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第11回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(7) アルセウスバレット」

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by もっさ

第11回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(7) アルセウスバレット」
ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。

今回は先日参加しました50人規模の海外大会で準優勝することができたので、大会レポートをしようとおもいます。レギュレーションはツツジ等がまだ出ていない状態、要するに日本ではCL愛知にツツジが無い程度の環境です。
日本のように<ミュウVMAX>が蔓延る環境と思いきや、海外では大アルセウス時代が到来しており、どの相方を選択するかのバトルになっています。その中で注目されているのが、<ギャラドスVMAX>や<リザードンVSTAR>などです。
オリジンパルキアVSTAR>が居ないので、炎の活躍も見られてとても面白い環境になっています。相方が違うだけのほぼアルセウスのミラーマッチが一つの大会で何度も繰り広げられます。また、【うらこうさく】をストップするべく、<サンダース>+<メモリーカプセル>の組み合わせも大流行中です。

以上の環境から、【うらこうさく】を使わないことと、色々なタイプのアルセウス系統のデッキに勝てるようにするべく、私が大会で選択したのが様々なタイプのVポケモンを相方にする『アルセウスバレット』でした。

CL横浜で結果を出されていた方のレシピとあまり変わらないので、見覚えのある方も多いかとは思います。
私はこのようなアルセウスのラインが少ないデッキにあまり好感をもてていませんでした。理由は単純で安定感に欠けるからです。
アルセウスVSTAR>に加え、【うらこうさく】が採用されているようなデッキも多い中で、そういったデッキにまずスタートから不本意な盤面になるケースの多いこのデッキをぶつけることはとても不安です。
ただし、このようなデッキで結果を出している方は多く、実際に使ってみてからこうしたタイプのデッキの強さを判断してみようと思い、一度も回したことはありませんでしたが、ぶっつけ本番で使ってみることにしました。海外大会参加もCLの練習があったので数週間ぶりでした。

それではレシピとレポートをどうぞ。
特に、アルセウスを置けているか、アルセウスを使っているか、などどのように試合が展開していったかを見ていただけると、良いかと思います。

デッキレシピ
アルセウスバレット
プレイヤー:もっさ
サポート
11
スタジアム
3

大会レポート(予選6回戦BO1→8人残りトナメBO3)
予選
(1)エルフーンVSTAR 後攻 ×
しっかり<アルセウスV>スタートをし、ベンチにも加速先を用意できましたが「トリニティチャージ」から入れず出遅れ。
「トリックウインド」を使われてしまうと特殊エネルギーが貼れないので、「トリニティチャージ」から入りたかったです。
その後<クラッシュハンマー>も全部表を出されてしまい、殴り出しが遅れ敗戦。

しかし、お相手の<ビッパ>に<ボスの指令>を打てば、そのビッパが逃げれないので山札切れで勝てることが相手のレシピが公開されている大会故、分かっていました。
結果としては打てませんでしたが、<ビーダル>軸のデッキは<ふうせん>の枚数や<ダブルターボエネルギー>の枚数に気を付けてプレイすることが大切です。
後々逃げることができる展開でも一度、時間を作られてしまって負けることもありえるので、注意が必要だと思います。

(2)インテレオンVMAX 後攻 〇
アルセウスV>スタートは出来ませんでしたが、<ガラルサンダーV>スタートで<クイックボール>を持っていたため、<アルセウスV>をベンチに置きました。そして運よく<インテレオンV>を倒すことができたので、その後は<ライコウV>を起動させてイージーウィン。
雪道インテレオンというデッキはベンチを絞りながらのプレイは少々きつそうな印象でした。

(3)ハピナスV 後攻 〇
CLチャンピオンとの対戦。
ノコッチ>が採用されておらず、海外では<ミルタンク>も居ないので、シンプルに<ハピナスV>+<タフネスマント>+<頂への雪道>+回復札によって耐久しつつ相手を吹っ飛ばすデッキになります。
このマッチは当然<ガラルサンダーV>を上手く使って弱点をついていきたい試合になります。
ここで重要になってくるのは、
・「ガラルサンダーV」のサイド落ち確認
・<メタモンV>の起動を視野に入れたプレイング
・相手の「頂への雪道」を割るためにスタジアムの母数確認及び温存
といったところになります。

しかし、この試合ではサイドに1枚スタジアムがいっている状況で先に攻撃を受けたくない「ガラルサンダーV」でスタート。また、手札には<博士の研究>とスタジアムが2枚あり、厳しい展開でした。
アルセウスV>を置くことができたのと、お相手が2匹目の「ハピナスV」を置いたので、手張りの位置に悩むことになります。2エネで「らいめいげり」を打てるようになったからです。
相手目線では一応置けるときに置けないと、<ダブルターボエネルギー>+<基本闘エネルギー>で「らいめいげり」を打ててしまうので、2体目のハピナスを展開する判断になったのでしょう。また、先1で雪道を置けていたことも要素になるでしょう。
結局「博士の研究」を打たず、エネルギーを<ガラルサンダーV>に手張りして番を返し、次のターンからスタジアムを張り替えつつ、【スターバース】から「らいめいげり」を宣言し、サイドをとります。
相手の「頂への雪道」の方が母数が多く、<マリィ>が連打されることによって「らいめいげり」一点にプランを絞ることは危険性がありましたし、相手に回復されないようにするためにも自身で「マリィ」をプレイしたい展開だったので、<バケッチャ>用にベンチは一枠空けつつ、HPの高い<クロバットVMAX>等も何かあれば最低でも<キバナ>から起動できるように準備。
その結果4枚「ガラルサンダーV」でサイドを取れましたが、やはり最後の2枚は用意しておいた<エンテイV>と「クロバットVMAX」によってサイドを取り切ることになり、その際「マリィ」を連打出来たので、相手の回復も追いつかず、勝利できました。

