【65ページ目】もっさ | ポケモンカードゲーム | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【65ページ目】もっさ | ポケモンカードゲーム

ポケモンカードゲーム 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、ポケモンカードゲームに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@ポケモンカードゲーム担当アカウント@yuyuteiPokemon 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

もっさ アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

『第6回 あなたにストーンギフト! エクストラレギュレーション(1)「三神カイリュー」』

    posted

    by もっさ

    『第6回 あなたにストーンギフト!「エクストラレギュレーション(1)「三神カイリュー」』
    はじめに
    ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
    執筆時点で自身のシティリーグやCLの開催が当分先であることから、最近は時々エクストラレギュレーション(海外で言うexpanded)の大会に出ています。
    日本では「エクストラバトルの日」が開催されており、最近景品となるプレイマットの柄が変更されたことで話題になりました。
    その中で、使えなくなってしまったCマークのカードを多く使うことができ、かつ動きの安定感の高いデッキを紹介しようと思います。それは<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>と<カイリューV>を使用したデッキ、通称「三神カイリュー」です。
    細かいチューニングでできることを増やすこともできますが、以下のデッキを基本形と考えていただければと思います。
    私自身エクストラにはほとんど触れておらず、スタンダードを主戦場としていますが、そのようなプレイヤーでも使いやすい構築にはなっています。その証拠に、出場した3回の海外大会の戦績が、60人規模の大会で準優勝、30人規模の大会で2回ベスト4になることができました。主戦場のスタンダードですらここまでの好成績はなかなか出せていません。デッキの強さを感じました。

    デッキレシピ
    三神カイリュー
    プレイヤー:もっさ
    サポート
    8
    2枚
    1枚
    -N
    1枚
    スタジアム
    3
    3枚

    基本的な動き
    基本的に、いわゆる「三神ザシアン」を思い浮かべると分かりやすいです。
    アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>は、スタンダードレギュレーションにおいては、2枚のエネルギーを付けて追加効果ありの「オルタージェネシスGX」をプレイしていました。
    しかし、エクストラレギュレーションでは、<ダブルドラゴンエネルギー>を<グズマ&ハラ>でサーチしてくることで簡単に打つことができます。また、<嵐の山脈>と<かるいし>を同時にもってくることもできるので、後攻1ターン目における「オルタージェネシスGX」の成功率はスタンダードレギュレーションと比べてとても高いです。
    この基本的なプランを通した場合、あとは<カイリューV>などのアタッカーや<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>によって相手のポケモンを倒しまくるという単純明快なデッキになります。

    しかしながら、ダブルドラゴンエネルギーは特殊エネルギーなので、<ザオボー>や<改造ハンマー>によって容易に割られてしまいます。また、一試合で一度しか打てないGXワザの効果も、<ポケモンレンジャー>によってかき消されてしまいます。よって、前述のプランを通せる試合は少なくなります。
    こうした中で、例えば最初にGXワザではなく、<カイリューV>でサイドを取りに行き、サイドプラン2-2-2で勝利を狙ったり、<クワガノンV>の「パラライズボルト」から入ってグッズを多く使うデッキの動きを止めたり、様々な選択肢の中から選ぶ工夫が必要となります。<アーゴヨン&アクジキングGX>を採用すると更に選択肢は広まり、サイドを4枚とれれば、GXワザで強引に勝利するプランが取れます。
    「オルタージェネシスGX」があまりに強いGXワザである故、とりあえずこの技を打つことに焦点がいきがちですが、そのGXワザ込みでとても多くの選択肢を取ることができるのがこのデッキの良いところであり、スタンダードレギュレーションの三神ザシアンでは<メタルソーサー>や<エネルギーつけかえ>といったグッズを良いタイミングで使わなければ難しかった、他のアタッカーの運用が<カプ・コケコ◇>や<ピーピーマックス>によってほぼ自由自在に行えることが魅力の一つになります。

    デッキの弱いところ
    環境の中で良い立ち位置を保っていることから、このデッキに対して何のプランも考えていないプレイヤーはいません。
    特に前述の<ポケモンレンジャー>や<ザオボー>といったカードは多くのデッキに採用されています。こうしたカードで止まってしまわないように<デデンネGX>や<クロバットV>による展開を個人の主観ですが、早めに行っておくと良い印象です。

