメ>があり、デッキの枚数は9枚。
手札の枚数は6枚だったので、<Uリーリエ>で1枚引くことが出来る。
デッキの中には<Cコスモッグ>と<TDハイパーボール>は1枚ずつ。
2/9
通過しないと負ける。
引けないとチームとしても負ける。
あとはデッキと自分を信じるのみ。
リーリエ!1ドロー!
ハイパーボール
当然のように引く。当然だ、僕は強運なんだから。
ベンチにコスモッグを出してエンド。
相手の番でMレックウザEXが起動する。
次の番決着を付けないと負ける。
<TDバトルサーチャー>はデッキに1枚。
1/7
俺なら当然引ける!
ドロー!
当たり前のようにバトルサーチャーを引く。
土壇場ギリギリの時、こういうの何度も潜り抜けてきたが、俺にとっては強運は必然なんだ。
積み重ねていると、最後は運が押してくれるんだ。そう信じている。
まあ、見ていたチームメイトは驚愕していたけどねw
積み込んだりしてないからあしからずw
チームも2-1で勝利。
愛知の予選GGCで戦ったtomokiパパさん率いる軍団。
予選では僕が勝ったので、リベンジされないように戦いました。
オーダーは三人続投。
僕は、おかかくんの<-MレックウザEX>と戦い、相性差で勝利。
ナオは、しそくんの<Uラフレシア>+<RRラランテスGX>の相手先攻でベンチに世界に一つだけの花が咲き、お葬式。
最後に残ったじいタンク...
表情が苦しそう。
tomさんの使う<RRガマゲロゲEX>+<S-TDジュナイパーGX>+<RRエーフィEX>デッキの<Uクラッシュハンマー>全オモテだったらしい。
<RRエーフィGX>の混乱も全く刺さらない!進化もはがされ一気に3枚捲られた。
あきらめずエーフィGXで混乱を巻き続ける。
しかし退化され、頑張るエーフィGXもKO。
ベンチから生き残った<Cミツハニー>をバトル場に出して、最後のドロー。
バトルサーチャー
<TDプラターヌ博士>を使い、山札引ききって<Uダブル無色エネルギー>を手に入れ、ビーリベンジで勝利!
何分の一かは知らないけれど、じいタンクも頼りになる強運の持ち主だった。
さすが世界大会参加三回は伊達じゃなかった。仲間でよかった。
チーム2-1で勝利。
この時点で予選3回戦全勝で折り返す。
あとは決勝トーナメント優勝するのみ。
よく公式大会でお会いする方々。
当たり前だが、気押されそうになる。
正直気は折れそうだった。でも勝つしかない。
僕は、かっちょさんと戦い、デッキがなんだか確定できないほどの、お相手の壮絶な事故に乗じ勝利。
じいタンクは、ぼーしさんの鋼<-MレックウザEX>に相性差もあり勝利。
カワムラーは、kobayuuさんの<RRMミュウツーEX>+<Rダストダス>にギリギリ最後まで戦い勝利。
ここに来てチーム全員勝利。
勢いが出てきた。
LCQから上がってきた方々。
もうぶっちゃけて、<ボルケニオン>がみえみえでした。LCQから勝ち数稼いで上がってこれるデッキなんて限られているしね。
そうなるとソルガレオGXデッキを二人使うのは間違ってるよね。
決勝戦はリーダー固定のルールがあるので、僕以外の誰かが最終戦補欠になってしまう。
それならば準決勝は仲間に託そう。
すべて信じることにした。
じいタンクは、テルさんの<RRブラッキーGX>+<-イベルタルEX>+<Cビークイン>に速攻を仕掛け、勝利。
ナオは、あさきくんのボルケニオンに相性差を感じさせない完璧なプレイングを見せるも、敗北。
で、勝負は最後の一人まで持ち込まれた。
カワムラーの<RRルナアーラGX>+<Cソーナンス>は、ししゃもさんのボルケニオンには有利なはず...
しかし...カワムラーは場のエネルギーが減るのを恐れてなのか、ソーナンスを差し出す人になってる...
後ろから手札見えてるし、なぜ攻めない?デッキに<TDまんたんのくすり>が残っているのに<RRシェイミEX>を出さない...
もしかして、まんたんのくすりが引けなかった時、シェイミEXが足を引っ張るのを恐れている?
恐れるな!動け!ドッグファイト仕掛けていかないとプレッシャーかけれないじゃないか!
保留するな!無傷のルナアーラGXを作れば勝つんだから攻めてくれ!攻めてくれよ...
それじゃエネルギー無いですよって宣言してるだけだし、まわしばくねつほう連打されてるんだから余裕なんて全くないんだ...
後ろから見ていると、こんな地点に行く前に勝てたんじゃない?どうした?って焦る。
逃げないでくれよ...負けない手を探すより、勝つための手を探してくれよ...ああああああああ...
そのままズルズルエクストラターンで負け。
ゴールドアクターの挑戦は終わりました。
二か月前からみんなで準備をして、あーでもないこーでもないって検討に検討を重ねたはずでしたが...
頂点には届きませんでした。
しばらく呆然。
でも託したのは僕だ。メンバーは頑張った。誰も負けたくなかったはずだ。
ぶっちゃけて、普段のカワムラーは弱くないんだ。カワムラーは普段から練習もしっかりしてるはずなんだ。
むしろ強いんだ。芯の通ったハメワザを使ってくる強者なんだ。人間的にも素晴らしい、家族を愛する男なんだ。
だけど、本番で普段の力が出せるとは限らない。人間は突然臆病になるんだ。
臆病になるから、逃げ道を探す。 臆病になるから、保留する。 臆病になるから、直視しないんだ。
だれでも持ってる普通の感情。
でも、ギリギリの瀬戸際で「逃げず・そらさず・立ち向かう」ことが出来るやつが、幸運を引き寄せるのだ。
誰かが言ってた。ビビッて逃げ回るやつに、女神がほほ笑むはずがないって。
この敗戦を糧に出来たら、僕たちはまた成長できると思いました。
がんばろうぜ。みんな。時間ある限り。
■おわりに
最強を決めるをテーマに開催されたBXR。
僕らは最強にはなれなかったけれど、最高のチームになれたと思います。
次回開催されるなら、最高で最強のチームになろうぜ!
ゴールドアクター、その前身スクリーンヒーローの方々、CHANGさんHKさんZbさんはじめ運営の方々、すべての参加者へ、
心からの感謝を!Thanks!!