
大会レポート「高槻CS 3人チーム戦」【メカヲタ】
簡略化していますが御容赦ください。
使用した構築
AF十二獣
作成者:メカヲタ
モンスター
計26枚
エクストラデッキ
計15枚
サイドデッキ
計15枚
今回は【十二獣】、それも【AF(アーティファクト)】との混成型を使用しました。
前週までは<デッキロック>を採用した誘発型の【十二獣】を使用していたのですが、【オルフェゴール】が環境に多く、«デッキロック»が容易に貫通されてしまうことから、構築を思い悩んでいました。
そこで、そもそも展開させない、かつ実質的なターンスキップを強いることができる<アーティファクト-デスサイズ>を擁する「AF」を採用し、なおかつ誘発の枚数も最低限の10枚を保てるよう構築しました。
また、<アーティファクト・ムーブメント>が<サイクロン>と同等であることから、【オルフェゴール】に次ぐシェアを誇る【オルターガイスト】、そして【閃刀姫】などに対しても有効で、なおかつ【十二獣】が採用している<鉄騎龍ティアマトン>と抜群の相性を誇るため、非常に強力な動きを実現しました。
さらに、<アーティファクト-ダグザ>の採用により<十二獣モルモラット>1枚から«鉄騎龍ティアマトン»の発動条件を満たすことができ、相手の効果にチェーンした«アーティファクト-ダグザ»によって同じ縦列に«アーティファクト-デスサイズ»をセットすることで、相手のカードを破壊しながら«アーティファクト-デスサイズ»の効果を狙いに行けます。
「AF」自体が2000を超える打点を有するため、返しのターンで戦闘による大きなダメージが見込めることも強力です。
予選
1回戦 オルターガイスト 先×後○後○ チ(チーム勝敗)○

<ドランシア>単騎でターンを返すも<マリオネッター>や<マルチフェイカー>でアドバンテージを広げられて負け。
サイドから後手札を投入し後攻選択、地道にリソースを削り勝利。
3本目は相手先攻選択、地道に削りあったETラストターンで相手の場に<プロトコル>、<ヘクスティア>、手札に<クンティエリ>。トップから引いた<ムーブメント>でプロトコルを破壊してクンティエリケアしつつ4600ダメージ与えて勝ち。
2回戦 サイバードラゴン 先○後×先× チ×

サイバーと分かっていたが<神智>があるため先攻選択、<デスサイズ>でスキップして勝ち。
2本目相手先攻、サイドから<システム・ダウン>を投入したもののリソース差で負け。
3本目先攻を取るもAFに繋がらず、そのままワンキルされ負け。
3回戦 オルフェゴール 先○後○ チ○

一定数の妨害を構えてAFで妨害し、<叢雲>で耐久されたもののリソース差返されず勝ち。
2本目は初動に誘発が通るも叢雲+<虚無空間>を開かれる。
モンスターセットで耐久し、引いたムーブメントで虚無を破壊して勝ち。
4回戦 オルターガイスト 後○後○ チ○

2伏せエンドで<天キ>に<勅命>開かれるも、持っていた初動からドランシア+<ティアマトン>でビートして勝ち。
<シルキタス>+<プークエリ>から2伏せフェイカー構えられるも、<羽根>から入って十二獣+ティアマトンで盤面を削り勝ち。
チーム3-1でトナメ進出
決勝トーナメント
1回戦 オルフェゴール 先×先-(○) チ○

やり取りしつつ妨害を構えるも、リソース差で1本目を落とす。
2本目は妨害数で微有利に立ち、終盤で横2人が勝利したため終了。
最終状況でハンドにモルモラット+システム・ダウンを持っていたため、おそらくその試合は勝てた。
2回戦 サイバードラゴン(予選2回戦と同じ) 後×先× チ○

<インフィニティ><プレアデス>構えられて負け。
1ターンスキップするもムーブメントで割った<オバフロ>から<リペプラ>サーチ、返し盤面と顔面ぐちゃぐちゃにされて負け。
決勝は時間の都合もあり分け
結果、同率優勝というかたちになりました。
前々から【AF十二獣】の構想はあり、実際に使ったこともあるのですが、いまいちパワー的な問題で継続採用には至っていませんでした。
しかし、「LINK VRAINS PACK 3」で登場した«アーティファクト-ダグザ»によって安定感の増加、妨害の確実性が生まれ、ようやくデッキとして形になりました。
エンドフェイズ時の<十二獣ハマーコング>の強制効果によって«アーティファクト-ダグザ»を起動する動きがお気に入りです。
もともと強力であった«鉄騎龍ティアマトン»のパワーがさらに増したことで、2020新ルール移行後の制圧力低下の懸念が解消されたかと思います。
これからも新たな【十二獣】のかたちを模索し続けたいと思っています。
無限の可能性を秘めた【十二獣】、貴方も使ってみませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございました!