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【56ページ目】立花 | Z/X-Zillions of enemy X-|ゼクス

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青単サイクロトロン

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    by 立花

    らいたいとる.jpg
    青単サイクロトロン
    新情報も出てきて盛り上がっていますね、こんにちは立花です。
    今回は新弾で強化されたサイクロトロンのデッキを紹介しようと思います。
    ド派手なデッキであり、うまく行けば6リソースで8面を埋めることもできるデッキです。
    テーマもイグニッションとこのゲームならではのデッキなので、是非お試しください。

    デッキレシピ
    プレイヤー スタート
    3

    デッキコンセプト
    デッキの中心はもちろん<IGOB><雷鳥超>です。
    雷鳥超.jpg
    すべてのサイクロトロンにイグニッションを与えるこのカードの能力は多くのプレイヤーに夢を与える能力です。
    この<IGOB><雷鳥超>で出てくるカードを操作することができるカードがしっかりと用意されています。
    これらのカードを使いデッキトップに出したいサイクロトロンを配置し、イグニッションで展開をして制圧をしていきます。

    ゲームプラン
    狙うのはもちろんIGOBからの大量展開ですが、そのための準備として以下のことを行います。 上はIGOBからの展開をサポートするため、下は展開を行う上の条件ですね。

    ウェイカーレベル3は少し難しく感じますが実はIGOBのターンに3になれば良いのでそれほど難しくありません。
    よく行う展開は1から2ターン目のどこかでウェイカーレベルを上げるカードをプレイ、3ターン目に<ルートヴィヒ>をプレイ、IGOBのターン前後でウェイカーレベルを3に上げるといった流れです。
    VBサイクロトロン>、そして<タウニー>は出すカードをある程度狙い通りに行うために使用します。
    タウニー>はリソースリンクで登場させる事もできる上、出すカードをほぼ狙い通りに設定できるのでゲームプランのブレが少なくなります。
    これらのカードで狙って出していきたいサイクロトロンは<惺将サイクロトロン>、<T.Birdサイクロトロン>、<剣帝サイクロトロン>の三種類です。
    惺将サイクロトロン>、<T.Birdサイクロトロン>は共に追加の展開を行うことができます。
    惺将サイクロトロン>は破壊時という特殊な条件と展開できるカードの制限がありますが追加の除去とドローが強力で、中盤に1点取りたい時などにも使用したりします。
    他にもこのカードで<双醒サイクロトロン>を登場→効果で<惺将サイクロトロン>をバウンス→<キヨミズ>を<IGOB><雷鳥超>効果で登場、<キヨミズ>効果で再び<惺将サイクロトロン>のような動きもできるので、実は一番使うサイクロトロンかもしれません。

    T.Birdサイクロトロン>は4以下全体バウンスと追加のイグニッションというこのデッキに非常にマッチした能力を持っています。
    追加のイグニッションによって他のサイクロトロンを更に展開することができます。
    パワーも9000と地味に高く、相手に破壊されにくいのも評価点です。

    剣帝サイクロトロン>は言わずもがな、大きいサイズと除去、絶界と相手にとって厄介この上ないカードです。
    IGOBの前に置いて相手にIGOBを破壊されにくくしたり、自分プレイヤースクエア横に置いてライフを取られにくくしたりと存在そのものが厄介なカードです。

    そしてフィニッシュプランの一つはもちろんシフト、<カノープス>の出番です。
    サイクロトロンが全て絶界、そして場のサイクロトロンの数だけサイクロトロンを展開というこれでもかという大量展開能力です。
    実はこのデッキでは<IGOB><雷鳥超>の効果の関係上、ディンギルを絡めるとIGOBを1ターンで二回行うこともそれほど難しくなく、意外と狙って行うことができます。

