
デッキ解説「オルフェゴール(2020年7月制限)」前編
1.デッキの使用理由
初めにオルフェゴールを使用するに至った経緯を記載したいと思います。先日発売されたライズ・オブ・デュエリストで登場した<禁じられた一滴>や<三戦の才>の影響を受けて向かい風ですが、元々のデッキパワーが高いので構築とプレイ次第では最前線で戦えると思慮し、手に取りました。また、環境初期に流行していたサンダードラゴンに有利に戦えるのも魅力的に感じました。
2.構築
オルフェゴール
プレイヤー:がんも
モンスター
計22枚
魔法
計17枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
上記の構築が現在、自分が使用している内容になります。馬場csで使用した構築から少しだけ改良した物となっています。馬場csで使用した構築を知らない方もいらっしゃると思いますので1から構築について解説していきます。
オルフェゴールの採用枚数・採用理由
ギルス以外の3枚採用カードが<オルフェゴール・トロイメア>です。このカードはギルスとは異なり、単体での活躍は見込めないのですが、他のカードと組み合わせて強力なコンボを生み出す事が可能なので3枚採用しました。
この2種以外のモンスターカードはそれぞれ1枚ずつの採用となっています。主な理由としては、素引きしてもそれほど強くない、2枚以上引き込みたくない、そもそも制限カードだからです。<カノーネ>は素引きしても強いシーンがありますが、カノーネからカノーネを特殊召喚できないので1枚のみの採用になっています。<スケルツォン>に関しては2枚以上採用することによってリソースを管理する際に便利ですが、1枚でも充分にリソースを管理出来るので1枚のみとなっています。また、スケルツォンはカノーネのように初動にもなれないので手札で浮きやすくなってしまいます。このデメリットを加味すると2枚以上デッキに組み込むメリットよりもデメリットの方が目立ってしまうのも1枚のみの理由です。
次に<オルフェゴール・プライム>についてです。このカードは手札の入れ替えは勿論、相手の妨害を乗り越える上で非常に強力なカードです。召喚権に貰ってしまった妨害の後に打つことで展開を通しに行く事が可能だからです。上記で取り上げたオルフェゴール・トロイメアを3枚採用した理由もここに繋がっています。また、インフェルノイドやヌメロンなど場にモンスターを残したくない対面などで役立つ、<魔鍾洞>の回答になれるなど小回りが利きやすいので2枚は欲しいと感じました。
その他のギミック
閃刀姫ギミック
ダーク・グレファー
禁じられた一滴
三戦の才
ドラグーンのギミック
スカルナイトとキメラフレシア
後編に続きます。