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新弾コラム BS53『神出鬼没』hitoyasumi編

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    by hitoyasumi

    BS新弾コラム.jpg
    [BS53]『神出鬼没』
    2章環境高速赤起幻
    ご挨拶
    新弾コラムということで、僕の方からは赤のXレアである<ティザーロア>を採用した赤起幻の話をしていきます。



    リストと解説
    『高速赤起幻』
    アルティメット
    0
    ブレイヴ
    0



    1章環境から使ってきた速度を追い求めた赤起幻を2章環境に合わせて組み替えた形になります。
    赤起幻といえば<赤の世界>のシンボル増加効果による打点形成能力の高さがウリです。
    最速パターンなら0コスト+赤の世界+<新しき世界>で後手1キルが成立するのはもはや有名ですし、コアさえ足りれば赤の世界+<クロノ・ドラゴン>だけでも5点以上になります。

    要は赤の世界があればどんなパターンからもゲームエンドの5点までを作り上げてしまえるのが赤起幻の特徴であり、いくらか依存してしまっている点でもあります。
    さて、今回追加された<ティザーロア>について触れていきましょう。

    ティザーロアは赤1色の転醒前スピリット/ネクサスが転醒した際に、コストを支払って召喚でき、この効果で召喚した際に1点を相手に与えられます。要約すると、転醒に反応して召喚する事で2点分を稼ぐことができるカードと言い換えることができます。

    このカードの何が強いのかといえば、勝ちパターンの増加がまず利点として挙げられます。このカードが1枚で2点を稼ぐことができるため、<ワイズ・ドラゴン>+<書架渓谷>と言ったパターンの際に、従来なら止まらざるを得なかったところを、もう1打点用意できれば5点まで持っていけるようになりました。
    もちろん赤の世界との組み合わせも抜群です。特に赤の世界+ワイズ・ドラゴンの組み合わせにティザーロアが組み合わさると、

    アタックステップ開始
    →ワイズドラゴン効果でコアを戻す
    →ワイズドラゴンアタック
    →赤の世界転醒
    →ティザーロア召喚&1点

    と繋がり、この時点で相手ライフ4以下に対してダブルシンボルスピリット3体が並んでいることになり、相手の除去をケアした上で過剰打点を簡単に作り出せるようになりました。

    ワイズドラゴンで使ったコアを戻し、さらには赤き神龍皇のシンボル追加効果によりティザーロアをフル軽減で出せるため、このコンボは先手2ターン目でも実施可能な実用性のある勝ちパターンの一つです。

    以前だと赤の世界→ワイズ・ドラゴンのみでは勝ちに行けず、<ヴィーナ>の回復効果などが必要でした。しかし今回このティザーロアが追加された事で勝つための要求値は間違いなく下がりました。
    続いてあげられる利点は<白晶防壁>のケアがしやすくなった点です。

    これはわかりやすく、効果ダメージによるバーンを駆使する事で白晶防壁のタイミングをずらしやすくなりました。
    それこそクロノ・ドラゴン転醒後のクロノバース・ドラグーンのアタック時効果に、赤の転醒ネクサスとこのカードを組み合わせれば、3点をフラッシュを挟まずに削ることができます。とにかく赤1色の転醒カード全てに1点がつけれるようになると考えると、その強さが理解しやすいと思います。



    まとめると、

    1.赤の世界への依存が緩和
    2.勝ちパターンの増加
    3.白晶防壁ケアの易化

    これらがティザーロア採用によってもたらされる利点である、そう考えています。



    各採用カードについて
    リザドエッジ
    0コスト故の強みが赤起幻にはあります。

    先手<赤の世界>からスタートした際、このカードを噛めば2ターン目には<クロノ・ドラゴン>をレベル2で出せるため、それだけで5打点分となりゲームセットに持ち込めます。

    これはあくまで一例でしかないですが、1軽減取ることで唐突にゲームを終えるだけの打点を揃えることができるのがこのカード採用の利点です。また、レベル2効果のバウンス耐性は<パイオニア バード・ドラゴン>と組み合わせると遊精相手への牽制となります。



