
『ウルトラヒーロー英雄譚』
前置き
ウルトラマンコラボブースター「ウルトラマンヒーロー英雄譚」より、僕の方からは"<ウルトラマンベリアル アトロシアス>"を使ったデッキを紹介します。
※できるだけガチな構築を目指したため過去のコラボブースターやデッキのカードを縛りなく使っています。構築難易度が高いものになっていますがご了承下さい。
デッキレシピ
『ウルトラマンベリアルアトロシアス デッキ』
スピリット
計25枚
コンセプト
<ベリアルアトロシアス>はコンセプトなので3枚使います。
ベリアルアトロシアスから出す先の候補としては、
・<究極生命体レイブラッド星人>
・<合体魔王獣ゼッパンドン[ウルトラ怪獣2020]>
・<滅亡の邪神ハイパーゼットン(イマーゴ)>
の3枚になります。
<レイブラッド星人>はレベル2効果の対象が"ベリアル"名称であるため<ベリアルアトロシアス>にも効果耐性を付与でき、相手の除去に一手間を加えさせることができます。 これによって相手の除去を乗り越えやすくなります。
<ゼッパンドン>は破壊したカードの効果を発揮させないため、<青の世界>や<白の世界>を乗り越えるのに役立ちます。 また、ターンに一度持つ回復効果で打点補助にもなります。
<ハイパーゼットン>は相手の生き物が横並びしているときに効果を発揮します。
効果で破壊した数×2コアをトラッシュから戻すことができ、この効果でなんとソウルコアを戻すことができるため、相手ターンに<ゼッパンドン>の煌臨を構えたり、 自ターンに2体目の<ベリアルアトロシアス>の煌臨を狙うと言ったことができます。
要するに強いです。自身がダブルシンボルなのも相まってフィニッシャーとしても強力です。
これらの星人/怪獣を使いわけウルトラマン史上最凶の力を見せつけましょう。
カード解説:役割について
ここからは採用カードの解説をしていきます。その前に一般的にどう組むと安定してやりたいことができるデッキが組めるのかの話を簡単にします。
初動枠
先攻1ターン目でプレイ可能であり、その後の展開補助になる枠。15枚ほどとるのが理想的です。
今回のデッキだと、<テレスドン>、<ガッツ星人>、<レイブラッド星人>、<紫の世界>、<悪の権化 ウルトラマンベリアル>で15枚とっています。
中継枠
フィニッシャーに繋げる前に使用する枠。今回の場合は、コアを増やしてくれる<バルタン星人>、トラッシュ肥やしと回収をこなす<ザラブ星人>、煌臨元となり除去もこなす<ゼッパンドン>、<ジャグラスジャグラー>の計11枚。
フィニッシャー
そのままの意味。
<ベリアルアトロシアス>、<ハイパーゼットン>で5枚。
防御枠
防御札と言っても良く、基本守る専門のカードです。これがないとやりたいことをやる前に負けてしまうのでどんなに少なくとも他の手段で守ること込みでも3枚、できれば+αまで考えておきましょう。
今回は守る専用ということで<絶甲氷盾>、さらに装甲持ちの除去等も考え<デスアタラクシア>まで採用しています。
その他
ここにはゲームをより有利に進めるためにブレイヴやメタカードを入れます。大体上記の枠を埋めていった後にここの枠に当て嵌めると上手くデッキが組めますが、場合によってはここの枠を多くするために上記を少し削るという見直しをすることもあります。
今回だと<ギガバトルナイザー>のみです。
さて上記にカテゴライズした上で解説していきます。
カード解説:初動枠
テレスドン
召喚時のネクサス破壊を持つため相手の展開を妨害でき、シンボル追加効果で次ターン以降の展開を補助します。
レベル2効果を使う余裕はあまりないですが、除去されにくいアタッカー的な使い方が可能なので、最後数点を詰めるのにも使えます。
ガッツ星人、レイブラッド星人
初動の理想です。
<ガッツ星人>の方がcip1ドローと維持性能、シンボル追加と展開としては安定しますが、<レイブラッド星人>の方が見れる枚数としては多いため中盤以降も活躍しやすく、どちらも最大枚数取るべき枠です。
紫の世界
