
今回はネクストン2.0の月属性についてのレビューです。
よろしくお願いします。
今回の限定構築月単について
戯画のようなアイテムはありませんが、コスト発生能力やスペック操作能力があり戯画のカードに引けを取りません。また、DMG下げの条件が少し変わり、6マス全てを使って戦える大型デッキとなっています。
今回は作品単推しの属性が多く、月は戦国恋姫の北条や上杉のキャラが使える感じです。
以前の恋姫無双の呉のキャラを使うと合わせて使えないカードも多いのは2.0ならではの悩みですね。
SRカードについて
加えて、登場時に貼る<三昧耶曼荼羅>がDMG下げ、追加のスペック操作に加えて使い切りにはなりますが、キャラの登場以外をカウンターする<愛用の傘>を思い出させる効果を持っています。
総じて盤面に頭数を揃えづらい大型キャラのデザインは詰め込みがちになりすぎですが、このカードは特に詰め込んだ感じがあります。
ただキャラとアイテム2人で一人前みたいなデザインなのでカウンターは緊急回避用に極力使わずに済ませたいところです。
展開が遅くDFがザルの大型月にマッチしたいいテキストですね。
このように今回のSRは大型月が他の月のコンセプトからいいとこどりさせてもらってるのでポテンシャルをしっかり感じられるカードばかりになっています。
大型なのに柔軟に、テクニカルに動けそうで結構好みのカードです。
限定構築カードについて
限定構築の足回りを支えるカードなのでまずはここから展開を始めて行くことになります。
そういった足回り用のカードにしては結構恵まれたスペックなので後半頭数がそろうまでしっかり生き残れば守りをかなり固めることができます。
先手では上記の<氏政>を出すと残り手札2枚で何も出来なくなってしまいますが、<景虎>とこちらの2種なら後手で2体展開することができます。
また先手でも<氏政>後の2ターン目にエリアからこれらを展開→能力からもう一体展開とスムーズに頭数を揃えられるので、出来るだけキープしておきたいですね。
その他カードについて
ということで、ミックスなら<雨音>を使った方が手札枚数だけなら得です。
<氏康>を使うのであれば盤面をしっかり埋めてスペックを活かして守るシングルであったり、今回のカードを多めに採用したミックスになるかと思います。
というのは置いておいて、テキストとしてはカウンター月の特殊登場からの数値操作をメタるテキストと、シンプルな<ご褒美>テキストで数値のエキスパートと言った感じ。
他よりスペックが高い分数値操作能力がありませんが、メタによって採用する余地がありますね。
ミックスでDFに複数並べることを考えるなら<氏康>と並べて盤面を作ることになりそうです。
相手ターンに動けなくなりましたがバウンスをゲーム中に複数回選択できるためよりゲームスピードをコントロールしやすくなったかと思います。
と言った感じです。正直戯画に毛が生えた程度のパワーという感想を持ってしまいましたが、できることがかなり増えたのでこれでなかなかやるもので、<クラリアス>、<人機>の縛りがうまく噛み合わないものが多く既存のカードを活かそうとするとちぐはぐになってしまいますが、6マス埋める形になれば今までの大型より盤面は圧倒的になりますのでしっかり検討していきたいです。
それでは今回はここまでとします。
それではまた。