    大型サイクロトロンを大量に展開し、勝利を目指しましょう。

    各カード解説
    ε17共鳴戦士タウニー
    最新弾で追加されたメタルフォートレスのIGアイコンです。
    序盤はドローによるコンボパーツや<誓いイベント>を探すことが、後半はこのカード自身がコンボパーツとして機能するのでいつ使っても強いカードです。
    注意点としては<カノープス>を使って盤面展開を行う際、このカードは絶界を持たないのでここを起点に相手に反撃される可能性がありますがそれでも使用頻度の大きいカードだと思います。
    T.Bird feat. サイクロトロン
    効果すべてがデッキと噛み合っている新規サイクロトロンです。
    全体バウンス能力により<エミクス>などの上から展開を行えるようになります。
    また、イグニッションで登場するのはプレイによる登場なので、このカードのプレイ時であるイグニッションを行う効果は問題なく発動し、これも<IGOB><雷鳥超>を噛み合っています。
    他にもこのカード自身を連鎖させて展開させ、最後に<VBサイクロトロン>や<タウニー>で再び仕込みを行うことも出来ます。
    "孤高誓装"雷鳥超
    雷鳥超.jpg
    テキストだけ見るとロマン溢れる能力に見えますが、仕込みを行えるカードの存在により強力な能力になっています。
    前項でも書きましたが、このカードで展開するのもサイクロトロンなのでディンギルで自壊→IGOBという動きが他のテーマ以上に容易に行えるので、シフトを狙いやすいのも大きな特徴です。
    サイクロトロンのサポートカードにイグニッションを行うカードが多く用意されているので、それらのカードとも相性が良いのも注目ポイントです。
    【運命剣臨】電脳械カノープス
    IGOBとは違い、派手さをこれでもかと求めたシフトです。
    サイクロトロンの数だけドローやその分の展開、挙句の果てには全サイクロトロンに絶界というワクワクを詰め込んだ能力です。
    IGOBの項目でも書いたように、サイクロトロン自体がシフトを狙いやすいので思ったより使う機会が多く、爽快感を体験することが出来ます。
    戦闘起動!サイクロトロン
    このデッキではメイン枠にも採用されているスタートカードです。
    1コストでイグニッションを1回行える能力が単純に強力であり、IGOBを組み合わせると実質1コストで1体展開していることになります。
    また、<タウニー>やリソースリンクである程度狙ったカードを展開したり、チャージを節約して展開したりと実は活躍機会が多いカードです。
    雷鳥リソースリンク
    展開、バウンスとトップ操作とこれもデッキコンセプトと噛み合っています。
    絆イベント>の方は除去によってサイクロトロンを展開する場所を作りつつIGOBから出すカードを操作することができ、劣勢時のゲームメイクに一役買っています。
    サイクロトロン>の方は<タウニー>などを展開することでコンボに使用するコストを減らしたりすることができます。
    また、この手のリソースリンクには珍しく絶界の付与により天敵の<娑伽羅>に対して強いのも評価ポイントです。

    改良するなら
    今回は<IGOB><雷鳥超>の効果を最大限活かすためにサイクロトロンで染めましたが、他のイグニッションをするカードを採用してみると楽しいと思います。
    最近だと白のカードにその手のカードが多いので、一度試して見てください。
    このデッキの方向性で行くなら、採用するサイクロトロンの種類や枚数を調整するのも良いと思います。
    終わりに
    今回はサイクロトロンのデッキでしたが、如何だったでしょうか。
    使ってみると意外と強くて面白く、くせになるデッキです。
    最近のカードが多いため集めやすいと思うので、是非お試しください。

    感想や意見、こんなデッキを見てみたい!!などは以下のフォームで送信をお願いします。

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    それでは、今回はこの辺りで。

白単フォスフラム

    posted

    by 立花

    タイトルトップ.jpg
    白単フォスフラム
    ついに最新弾が発売しましたね。
    こんにちは、立花です。
    今回は最新弾が発売されたということで、最新弾のカードによって強化されたデッキを紹介したいと思います。
    新しいシフトや強力な汎用カードが追加され、多くのデッキがかなりのパワーを持つようになったので、使うデッキを迷ってしまうと思いますが、今回のデッキも是非一度お試しください。

    ○デッキレシピ
    プレイヤー スタート
    3

    ○デッキコンセプト
    今回のデッキは<御使いフォスフラム>の展開力を中心としたデッキです。
    御使いフォスフラム>はスリープ状態ですがチャージの4コスト以下のゼクスを2体登場させることが出来ます。
    この展開力を活かし、一気に盤面を制圧することを目指した構築になります。

    御使いフォスフラム>から出てくるゼクスは白単色の構築だと追加の展開力となる<オーラアンテロープ>と<オーラアヌビス>、それに加え強力な迎撃能力を持った<キジトラ>、<リウィア>です。
    これらのカードを一気に展開し、それに加えてIGOBも添えることで盤面の制圧力を水増しして相手によって崩されない状態を作り、勝利を目指していきます。