    また、特性ロックの影響が挙げられます。
    スタジアムで特性を消せる<サイレントラボ>や<頂への雪道>は<グズマ&ハラ>からスタジアムを持ってこれる都合からあまり影響を受けないことが多かったのですが、昨今特に<こくばバドレックスVMAX>のデッキの研究が進み、フランスのプレイヤーを中心に海外大会においても母数を増やしている構築には<アローラベトベトン>が採用されています。サイドをまとめてとる器用さが無いデッキなので、三神カイリュー側は確実にバトル場に居るポケモンを気絶させながら試合を展開していくわけですが、そうなると終盤の<N>が相手目線の逆転タイミングになります。
    その際に例えばサイレントラボのみが貼られている場合、そのスタジアムをはがしてからデデンネGXの【デデチェンジ】をプレイすれば押し切るチャンスがあるのですが、相手の場にアローラベトベトンがいる場合、デデンネGXの特性が使えないので解決できずに逆転されることが多いです。
    デデンネGXのプレイを早めに行っておくと良いという先ほどの論は「最後まで山に残しておいても使えないから」という理由も一応あります。
    また、<こくばバドレックスV>の「シャドーミスト」も<ダブルドラゴンエネルギー>が貼れなくなる要因であり、後攻を相手に取られると、サイレントラボを貼り替えることができず、ダブルドラゴンエネルギーを貼ることもできない厳しい展開になります。
    このようなことが大会では多いので、先ほどの「基本的な動き」で述べた後者のプランをとることになりがちです。特に特殊エネルギーを使わないアタッカー、たとえば<クワガノンV>(と<グズマ>の併用)や<ゼラオラGX>を大切に使えると勝率が上がる印象はありますが、それでも依然こくばバドレックスVMAX側に分があると言えるでしょう。

    さらに、VMAXが多く並び耐久をするデッキに対して、結局VMAXを2体取らなければならないので、「オルタージェネシスGX」のサイドを多く取れる利点を生かしにくくなってしまう弱点があります。これもまた<トゲキッスVMAX>に加え、こくばバドレックスVMAXが挙がります。
    弱点を突くことができるトゲキッスVmaxは簡単に工夫ができるものの、HP320のこくばバドレックスVMAXが盤面に並んでしまい、かつ<スクランブルスイッチ>や<アセロラ>、<AZ>を使いつつサイドを取られてしまうとターン数が足りなくなり負けてしまいます。
    こうしたVMAXを相手にする際に最初に述べた後者のプランに一つプランを追加で紹介すると、「オルタージェネシスGX」による30ダメージアップへの着眼です。要するにVMAXを一撃で倒すことを狙います。
    カイリューV>の「ドラゴンゲイル」は250ダメージ出せます。<ちからのハチマキ>で+20ダメージ、「オルタージェネシスGX」で+30ダメージで300ダメージ。これに<ダンデ>を追加で打てば330ダメージになり、多くのVMAXを一撃で倒すダメージを出すことができます。
    この際は「オルタージェネシスGX」を打っているのでVMAXを倒した際にサイドを4枚獲得できることから、予めこうしたプランを通そうとした際は、こくばバドレックスVを取ってサイドを3枚とってからVMAXを一撃で倒す必要が無い(サイド7枚を取る必要が無い)、かつサイド3枚取ったところで相手の盤面にはサイド1枚分のポケモンか、3枚分のポケモンしか相手は残してくれない点(サイド2枚分のポケモンを出すと、返しのグズマで負け筋に直結するため)、さらにNの刺さりがよくなってしまう観点から、サイド1枚分のポケモン(「オルタージェネシスGX」後にサイド2枚分になるポケモン)を狙って、2-4で取るプランも視野に入れると良いと思っています。特に前述のアローラベトベトンや<ダストダス>は終盤のNと合わせて使われると厄介なので対処しておくと終盤も動きやすくなるでしょう。

    入れ替え候補
    (1)アーゴヨン&アクジキングGX
    前述の通りですが、相手のデッキに対して「オルタージェネシスGX」が通りづらい際にはサイドを4枚アタッカーを駆使して取ったのち、このポケモンのGXワザで強引に勝負を決めに行くプランが取れます。
    しかし、恐らくこのカードを刺すには<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>を一枚減らす決断に至ることが多く、全く違う選択肢を最序盤に決定するわけで、結果的にはシンプルに「オルタージェネシスGX」をプレイしていた方が良かったケースもあり、私自身何度も後悔していて、練度が低いと思考が鈍る要因となる難しいカードという印象が強いです。
    (2)闘魂のまわし
    アルセウスVSTAR>の登場によって後手1の<ミツル>→【スターバース】から特に<カイリューV>が飛ばされる危険性があります。
    アルセウスVSTARと<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>のHPが同じであることもあり、280というHPを今まで以上に突破できるよう各プレイヤーが戦略を練ってくるので、ミラーを考慮しても耐久を上げるカードはありだと思います。