ガチ構築を目指すならやはり必要です。
cip1ドロー、相手のアタック抑制可能なA面が基本ですが、ソウルコアが戻ってくることを利用して<ゼッパンドン>煌臨から相手スピリットを破壊して転醒、ソウルコアを回収し、 そのままゼッパンドンに<ベリアルアトロシアス>を煌臨すると言ったギミックにも使えます。
一応今回<デスアタラクシア>を採用することで起幻持ちのカード枚数を少しばかり増やしているのでB面も使えないこともないようにしています。
悪の権化ウルトラマンベリアル
核となる創界神ネクサスです。
レベル2の神域により防御手段となります。
本領発揮は<ギガバトルナイザー>との合体時となりますが、それよりも創界神特有の配置時の神託でトラッシュが3枚増えるので、<ベリアルアトロシアス>の出し先を増やす意味でも一度経由しておきたいところ。
カード解説:中継枠
バルタン星人
召喚時に自身と隣にいる星人/怪獣にコアをおけるため最大で2コアを増やせるカードです。
このデッキの場合星人名称4コストであることにも意味があり、<ギガバトルナイザー>を合体できるため、そのまま<ベリアルアトロシアス>の煌臨元となれます。
緑の軽減が取りにくいという欠点はあるものの、後続の展開が楽になるコアブーストと合体先としての優秀さを踏まえて最大数とっています。
ザラブ星人
トラッシュ肥やしができるため、<ベリアルアトロシアス>の召喚先を落とせる可能性があり、怪獣/ベリアル/ギガバトルナイザーを回収できます。
星人は回収できないため2枚でぐるぐるはできないため注意です。
3枚入れても良い枠ですが、ベリアルアトロシアスさえ繋がってしまえばやりたいことのほとんどはできてしまうという役割が被る点から2枚に抑えています。
このカードも前述のように星人4コストであり、<ギガバトルナイザー>を回収可能なので煌臨元としても使っていけます。
ゼッパンドン
今回のコラボブースターの中でもかなり高い汎用性を持つカードです。
最近の赤特有とも言える破壊時効果封じにより世界系ネクサスの除去に苦慮することがないだけでなく、煌臨時は2ドローのおまけ付きです。
それでいて煌臨条件は赤/紫4コスト以上と非常に緩いため運用に支障が出るようなことはほぼないでしょう。
前述の<紫の世界>との組み合わせによりソウルコアを回収できるため、相手ターン中に2回使用して4ドローなんて芸当も可能であり、なによりも6コストの怪獣であるため<ベリアルアトロシアス>にそのまま煌臨できるのが本当に偉いです。
ジャグラスジャグラー
非常に緩い条件である手札増加時のバーストで盤面のカードをデッキボトムバウンスと、破壊やコアシュートという赤と紫が得意な手段での除去が効かないカードへの処理を可能とします。このカードもコスト6の怪獣であり煌臨元として使っていけます。
カード解説:フィニッシャー
ウルトラマンベリアルアトロシアス
このデッキのコンセプトです。
ウルトラ怪獣というデッキを考えた際に、ウルトラ怪獣2020で固めて組めば一応<絶甲氷盾>や<アレックス>と言ったアタックステップ終了系のカードを対策できますが、 それによって生じるデッキパワーの低下は正直言って無視できるものではありません。
現代バトスピはなんらかの手段で防御札を乗り越えて勝つというのは環境上位と言われるデッキでは当たり前に内蔵されていますが、ウルトラ怪獣デッキにはそれが無いのです。
ではどうやって勝つかと言えば純粋にリソースの差で勝つしかないと考えました。
この<ベリアルアトロシアス>というカードは原作最凶のボスというだけあって、煌臨/アタック時の効果により1ターンで2枚の星人/怪獣を出せるためやれることが非常に多いのですが、 やれそうなことを詰め込みすぎるとそこに枠を取られすぎて何もできずに負ける可能性が高くなってしまいます。
そこで今回の裏コンセプトとしてはベリアルアトロシアスでやれることを明確にするというのを意識しています。