    ○ゲームプラン
    このデッキは性質上、チャージの枚数が重要になってきます。
    よって序盤はデッキのカードや手札のカードをチャージに置いてコンボパーツを集めていくことになります。
    終盤には<御使いフォスフラム>からの展開に加え<オーラアンテロープ>や<オーラアヌビス>の追加展開、IGOBによる制圧と言った動きで制圧を行っていきます。
    序盤-リソース6前後までの動き-
    リソース6までは自分のチャージを増やすこと、そしてデッキを回してどんどんカードをチャージや手札に集めることをメインにしていきます。
    この時に非常に役に立つのが最新弾で追加されたニューフェイス、<リウィア>です。
    特殊なエクストラを条件とした迎撃能力も魅力ですが、注目すべきはデッキの上のカードを手札かチャージに送ることができるルーター能力です。
    この能力により、これまでは<モテッツ>頼みだった白の序盤のデッキ堀りが一気に行いやすくなりました。
    ここで手札コストをセイクリッドビーストにすることで3ターン目の<オーラヘケト>へも繋げることができます。
    オーラヘケト>も手札、チャージを同時に集めることができる非常に強力な能力を持ったゼクスです。
    オーラヘケト>のプレイは積極的に狙っていきたいので、迎撃能力が発動しない2ターン目の時点でも<リウィア>をプレイしてしまって問題ありません。
    こうして手札には<オーラアンテロープ>や<オーラアヌビス>といった展開の起点となるカードや<リソース><リンク>、<誓いイベント>といったカードを集めながら、チャージには<御使いフォスフラム>を始めとしたフォスフラムを集めていきます。

    また、ここで<オーラヘケト>の覚醒でトラッシュにセイクリッドビーストが必要になる関係上、<手乗りフォスフラム>のチャージ入れ替え能力は積極的に使っていきましょう。

    御使いフォスフラムからの展開、制圧
    ある程度準備が整ったらお待ちかね、盤面展開の時間です。
    基本的には<リソース><リンク>の効果で<御使いフォスフラム>を登場させ、そこから<リウィア>や<キジトラ>を登場させます。
    そこからは余ったリソースを綺麗に使い切るようにゼクスを展開していきます。
    5コストならIGOB+<オーラアヌビス>、6コストならIGOB+<オーラアンテロープ>といった感じです。

    また、<御使いフォスフラム>から<オーラアヌビス>や<オーラアンテロープ>で追加展開を行うために、ディンギルを行いチャージにこれらのカードを送ったりもします。
    チャージに送る手段はこれらの他にも<IGOB><さくら>や<調律師フォスフラム>、<リソース><リンク>や<リウィア>などである程度送り操作出来ます。
    さくら.jpg
    IGOB二回目以降は<ルシファー>で相手の動きを大きく阻害することも出来ます。
    ゼクスの踏み倒しなしでIGOB+プレイヤースクエアの<リウィア>、<キジトラ>を超えて行くことは非常に難しく、相手に大きな負荷を駆けることが出来ます。
    こうして相手の動きをコントロールし、勝利を掴んでいきましょう。