    (3)ターゲットホイッスル
    入れ替えるならば<ダンデ>が考えられます。後半に触れたVMAXのみで盤面を形成してくる相手に対するアプローチの一つになります。
    また、<ラフレシア>単騎になった際の解決策ともなります。このカードを採用する際は、エーススペックは<ダウジングマシン>がおすすめです。

    ④カプ・コケコVやカプ・コケコGX
    ゼラオラGXについて<かるいし>があるから不要ではないか、という論もあります。GXワザもゼラオラGXを使っていて使う機会は今のところない印象です。
    ですから、不要に感じた方はGXワザが強い他の雷ポケモンや、基本雷エネルギーで動ける安定した火力の出る別のポケモンを採用しても良いと思います。ただし、前述した特殊エネルギーに対して厳しい構築が多いので、基本雷エネルギーで動けるポケモンは増やしておくべきだと思います。

    おわりに
    いかがだったでしょうか。エクストラバトルの日が再開されプレイマットをほしい方、レギュレーションから落ちてしまったカードを再び大会で使いたい方、是非この記事を参考に組んでみてください。
    最後に少し多く触れてしまったので、このデッキに5分以上を取ることができる数少ないデッキのこくばバドレックスVMAXについてもサンプルレシピを掲載してこの記事を締めくくろうと思います。それでは。

    サンプルレシピ
    こくばバドレックスVMAX
    プレイヤー:もっさ
    サポート
    9
    スタジアム
    3
    エネルギー
    13

新弾デッキ紹介「ヒスイダイケンキVSTAR」【もっさ】

    posted

    by もっさ

    新弾デッキ紹介「ヒスイダイケンキVSTAR」【もっさ】
    ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
    今回は、新弾で登場した「ヒスイダイケンキVSTAR」を使ったデッキを紹介します。


    デッキレシピ
    ヒスイダイケンキVSTAR
    プレイヤー:もっさ
    スタジアム
    1

    デッキコンセプト
    「ヒスイダイケンキVSTAR」は同じく新しく登場した<かがやくルチャブル>、「スターターセットルカリオVSTAR・ダークライVSTAR」に再録された<こだわりベルト>、そして自身の特性【ざんげつスター】を組み合わせる事によってVMAXをも一撃で倒すことが出来ます。
    そのポテンシャルの高さに加えて、同じく新しく登場した<ダークパッチ>によってより攻撃しやすくなりました。
    今回は安定感を求めることに加え、非ルール主体のデッキ増加や、「むじひなやいば」の打点や追加効果の条件を加味して、<インテレオン【クイックシューター】>との相性が良いと考え、【うらこうさく】軸で組むことにしました。

    ■採用しているキーカード
    ヒスイダイケンキVSTAR
    このデッキのメインアタッカーです。
    強い点としてはデッキコンセプトに挙げたような、省エネ高火力、そして前環境で圧倒的トップを走っていた<ミュウVMAX>の弱点を取れる悪タイプであることが挙げられます。
    一方弱い点、懸念すべき点としては、「ミュウVMAX」側が必ず4枚採用しているであろう<フュージョンエネルギー>によって、【ざんげつスター】・【かんしゃくヘッド】・【クイックシューター】を全て防がれてしまうため、「むじひなやいば」のダメージを上げることができません。
    これによって、たとえば「ミュウVMAX」側がフュージョンエネルギーを付けた<ゲノセクトV>で攻撃してきた場合に、他のアタッカーを運用するか、<ヒスイダイケンキV>の下ワザで対処する必要があります。
    タイプの相性では勝っていますが、進化するか否か、<ダークパッチ>を温存するか<博士の研究>で落としてしまうか、相手の<パワータブレット>の枚数から「つづらおとし」で<こだわりベルト>をトラッシュして1ターン得ようとするかなど、細かいプレイングが求められます。