必要と考えられるカードを必要数入れることで、このカードまでの道筋を明確にし、やることを絞ることでデッキとして動かしやすいものに仕上げたつもりです。
もし今後もやれることが多いカードを使おうとした際はまず、やりたいことを明確にして、安易にあれこれ積み込まずに作ってみることを意識してみてください。
ハイパーゼットン
盤面に触ることに長けたコア回収能力を持つフィニッシャーです。
<ベリアルアトロシアス>から繋げることでメインステップ中の展開を伸ばします。
ウルトラ怪獣の範囲で見た際にアルティメットも取れる貴重なカードでもあるため、ウルトラマンベリアル関係との組み合わせの際は必ず候補に上がってくることでしょう。
カード解説:防御枠
絶甲氷盾Rv
メタも色々存在しますが、手札保護付きのノーコスト使用可能なカードが弱いわけがないです。
このカード単独で守ることが難しいことはありますが、除去手段+<絶甲>の組み合わせで守ることができないのはあまりないです。
ドラグノの<竜人の創界石>A面やイザナギ&イザナミの<シナツヒコ>のようなアタックステップ終了に対するメタカードの多くは、 該当系統のカードが"アタックしていたら阻止する"という効果であるため、アタックしているカードがバトル終了時点までにいなくなれば絶甲の効果を解決できます。
要するに絶甲を使った上で<ゼッパンドン>煌臨や<悪の権化ベリアル>神域等でアタック中のスピリットを除去してしまえば問題なく使えるため、 カード除去の多いこのデッキなら問題なく使っていけると判断しこのカードを選択しています。
デスアタラクシア
通常弾から採用のコアシュートマジック。
トラッシュ6枚以上で無色化することにより苦手な赤紫装甲両方所持の<プリヘーリア>や<幻魔神>付きスピリットを除去可能になります。
なによりも自分ライフ減少でノーコスト使用可能な点が強く、<絶甲>との組み合わせでアタック中のスピリットを除去する事でメタカードを超えて絶甲を通しにいけます。
起幻を持つカードとしても扱うため<紫の世界>B面も活かしたい人におすすめです。
カード解説:その他
ギガバトルナイザー
合体条件が何かと厳しいブレイヴ。
怪獣やゼットンにはつかないので注意です。
真価を発揮するのは<悪の権化ベリアル>に合体した時であり、神技3で星人/怪獣/ゼットンを自分アタックステップでノーコスト召喚できます。
<レイブラッド星人>を並べ続けてベリアルを守るのはもちろん、<ゼッパンドン>や<ハイパーゼットン>を出して場を荒らしても良いです。
アタックステップ中に使える召喚効果ということで、アタックしているスピリットを消滅させながら召喚し、ライフを削らずにアドバンテージを稼ぐなんて芸当も可能です。
他の採用候補
個人的に入れてもいいなと思っているのが、・<アーマーバット>
・<ウルトラマンベリアル|百体怪獣ベリュドラ>
・<ベリアル融合獣ペダニウムゼットン>
の3枚です。
<アーマーバット>、<転醒ベリアル>はトラッシュから召喚可能なため1枚でも活躍できます。
特にベリアル転醒後のペリュドラはベリアルとしても扱うため<ギガバトルナイザー>を合体したまま、転醒時効果でコアを縛りながらトリプルシンボルを通しに行けます。
<ペダニウムゼットン>もベリアル名称を持つため<ギガバトルナイザー>合体で3点を狙える他、自分アタックステップ中に召喚時効果で相手スピリットを破壊すればバーンダメージが通るため、 <ベリアルアトロシアス>と組み合わせれば細かくダメージを通していけます。レベル2効果でスピリット/マジック耐性を持つため除去に強いのも利点です。
終わりに
ウルトラヒーロー英雄譚より、<ウルトラマンベリアルアトロシアス>を使ったデッキを紹介・解説しました。この手の展開効果を持つカードは出し先の選択が増えれば増えるほど強くなるため、追加による定期的な強化が期待できるカードだと思います。
過去の限定デッキのカードが必要なので構築難易度はかなり高いデッキではありますが、それらを持っている方はこの機会に作ってみては如何でしょうか。
それでは。