    ○各カード解説
    十輝聖 素晴らしきリウィア
    公開された時は大いに話題になったカードです。
    手札コスト以外の制約が存在しないルーター能力に加えエクストラを条件とした迎撃能力と、能力盛り合わせのカードです。
    4コストという微妙に役割が難しいコスト帯、単体で盤面に大きく干渉できない能力ですがそれでも破格の能力で、このデッキ以外でも多く見かけるカードになると思います。
    このデッキでは<オーラヘケト>のプレイの安定化や<御使いフォスフラム>の対応コスト帯と非常に大きなウェイトを持っています。
    マリガン基準はこのカードと言っても差し支えないレベルでこのデッキの中核を担っているカードです。
    戦風の調律師フォスフラム
    新しく追加されたフォスフラムです。
    効果で登場した時にチャージを増やす能力、トラッシュのフォスフラムの名を持つカードをデッキに戻すことでドローする能力とアドバンテージを稼ぐことに全力を捧げたような能力です。
    トラッシュのフォスフラムのカードはイベントでもよく、IGOBをしたターンならば<誓いイベント>+IGOBの起動能力のコストで条件をすぐに満たすことが出来ます。
    主に<リソース><リンク>で登場させる時は準備段階での使用になりますが、それでもサイズ、能力と<リウィア>に並んで重要な役割を持っているカードです。
    御使いの後見者フォスフラム
    登場した当時はコスト、登場させるカードの選択肢が少なかったことで余り見ることがなかったカードですが、カードプールの増加と共に日の目を見ることになりました。
    特に<リソース><リンク>で登場させた時が強力で、2コスト+手札1枚でカードを3枚も展開することができます。
    リビルドによって追加された相手のチャージを減らす能力もIGOB主体になっているこの環境では強力な上、このカード自身で攻撃したカードがチャージに行くので対象に困ることはないと思います。
    本当に強いカードなので、是非一度使ってみてください。
    リソースリンク
    驚異のテキスト量を持った<リソース><リンク>です。
    チャージの上限を増やす能力、フォスフラムを登場させる能力共にこのデッキと非常に相性が良いです。
    登場させるフォスフラムは<御使いフォスフラム>、<調律師フォスフラム>と基本的に困らない上に、自分の効果である程度探しにいけるので見た目以上に使いやすいカードです。
    大海の聖王オーラヘケト
    あまり話題になりませんが、とてつもなく強力な能力を持ったウェイカーです。
    出すだけで最大3アドバンテージを稼ぐというのはもはや圧巻の一言についきます。
    今のIGOB中心でチャージの重要性が増している現環境でチャージを簡単に増やすことができる能力なので、隙があれば積極的にプレイしていきたいカードです。
    【大罪剣臨】驕傲媛ルシファー
    チャージを増やす能力、そしてチャージの内容に応じて相手の行動を抑止する能力です。
    能力による登場そのものを行えなくするので<てんちゃん>や<ラスダーシャン>のように対象となるゼクスと引き換えに盤面を動かしたりといったことも許しません。
    チャージのフォスフラムの数に依存しますが、大体の相手は3~5枚で十分とも言えるほど効果を発揮してくれると思います。

    ○改良するなら
    オーラアンテロープ>、<オーラアヌビス>以外の低コストの展開カードを増やしてより展開力を増すのもありだと思います。
    このデッキなら<オーラオピオーン>やコストの下がる<オーラホエール>が選択肢になると思います。
    チャージを作りつつ、展開を行える<シャルラハロート>もデッキと相性が良いです。
    シャルラハロート>自体は<キジトラ>や<リウィア>、<御使いフォスフラム>の手札コストでトラッシュに送ることができるので意外と準備は簡単です。
    シャルラハロート>を採用したならば是非エクストラデッキに各種ルルを採用しましょう。
    展開力を更に磨くことが出来ます。

    ○最後に
    今回は少し珍しいウェイカー軸のフォスフラムでしたが、皆さん如何だったでしょうか。
    カードプールが広がりこれまでとは違う視点でもデッキを作れるようになり、デッキを作るのが中々に楽しくなってきました。
    フォスフラムもですが、色んなデッキが最前線で戦える性能まで上がっているので、皆さんのお気に入りデッキも色んなデッキと対戦してみては如何でしょうか。
    今のゼクスの環境なら、意外とどんなデッキ相手でも戦えると思います。

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    それでは、今回はこの辺りで。

猫庭えつ

    posted

    by 立花

    えつみんタイトルトップ.jpg
    猫庭えつ
    家の空調が壊れてしまい、寒い日々を過ごしています。
    こんにちは、立花です。
    先日開催された「あけおめ七尾杯」に参加してきました。
    その時に使用したデッキを紹介しようと思います。

    今回は既存のアーキタイプのデッキを私が使いやすいようにカスタムしたものになっています。
    そのため、デッキの動きよりも調整で導入されたカードの役割などの解説になると思います。
    少し今までと毛色が違う記事になると思いますが、是非御覧ください。
    ○デッキレシピ
    プレイヤー スタート
    3

    今回使用したのは俗にいう「猫庭えつコントロール」と呼ばれるデッキです。
    デッキとしてのメインコンセプト、基本的な立ち回りはあまり変化がありませんが主に変わっているのは以下の点です。 これらは後に説明しようと思います。
    ○デッキコンセプト
    このデッキのコンセプトをおさらいしましょう。
    このデッキは<IGOB><えつみん>の効果でプレイヤースクエアに<紅葉澄香>を登場させ、強固な盤面を形成して相手を制圧するコントロールデッキです。
    はじめましてえつみん.jpg
    紅葉澄香>は強力な迎撃能力と相手のプレイヤースクエアを狙い撃つことができる能力を持っており、攻めと守りを両立した強力なゼクスです。
    このゼクスを3コストで登場させることができる<IGOB><えつみん>は非常に強力です。
    更に、これらのカードが共にチャージを与えない除去を持っているので相手の次のターンの行動を弱くすることができ、突破の難易度をより一層上げています。

