世界大会のサイドイベント、GLCに参加してきた
以前、2022の世界大会後にジムリーダーチャレンジ(通称GLC)について記事を書いたかと思いますが、横浜で開催されたWCSのサイドイベントとして正式に採用され、世界大会後も各地で遊ばれています。
私自身も参加し、ポイントを貯めることで「パラダイスリゾート」を獲得することができました。
その際のデッキを紹介しつつ、世界大会の雰囲気をレポートできればと思います。
今回水タイプのデッキを使用したのですが、使用理由は<アローラロコン>のみちしるべに思い入れがあり、それを活かしたいと思ったのと、Dレギュレーションくらいから始めているプレイヤーであれば過去のカードが必要でもある程度組みやすいタイプであったためです。
GLC ルール
現時点では、<アメイジングカイオーガ>・<ヤレユータン(リソースマネジメント)>・<ザクザクピッケル>・<フラダリの奥の手>・<やまおとこ>・<巨大植物の森>が該当。
デッキリスト
プレイヤー:もっさ
ポケモン
計15枚
グッズ
計18枚
サポート
計13枚
エネルギー
計12枚
デッキコンセプトとしては、序盤後攻から<アローラロコン>のみちしるべにより展開し、<モスノウ>や<セグレイブ>を立てて、<ハルクジラ>や<ホエルオー>といったアタッカーを作って攻撃するというものです。
ハルクジラもホエルオーも特殊エネルギーがついていると大ダメージを出すことができる面白いワザを持っています。
サイドイベントについて
代わりに<リセットスタンプ>や<オカルトマニア>などを採用したのですが、その結果、序盤にサイドを先取されても、それらを使いつつ高いHPと高い打点のホエルオーと同時に押し付けるプレイで捲ることに成功できました。
安定札を大量に積むことは良いことなのですが、対戦会などの経験を経て「ポケモンが並んだが、終盤の動きが弱く負ける」問題を感じ、改善してみました。
参加者の使用デッキに関しては、<アーケオス>で特殊エネルギーを貼って戦う無色タイプのデッキや、今回私が使ったような水タイプのデッキが多かったです。
対戦して印象的だったデッキは、ドラゴンタイプのデッキで、<カイリュー>の特性によって毎ターンサポートを持って来れる上、<レジドラゴ>によって簡単に大きなダメージを序盤から出されて、<モスノウ>や<セグレイブ>がすぐに倒されてしまいました。
イベントの空気についてですが、サイドイベントとはいえ、しっかりと対戦表が掲示され、対戦時の用紙が配布され、明るいジャッジの方が数名おり、言葉の通じない対戦相手とも身振り手振りで楽しく対戦ができました。
開会式から閉会式まで毎日通いましたが、ポケモンカードが対人ゲームであることを強く実感する大会でした。
試合中は言葉のわからない相手とのカードでの対話、試合が無くても世界で有名なプレイヤーに身振り手振りで話しかけて握手をしたり、日本のプレイヤーを応援したり、派手な装飾や物販、勝利したデッキやパーティなどが注目されがちですが、あちこちで世界中のプレイヤーどうしがコミュニケーションを取る空間そのものに一番の価値を私は見出しました。
おわりに
海外から来るプレイヤーは当然荷物を減らして日本に来たいと思っていたと思うのですが、こうしたGLCのデッキや、過去のレギュレーションのデッキを持ち込んでいる人が沢山いました。世界大会で上位入賞を果たしたある海外プレイヤーは世界大会の次の日も横浜に足を運び、過去レギュレーションの大会に出ていました。
要するにポケモンカードが大好きなことが強いプレイヤーの条件の一つなのだろうなと感じる大会でした。
来年の世界大会はハワイで行われるそうですが、ぜひ出場権を勝ち取りたいです。
それでは。