    道化竜メルトドラゴン
    場合によっては相手世界系ネクサスを壊してコアを戻すのも選択肢です。

    後手の際に<メルトドラゴン>→<赤の世界>と使えば大抵のそれらネクサスを除去まで持っていけるのでゲームが進めやすくなります。

    またこのデッキの場合<リザドエッジ>の召喚等で手札を投げ捨てることも多いので、レベル3効果を活用することもしばしばあります。



    パイオニア バード・ドラゴン
    レベル2効果は対面が創界神を使うデッキなら非常に良く刺さります。

    特に遊精対面でこのカードと<リザドエッジ>を並べれば相手<サラスヴァティー>の複数回アタックを止めやすくなります。
    アラマンディー>採用でない遊精は、<パイオニア バード・ドラゴン>の処理を<ムツバセイボウ・A>に頼らざるを得なくなり、それをリザドエッジでケアすることで除去に怯えずにサラスヴァティーを止め切ることが出来ます。



    時空龍クロノ・ドラゴン│時空龍皇クロノバース・ドラグーン
    このカードの赤起幻における役割は高速除去耐性持ちフィニッシャーであると僕は思います。

    除去やバーストを気にせずアタックでき、回復効果にバーン効果を内蔵するこのカードは、起幻の中でも群を抜いてカウントのためやすい赤起幻と相性が良く、それに並べそうなのは緑起幻ぐらいしかいないと考えています。
    とにかく赤の入る起幻でこのカードを減らす理由はないと思います、使い倒しましょう。



    選ばれし探索者アレックス
    このカードがあるからこそ防御を多少捨てても殴りに行くことができるので、これ以外を逆に信用できないというのが正直な感想。

    赤起幻は何も考えてないと防御はペラペラなので、とにかくこのカードには頼らざるを得ないところがあります。<クロノ・ドラゴン>を通されるのはどの起幻でも<白晶>なしなら負けであるため諦めており、それ以外のところを止め切るためにもこのカードは必要です。



    ワイズ・ドラゴン
    ティザーロア>が来たことでその性能に磨きがかかりました。

    赤起幻の特徴ともいえる旧環境のデッキへの対抗はこのカードの存在が大きく、今後とも赤起幻を支える1枚となりそうです。



    天醒駆龍ティザーロア
    前述しなかったところに触れると、レベル2から持つ指定アタック効果によって、<トト>軸の武装アルティメット以外から飛んでくる<リベリオン・ネヘジェト>をこのカードは倒すことができ、より詰みにくくなりました。

    指定アタック自体はスピリットにもできるため、場合によっては<メルトドラゴン>で相手世界系ネクサスを破壊し転醒させ、このカードで指定アタックして根幻回帰させずに倒せるのは、覚えておくと使えるかもしれません。



    アルケーガンダム
    このデッキの場合、低コストが多めなのでチャンプアタックを仕掛けて召喚することもあれば、<赤の世界>配置時の効果に反応して出したりなど召喚タイミングはかなり多いです。
    また、<ヴァルシャルク>アタック中でも召喚可能なカードであり、ブロック後のフラッシュ効果でヴァルシャルクを止めることができます。

    新しき世界>でコアを増やすことが可能であり、低BPでアタックを仕掛けることの多いこのデッキとの相性はかなり良いので、採用を検討してみてもいいでしょう。


    導きの少女ヴィーナ
    全ての効果が起幻においては強いので3枚以外ないです。ヴィーナからネクサスとスタートできるのが赤起幻における最高の動きといえるので3枚です。



    新しき世界│風雅龍エレア・ラグーン
    バーストケア、展開用のコアブースト、<赤の世界>転醒条件達成と全てが噛み合っています。赤起幻で採用しない理由を探す方が難しいとさえいえる1枚です。