    かがやくルチャブル
    様々なデッキに共通する事ですが、デッキに一枚しか入れることができない都合から相手は「このルチャブルを<ボスの指令>で落とせば自分のVMAXが一撃で倒されなくなる」という思考になります。VMAXが250ダメージ食らっていても、【クイックシューター】込みでも処理が遅れてしまうことが考えられます。
    かがやくルチャブル>がいるかいないか、<こだわりベルト>があるかないか、それは勝敗に直結する要素になるでしょう。
    今回は<れんげきウーラオスVMAX>の増加と、<ポケモン通信>のレギュレーション落ちによる<博士の研究>のかみ合い悪化を考慮して、<マナフィ>と共に<レスキューキャリー>を採用したので、<かがやくルチャブル>を先に落とされてしまった場合は有効活用するとよいでしょう。
    端的に言えば、強みとしては1枚で戦況が大きく変わること、弱みとしては1枚しかないこと、と言えるでしょう。

    ガラルジグザグマ
    1枚しか刺していないのですが、高頻度で使うことになるカードです。2枚採用しても良かったのですが、序盤以外は相手の盤面にダメカンが乗っている、もしくは【クイックシューター】によって乗せることができるようになるので、使うタイミング主に序盤で【ざんげつスター】を使わずとも追加効果ありの「むじひなやいば」を使うためなので、今回は1枚のみの採用です。

    オーロラエネルギー
    ミノマダムなどの非ルール中心のデッキが盛り上がりを見せる予測が立つので、そういったデッキに対しては1ターンで2枚以上一気にサイドをとるターンがほしいです。
    具体的には【クイックシューター】を有効活用したり、特性【ざんげつスター】をHPの低いたねポケモン(例えば<ミノムッチ>)に当てることが考えられます。
    それらに加えて<インテレオン>の「アクアバレット」を打てるようにすることで、自分のバトル場に非ルールのポケモンを出しつつ、ベンチへのダメージを含めて1ターンにサイドを2枚以上取るチャンスが訪れやすいです。
    ただ、<ダイケンキVSTAR>は<ミノマダム>に弱点を取られてしまうこともあり、総合的に考えると不利そうです。
    基本水エネルギーではないのは、ダイケンキの要求エネルギーが無色ではないためです。

    クロバットVMAX
    後攻になった場合、相手が先攻2ターン目で<ボスの指令>からこちらの<ヒスイダイケンキV>を倒されてしまう可能性が高いので、後攻なら1ターン目に2体ヒスイダイケンキVを用意したいです。
    その際に<クロバットV>を高確率でプレイすることになります。そうなった場合、相手はサイドを4枚取った時点で、この「クロバットV」を取れば勝ててしまい、相手が先攻だった場合は<ヒスイダイケンキVSTAR>を1体だけしか相手せずに勝利することができてしまいます。
    クロバットVMAXに進化する事で倒されにくいようにしつつ、相手のバトル場のダメージカウンターの数に関わらず一定のダメージを出すことができ、相性が悪いと考えられる対非ルールのマッチでも「ステルスポイズン」でベンチの非ルールのポケモンと交代することで抗うことができます。

    ■デッキの使い方
    対VMAXにおいては、一体目のVMAXは<かがやくルチャブル>と<こだわりベルト>と特性【ざんげつスター】を駆使して一撃で倒すことが出来ます。
    しかし、そこで2体目のVMAXを相手にするか、他のポケモンをとって勝利するかは選択になるでしょう。2体目のVMAXを相手にする際は【クイックシューター】をうまく使い、<ボスの指令>などでベンチをとっていくならば<インテレオン【うらこうさく】>をうまく使っていきたいところです。
    ミュウVMAX>について留意点を前述しましたが、このマッチでは特に<ヒスイダイケンキV>の運用も考慮します。

    対非ルールに関しては、基本的には不利なので、【クイックシューター】や【ざんげつスター】を用いて、1ターンに複数のサイドを取ることを目指しましょう。

    対VSTARはとにかく先にVSTARに殴ることを意識しましょう。
    ディアンシー【プリンセスカーテン】>などが採用されていればそちらの方が基本的に優位に立ちます。
    対VMAX同様一体目は特性もありダイケンキ側がサイドを取りやすいのですが、<アルセウスVSTAR>を相手にした際は相手は<ダークパッチ>を使わずともエネルギーを加速して他のアタッカーを作ることができ、かつ<大きなおまもり>が採用されていた場合はもっと厳しいマッチが想定されます。
    一度の【クイックシューター】や一枚の<こだわりベルト>が勝敗を分けます。

