
【御巫】デッキ解説
【御巫】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
【御巫(みかんこ)】は、「デッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズ」でカテゴリ化した、元々の攻撃力・守備力共に0で統一されている儀式テーマです。
このページでは、「御巫」のカード効果、デッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
【御巫】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
デッキレシピ
遊戯王ライター鳩鷺が考案した【御巫】デッキのサンプルデッキレシピを紹介します。デッキレシピ
御巫
プレイヤー:鳩鷺
魔法
計24枚
エクストラデッキ
計15枚
【御巫】デッキの回し方・動かし方
次は、【御巫】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【御巫】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【御巫】デッキは、装備魔法を駆使した展開・妨害を構えていきます。
儀式テーマの点も活かし、各種サポートの恩恵を十分に利用していきましょう。
最終的には、展開した「御巫」や好相性なテーマとでエクストラモンスターを特殊召喚、コントロール奪取により向上した打点で勝利をつかみます。
次に【御巫】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「御巫」の基本展開
【御巫】デッキの展開を進めるにあたって、まずはメインデッキの下級「御巫」を見ていきましょう。◆下級「御巫」モンスター効果まとめ
<剣の御巫ハレ>...装備カードを装備した場合「御巫」装備魔法サーチ<鏡の御巫ニニ>...装備カードを装備している相手ターンに相手モンスターをコントロール奪取
一応、装備していない状態でも戦闘ダメージは0になるので、効果無効化にでもされない限りはステータスの低さは自力でカバーできます。
展開を優先するなら装備魔法をサーチできる<剣の御巫ハレ>を、妨害を構えるなら相手ターン限定とはいえコントロールを奪える<鏡の御巫ニニ>に優先して装備していきましょう。
<剣の御巫ハレ>でサーチした<御巫の火叢舞>で<鏡の御巫ニニ>を特殊召喚しつつ装備できればスムーズに追加効果を付与できます。
「御巫」装備魔法には展開を補助できるものが多く、最も活用できるのは<御巫の水舞踏>でしょう。
この際、装備モンスターはバウンスされるので自分モンスターに装備した際はややディスアドバンテージとなりますが、装備対象は「御巫」に限らず、しかも相手モンスターにも装備可能です。
相手モンスターに装備した場合、こちらは「御巫」を展開しながらモンスター除去を同時に行え、大幅なアドバンテージを獲得できます。
まぁ何にせよリクルート効果を含んでいる以上<灰流うらら>には注意して発動する必要があります。
<オオヒメの御巫>は、手札から自身を公開する事で「御巫」カードをサーチする効果を持ちます。
サーチした後に手札1枚を捨てるデメリットはありますが、装備魔法を捨てても自身の(3)の効果や<御巫の契り>で墓地から装備できますし、<御巫の火叢舞>をサーチして「御巫」モンスターを捨てれば蘇生対象も確保できるので無駄のない運用が可能です。
<伝承の大御巫>で<オオヒメの御巫>を特殊召喚する最大のメリットは儀式素材の消費がなく特殊召喚できる点でしょう。
レベル6なので正規で儀式召喚すると下級「御巫」2体か別の<オオヒメの御巫>をリリースするとなるとかなりの痛手です。
<伝承の大御巫>の墓地効果で、「御巫」カードを墓地に送れるので、装備魔法を送り<オオヒメの御巫>(3)の効果でそのまま装備できるのも利点です。
速攻性を活かして相手ターンに発動すれば壁モンスターとしても十分機能し、手札に戻るタイミングも相手エンドフェイズなので維持力はあります。
手札に戻っても返しのターンで再度サーチ効果につなげられるので、そこまでデメリットに感じられないでしょう。
とはいえ、<御巫神楽>で正規儀式召喚した際の除去&バーン効果も侮れないので、終盤のフィニッシャーとして活かせれば最高ですね。
ポイント2:儀式サポートを活用
【御巫】デッキでは、種族を活かした儀式サポートを活用しています。<オオヒメの御巫>がレベル7以下の儀式モンスターなので、<儀式の準備>によるサーチに対応しています。
儀式テーマでは定番になっている<虹光の宣告者>を墓地に送っての儀式関連サーチももちろん採用しております。
墓地に送られた際に機能する効果を持つ<旧神ヌトス><メレオロジック・アグリゲーター>といったエクストラモンスターを併せて採用したことで、除去・妨害手段も兼ね備えた万能なデッキに仕上がっています。
◆宣告者の神巫+手札コスト1枚からの展開例
- <宣告者の神巫>通常召喚→<宣告者の神巫>効果で<虹光の宣告者>をエクストラデッキから墓地に送りレベル向上
- <虹光の宣告者>墓地効果で<オオヒメの御巫>サーチ
- <オオヒメの御巫>効果で手札公開し<御巫の火叢舞>サーチ
- <御巫の火叢舞>で<オオヒメの御巫>特殊召喚
- レベル6になった<宣告者の神巫>と<オオヒメの御巫>で<アルティマヤ・ツィオルキン>を特殊召喚
セットカードさえ準備できれば<クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン>も出せるので、より強固な妨害を構えられます。
ポイント3:好相性なモンスターテーマの採用
【御巫】デッキに、好相性なモンスターテーマとして「壊獣」と「ヴァンパイア」を採用しています。対象耐性持ちの相手モンスター除去として機能する「壊獣」に<御巫の水舞踏>を装備できれば、「御巫」を展開したあとに手札に返ってくるので除去の再利用も可能です。
<御巫の誘い輪舞>のよるコントロール奪取も踏まえて、「ヴァンパイア」エクシーズモンスターも採用しました。
◆オオヒメの御巫+手札コスト1枚からの展開例
- <オオヒメの御巫>を手札公開して<御巫の火叢舞>をサーチ
- <御巫の火叢舞>で<オオヒメの御巫>特殊召喚
- <御巫の火叢舞>墓地効果で<御巫の誘い輪舞>を墓地に送る
- <オオヒメの御巫>効果で墓地から<御巫の誘い輪舞>を相手モンスターに装備(装備モンスターのコントロール奪取)
- 奪取したモンスターと<オオヒメの御巫>で<交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン>をエクシーズ召喚
相手モンスターをパクリつつ、<交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン>で1枚除去も可能で、2枚もお得に排除できるのはオススメです。
もちろん戦闘を介せば<天霆號アーゼウス>を重ねられます。
ランク8の<真血公ヴァンパイア>にもつなげられるよう、「壊獣」の枠はレベル8の<海亀壊獣ガメシエル>を採用しました。
まとめ
【御巫】デッキは、儀式サポートで展開補助!【御巫】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
エクストラデッキをそこまで使用しない分、思い切って墓地送りに特化した構築に仕上げることができました。
手軽に行えるコントロール奪取は強力なので、相手モンスターを駆使して優位にデュエルを進めていきましょう。
気になる方は、ぜひ「御巫」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。