    赤の世界│赤き神龍皇
    間違いやすい点として、転醒は赤のコスト5以上でアタックすれば良いですが、表面のライフバーン効果は赤1色で元々のコストが5以上です。
    また、転醒後のシンボル追加効果は赤で元々のコストが5以上と若干違います。

    エレア・ラグーン>にシンボルは追加できても、バーン効果の対象ではないと覚えておけば大体間違えないのでそのように。



    百識の書架渓谷|百識の主ウィズダンブール
    元々赤起幻のドローソースとして優秀でしたが、<ティザーロア>の追加でさらに株を上げました。

    このカードの利点としては、アタックしているスピリットのコアをこのカードに移動させて転醒すれば、相手ライフを削らずとも転醒できる点です。これを利用することで新しき世界でのバーストケアが可能です。

    赤の起幻持ちスピリットアタック
    →ウィズダンブール転醒
    →アタック中スピリットを消滅
    →ウィズダンブールアタック
    →ライフ減少により新しき世界転醒

    この流れなら相手のライフ減少時のバーストをケアすることができます。相手バーストケア以外にも一呼吸置いて手札を増やす際にも使え、今となってはティザーロア召喚のトリガーにもなるこのカードは赤起幻の重要カードになったと言っていいと思います。



    マグネティックフレイム
    なんでと思われるかも知れないですが、このデッキでは何度も打てなくなるだけで拾うことはできるんですね。

    ブレイズ・タイガー>でも良いには良いものの、<オモイカネ>からの<グラン・テラス>を止めるにはこっちでないといけなかったって理由でお守りとして入ってます。
    最近だと、緑起幻のブレイヴ入りがスタンダードだったりするので全く役に立たないことはないと思いますが、環境次第では抜きます。



    ペネトレイトフレイム
    個人的にすごく好きなカードです。

    このカードはライフ減少時にコストを支払わずに使えるため、バースト効果発揮前に使用でき、<新しき世界>レベル2効果対象のアタック中スピリットを破壊することで、こちら<アレックス>のバースト効果を使用することが出来ます。

    このような手法でのバーストケアはよく、<青の世界>を用いて行われていますが、赤起幻ではこのカードがあるので、青の世界を貼るという1テンポ遅れかねないプレイをしなくても同様のことができます。
    カウント1以上達成時なら<ダークヴルム・ノヴァX>のような耐性持ちスピリットを破壊できる効果も強く、前のめりな構築を目指す上では非常にマッチしたカードです。



    白晶防壁(Re)
    バウンス効果が消えたことで使いにくさが目立ったため、他のカードを探していたら上記2枚のマジックに行き着いたという経緯があります。

    基本的に<グラン・テラス>か<クロノ・ドラゴン>が殴ってきたタイミングでしか使わず、それ以外なら<ペネトレイトフレイム>でどうにかなることが多かったので2枚で十分って判断です。



    終わりに
    ティザーロア>追加により赤起幻はその攻撃性能に間違いなく磨きがかかったと思います。

    今回不採用にしましたが、もう少し速度を落とした形で組めば1章のXレアである<リバーサルドラゴン>との相性も良く、赤起幻のなかでも様々なアーキタイプが考えられることでしょう。
    ティザーロアは赤起幻の動きに変化をつけてくれる非常に面白いカードです。是非手に取って使ってみて欲しいそんな一枚です。

    それでは。

新弾コラム BSC36『GREATEST RECORD 2020』hitoyasumi編

    posted

    by hitoyasumi

    BS新弾コラム.jpg
    BSC36『GREATEST RECORD 2020』
    導入
    新規には嬉しい再録ブースター。今回はそんなGREATEST RECORD 2020より、個人的注目カードについて話していきます。

    今回は5種類ピックアップして各カードごとに、

    注目度:1-5点
    これは嬉しいと思ったら高得点

    現活躍度:1-5点
    現状でもある程度活躍できれば高得点

    期待度:1-5点
    今後活躍が期待されると高得点

    と言った感じで15点満点のランキングにしてみました。
    後半では今弾のカードを中心に組んだオススメデッキを掲載しています!

