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[INFO] デッキ紹介【白き森】

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by メカヲタ

[INFO] デッキ紹介【白き森】
みなさんこんにちは、メカヲタです。
今回は「INFINITE FORBIDDEN」より、新規テーマ「白き森」について解説します。


新テーマ「白き森」について
「白き森」は魔法使い族・光属性でほぼ統一されており、シンクロモンスターを擁するテーマです。
「罪宝」ストーリーに関わりがあり、<黒魔女ディアベルスター>と<原罪のディアベルゼ>の過去と思われる姿が描かれています。
レベル4のチューナーとレベル2の非チューナーでレベル6のシンクロチューナーを出し、そこからレベル8のシンクロモンスターへ繋げられるようデザインされているほか、モンスターの大半に魔法・罠をコストに発動する効果が付いており、テーマに属する魔法・罠が、モンスター効果のコストにされるとセットされるという特長も持っています。
実質ノーコストで強力な効果を使いつつ、多段的な妨害や汎用カードを駆使して戦えます。
カード効果について見ていきましょう。


カード紹介
白き森のアステーリャ
レベル2のモンスターで、魔法・罠をコストにデッキから魔法使い族・光属性のチューナーを特殊召喚する効果と、墓地にいる状態で魔法・罠がモンスター効果のコストになると蘇生される効果があります。
特殊召喚する先としては「白き森」はもちろん、「烙印」関連の<聖女系モンスター>も対象になり、幅広く活躍することができます。
蘇生効果はテーマ内の下級のほか、レベル6のシンクロ体もコストを要求するモンスターがおり、自然にレベル8のシンクロへと繋ぐことができます。
効果が自己完結しており、実質的にレベル2非チューナー2体分になることから扱いやすい、優秀な初動です。

白き森のリゼット
魔法・罠をコストに特殊召喚し「白き森」モンスターをサーチする効果と、相手ターンのシンクロチューナーの特殊召喚時に自己サルベージする効果があるレベル2。
特殊召喚効果は手数でありながらサーチまでできる優秀な効果ですが、<灰流うらら>などによって特殊召喚ごと止められてしまうリスクも抱えています。
とはいえ初動になることに変わりなく、こちらもサーチ先と合わせて自然にシンクロへと繋げられるデザインになっています。
自己サルベージは【白き森】では条件を満たしやすく、返しの初動の担保と手数として機能してくれます。
白き森のアステーリャ>と違い自ターンでの展開の手数にはなりませんが、こちらからあちらへ繋ぐこともできるので問題になることはなさそうです。

白き森のシルヴィ
召喚・特殊召喚時に「白き森」魔法・罠のサーチと、「白き森」チューナーに共通する蘇生効果があります。
単体では特に何も起きませんが、サーチカードをサーチすることで展開を繋ぐ、単純に持ってきたカードを<白き森のリゼット>のコストにするなどが可能です。
白き森のアステーリャ>から特殊召喚する筆頭で、6シンクロの効果も合わせて自然に展開を繋ぐことができます。
蘇生は自分の「白き森」シンクロモンスターをフィールド・墓地から対象にしてEXデッキに戻すことで可能で、基本は墓地から戻すことで展開を伸ばしますが、完全フリーチェーンなためフィールドでの効果への無効避けにも使えます。
シンクロモンスターを使いまわせる効果でもあるためエクストラデッキの自由度が高くなり、デッキ全体として優秀な効果です。
蘇生後は効果無効なものの除外される等のデメリットがない点も強力。

白き森のルシア
「白き森」が自分フィールドにいる場合に特殊召喚する効果と、魔法・罠をコストにドローする効果、4チューナー共通の蘇生効果を持ちます。
自己SS持ちで単純に面を増やせるため強力ですが、【白き森】の初動から動くとネームが全て絡むため、素引きが上振れに繋がりにくいのが難点。
これは<白き森のリゼット>にも言えます。
ドローはコストを要求するため若干重めですが、テーマカードであればコストが実質0であり、ほかにも墓地効果を持つカードをコストに活かすことも考えられます。
初動にはなりませんが、ドローから<白き森のリゼット>を引けばあちらの効果で特殊召喚したり、逆にあちらの効果でこのカードをサーチすることで特殊召喚したりと補間的な要素を持ちます。
柔軟な立ち回りを可能とする潤滑油的存在です。
蘇生効果は<白き森のシルヴィ>と共通。