    ■おわりに
    いかがだったでしょうか。
    ダークパッチ>の登場や、<ヒスイダイケンキVSTAR>の省エネ高火力という特徴からデッキの構築の幅はとても広く、今回紹介できていない組み合わせ方も多々あります。
    ぜひ皆さんも様々な形で試してみてください。それでは。

第5回 あなたにストーンギフト!「初心者向け(1):非ルールのポケモンの特徴」

    posted

    by もっさ

    第5回 あなたにストーンギフト!
    「初心者向け(1):非ルールのポケモンの特徴」
    はじめに
    ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
    レギュレーションの変更に伴い、徐々に注目されているのが「ルールを持たないポケモン」すなわち「非ルール」のポケモンです。
    注目されている要因については、先日紹介した<ガラルファイヤー>が<ミュウVMAX>を一撃出来たり、スターバースで<ドダイトス>の登場など、強力なポケモンが登場したことも当然挙げられます。
    今回の記事は非ルールのポケモンの特徴と銘打っていますが、「そんなのは単純で、サイドを1枚しか取られないことだろう」と思われる方も多いかとは思います。

    しかし、非ルールのポケモンが注目されている理由は様々あり、注目しつつも実際に大会で好成績を収めるためにはいくつかの条件があると思います。
    そこで今回は非ルールのポケモンの特徴について、主に初心者の方向けに紹介したいと思います。
    また、今回はあくまで、「非ルールのポケモン主体」のデッキについて触れていこうと思います。

    取られるサイドの枚数は1枚
    まずは基本的なところから。
    現在では倒すとサイドを3枚取れるポケモン(TAG TEAM・VMAXなど)もいますが、元々は1枚ずつサイドを取っていくものでした。
    倒されても取られるサイドの枚数が1枚であるという特徴からプレイヤーが気を付けることを以下に挙げます。
    1. 相手にサイドを先行されても焦らずにプレイすることができる。ポケモンV主体のデッキと比べて比較的先攻・後攻の差が少ない。
    2. 非ルール2匹使ってV・VSTARを1匹倒せばお互い2枚ずつサイドを取ったことになる。
    3. 焦らずにといっても1匹のVに3匹以上倒されてしまうと、当然相手が優位になる
    4. バトル場のポケモンがきぜつする回数が多いので、ベンチのポケモンがバトル場に出てくる回数もルールを持つポケモンが採用されているデッキよりも多くなる。
    4について補足でこれについてはいい点も悪い点もあります。
    例えばバトル場の<ドダイトス>が気絶した際に、毎回ベンチから新しいドダイトスを出せればいいですが、まだ進化しておらず攻撃出来るか分からない<ナエトル>を場に出すことになってしまうかもしれません。
    もし攻撃できないと判断した場合、そのナエトルをベンチに下げるために<回収ネット>や<ポケモンいれかえ>をプレイしなくてはなりません。
    また、別のポケモン(例えば<トロピウス>でしょうか)で攻撃しようと途中で思っても入れ替える事ができず、攻撃が出来ないかもしれません。
    入れ替える動作が多いとこのような混乱を招きやすいです。
    そのような事を避けるために、ベンチに<ふうせん>がついたポケモンや逃げるエネルギーが0のポケモン(先日紹介した<ポワルン>など)を用意しておけば楽なのですが、折角入れ替える動作が多いのですからそれを上手く利用できるカードもあります。例えば、<ミュウ>です。
    ふうせん>のついたミュウをベンチに用意しておけば、ルールを持つポケモンが主体のデッキよりもバトル場のポケモンが気絶したことによってバトル場に出る回数が多く、先ほどの例でいけば特性【ふしぎなしっぽ】でナエトルをドダイトスに進化するための<ふしぎなアメ>などがヒットする可能性があり、デッキの安定感上昇に寄与します。

