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新弾コラム BS52『輪廻転生』黄編 by hitoyasumi

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    by 攻略コラム

    BS新弾コラム.jpg
    BS52『輪廻転生』黄編
    導魔をどうまとめるか
    新環境の始まりとなる転醒編1弾より、僕の方からは導魔デッキについて書かせていただきます。

    内容としては、

    1.デメテール軸の導魔をどう考えたか
    2.デッキリストと解説
    3.採用と不採用の話
    4.終わりと今後の期待

    となります。それでは1から順に。



    1.デメテール軸の導魔のどう考えたか
    まず今回の導魔は方向性がぶれている箇所が多いので、デッキの方針決定をどうしたかと言った話から。
    方向性がぶれていると評した理由ですが、化神である<テスモポロス>のテキストからそう考えています。

    このカード、自身がフィニッシャーになるというよりは周りを際立たせるためのカードであるため、そこから繋がることのできるフィニッシャーがいてこそ初めて最大限にこのカードを生かすことができるように思います。
    しかし現状、その相方となるフィニッシャーがいません。

    一応、<エルヴィラ>がその立ち位置としてデザインされていますが、かなり物足りないのでテスモポロスから安定して強いフィニッシュに持っていくのはまだ無理があります。

    また、その召喚対象である6/7/8コストよりも、5コストの<エルネーゼ>や<フェデルマ>と言ったカードの方が使い勝手が良いため、強いコスト帯と本来生かしたいコスト帯がずれてしまい、全体的にバランスが取りにくくなっています。

    要するに、テスモポロスというキーとなるカード1枚から順に読み解いても、
    ・フィニッシュまでのデザイン性のなさ
    ・方向性のブレからくるバランスの悪さ
    という2つが導魔というデッキを組む上でも課題であると読み取れます。

    他にもまだあるにはあるんですが、とりあえず戦えるデッキを組むとしてもこの2つが悪いのはどう考えても問題なのでこれらをひとまずの課題とします。



    これらが課題であると捉えてから、テスモポロスのもう一つの効果である自身の召喚効果に注目しました。この召喚効果どこかで見覚えありませんか?
    そう、この辺のカードと類似しているんですよね。そしてこれらのカードが採用されていたデッキはどんなデッキかというと、"速い"デッキでした。

    つまり、導魔は速攻に対する適性があるのではないかと考えたわけです。
    ただ実際のところ、速攻すると言っても軽減がすばやく取れるようなデッキではないためそう上手く展開できません。

    では少し速度のランクを落としてアグロ(積極的に攻撃を行うデッキ)、ビートダウンのレンジで考えたらどうだろうか?そう考えてデッキを構築しました。



    2.デッキリストと解説
    以上を踏まえて考えた僕の導魔がこちらです。

    『導魔』
    アルティメット
    0
    ブレイヴ
    0
    マジック
    5

    戦い方としては、<エルネーゼ>を中心として攻めます。

    エルネーゼは転醒の条件がアタック時に導魔のカードを除外するだけでいいため緩く、転醒/アタック時に相手のスピリット(ブロッカー)を除去しながら攻めることができます。

    レベル2からは回復効果も有しているため、<デメテール>と合わせると、2シンボルの2回攻撃をブレイヴなしで行えるため最も扱いやすいアタッカーです。
    テスモポロス>は主に破壊時バーストのように相手アクションに対するカウンターとして使用します。

    例えばエルネーゼアタックから相手<青の世界>転醒により青き異神に転醒。転醒時効果によりエルネーゼが破壊された際、このカードの使用タイミングとなるため青き異神を除去しつつテスモポロスを召喚。
    アタック時効果でカウント1以上を達成できているため手札/トラッシュから6/7/8コストを召喚し追撃できます。

    導魔というデッキはフラッシュを封じながら攻めると言った手段を有していないため、攻め続けることで相手の防御札を切らせていかないと勝ち切ることが難しいですが、このカードの存在によりこれが可能です。

    現状ではこのカードから繋がるフィニッシャーは存在しませんが、このカードから展開したコスト帯のカードで数押しすることは可能です。
    この動き方自体は紫速攻や<ツクヨミ>を軸とした魔影妖戒と言ったデッキに近い動きであり、このデッキを組む上でヒントにしたデッキタイプです。

    導魔というデッキは現状特定のカードで勝つと言った勝ち方は難しいものの、このカードのおかげでアグロやビートダウンを中心とした動きから、テンポを落とさずに攻め続けることで勝ちに行くことに勝ち筋が見出せました。
    新弾以外からの採用カードとして目がつくのが<リゼ・クロムウェル>です。

    このカード、黄色の0コストの中でBPの上がり幅などで見ると明らかに突出しており、レベル3から持つ耐性と合わせて積極的にプレイしやすいカードです。

    これを採用することで軽減がとりやすくなる他、積極的にアタックしやすいBPの高さであるため、<新しき世界>の転醒を狙いやすくなります。
    新しき世界の転醒ができればコアが増え、展開速度も上がるため、このカードの採用だけでもデッキ全体の速度が上がるといえます。

    通常通り構築した際、この新しき世界を転醒させるのが難しくなるため、導魔デッキの速度をワンランク上げるためには必要なカードである、そう考えています。



    3.採用と不採用の話
    ここからは今回採用したカードの詳細になります。
    リゼ・クロムウェル
    個人ブログの方でも解説しましたが、転醒編は0コストが強い環境であると考えています。

    特に<新しき世界>を後攻1ターン目で裏返すことができればその後の展開がかなり楽になるため、積極的にプレイできるコストである0コストのカードは今後注目していくべきカードだと思います。

