
【大会レポート】リセフェスタ東京 シングルチーム戦 ニトロオリジン宙単【かきみ】
今回は先日行われたリセフェスタ東京シングルチーム戦のレポートをしていきます!
デッキについて
ニトロオリジン宙単 デッキ
EX2
計60枚
公式サイトの攻略コラムでも紹介されているスタンダードな形のデモベ宙(ニトロオリジン宙単)ですね。
もしよろしければタマーMAXさんのニトロオリジン 1.0 カードレビュー 宙属性編も併せて読むとより理解が進むと思うのでオススメです!
デッキ概要として、簡潔に言えば今のリセで一番でっかいキャラ<無垢なる刃/デモンベイン>と<最強の鬼械神/リベル・レギス>を今のリセで一番リソースを稼げる<ナコト写本>と<ネクロノミコン>でサポートしたら最強じゃん!というデッキですね。
リセでは珍しい超重量級のデッキになります。
また、3枚入っている<記憶喪失の少女/エンネア>と<孤児院のシスター/ライカ・クルセイド>も4枚入れても強いと思います、入れ替え候補としては<アーカムシティ>関連のカードが良いでしょう。
採用カードについて
最強の鬼械神/リベル・レギス
無垢なる刃/デモンベイン
リセのAPとかDPを書くところって2桁の数字も書けたんですね...!
それぞれ<私立探偵/大十字 九郎>と<大導師グランドマスター/マスターテリオン>のコンバートで登場できるキャラで、とてもデカいロボットです。
相手のターンには単体でAP18/DP18になり、手札を使えばそこからさらに+5操作でどちらかの数値を23まで上げることができます。
自分のターン中は(比較的)小さめのステータスになりますが、仮に攻めで数値が足りない場合はデカいキャラが複数並ぶまでじっくり構えて、終盤にDMG6のアタッカー3体で1ターンに18点入れたりして一転攻勢しましょう。
最強の魔導書/アル・アジフ
ネクロノミコン
最古の魔導書/エセルドレーダ
ナコト写本
最終的にとても多くのリソースを稼げるエリア2種と、それぞれ対応した方のエリア配置できるキャラ達ですね。なるべく早い段階(できれば1〜2ターン目)にエリアを2種類とも場に配置したいです。
キャラ達はエリアを張った後は<私立探偵/大十字 九郎>か<大導師グランドマスター/マスターテリオン>のコンバートで場から消えていきますが、場から消えた後は登場時に1ドローして攻撃済みのロボットを起こしてDFの防御要員に回すためにまた登場したいです。
なんだかんだ手札を1枚使う動きですが、丁度<ナコト写本>が毎ターン手札を1枚増やしてくれるのであまり気になりません。
マッド・サイエンティスト/ドクター・ウェスト
戦闘アンドロイド/エルザ
スーパーウェスト無敵ロボ28號スペシャル/破壊ロボ
<スーパーウェスト無敵ロボ28號スペシャル/破壊ロボ>の数値操作は僕が普段使っている月属性でお馴染みのフリータイミングで使える0宣言数値操作なので、使いやすいなと思って今回は優先的に使いました。手札を使わずバトル中に数値操作ができるのはとても偉かったです。
また、<戦闘アンドロイド/エルザ>の手札宣言はDFの大型キャラを移動させたり起こしたりするだけで無く、防御中に相手が無理をして高い数値を作ってこちらの数値を上回ってきた時に防御キャラ以外のキャラを対象に取って使用し、防御中のキャラと入れ替えることでバトルキャンセルも可能になっています。
登場時にドローのある大型アタッカーとしても使いやすくて良いですね。
アーカムシティ
このデッキに複数種入っている構築制限:[このカードと同番号が1枚以下]と書いてあるキャラ達のサポートカードですね。(このデッキの)この構築制限を持っているキャラは全て<飢えた武人/ティトゥス & 皇餓>のようにデッキに戻ってから<アーカムシティ>を配置し1ドローする手札宣言を持っています。
毎ターン使えるコスト発生と使い切りのコスト発生を使えば実質手札を1枚消費するだけでキャラを登場できるものの、このエリアから出せるキャラはほとんどが場に出ても嬉しく無いキャラばかりで、宣言の山札破棄で山札が1枚、キャラを山札から出す事でさらに1枚山札を削り、<アーカムシティ>をデッキからサーチしていた場合合計3枚も山札を削ることになるのですが、それに見合った力は感じられません。
ならばこのセットは弱いのかというとそんな事も無く、手札宣言を使った時にあえて<アーカムシティ>を配置せず山札の下に行く効果だけを処理して1ドロー効果をスキップする事で結果的に手札を1枚減らして山札を1枚増やす運用が(最終盤は)場合によってはとても強力です。
盤面を制圧しきってダメージを1点も受けない状況を作れれば、山札3枚を全て<アーカムシティ>を配置する手札宣言キャラで固める事で事実上無限耐久が可能になりますし、そんなに場を制圧できていない状況でも1ターン追加で生き残ればDMG6キャラ複数による高打点が入りうるこのデッキで山札を1枚増やせるというのはとても偉いため、終盤に引けると嬉しいです。
注意したい点として、この手札宣言の書き方だとリセのルールではゴミ箱に<アーカムシティ>があるときは必ず配置して1ドローしなくてはいけません。
そういう時は<ナコト写本>の宣言で<アーカムシティ>をシールドに送ると配置しないで済むので覚えておけると役立つときがあると思います、<ナコト写本>で手札に加えたカードが<アーカムシティ>を配置する手札宣言ならさらに山札が増やせて儲けものです!