    非ルールのポケモンのワザのダメージについて
    当たり前ですが、基本的に非ルールのポケモンはルールを持つポケモンに比べて、大きなダメージを出すことはできません。出せたとしても使うエネルギーが多かったり、エネルギーをトラッシュするデメリットがあったりします。 非ルール2匹で、ポケモンV1匹を倒す、という話を先ほどしましたが、これは中程度のダメージを2回出すことによってポケモンVを倒すということです。
    120ダメージ出せる非ルールのポケモンであれば、2回攻撃すれば大体のVを倒せますし、3回攻撃すればVMAXも倒すことができますが、80ダメージしか出せない非ルールのポケモンでは3回攻撃してやっとポケモンV1匹を倒せるくらいのダメージなので、サイド2枚分のポケモンを倒すために3枚こちらがサイドを取られることになり、基本的には実用的ではないと判断できます。当然、弱点・ワザの効果・エネルギー効率を考慮すれば例外はあります。
    上記のような攻め方をすると当然ですが、回復をするポケモンや、ベンチのポケモンに交代して攻撃してくる相手には難しい試合となります。

    一方で、非ルールにもかかわらず、とんでもない火力を出せるポケモンもいます。
    例えば、<カラマネロ>です。「れんげき」を持つカードを戻せば戻すだけ火力が上がります。
    このようなポケモンはVMAXをも1匹で倒せるポテンシャルを持っています。
    これらのデッキを使う際は、先ほど挙げた中の1にあたる、焦らないプレイがポイントになります。
    手札に3枚れんげきのカードがあるから120ダメージ出すのではなく、そのターンを<メッソン>の「どんどんよぶ」に費やして、後続のアタッカーなど盤面形成に努めることで、そのメッソンが気絶したとしても次のターンに<シロナの覇気>などを絡めながら相手のVMAXを一撃で倒せれば、倒されたメッソンを含めてもサイド2枚分のポケモンでサイド3枚分のポケモンを倒していることになります。
    ただし、当然VMAXを一撃で倒すためのハードルは高いですし、ダメージを刻むこと自体が悪い選択というわけではありません。

    サポートについて
    まず、ドローサポート(<博士の研究>など)は<ジメレオン>の【うらこうさく】を使って好きなカードを持ってこれるようなデッキであったとしても、特に進化をするデッキに関しては多めに採用する必要があると考えています。
    非ルールのデッキは当然ですが、新しいアタッカーを用意しなければならない回数が多く、試合を通してとても忙しいデッキが多いです。
    その中で止まってしまう回数が多いと、1枚のポケモンVに3枚も4枚もサイドを献上してしまうことにつながり、巻き返しが効かなくなってしまいます。
    とはいえ博士の研究を連打してしまった場合に、先ほどの例で言えば<ドダイトス>を大量にトラッシュしてしまった、<ふしぎなアメ>を全てトラッシュすることになってしまった、といったかみ合いの悪さが発生しやすいです。かといって、<マリィ>や<ジャッジマン>といったカードを使っても、ほしい枚数のナエトルを場に並べることができないかもしれません。
    そこで場面によって有用なカードになるのが<モノマネむすめ>です。
    以前は<シロナ>というカードがよく使われていたのですが、これらのカードは捨てたくないカードを捨てずに山札に戻して手札をリフレッシュすることができます。モノマネむすめは現環境において相手の手札の枚数が5枚以上になっていることが多く、手札を捨てることなく多くのカードを引ける可能性がある為、非ルールの進化デッキとは相性がとてもいいと思います。
    また、ポケモンがきぜつする回数が多いので、<シバ>・<シロナの覇気>のようなドローサポートも有用です。
    ただこれらのカードは手札をトラッシュせずに大量ドローが出来る代わりに、初動の安定感が重要にもかかわらず初動に持っていてもあまり手札を増やすことができないので無理に使わず、自分のポケモンが倒された際に一気に使うことを意識したいです。

    その他に<ボスの指令>が使いづらいという特徴があります。
    当然例外はありますが、新しいアタッカーを用意するために前述したドローサポートであったり、以前紹介した<クララ>・<キバナ>のようなサポートを使用することが多いためです。
    前環境では<グレートキャッチャー>があったので、サポートを使わずに<デデンネGX>などの低HPのベンチのポケモンを狙う動きが出来たのですが、現在の環境においてはベンチのポケモンを呼び出す動きが難しくなっており、中程度のダメージを毎回出すパターンのデッキの場合、相手のバトル場のポケモンがベンチに下がって別のポケモンが攻撃してきた際に、こちらはサイドを取れないにもかかわらず、相手は毎ターンサイドを取る状況が生まれます。この状況を解決できる手段がないと勝つことが難しいです。


    環境の変化に伴う追い風要素
    何故最近になって非ルールが注目されるようになったのかというと、サイドを1枚しか取られないことが大きなメリットであったにもかかわらず、サイドを追加で取れるGXワザを持つ<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>が居なくなったことが挙げられます。

