
【HERO】デッキ解説「ハネクリボーLV6」採用型
<ハネクリボー LV6>採用型【HERO】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【HERO】は、2006年に登場した<E・HERO オーシャン>からカテゴライズされた、戦士族中心では最大規模の融合・リンクテーマです。
最新ブースターパック「クォーター・センチュリー・デュエリスト・ボックス」で既存に加えて、新規カードが収録することでも話題になっています。
このページでは、「HERO」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【HERO】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【HERO】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター26枚・魔法15枚・罠1枚の合計42枚で構築した、【HERO】デッキです。
デッキレシピ
HERO
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計26枚
魔法
計15枚
エクストラデッキ
計15枚
【HERO】デッキの回し方・動かし方
次は、【HERO】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【HERO】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【HERO】デッキは、融合・戦士族サポートを活かした展開で「HERO」モンスターの特殊召喚を狙っていきます。
新規「フェイバリット」カードが追加されたことで、サーチ先の幅が増え展開に大きく貢献してくれます。
最終的には、展開した「HERO」でリンク・融合召喚し、高打点と妨害により勝利をつかみます。
次に【HERO】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:ハネクリボー LV6を紹介
【HERO】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新規カードである<ハネクリボー LV6>を詳しく見ていきましょう。ハネクリボー LV6
<ハネクリボー LV6>は、ルール上「E・HERO」カード・「フェイバリット」カードとしても扱う、驚異の6カテゴリ所属を実現した「クリボー」特殊召喚モンスターです。「フェイバリット」としては初のモンスターカードで、「HERO」としても初の天使族モンスターになります。
自分の手札・フィールド・墓地の「E・HERO」融合モンスターか<ハネクリボー>1体を除外すれば手札・墓地から特殊召喚できるので、カテゴリを活かして手早く<E-エマージェンシーコール>で確保したいですね。
固有モンスター効果は、自身をリリースして相手モンスターの除去とバーンになっています。
発動トリガーは、相手の攻撃宣言かフィールドでのモンスター効果発動と非常に緩いものの、効果自体の発動は許してしまうのは難点です。
ですが、ダメージ量も元々の打点を損なうことなく与えられるのは強力なので、使いどころを見極めてバーン効果を使用していきましょう。
一応<ハネクリボー>を除外した場合でも特殊召喚可能ですし、発動条件の厳しかった<賢者の石-サバティエル>の使い勝手も向上しましたが、展開のしやすさと打点向上面を踏まえて今回上記の2枚は不採用となりました。
ポイント2:カテゴリを活かしたサポート!
新規カードの<ハネクリボー LV6>を活かせるよう高相性なカードを【HERO】デッキでは採用しています。今回紹介するカードはこちらの2枚です。
E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート
<E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート>は、特殊召喚に成功した場合に「フェイバリット」カードをサーチ・サルベージする効果を持ちます。<ハネクリボー LV6>は「フェイバリット」カテゴリに含まれているので回収対象に該当する上、<E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート>融合素材として機能するため、使用した後にそのままリサイクルが可能になりました。
また、自身をリリースする事でデッキ・エクストラデッキからレベル7以下の「E・HERO」特殊召喚モンスターをリクルートできるので、わざわざ召喚条件を満たす必要もなく<ハネクリボー LV6>を特殊召喚することもできます。
D-HERO デストロイフェニックスガイ
<D-HERO デストロイフェニックスガイ>は、弱体効果を備え、自分と相手のフィールドのカード1枚ずつ破壊でき、破壊された次ターンのスタンバイフェイズに「D-HERO」モンスターを蘇生できる効果を持ちます。読んでわかるように強力なことしか書いてないのですが、今回注目すべきは融合素材ですね。
レベル6以上の「HERO」モンスターを素材にするため、もちろんカテゴリ内に含まれる<ハネクリボー LV6>もしっかり対応しています。
<フュージョン・デステニー>でデッキから直接墓地に送り融合召喚すれば、墓地からの蘇生に対応している召喚条件も噛み合う仕様になっています。
ポイント3:既存「HERO」カードを絡めた展開!
【HERO】デッキでは、既存の「HERO」カードを絡めた展開で、<ハネクリボー LV6>の特殊召喚を行っていきます。今回は<V・HERO ファリス>と手札の「HERO」モンスター1体の計2枚からの展開例を紹介します。
◆V・HERO ファリス+手札コストの「HERO」、計2枚からの展開例
- 手札の「HERO」モンスター1体を捨てて<V・HERO ファリス>特殊召喚→<V・HERO ファリス>効果で<V・HERO インクリース>を魔法&罠ゾーンに置く
- <V・HERO ファリス>をリリースし<V・HERO インクリース>を特殊召喚→、<V・HERO インクリース>効果で<V・HERO ヴァイオン>をリクルート
- <V・HERO ヴァイオン>効果で<E・HERO シャドー・ミスト>を墓地に送る→<E・HERO シャドー・ミスト>で<E・HERO エアーマン>をサーチ
- <E・HERO エアーマン>を通常召喚→召喚効果で<ハネクリボー LV6>をサーチ
- <V・HERO ヴァイオン>効果で墓地の<E・HERO シャドー・ミスト>を除外し<==prd=10844@@融合>をサーチ
- <V・HERO ヴァイオン><V・HERO インクリース>で<X・HERO ヘル・デバイサー>をリンク召喚
- <X・HERO ヘル・デバイサー>効果で<E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン>を選択し<E・HERO ネオス>をサーチ
- <融合>を使用し、<E・HERO エアーマン><E・HERO ネオス>で<E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート>を融合召喚→<E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート>効果で<フェイバリット・コンタクト>をサーチ
- <E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート>をリリースし<ハネクリボー LV6>を特殊召喚
- <フェイバリット・コンタクト>をセット
手札2枚から容易に破壊効果を追加できるようになりました。
まとめ
ハネクリボー LV6は、【HERO】デッキで既存カードとを組み合わせて特殊召喚を容易に!<ハネクリボー LV6>採用型【HERO】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
驚異の6カテゴリに含まれることから<ハネクリボー LV6>は、多方面からサポートを受けやすくなっています。
気になる方は、ぜひ「ハネクリボー」「HERO」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。