    それではまずはランキングからどうぞ。



    注目のカードランキング
    第5位:六絶神 鉄壁のクロム・リゼルファー
    ・注目度:5点
    ・現活躍度:3点
    ・期待度:3点

    トータル:11点

    長らく再録のなかった白の0コストで個人的に嬉しいと思った枠です。
    前の金色の背景が正直カッコいいとは思えませんでしたが、今回の再録によりしっかりと背景が書き足されているためすごくかっこよく見えます。

    性能面で見ると、レベル1から持つ全色超装甲とBPの高さから白起幻などに入ったり入らなかったりします。
    すごい活躍をするというわけではありませんが、いぶし銀の活躍を今後とも見せてくれるだろう1枚であることから選びました。



    第4位: 煌星竜スピキュールドラゴン
    ・注目度:4点
    ・現活躍度:4点
    ・期待度:4点

    トータル:12点

    超星のメガデッキ発売時に高騰した1枚がランクインです。
    クロムに比べると古くないものの再録自体初であり、現環境でも超星や星竜で活躍できる性能であるため選びました。
    2弾にどうやらアポローンパストが収録されるということもあり、星竜が環境の表舞台に上がるならさらなる活躍も期待できるだろうという点も含めてこの点数です。



    第3位:氷楯の守護者オーシン
    ・注目度:5点
    ・現活躍度:4点
    ・期待度:4点

    トータル:13点

    こちらも長らく再録のなかった1枚です。
    2015年のエクストラブースター15ノ陣以来の再録であるため5年間再録がなかったものの、今なお使われることがあるカードという点で今後の活躍も期待できる優良カードです。
    最近だと武装デッキや白速攻よりのデッキに入り、妨害札として活躍しています。

    系統等の繋がりはありませんが低コストで扱いやすいことからガンダムSEEDのデッキに採用するなど、コラボ関連デッキにも採用できる性能であると思います。この機会に安く手に入れましょう。



    第2位:白夜の宝剣ミッドナイト・サン
    ・注目度:5点
    ・現活躍度:4点
    ・期待度:5点

    トータル:14点

    2018年発売のドリームデッキ以来なので約2年ぶりの収録となります。
    このカードはブレイヴの効果で相手アルティメットに対処できるため、武装アルティメットの<キャバルリー・アーネジェウ>を白起幻で対処できるカードであることから、最近になってたまに採用されるのを見かけます。
    4色装甲自体弱いはずもなく、起幻はアルティメットを触れないと言った固定概念を簡単に打ち崩せる1枚であることから今後の期待も込め選びました。



    第1位:翼神機グラン・ウォーデン
    ・注目度:5点
    ・現活躍度:5点
    ・期待度:5点

    トータル:15点

    (多分他のブロガーさんたちの誰かしらノヴァ選ぶと思ったので)色々悩んだところこのカードを1位に選びました。
    現環境でもたまに見かけるその詰め性能は登場から2年以上経った今なお健在であり、白デッキなら常に選択肢に挙がる一枚だと思います。再録された年月で言えばもっとも浅いのですが、その有用性から再録自体に文句はないだろうと考え、こちらを僕の中での1番としています。



    注目のデッキ
    というわけで、今回のGREATEST RECORD 2020のカードを惜しみなく使用できるオススメデッキの一つを紹介します。

    上記1位の<グラン・ウォーデン>はもちろんのこと...

    俺、参上!!
    最初から最後までクライマックスだぜ!(出落ち)



    『電王クライマックスフォーム』
    アルティメット
    0
    マジック
    3

    GREATEST RECORD 2020のカード37枚に<電王 クライマックスフォーム>3枚を追加するだけでできるデッキです。
    過去の強力なカードが多い再録パックゆえにデッキの下地を支えるカードがしっかりと封入されており、超最低限のメインパーツを引っ張ってくるだけでこれだけのデッキを考えられてしまうのは今回の再録パックのなせる技でしょう。