白き森の魔性ルシエラ
レベル6のシンクロチューナー。
特殊召喚時に魔法・罠をコストに「白き森」カードまたは魔法使い族・光属性をサーチする効果と、魔法使い族・幻想魔族のシンクロモンスターへの500打点のバフと効果破壊耐性を与える効果を持ちます。
召喚時の効果はテーマのカードをサーチしたり、テーマ罠で妨害形成を狙うのはもちろん、<妖眼の相剣師>といった特殊召喚しやすいモンスターや<エフェクト・ヴェーラー>などをサーチして妨害とすることも可能。
サーチ範囲がかなり広く、コストは要求されるもののかなり強力な効果です。
また、全体バフ効果があるため自身の実質打点は2500で、類似のバフ効果を重ねがけして戦闘を補佐しつつ耐性によって場持ちを向上させることもできます。
種族が対応しさえすれば並べたモンスター全てに適用できるため、総打点を伸ばしてワンショットを狙いに行く動きも可能です。

白き森の魔狼シルウィア
レベル6のシンクロチューナーで、特殊召喚時に相手フィールドのモンスター全てを裏側守備表示にする効果を持ちます。
シンクロ召喚はもちろんのこと、蘇生時にも効果を発動できるほか、同名ターン1がないので複数回特殊召喚できればそれだけ妨害になります。
墓地からは<シンクロ・ランブル>などで特殊召喚できるほか、レベル4「白き森」の効果でEXデッキに戻せるため使い回しも容易です。
また、<白き森の魔性ルシエラ>と同様のバフ効果もありますが、こちらは打点上昇に加えて守備倍貫通を付与します。
打点上昇や自身の妨害と噛み合った効果で、守備力の低いモンスターを裏向きにして殴ることで一撃で高いダメージを狙うことができます。
【白き森】においては主力となる妨害モンスターです。

白き森の妖魔ディアベル
レベル8のシンクロモンスターで、このカードのみ幻想魔族となっています。
シンクロチューナーを素材にして出した場合に墓地の魔法・罠1枚をサルベージできます。
比較的緩い条件でサルベージでき、【白き森】においては6のシンクロチューナーと2で簡単に出せるため、かなり強力な効果です。
他2種のシンクロと違い蘇生などでは反応しませんが、レベル4の効果で戻すことができるため複数ターンでの発動も容易です。
もう1つの効果として、相手の効果の発動にチェーンして魔法・罠をコストにし、シンクロチューナーを特殊召喚するものがあります。
EXデッキから直接出せるほか、正規召喚していれば蘇生や帰還も可能。
「白き森」を出して妨害してもいいし、相手ターンシンクロを持つ<フォーミュラ・シンクロン>などを出してさらなるシンクロを狙うこともできます。
【白き森】では相手ターンに<白き森の魔狼シルウィア>を、この効果を含めて2回出すことで主妨害にします。
レベル8にしてはやや控えめな2500打点ですが、他のシンクロ体の効果で打点を補助できるためそれほど問題はありません。
自身は非チューナーなため、レベル4と合わせて12へと繋げられるのもいいですね。

白き森のいいつたえ
「白き森」モンスターをサーチするシンプルなテーマサーチカード。
発動条件として自分フィールドに魔法使い族または幻想魔族がいることを要求しており、1枚初動にはならないのが難点。
惜しい点はあるものの<白き森のシルヴィ>から間接的にモンスターに触ったり、とりあえず発動さえできれば<白き森のリゼット>を経由して展開できるため優良な1枚です。
後半の効果は「白き森」関連共通の、コスト後再セット効果です。

白き森にはいるべからず
レベル6以上の魔法使い族または幻想魔族がいる場合に、相手のカード1枚を対象にして破壊する通常魔法。
条件はあるもののノーコストでカードの種類を問わず破壊できるため、かなり汎用的なカードです。
速攻魔法ではないため相手ターンの妨害にはなりませんが、コストにしてもそのターンに即座に使用できるメリットでもあります。
1枚入れておくと対応力が上がるタイプのカードですね。
再セット効果は共通。

白き森のわざわいなり
手札・デッキから「白き森」を特殊召喚し、その後「白き森」のシンクロ召喚を行える通常罠。
基本は特殊召喚したモンスターと盤面のモンスターでシンクロすることになりますが、既に盤面に素材が揃っている場合は、<白き森のシルヴィ>を特殊召喚してそれ以外でシンクロし、特殊召喚時の効果を使うことも考えられます。
シンクロは任意であり効果無効もないため、<鉄獣の抗戦>のような類似するカードの中ではかなり条件が緩いカードといえます。
白き森の妖魔ディアベル>で<白き森の魔狼シルウィア>を特殊召喚し、効果を使った後それをバウンスして墓地のレベル4を蘇生、このカードで特殊召喚したレベル2と合わせて再度<白き森の魔狼シルウィア>を特殊召喚していくのが主なテーマとしての妨害になります。

