
【超越竜】デッキ解説
【超越竜】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【超越竜】は、「デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ」で登場した、恐竜族・レベル12を中心とした特殊召喚テーマです。
既存の【恐竜族】との組み合わせが好相性と話題になっています。
このページでは、「超越竜」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【超越竜】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【超越竜】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。モンスター29枚・魔法9枚・罠2枚の合計40枚で構築した、【超越竜】デッキです。
デッキレシピ
超越竜
プレイヤー:鳩鷺
モンスター
計30枚
エクストラデッキ
計15枚
【超越竜】デッキの回し方・動かし方
次は、【超越竜】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【超越竜】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【超越竜】デッキは、メインモンスターの特殊召喚を駆使してエクストラモンスターを展開していきます。
カテゴリ内に限定された豊富なサーチ・リクルート手段により安定した展開が行えます。
最終的には、展開した「超越竜」で融合・シンクロ・エクシーズ召喚し、「恐竜族」主軸の妨害や打点強化で勝利をつかみます。
次に【超越竜】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「超越竜」を紹介
【超越竜】デッキの展開を進めるにあたって、まずは「超越竜」を詳しく見ていきましょう。「超越竜」は、レベルを持つものはマックス数値12の特殊召喚モンスターという共通点があります。
また、自身が破壊された場合に通常モンスターを墓地からデッキバウンスすることで自己蘇生する共通効果も兼ね備えています。
こちらでは関連として<ゼノ・メテオロス>も併せて紹介します。
タイミングを逃さず、プレイヤー・場所を問わないため、幅広い破壊範囲でマルチに対応できます。
幸いなことに自主的に破壊することに【恐竜族】が特化しているので、スムーズなトリガーとなりうるでしょう。
チューナーである点も考慮し、レベル4さえいれば<フルール・ド・バロネス>といった優秀なレベル10シンクロモンスターのシンクロ召喚へのアクセスも可能です。
また、手札・フィールドの恐竜族モンスターを破壊することで、手札・デッキから「恐竜族」モンスターを特殊召喚できます。
リクルート対象として、打点面とその後の「超越竜」エクストラモンスター展開を踏まえて<フロストザウルス>を採用しました。
破壊をトリガーにする恐竜族モンスターを破壊できれば、なお良しですね。
また、特殊召喚した際にデッキから恐竜族モンスター1体を墓地に送ることができます。
自身が破壊された際、デッキに戻す通常モンスターをあらかじめ用意しておけばスムーズな自己蘇生につながります。
<超越竜ギガントザウラー>は、特殊召喚に成功した場合に恐竜族モンスターをサルベージできます。
蘇生されている場合は手札・フィールドのカードと相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊でき、恐竜族特有の破壊トリガーからの展開と除去とを一度に可能です。
最近よく見られるフィールドに素材がそろっていれば除外で代用できるタイプではなく、がっつり「融合」カードが必要かつ、そこそこ渋めな素材指定を持つ正規の融合モンスターですが、わざわざ別に採用することなく<グラウンド・ゼノ>で対応できます。
レベル12と高ステータスなシンクロモンスターですが、チューナーの<ゼノ・メテオロス>と<フロストザウルス>で無理なく呼び出すことが可能です。
<超越竜ドリルグナトゥス>は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、恐竜族モンスター1体を帰還する効果を持ちます。
攻撃力3000と比較的高打点なので4000越えの大ダメージも夢ではありません。
積極的に帰還効果を使用し、自発的にエクシーズ素材を消費していきましょう。
ポイント2:豊富なサーチ・リクルート手段
【超越竜】は豊富なサーチ・リクルート手段で展開を円滑に進めていきます。既存「恐竜族」を採用したことで破壊をトリガーにした起動効果も活かしやすくなりました。
まずは、【恐竜族】デッキには欠かせない<化石調査>から詳しく見ていきましょう。
レベル以外は指定されていないので、展開を進めていくうえでかなり重宝される1枚です。
キーカードとなる恐竜族モンスターは下級に限定されており、フル投入すれば安定した初動につなげやすくなります。
サーチする対象として、破壊する環境が整っていれば<ベビケラサウルス><プチラノドン>といった卵系、効果耐性付与やリクルートを狙うなら<幻創のミセラサウルス>と柔軟に対応できるのが魅力です。
<グラウンド・ゼノ>は、恐竜族のチューナーか通常モンスターをサーチし、手札1枚を破壊する効果を持ちます。
卵系のどちらを破壊してもレベル4の<魂喰いオヴィラプター>をリクルートできるので、<究極伝導恐獣>の確保も容易です。
ポイント3:「超越竜」カードを介した制圧展開!
【超越竜】デッキでは、既存の「恐竜族」と組み合わせることで、先攻での制圧展開を可能にしています。今回は<グラウンド・ゼノ><ベビケラサウルス>の計2枚からの展開例を紹介します。
◆グラウンド・ゼノ+ベビケラザウルス、計2枚からの展開例
- <グラウンド・ゼノ>発動で<ゼノ・メテオロス>サーチし<ベビケラサウルス>破壊
- チェーン1<ベビケラサウルス>、チェーン2<ゼノ・メテオロス>→<ゼノ・メテオロス>を特殊召喚し<魂喰いオヴィラプター>をリクルート
- <魂喰いオヴィラプター>効果で<プチラノドン>サーチ、<プチラノドン>を通常召喚
- <魂喰いオヴィラプター>効果で<プチラノドン>破壊し<ベビケラサウルス>蘇生→<プチラノドン>効果で<幻創のミセラサウルス>リクルート
- <ゼノ・メテオロス><幻創のミセラサウルス>で<フルール・ド・バロネス>シンクロ召喚
- <幻創のミセラサウルス>効果で自身を墓地から除外し<珠玉獣-アルゴザウルス>リクルート→<珠玉獣-アルゴザウルス>効果で<ベビケラサウルス>破壊し<究極進化薬>サーチ
- <ベビケラサウルス>効果で<プチラノドン>リクルート
- <珠玉獣-アルゴザウルス>で<リンクリボー>リンク召喚
- <フルール・ド・バロネス>効果で<プチラノドン>破壊→<プチラノドン>効果で<ダイノルフィア・テリジア>リクルート
- <ダイノルフィア・テリジア>効果で<ダイノルフィア・フレンジー>セット
- <魂喰いオヴィラプター><ダイノルフィア・テリジア>で<エヴォルカイザー・ラギア>エクシーズ召喚
- <究極進化薬>発動し<究極伝導恐獣>リクルート
手札に卵系を握っていれば<究極伝導恐獣>で破壊することで<魂喰いオヴィラプター>をリクルートし、<幻創のミセラサウルス>をサーチすることで恐竜族モンスターを効果除去から守ることが可能です。
<ダイノルフィア・フレンジー>から<ダイノルフィア・ケントレギナ>を経由しつつ<ダイノルフィア・レクスターム>を融合召喚できれば広範囲のモンスター効果妨害につながるので強固な布陣が完成します。
まとめ
【超越竜】デッキは、破壊を駆使し独自展開で制圧!【超越竜】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
強力なサーチ効果に加えて、破壊要素も充実したことでより安定性のある「恐竜族」に仕上がりました。
気になる方は、ぜひ「超越竜」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。