    黄色の場合、このカードは系統に目を瞑れば最も使いやすいため、導魔/起幻の0コストが出るまでは必要になるでしょう。



    ゴッドシーカー ドルイドの占い師セイラム
    ゴッドシーカーなので3枚。減らす理由がないです。

    レベル2からはバウンス耐性を付与できますが自身につかないのは残念。



    ドルイドの少女マリン
    導魔に耐性を与えます。

    そこまで強くないですが、<エルネーゼ>の回復タイミングがバトル終了時であるため、<青の世界>等が配置されている状態でアタックを仕掛けるとエルネーゼが破壊されてしまうタイミングでも、このカードがあればアタックを通しに行けます。

    手札消費が激しくなるので採用枚数は抑えてます。



    森の司祭メルガ
    召喚時に回収効果を持ちます。

    テスモポロス>を回収できる他、<アンブロシウス>等を落とす狙いもあるので3枚です。



    ドルイドの姫フェデルマ
    ドローソースとして扱う他、ゲーム1の効果を使えば相手のフィールドのシンボルを0にできます。

    状況によってはこれにより防御札が使えずフィニッシュに持ち込めることがあるため覚えておきましょう。



    ドルイドの見習い魔女エルネーゼ│大地の魔女エルネーゼ
    主力です。

    表面のライフ回復、裏面の除去&回復とこのカードを何回使えるかは勝敗に直結すると思います。



    ドルイドの魔術師キテラ
    カウント増加時にも使えるバーストサイクルです。

    バースト効果以外の使い道としては<テスモポロス>の蘇生先です。



    魔導女皇アンブロシウス
    主にマジック回収手段です。

    トラッシュに落としておくだけでライフ減少に合わせて召喚し、マジックを回収できるので、このカードが存在しているだけで防御札の回収が容易になります。

    またこのカードが簡単に出てくることでブロッカーを用意できるようになり、<テスモポロス>の召喚に繋げて守ると言った事もできるため、守ることを容易にし攻めやすくするために採用。

    手札にこのカードが来てしまった際は、テスモポロスで手札から召喚してトラッシュに落としやすくしましょう。



    豊穣の女王神テスモポロス
    数々のコンバットトリックを可能とするカード。

    このカードを握れていることでできるアクションの幅は多いので常に1枚握ることを意識したい。なお<リゼ・クロムウェル>には反応しないので注意。



    導きの少女ヴィーナ
    神域で軽減が取れ、基板として非常に優秀なので2枚目が不要だろうが僕は3枚推奨派です。



    創界神デメテール
    神技により2枚デッキから破棄し、下から1枚ドローが付いているので置ければリソースが尽きにくくなります。
    しかし使うほど山札も減っていくので引きたいカードを落としてしまう可能性もあるため注意。

    神域達成により不足しやすい打点を補うことができ、特に<エルネーゼ>転醒からの4点や<テスモポロス>からダブルシンボルを展開できるなど、勝ちパターンに貢献するため、神域達成だけは常にできる状態にしましょう。



    新しき世界│風雅龍エレア・ラグーン
    今後の起幻デッキ全てに入るだろう1枚です。<テスモポロス>のカウント1以上を達成、コア増加による展開補助、バースト対応と弱いところがなく導魔においても必須です。



    ネイチャーメナス
    アンブロシウス>からの回収先として。

    最低1コストで使えるバウンス札であり、使用タイミングの多さから優先して入れています。



    跪いて エブリワン
    アンブロシウス>の回収先2として。

    お守り的な立ち位置であり、このカードでないと守れないタイミングはこれを使うと言った印象。



    そしてこちらが不採用カードの解説になります。
    ドルイドの少女ブリジット
    ドローソースとしてみても不確定要素が強く微妙です。



    君想うトリックスター
    一見強そうに見えましたが、出てくる先が物足りません。今後の追加次第では化ける可能性があります。

    召喚時効果が出ないのがネック。



    森の魔女エルヴィラ
    テスモポロス>を全力で使おうとするなら確かに採用したいですが、正直使い勝手が悪いので今回は無しにしました。



    デメテールの魔導神殿│ドルイドの巫女ジェニファ
    エルネーゼ>が転醒できなくなったら僕は終わりだと思っているのでこのカードにカウントを割いてる余裕はないと思います。

    クロノ・ドラゴン>まで入れるならカウント稼ぐためという理由で採用されるのも分からなくはないですが、このカードが転醒してもそんなに強くないので不採用としました。

    余談ですが、このカード転醒時には<テスモポロス>は出せないQ&Aがでてます。採用してる方はお気をつけて。



    時空龍クロノ・ドラゴン│時空龍皇クロノバース・ドラグーン
    現状の導魔でカウント3達成は困難でありこのカードを使うために<魔導神殿>まで採用しているのも余裕がないと思ってるので不採用です。次回には期待できます。



    その他旧弾の導魔関連カード
    ドクトルファウストだけは今後使える可能性がありますが、他のカードの採用余地は難しいと思います。

    古すぎてカードパワー的に劣っているカードも多いので目を通しておくのは良いと思いますが、進んで入れるカードは他になさそうです。

    しかし黄色のマジック自体は<アンブロシウス>で回収できるので採用余地があります。探してみてもいいでしょう。



    4.終わりと今後の期待
    新弾から導魔デッキの紹介をしました。
    方向性を決めるのが難しそうな系統であるという印象があったので、僕なりの指針で方向性を決めて構築案を提案した形になります。

    現状だとまだ物足りなさを感じる系統ですが、

    ・転醒カードが増える
    ・<テスモポロス>の召喚先である6/7/8コスト帯の強化
    ・<アンブロシウス>から使用する強力なマジックの追加

    これらの強化に期待したいところです。特に導魔というぐらいですからマジック使用の方向性で強化されると面白くなりそうだなという印象、今後に期待したい系統です。

    それでは。

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