    しかし、今のゼクスは大ビート時代。IGOBも含めたら、ここまでの盤面を作ってもライフを取られることは珍しくありません。
    そこで、登場するのが「<猫は喜び庭駆け回る>」、通称猫庭です。
    猫庭>は相手のリソースをすべてスリープさせることができる強力なイベントで、リソースに<サイベリアン>があるだけで相手は警戒し、<猫庭>の影響を受けないように先にリソースを使い切ろうとします。
    しかし、先にゼクスを展開すると<紅葉澄香>の能力で手札に戻されてしまい、結果として役割を持つことができなくなります。
    これにより防御力を上げ、相手の行動を抑制し、勝利を目指していきます。
    ○ゲームプラン
    このデッキのゲームプラン大きく分けてニ段階になっています。
    各段階ごとに、狙うべき動きを解説しようと思います。
    序盤 -IGOBの準備-
    序盤、プレイヤースクエアに迎撃能力を持ったゼクスを置くまでは以下のことを目標にして行きます。 ウェイカーレベル4は<紅葉澄香>、<バカンスくまのもも>を最大限活かすために必要な条件です。
    トラッシュに置くのは言わずもがな、<IGOB><えつみん>の効果で登場させるためです。
    はじめましてえつみん.jpg
    この二つの目標を達成するために、序盤はカードを引きつつトラッシュを増やすことができるカードをメインに使っていきます。
    これらのカードは自分の手札に必要なカードも引き込むことができるので、安定したゲームプランを行うことができます。
    他にも各種えつウェイカーで細かくアドバンテージを稼いでいきます。
    これらのカードはアドバンテージを稼ぎつつ、ウェイカープレイによりウェイカーレベルを上げることができます。
    こうしてウェイカーレベル、アドバンテージを両立させ、相手より優位な状態を維持していきます。

    相手より優位な状態は自分のアドバンテージだけではなく、相手のカードリソースを削ることでも達成することができます。
    このデッキはハンデスと言った直接カードリソースを削る手段はありませんが<ウェイカーここあちゃん>、<ウェイカー澄香>といったカードで相手にチャージを与えず盤面処理を行います。

    ここで最も注意する点は、1ターン目2ターン目はウェイカーレベルよりもデッキ回し、つまり<体育澄香>などを優先してプレイした方が結果的によく立ち回れることが多いです。
    基本的にはIGOBをするタイミングでウェイカーレベル4あれば良いので、いつIGOBをするかを意識すれば無理な動きをあまりせずウェイカーレベルを達成できると思います。
    他のデッキではあまりしないウェイカーのプレイをメインにしていくのも、このデッキの特徴です。
    中盤から終盤 -IGOBから詰め-
    しっかりとトラッシュを準備してIGOBの準備が出来たのならIGOBです。
    チャージがない場合はディンギルを行い、チャージを作りましょう。
    ディンギルによってチャージを作る場合は手出しで出すカードでもウェイカーレベルを上げることができるので、よっぽどのことがない限り<紅葉澄香>、<バカンスくまのもも>の効果が使えないということはないと思います。
    ここで気をつけることはIGOBを行ったターンは基本的に相手のライフを取らず、リソースを残して相手にターンを渡すことです。
    これは
    • 1.相手にチャージをあまり与えない
    • 2.リソースを残すことで<猫庭>をちらつかせ相手の動きを弱くする
    と言った二つの効果があります。
    猫庭>を使わないのなら、相手の攻撃に合わせて<紅葉狩り>を使って次のターンの動きを強くしたりします。
    こうして相手の攻撃を抑制し、こちらの<紅葉澄香>、<IGOB><えつみん>が残った状態でターンが返って来たなら攻撃開始です。
    攻める際に意識するのは相手のゼクスを盤面に残さないこと、そして相手のチャージをなるべく少なくすることです。
    大体はここで相手のライフを取りながら<娑伽羅>を出し、一度相手のチャージをリセットします。
    そうしてライフを取りながら<大好きてんちゃん>やノーマルスクエアに<バカンスくまのもも>などを配置し、相手に崩されにくい盤面を作りながら優位を保ち、勝利を目指します。
    ○デッキレシピの変更部分
    大体の動きに続いては、今回調整で入れ替えた部分の解説をしようと思います。
    ここは人それぞれだと思いますが、私個人的にしっくり来た部分です。
    正義の黄昏→グランドスラムへの変更
    これは単純に<正義の黄昏>でなければ行けない相手があまり居なかったことに由来します。
    正義の黄昏>を使いたい相手は序曲ベイン、そしてアニムスです。
    しかし、序曲ベインは各種リソースをスリープさせるカードにより2コストを残すことが難しく、アニムスはサタンによって簡単にケアされてしまいます。
    よって、これらの相手に対して大きく優位を取れる訳でもなかったので、残すリソースの色、コストが同じで相手のIGOBを捌きつつ角のIGOBを残しやすい<グランドスラム>に変更しました。