配置しないならいっそのこと<アーカムシティ>自体はデッキから抜いてしまっても良いかもしれませんが、一応配置したい時もあるかもしれないので入れておいても良いと思います、数少ない当たりの<怪紳士/ウェスパシアヌス & サイクラノーシュ>や<黒の天使/サンダルフォン>が確定で出せるなら喜んで配置したいんですけどね...!
当日の対戦について
- 1戦目 桜の雲*スカアレットの恋月 ◯
- 2戦目 ニトロオリジン雪 ◯
- 3戦目 ジュエリー・ナイツ・アルカディア日 △
- 4戦目 ニトロオリジン雪 ◯
- 5戦目 装甲悪鬼村正月 ◯
このデッキは盤面が完成すれば「ほぼ必ずバトルに勝つ」「<戦闘アンドロイド/エルザ>などの手札宣言でどこを攻撃されようと滑り込み攻撃をされようと巨大キャラが防御できる」「DMG4、6のキャラ3体が毎ターン攻撃して一気に相手のデッキを削れる」といった状態になり大体勝てるので「状況が整えば最終的にはカードパワーで勝てる!」と信じて<ナコト写本>と<ネクロノミコン>を揃えて序盤はチャンプブロックも控えてリソースを稼ぐことを最優先にプレイしました。
例えデッキが残り5枚でも、盤面が整っていれば1点も受けずに18点を2ターン入れて大逆転する事もありうるので、序盤より終盤に重きを置いたプレイを心がけたいですね。
試合の中から数戦ピックアップして解説したいと思います。
2戦目 ニトロオリジン雪
<世界を侵す恋/沙耶>と<世界を侵す恋>の盤面リセットを構えて相手を怯ませながら<第二のファントム/ツヴァイ>のチャージ破棄のような能力で自由に場をコントロールしていくデッキですね。
雪対策では<ネクロノミコン>と<ナコト写本>がそれぞれ付与する除去メタが非常に強力なので、極力<無垢なる刃/デモンベイン>と<最強の鬼械神/リベル・レギス>の2体を並べながらロングゲームをしたいです。
この試合では相手の除去に対して上記の2体を常に絶やさず展開できたので、<ネクロノミコン>と<ナコト写本>のリソース供給でリソース勝ちして6点を何度も与えることで勝利しました。
3戦目 ジュエリー・ナイツ・アルカディア日(きゃべつ日)
前環境から引き続き最強格のデッキですね。<巨大トルマリン鉱脈『深層』>の稼ぐアドバンテージが凄まじく、それ以外にも個性豊かなキャラ達によるトリッキーな動きはとても強力です。
デモベ宙の数少ない不利対面の一つでもあり、序盤は展開の速さで負けて大幅にデッキを削られ、終盤もデモベ宙側がさばききれない手数で攻めきって勝ち切ることができる天敵です。
今回の試合では相手の展開が少し事故り気味で、こちらはきゃべつ日へのピンポイントメタである<白の天使/メタトロン>を早期に登場し、<暴君/ネロ & ネームレス・ワン>で相手の攻防の要の<巡礼の意志『アゲート』/カーラ・S・クィンバーン>の移動能力を消したりして何とか良い試合展開まで持っていけたのですが、最後はお互い山札が十数枚の状況で、どう攻防するのが正解なのかお互い悩みながら制限時間を迎え引き分け(両者敗北)となりました。
5戦目 装甲悪鬼村正月(ニトロ月)
<装甲悪鬼/三世勢州千子右衛門尉村正>のような場を離れた時か登場ターン以外の自ターン終了時にコンバート前のキャラに戻る特性を持ったキャラへのコンバートを繰り返して戦うコンバートデッキですね。最終的な盤面での数値操作はデモベ宙側の方が圧倒的に高いので、どっしり構えて盤面を制圧して勝ち切りましょう。
この試合では序盤は展開速度の差でかなりダメージを貰いましたが、盤面に大型キャラが並んだ後は1点もダメージを受けない状況を作れて逆転勝ちできました。
おわりに
ということでリセフェスタシングルチーム戦のレポートでした!実はデモベ宙を使ったのは今回の大会が初めてだったのですがやれる事が大振りなデッキな分、使い方が分かりやすくて<ネクロノミコン>と<ナコト写本>が配置できれば圧倒的なパワーで勝ち切りやすいデッキだな〜と思いました。
コンバートで巨大ロボットを召喚して場を制圧するのはとても爽快だったので、気になった方は是非新時代のカードパワーを体感してみてください!





0
0




































