(4)アルセウスVSTAR+ギャラドスVMAX 後攻 〇
アルセウスギャラドスというデッキは海外でかなりの勝率を誇ります。この記事を書いている時に開催されていたリージョナルでも準優勝しています。
私がこのデッキを選択した理由の大きな一つに「ギャラドス相手にイージーウィンしたい」ということがありました。
その目論見通り、後攻ではありましたが、<アルセウスVSTAR>2体を<ガラルサンダーV>+<タフネスマント>の組み合わせで倒し、<ギャラドスVMAX>を<ライコウV>で倒して勝利しました。

(5)れんげきウーラオスVMAX+悪タイプのポケモンたち 後攻 〇
れんげきウーラオスV>に頑張って先殴りして相手が入れ替えれないなど運の良さを発揮して勝利しました。
この試合も最初に手張りはできませんでしたが、<アルセウスV>をプレイできたので、<エネルギーつけかえ>+手張りでどうにか攻撃することができ、【スターバース】の器用さを実感しました。通常は不利マッチになる上、海外環境ではやや広範に分布するデッキなので、<フーパV>を採用するべきでした。

(6)ドンファン+ガラルファイヤー ID
最終戦時点でトップカット進出が確定するので、ID(合意による引き分け)しました。
当然対戦することになれば、不利マッチだと思います。
ただ、<キルクス温泉>や<タフネスマント>、<マリィ>によって、サイド2枚分のVやVSTARが最低2枚で3枚ほどサイドを取れれば勝機がないわけではないでしょう。
クロバットVMAX>の「ステルスポイズン」でサイドを取りつつ、別のポケモンでダメージだけは受けて<ボスの指令>を要求する動きも要検討ですが、非ルールのポケモンが<バケッチャ>しかいないので、やや難しめ(相手のサイドプランを楽にさせてしまう可能性もあるため)であるといえます。


予選8位通過。
お気づきの方もいるかとは思いますが、予選はずっと後攻だったので、無事通過出来て安堵していました。
トップカットは前述の通りBO3です。

BO3 トーナメント
(1)ミュウVMAX 2-0
じゃんけんにも勝ち、先攻→後攻の2試合でした。
一試合目は<アルセウスV>スタートで手張りをし、後手1を凌いで、2ターン目から<クロバットV>と<エンテイV>にエネルギーを貼ることができつつ、サイドを2枚取れたので、順当に勝利。
二試合目は<タフネスマント>と<キルクス温泉>を貼った「アルセウスV」があと一枚のタブレット要求で耐え、ベンチの<エンテイV>にも「タフネスマント」をはりつつ、初動で「クロバットV」をプレイできていたので、倒される前に<クロバットVMAX>を用意でき、勝利できました。
対ミュウを非常に不安視していましたが、ミュウ側にかなり大きなハードルを押し付けることができるので、とても対戦していて楽しかったです。

(2)アルセウスVSTAR+リザードンVMAX 2-1
1試合は完全に事故で落としました。やはり、ごちゃごちゃしてしまうこともあるようです。このマッチはなぜか全試合<バケッチャ>スタートすることになったのですが、かえってサイド1から相手が進むのでやりやすかった側面もあり面白かったです。
また、このデッキもリージョナルにもTop32に入るほど力のあるレシピで、増えていると考えており、そのために<スイクンV>を採用していました。<ネオラントV>のワザでサイドを取る場面もありました。今回はその2枚の活躍でこれまたイージーウィンできたと言えます。

(3)アルセウスVSTAR+ジュラルドンVMAX 1-2
ワザを使う際にほとんどの場合、特殊エネルギーを付ける事になるのでかなりの不利マッチです。
1試合目の後攻のゲームを落とし、2試合目の先攻のゲームは<ガラルサンダーV>+<タフネスマント>を上手く通すことができたので、そこから<ガラルファイヤーV>、<クロバットVMAX>など基本エネルギーで起動できるポケモンを中心に回して<マリィ>を挟んで勝利。
最終ゲームは基本エネルギーが闘エネルギーを含めて3枚サイド落ち、お相手が「マリィ」で<ツールジャマー>をひけてしまい、2試合目のプランが全く通せず、ほぼ負けという状態になりましたが、<メタモンV>を駆使して、最後【しゅんそく】で残り山札4枚から<エネルギーつけかえ>が引ければ勝ちというところまで行けたので満足でした。
不利対面を覆せそうだっただけに悔しさも少し残りました。
このようなデッキは山をどんどん薄くして最後走った時に全て引き切るくらいにしておきたいデッキですが、圧縮がへたくそだったのだろうと思います。中盤に【しゅんそく】をもう少し使う立ち回りに出来たかなと思います。
よってまた優勝を逃し、以前のサンダースの記事と同様2位という結果になりました。

おわりに
いかがだったでしょうか。

アルセウスラインがすくないデッキではありましたが、BO3でもなかなかの高アベレージでした。
何より、「弱点をつく」というポケモンらしい戦法で戦うことができるのが楽しい上に、プラン自体は明確なので、プレイングの難しさも思っているほどなく、イージーウィンできる機会も多いので、長期戦にも思っていた以上に対応出来たと思います。


気になった方は是非試してみてください。それでは。

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