    電王 クライマックスフォームも今年の3月発売の仮面ライダーコラボブースターで再録しており、入手しやすくなっております。
    いっぱい今弾を剥いてしまってお金がもうそんなにないよと言ったそんなあなたにもオススメできる、お手頃ながらもカードパワーの高さ故、一定の強さを保証されているそんなデッキになります。



    動かし方
    オーシン>、<凍れる火山>この相手の手札補充を阻害するカードで選択肢を奪いながら、<WG-7>、<獣の氷窟>、<バチマン・ド・ゲール>で手札を補充します。
    WG-7>、<ファーゾルト>、2種類のガンズ・バルムンクを煌臨元に<電王 クライマックスフォーム>に煌臨してゲームを決めに行きましょう。1度仮に耐えられたとしても<グラン・ウォーデン>を構えていれば2度目はなく、そのまま押し切れると思います。



    他弾からの強化案
    nuwzeek (1).jpg
    今回の弾に限らなければ、制限カードであるνジークフリード、白の定番防御札<アルテミックシールド>などを追加してもいいでしょう。

    それぞれ白煌臨と呼ばれるデッキによく採用されるカードであり、そのアーキタイプの一つである<電王>とも相性の良いカードです。



    終わりに
    GREATEST RECORD 2020から個人的に目に止まったカードを紹介しました。特に白の汎用パーツが目立つ弾となってますので、あのカード欲しかったとか、あのカードがもう1セット欲しかったんだと言った方、XXが当たるかの運試しついでに買ってみてはいかがでしょうか。

    それでは。

新弾コラム CB14『オールアイカツ!ドリームオンステージ』エルザ軸スターアピール編

    posted

    by hitoyasumi

    BS新弾コラム.jpg
    CB14
    エルザ軸スターアピール編
    導入
    前回、ソルトさんが白鳥ひめ>を中心に"スターアピール"のデッキを紹介してましたので、僕の方では<エルザ フォルテ>を使ってデッキを考えました。



    デッキレシピ
    『エルザ軸スターアピール』
    アルティメット
    0
    ブレイヴ
    0
    ネクサス
    6
    光石織姫
    3枚
    四ツ星学園
    3枚



    解説
    エルザ フォルテ>+<騎咲レイ>のコンビを中心とした"スターアピール"のデッキです。
    騎咲レイがエルザ フォルテの専属執事な様で、要はエルザフォルテを騎咲レイがサポートするという方向性で再現されています。

    エルザ フォルテを使うにあたって目を向けるべきなのが召喚時の効果だと思います。
    除去効果としては結構破格な性能で、"スターアピール"と書かれていないスピリットを全て破壊できることから、ある程度相手の盤面が整った状況で出してこそ真価を発揮します。
    逆にいうとこの召喚時故にこちらは構築を縛られることになる点は注意が必要です。

    このカードは上記効果と自身の"スターアピール"効果で手札破棄効果を持つため、召喚からアタックまでを完遂することで相手の盤面と手札を大きく削ることができます。
    要はこのカードを評価するなら、早出しして詰めに行くカードと言うよりは相手にどれだけの損害を与えられるかを確認して出すカードだと考えられます。
    そのための準備として考えたのが、

    「いかにシンボルを維持し、エルザ フォルテをいつでも出せる状況を作るか?」です。

    そこで今回、デッキ全体を「星麗」と「衣装」を持つカードでほぼ固め、<マスカレード>でシンボル維持しつつ戦えるようにしています。

    "スターアピール"を持つカードの多くは上記2系統を持つカードが非常に多いため、マスカレードとは相性が良いと考えました。
    そこでデッキ全体を若干重めに構築し、系統を極力統一することでマスカレード召喚によるシンボル維持で展開を阻害されにくくすることで、いつでもエルザ フォルテ登場が狙えるようにしました。