    愛心ムリエルの非採用
    ムリエル>で拾いたいカードが<猫庭>、<グランドスラム>の5枚しか採用しておらず、安定性があまりないと考え今回は採用を見送りました。
    他にも<ムリエル>で強い盤面の維持能力を上げるよりも、<バカンスくまのもも>や<ミューオン>を採用することで種族えつの安定供給、序盤の潤滑剤の水増しを行った方が良いと判断し採用を見送りました。

    ミューオンの採用
    ミューオン>はこのデッキだと二つの役割があります。
    一つは序盤の潤滑剤としての役割、もう一つが青リソースとなる役割です。
    正義の黄昏>の非採用は早期に決定し、デッキ内の青のカードの枚数が減ってしまいました。
    これにより、序盤の青リソース供給が若干安定しなくなってしまいました。
    そこで、序盤にあまり使わない白のカードの枚数を減らし、青のカードかつ潤滑剤になる<ミューオン>を採用しました。

    サイベリアンの枚数
    サイベリアン>の枚数が2枚となっているのは色、種族の問題からです。
    ゲームプランにえつのウェイカーを使用することが選択肢となるこのデッキでは、種族えつの枚数が重要になってきます。
    また、白のカードが基本的にIGOB以降に使うことが多く、入れすぎても序盤にダブつくと言う問題がありました。
    そのため、今回は<サイベリアン>の枚数を2枚に減らしました。
    何度か書いていますが、<サイベリアン>がリソースに必要なのはIGOBを行うタイミングなので、それまでに引くかリソースにあれば良いので大体は達成出来ており、問題はありませんでした。

    ○その他構築、プレイング
    アイコンはてんちゃんとモテッツ、どっちが良い?
    個人的には<てんちゃん>で良いと思います。
    モテッツ>は回数を使うことで真価を発揮するカードですが、このデッキではそれを行うことが出来ないので<モテッツ>の強さが半減してしまいます。
    また、<サンダルフォン>を中心としたディンギルデッキなどのこちらのチャージを削ってくるデッキを相手にした時、種族えつであることで<ディンギルえつみん>を出すことができるので、総合的に見て<てんちゃん>の方が役割が多くなります。
    よって、個人戦で使用カード制限がなくても<てんちゃん>を使用する方向で良いと思います。

    ご主人様大好きてんちゃんの配置場所がわからない
    基本的にプレイヤースクエア横に置き、前にゼクスを置いて蓋をして上げると良いと思います。
    これは相手のIGで出たゼクスに<大好きてんちゃん>を攻撃されないようにするためです。
    ベストは前に<ディンギルえつみん>や<バカンスくまのもも>といった大型ゼクスを配置することです。
    他にも展開の過程で配置した<IGOB><えつみん>の後ろに配置するのも選択肢です。

    誓いを引けない時はどうしたら良いの?
    ウェイカー澄香>+<猫庭>やスタートカードである<白峰&青山>などを使い、応戦しましょう。
    ウェイカー澄香>は登場時にデッキの上4枚からカードを探しに行けるので、これで<誓い>を探しに行きましょう。
    他にも<ウェイカーここあちゃん>+<紅葉狩り>など、意外とデッキからカードを探すことができるカードが多いのでこれらのカードで探しに行ってみてください。

    相手に5止めをされた
    5止めに対する対策は相手に6リソース目を置かないといけない状況を作ることです。
    具体的にはプレイヤースクエアに大型のシステムを配置し、相手がうまく攻めれない状況を作ることです。
    それでも相手が5止めを継続してきたなら<娑伽羅>や<ウェイカーくまのもも>で相手のリソースを増やし、IGOBできる状態を作りましょう。

    ○最後に
    今回は使ったデッキ解説ということで少しガッツリ勝ちに行くプレイヤー寄りの記事になりましたが、如何だったでしょうか。
    たまにはこういう記事も良いと思い、読んでくださると幸いです。

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    それでは、今回はこれにて。
    寒さでキーボードを打つ手が止まりますね...。

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