罪宝の囁き
自分フィールドの魔法使い族・幻想魔族をバウンスし、墓地・除外から魔法使い族・幻想魔族1体を特殊召喚する速攻魔法。
名称もあわせて、「白き森」というよりは種族の汎用カードです。
速攻魔法でエスケープできるほか蘇生対象のレベル制限や無効化の制約もないため強力な部類ですが、特殊召喚が強制なため初動へのエスケープには使用しづらいのが難点。
【白き森】においてはアクセスする手段もなく、微妙に扱いにくいのが惜しいカードです。
テーマには属していないものの、こちらにもコストの再セットが付いています。

新規カードの紹介は以上です。


展開例紹介
次に【白き森】としての展開パターンを紹介します。

白き森のアステーリャ+魔法・罠1枚
  1. 白き森のアステーリャ>を召喚し、効果で<白き森のシルヴィ>を特殊召喚、<白き森のいいつたえ>をサーチ
  2. 白き森の魔性ルシエラ>をシンクロ召喚して<白き森のいいつたえ>をコストに<白き森のわざわいなり>をサーチ、<白き森のアステーリャ>を蘇生してコストにした<白き森のいいつたえ>を再セット
  3. 白き森のいいつたえ>で<白き森のリゼット>をサーチし、場の2体で<白き森の妖魔ディアベル>をシンクロ召喚して墓地から魔法・罠1枚を回収
  4. 回収したカードをコストに<白き森のリゼット>を特殊召喚し、<白き森のルシア>をサーチして特殊召喚
  5. 白き森のルシア>の効果で<白き森のわざわいなり>をコストにドローし<白き森のわざわいなり>を共通効果で再セット、<白き森のリゼット>と<白き森のルシア>で<スターダスト・チャージ・ウォリアー>をシンクロ召喚してさらにドロー
  6. 白き森の魔性ルシエラ>をバウンスして「白き森」レベル4チューナーを蘇生し、<スターダスト・チャージ・ウォリアー>と合わせて<フルール・ド・バロネス>をシンクロ召喚
最終盤面は<白き森の妖魔ディアベル>+<フルール・ド・バロネス>+<白き森のわざわいなり>と2ドロー
一度展開するとテーマカード全てに触ることができ、それらがリソースとして働きます。
また、初動のコストが「白き森」であれば、そちらを回収しつつ再度コストにしたり、相手ターンの<白き森の妖魔ディアベル>のコストにすることで無駄を無くせます。
初動が<白き森のリゼット>であれば、そちらのサーチを<白き森のアステーリャ>、<白き森のいいつたえ>のサーチを<白き森のルシア>にすることで同じ展開が可能です。


デッキレシピ
純型の【白き森】のレシピは以下になります。


白き森
プレイヤー:メカヲタ


ドローによる手札誘発と、永続カードによる拘束が強く、リソースを抱えながら戦うミッドレンジ系列のデッキです。
ただ盤面自体はそこそこ固く、展開力があるため2キルもかなり容易で、仮に<増殖するG>を打たれた場合も<白き森のわざわいなり>で止まる明確な点があり、【蟲惑魔】に近いデッキ性質になっています。

純型以外で相性のいいカードとしては、コストを供給しながら展開力を補佐する「トイ」、<白き森のアステーリャ>と<騎士皇アークシーラ>による相互アクセスが可能な「センチュリオン」、手札枚数を減らさずにコストを確保できる<チキンレース>などが挙げられます。

特に「トイ」ギミックは、<トイ・ソルジャー>から「白き森」レベル4にアクセスも可能で、最終盤面もかなり強固なためおすすめです。
フィールドの魔法・罠をコストにでき、かつ「白き森」へはレベル6シンクロから<白き森の魔性ルシエラ>経由でアクセスできるため、「メタルフォーゼ」などのテーマと混成させるのもおもしろいかもしれません。


出たばかりのテーマなためテーマ内での展開力は頭打ちな印象ですが、ミッドレンジらしく柔軟な展開と貫通を狙え、かつ全体裏守備というかなり強力な妨害を有するデッキで、現段階でもなかなか強いデッキといえます。
ストーリーテーマでもあるため今後の新規も見込め、そういう点でも将来性の高いデッキといえるかもしれません。
みなさんも是非「白き森」使ってみてください。
ありがとうございました!

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