    マスカレード自身のBPの高さ、ブロック時効果も相まって、受けやすいデッキになったのではないかと思います。



    ピックアップ解説
    [スイートドリームスコーデ]花園きらら
    このデッキのエンジンとして。

    召喚/アタック時にターンに1回、このスピリット以外の"スターアピール"を持つスピリット1体と早乙女あこ1体にコアを1個ずつ置くことができます。
    注意としては、このカードと早乙女あこ1体の状況では、このカードの効果では1コアしか増えないようなので注意が必要です(ナビ電にて確認)。

    [スイートライムライトコーデ]早乙女あこ>の効果から召喚することでよりコアを増やせるようデザインされており、このカードはそれぞれがターンに1回上記効果を使えるため、複数枚抱えていればその分コアを増やすことができます。
    また、"スターアピール"時の効果はデッキボトムバウンスに回復と強力な除去効果を持ち、このカード自体が勝因になる可能性もあるため上手く使いましょう。


    余談ですが、この子は戸籍上ニュージーランド人らしいです。複数並ばないと効果を発揮しきれないあたり羊の群れのイメージとマッチしてるの、かな?・・・



    [イノセントプリンスコーデ]騎咲レイ
    このカードのテキストを見たときにパッと思いついたのが滅龍の<グラニ>でした。
    滅龍というデッキもグラニの盤面維持能力を利用して戦うデッキであり、このカードを見たときに同様の戦い方が連想されました。
    もちろんこのカードは<エルザ フォルテ>のみが対象ですが、前述の<マスカレード>の存在もあり、似たような戦い方ができそうだなというのが考えられ、このデッキを考えるにあたっての始まりとなった1枚です。

    このカードはグラニと違い、その一瞬しか効果を受けなくすることができないものの、トラッシュからも召喚可能であり、使い回しが容易な点が異なります。
    手札かトラッシュに合計2枚このカードがあれば、召喚と消滅を繰り返すことでエルザ フォルテを守り続けることができ、実質グラニと同等の維持効果を発揮します。

    また、対象となるのはエルザ フォルテのみな分、全てのエルザ フォルテがその瞬間効果を受けなくなるので複数並んでいる際により効果を発揮します。
    エルザの隣に立つ決意をし、再度ステージに上がったという原作の再現を、トラッシュからの召喚で再現しているように見えます。



    マスカレード
    系統の縛りがキツすぎてあまり使われてこなかったXXですが、"スターアピール"持ちの多くと噛み合ったことで採用先が見つかった感じがします。
    双方のターンで使える召喚効果なので、時には攻めとして用いてもいいでしょう。



    四ツ星学園
    "スターアピール"持ちスピリット召喚時のシンボル追加と、"スターアピール"持ちの手札入れ替えを行います。

    展開に役立つ他、トラッシュからも使える<騎咲レイ>を切りながら他の"スターアピール"を回収するなど手札を整えるのに役立ち、"スターアピール"中心のデッキ構成なら欠かせないネクサスです。



    デッキの回し方
    ・3種の七倉小春と姫石らきで必要となるカードを集める。
    ・早乙女あこと花園きららでコアを増やす。
    ・エルザ フォルテを出して騎咲レイでサポートしつつ詰める。



    以上となります。道中スピリットの破壊等の妨害に遭うはずなので、<マスカレード>でシンボル、手札を維持しつつ展開しましょう。

    エルザ単体だと運が良くても4点が最大なので、今回は<光石織姫>を採用し転神と合わせて5点詰めに行きます。
    ここに騎咲レイやマスカレードを絡めることで、1ターンで攻め切るのに十分な打点を作っていくのがエルザ フォルテを中心とした"スターアピール"の攻め方となります。



    終わりに
    kimazinn.jpg dokutoru.jpg
    今回はコラボのみで構築しましたが、良く使われる黄魔神を入れてみたり、5コスト以上のスピリットで固められてるのを利用してドクトルファウストを入れるのも手だと思います。

    特にドクトルファウストはコストが関係ない他、召喚時効果が出るため<エルザ フォルテ>がめくれれば相手ターン中に全体除去を飛ばすことができるためコンボとしては面白いものになります。
    コラボ弾以外のカードを試してみたくなったらという案として提案しておきます。

    それでは。

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