
[QCCU] デッキ紹介 【彼岸】
【彼岸】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【彼岸】は、「EXTRA PACK 2015」でカテゴリ化した、闇属性・悪魔族を中心に統一されたエクシーズ・儀式・リンクテーマです。
「QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY」に再録されるテーマとして話題となっています。
このページでは、「彼岸」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【彼岸】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
【彼岸】:デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【彼岸】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター28枚・魔法11枚・罠1枚の合計40枚で構築した、【儀式彼岸】デッキです。
儀式彼岸
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計28枚
エクストラデッキ
計15枚
【彼岸】デッキの回し方・動かし方
次は、【彼岸】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【彼岸】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【彼岸】デッキは、メインモンスターの特殊召喚を駆使してエクストラモンスターを展開していきます。
自壊効果を持つため、カテゴリ内に限定されてはいるものの、安定した展開力を誇ります。
最終的には、展開した「彼岸」でエクシーズ・リンク召喚し、打点と妨害を強化し勝利をつかみます。
次に【彼岸】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
【彼岸】デッキの回し方
- ポイント(1):「彼岸」の基本展開
- ポイント(2):儀式サポートによる安定化
- ポイント(3):リンクを介した先攻展開!
ポイント(1):「彼岸」の基本展開
【彼岸】デッキの展開を進めるにあたって、まずは「彼岸」のベースとなる動き方を見ていきましょう。通常召喚可能な「彼岸」モンスターは、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に手札から特殊召喚できる共通効果を持っています。
併せて持っている墓地効果を同一ターンに使用できなくなりますが、コスト消費もなく大量展開が可能です。
下級「彼岸」モンスターが全てレベル3で統一されていることから、ランク3に移行しやすい利点があります。
基本的には<彼岸の旅人 ダンテ>から<永遠の淑女 ベアトリーチェ>、<彼岸の黒天使 ケルビーニ>につなげ、様々なモンスターを墓地に送ることで、特殊召喚に使用しなかった「彼岸」モンスターの墓地効果を活用していきます。 また、<彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>自壊からの墓地効果で蘇生した<彼岸の旅人 ダンテ>をエクシーズ・リンク素材にすることで、再び<彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>を回収できるので毎ターン安定したリソースを確保することが可能です。
回収ループにつなげやすくするため<I:Pマスカレーナ><S:Pリトルナイト>など、汎用性の高いリンク2を多めに採用しました。
出しやすいランク3の候補として<DDD磐石王ダリウス>から<DDD赦チ王デス・マキナ>のモンスター効果対策、<ダウナード・マジシャン>から<天霆號アーゼウス> で全体除去など、状況に応じた妨害を構えることができます。 エクシーズ素材として<彼岸の旅人 ダンテ>を消費した場合でも、問題なく墓地効果を使えるのは優秀ですね。
ポイント(2):儀式サポートによる安定化
今回は<彼岸の鬼神 ヘルレイカー>を採用した【儀式彼岸】のデッキタイプになっています。まずは<彼岸の鬼神 ヘルレイカー>を詳しく見て行き、儀式関連サポートを併せて紹介していきます。
彼岸の鬼神 ヘルレイカー
<彼岸の鬼神 ヘルレイカー>は、手札から墓地に送った「彼岸」モンスターの攻守分、相手モンスターを弱体化する効果を持ちます。相手ターンにも発動可能で、<彼岸の悪鬼 ファーファレル>を墓地に送れれば、フリーチェーンで1除去できるためかなりの好相性です。 また、墓地に送られた場合にフィールドのカード1枚を墓地に送れるので、リンク素材や<禁じられた一滴>のコストからの追加除去は妨害手段として貢献します。
<魔界発現世行きデスガイド>で<儀式魔人デモリッシャー>をリクルートし、両者を儀式素材にすれば相手の対象不可となり、<エフェクト・ヴェーラー>対策にもなります。 専用儀式カードの<善悪の彼岸>によるサーチや、<善悪の彼岸>自身が<儀式の下準備>に対応しているので、かなり確保しやすくなっています。
彼岸の展開で余った通常召喚権を活かして、<チョウジュ・ゴッド>で<彼岸の鬼神 ヘルレイカー><善悪の彼岸>を共にサーチしてみるのもいいでしょう。
レベル6なので、そのまま儀式素材に活かせるのも利点です。
ポイント(3):リンクを介した先攻展開!
【彼岸】デッキでは、リンク召喚を介した妨害展開も可能になりました。今回は<彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>と「彼岸」モンスター2体の計3枚からの展開例を紹介します。
展開例紹介
- 「彼岸」モンスター2体を自身の効果で手札から特殊召喚
- 「彼岸」モンスター2体で<彼岸の黒天使 ケルビーニ>をリンク召喚
- <彼岸の黒天使 ケルビーニ>効果で<彼岸の悪鬼 グラバースニッチ>をコストに自己強化→<彼岸の悪鬼 グラバースニッチ>効果で<彼岸の悪鬼 ファーファレル>をリクルート
- <彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>を通常召喚
- <彼岸の悪鬼 ファーファレル><彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>で<彼岸の旅人 ダンテ>をエクシーズ召喚
- <彼岸の黒天使 ケルビーニ><彼岸の旅人 ダンテ>で<トポロジック・トゥリスバエナ>をリンク召喚→チェーン1<彼岸の旅人 ダンテ>効果で「彼岸」モンスターをサルベージ、チェーン2<彼岸の悪鬼 ガトルホッグ>効果で<彼岸の旅人 ダンテ>蘇生、チェーン3<彼岸の悪鬼 ファーファレル>効果で<トポロジック・トゥリスバエナ>を除外
- 手札の「彼岸」モンスターをコストに<彼岸の旅人 ダンテ>に重ねて<永遠の淑女 ベアトリーチェ>をエクストラモンスターゾーンにエクシーズ召喚
- エンドフェイズに<トポロジック・トゥリスバエナ>を空いているエクストラモンスターゾーンの真下に帰還
返しのターンで<アクセスコード・トーカー>による高打点でフィニッシュを決められれば爽快ですね。
まとめ
【彼岸】デッキは、大量展開しエクシーズ・リンク召喚につなげる!【彼岸】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
サポートも充実しており、キーカードが多数再録されることから、非常に「彼岸」デッキも組みやすくなりました。
気になる方は、ぜひ「彼岸」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。