【オリジナル構築】黒単アビス
今回は王道篇第3弾「ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」にて登場した<オペラグラス=ドクラス>を採用した黒単アビスの紹介をしていきたいと思います。
2枚墓地肥やしをするコモンのアビスが4枚入っただけでデッキがどのように変わったのかを解説できればいいなと思っています。
それではよろしくお願いします。
オペラグラス=ドクラスの特徴
<オペラグラス=ドクラス>は出た時に山札の上2枚を見て好きな枚数を墓地に置き残りを山札の上に戻すことができます。つまり、墓地肥やしとデッキトップ固定を同時に行うことができるということです。
よくある使い方は、2ターン目に出した時手札に3ターン目の動きがない時は次のターンドローしたいカードを山札の上に置いてもう1枚を墓地に置く。3ターン目の動きがある時は2枚とも墓地肥やしする。といった感じです。
2ターン目に限らず手札に加えたいカードがある時はオペラグラス=ドクラスを場に出して、探しているカードが無ければ2枚墓地へ、探しているカードがあれば山札の上に残して次のターンドローできるようにする動きがいつでも可能です。
よってオペラグラス=ドクラスを採用することで引きたいカードを引ける確率が上がるのでデッキの安定感を上げることが可能になりました。
デッキレシピ
クリーチャー
計36枚
<オペラグラス=ドクラス>を採用することで自分の動きの再現性が上がっているので、ゲーム序盤から黒単アビスの強い動きを狙っていけるデッキリストを目指しました。
その強い動きは3ターン目に<邪侵入>や<霊淵 ゴツンマ=ダンマ>、<漆黒の深淵 ジャシン帝>を出すことです。
邪侵入は墓地肥やしをしながらアビスを出せたり3ターン目に4コストのアビスを出せるなど最も3ターン目に使いたいカードです。
霊淵 ゴツンマ=ダンマは3ターン目に出せるとかなり強力です。黒単アビスは邪侵入以外でコストの踏み倒しが無く相手の動きに間に合わないことがしばしばありますが、霊淵 ゴツンマ=ダンマのマナタップインで相手の動きを鈍らせる役割があります。
漆黒の深淵 ジャシン帝は相手のクリーチャーもしくはタマシードを破壊する時、自分の墓地の枚数を参照するので2ターン目に1枚墓地肥やしするのか2枚墓地肥やしするのかで破壊できるカードのコストが変わってきます。オペラグラス=ドクラスで2枚墓地肥やししておくと漆黒の深淵 ジャシン帝で3コストまで破壊できるので、後攻であっても<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>のようなメタクリーチャーなどを破壊できたりします。
その他のデッキコンセプトに関してはデッキの安定感を意識して組んだのでなるべくアビスでデッキを組みましたが、対応力を上げるのであればアビス以外を採用するのも良いと思います。
候補としては<奇天烈 シャッフ><サイバー・K・ウォズレック|ウォズレックの審問><冥土人形ウォカンナ・ピエール>などそれぞれ使いたいカードを入れてみて下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回紹介したデッキリストは実際に僕がCSで使用したものになります。
結果としては2勝3敗予選落ちの悔しい結果だったので、このリストを参考にしてCS入賞してくれる人がいたら嬉しいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。