大会レポート 一撃型ルギアVSTAR
今回は、90人規模の大会でベスト4の成績だった際のレポートをします。
使用デッキは一撃型の<ルギアVSTAR>のデッキです。
当時<ミライドンex>のデッキが増えていたことも、無色軸の「ルギアVSTAR」ではなく一撃型を使用した一つの動機になっていました。
デッキレシピ
一撃型ルギアVSTAR
プレイヤー:もっさ
ポケモン
計20枚
戦績
戦績
1回戦 <ギラティナVSTAR> 後攻 〇2回戦 ギラティナVSTAR 後攻 〇
3回戦 ロストゾーン軸(<ライコウV>・<カイリューV>) 後攻 〇
4回戦 ミライドンex(<頂への雪道>4枚型)後攻 〇
5回戦 <れんげきウーラオスVMAX>+<インテレオンVMAX> 後攻 ×
6回戦 <オリジンパルキアVSTAR>+<パオジアンex> 後攻 〇
7回戦 ロストゾーン軸(ライコウV・カイリューV入り) 先攻 〇
6-1
ベスト4
大会レポート
要因としては、非ルールのアタッカ―が多いことから残りサイド枚数をコントロールしやすいことや、<ダブルターボエネルギー>を多めに採用したことで、<ルギアV>などにダブルターボエネルギーを貼りながら、<博士の研究>をプレイして<イシヘンジン>などの非ルールポケモンを前に出して番を返しやすかったことが挙げられます。
<ジェットエネルギー>を使うことも最近は多かったのですが、ジェットエネルギーを手札に持ちながら裏にポケモンが置けない状態で博士の研究をプレイした場合、ポケモンを上手く入れ替えることができず、かみ合いが悪くなることが多かったので、ダブルターボエネルギーを先に貼ってしまってから博士の研究をプレイする方がストレスが少ないと判断しました。
ジェットエネルギーを採用していないデメリットとしては、後手でルギアV以外のスタートになった際に「かぜよみ」を使えない点などが挙げられますが、無色ルギアと違い<いちげきエネルギー>を4枚採用していてそもそもルギアVが「かぜよみ」を打つために必要なエネルギーの量が少ないので、元々「かぜよみ」があまり使えるデッキではないということもあり、気になるデメリットではありませんでした。
敗戦した試合については、<アーケオス>を1枚しか出すことができませんでした。 VSTAR・VMAXが軸のデッキに対しては、無色軸のデッキに比べて、アーケオスをしっかり出さないとカバーしきれないというデメリットは抱えているのかなと思いました。
よって多少サイドを取られてもアーケオスが2体並べられるまで我慢するプレイングが一撃型は無色型より要求されると思いました。
また、対ロストゾーン軸のデッキ等でよくあったのが、特性【アッセンブルスター】を宣言出来ていないがサイドを取り進めることができているシーンでした。
無色軸の<カビゴン>がそういったアッセンブルスターに依存しないプレイができる(大体2回手貼りすればある程度大きなダメージを与えられるため)印象はありますが、一撃型でもイシヘンジンや<イベルタル>が2エネで攻撃することができ、<キュワワー>程度なら倒すことができます。
ロストゾーン軸のバレットに対しては、<バンギラスV>は<Vガードエネルギー>を付けると<カイリューV>の「ドラゴンゲイル」を耐えることができますし、ルギアが<ライコウV>によって弱点を突かれるのですが、こちらもイシヘンジンで弱点を突くことができるので、かなり戦いやすい印象がありました。
おわりに
以前、無色軸のデッキについても紹介したのですが、無色軸の<ルギアVSTAR>デッキが増えるとそのルギアVSTARを簡単に一撃で倒せる<バンギラスV>が入った一撃型はルギアVSTARのミラーでは優位に立てると思います。無色軸のルギアVSTARが若干流行っていますが、<アヤシシV>を起動させるためにシビアなエネルギー管理をする必要もあまりない(<活力の壺>の管理だけ必要)ので、一撃型も検討してみてください。
それでは。