    そして、<リセットスタンプ>が使えなくなりました。先ほども述べたように非ルールのポケモンは倒されやすいので、新しいアタッカーを何回も用意する必要があります。
    折角サイドを5枚取れても、リセットスタンプで手札を1枚にされてしまうと<オドリドリGX>がいたとしても、動きが止まりやすかったです。そういった不安要素が消えました。

    また、<マナフィ>の登場によって、アルセウス&ディアルガ&パルキアGX同様、1ターンに複数のサイドを取ることができる、<れんげきウーラオスVMAX>や<サンダースVMAX>に対してある程度対抗できるようになりました。

    さらに、VSTARが登場しました。VMAXに比べて、倒した時に取れるサイドの枚数は少ないもののHPが少ないことが特徴になります。<カラマネロ>の「れんげきテンタクル」を例に挙げるとイメージしやすいと思いますが、320ダメージと280ダメージでは要求されているれんげきのカードの枚数が1枚違います。VSTARが活躍すればするほど、非ルールのデッキにもチャンスはありそうです

    非ルールのデッキが活躍するための条件
    当然デッキが安定して回ることを前提に、一言で言えば「相手のバトル場に出てきたポケモンが誰であれ相手することができる」こと、もしくは相手の場の任意のポケモンに攻撃をできることだと思います。
    現状で言えば環境トップの<ミュウVMAX>に勝てるだとか「サイコジャンプ」で詰んでしまわないだとか、色々挙げることは出来ると思いますが、大まかに言えば上記のことだと思います。

    前者について言えば、例えば先ほども挙げていた<カラマネロ>。相手が入れ替わろうともバトル場のポケモンをバンバン倒していけばサイドレースで優位に立てるでしょう。
    一方別のポケモンに交代されてしまった場合に、攻撃はできるが倒すことはできない状況が続いてしまうデッキは厳しいです。
    ただ、倒せずともダメージを与えておいた上で、後から<インテレオン>の【クイックシューター】などでベンチに下がった相手のポケモンを倒すことができれば前者の条件を満たすことができそうです。
    更に弱点をつくことに着眼したデッキも環境を見て相手を絞れば前者に当てはまりそうです。

    後者の条件を満たすデッキについては、<サンダー>が挙げられますね。
    ボスの指令が使いづらい中で、狙った相手を逃がさない方法の一つとして、「ベンチを狙撃できる」ことが挙げられます。


    おわりに
    今回も短い記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
    網羅性を重視した都合から、個々の具体的なカードの特徴まではあまり踏み込めませんでしたが、デッキを組むうえで役立てていただけると幸いです。
    そして、非ルールのデッキにハードルが多い印象を抱かせてしまったかもしれません。
    それはそうなのですが、ルールを持つデッキを使って相手に先攻を取られてしまうと2-2-2など、サイドを順当に取られたら負けてしまうことが非常に多い環境になっています。
    例えば<ゲノセクトV>の【フュージョンシステム】・<アルセウスVSTAR>の【スターバース】を使えるルールを持つポケモン主体のデッキは<ボスの指令>をしっかり使えるデッキが多いので、最初に紹介した「取られるサイドの枚数が1枚」という非ルールの特徴がとても大きなメリットになる環境だと思います。

    最後にサンプルとして非ルール主体のデッキで有名な「れんげきテンタクル」と「マッドパーティ」のデッキレシピを載せておきますので、是非試してみてください。

    それでは。

    れんげきテンタクル
    ポケモン
    23
    サポート
    11
    スタジアム
    2

    マッドパーティ
    ポケモン
    25
    サポート
    7
    スタジアム
    1
    エネルギー
    6

「第108回 あなたにストーンギフト!「大会レポート(98) トドロクツキex」【もっさ】

by もっさ

READ MORE

新弾デッキ紹介「ロトムex」【雪風ひまり】

by 雪風ひまり

READ MORE

ポケカブ!第59話「シャリタツ&ヘイラッシャ」【まーにん】

by まーにん

READ MORE

買取強化カード紹介!!(9/29)

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE

販売ランキング【メガシンフォニア 編】

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE

買取強化カード紹介!!(6/27)

by -遊々亭- ポケモンカード担当

READ MORE

第28回 あなたにストーンギフト!「WCSサイドイベント採用!ジムリーダーチャレンジで遊ぼう!!」

by もっさ

READ MORE