
【絢嵐】デッキのカード効果・デッキレシピ・回し方・相性の良いカードなどをまとめていきます。
「絢嵐」は、「ドゥーム・オブ・ディメンションズ」で登場した、レベルを3の倍数で統一された風属性テーマです。
古の除去カードである<サイクロン>と密接な関係性を持つテーマとして注目視されています。
このページでは、「絢嵐」の効果とともに使用したデッキレシピを紹介し、デッキの動かし方・回し方や、相性の良いカードをまとめて解説しました。
このページを読めば、【絢嵐】デッキをどんなカードで、どのようにデッキを組めばいいのか、どのように強化・改造すればいいのかがわかります。
【絢嵐】デッキを作ろうとしている方は、ぜひデッキ構築の参考にしてください。
【絢嵐】デッキレシピ
モンスター20枚・魔法17枚・罠3枚の合計40枚の、混ぜ物控えめの【絢嵐】デッキです。【絢嵐】デッキの回し方・動かし方
次は、【絢嵐】デッキのデッキレシピの回し方を簡単に解説していきます。【絢嵐】デッキを実際にどのように動かしていくのか、デュエルの参考にしてください。
【絢嵐】デッキは、メインの下級「絢嵐」モンスターを展開し、エクシーズ素材を確保していきます。
<サイクロン>に頼ることなく、自身の特殊召喚効果で先行1ターン目から怒涛の展開力を見せてくれます。
最終的には、安定した初動で大量展開を行い、<サイクロン>を含めた速攻魔法群の発動に起動する固有効果で相手への妨害を確立していきます。
次に【絢嵐】デッキで押さえておくポイントを、細かく紹介します。
ポイント1:「絢嵐」を紹介
ポイント2:豊富なサーチ手段で「絢嵐」を確保!
ポイント3:速攻魔法と属性と好相性な妨害手段!
ポイント1:「絢嵐」を紹介
【絢嵐】デッキの展開を進めるにあたって、まずは新たに登場した「絢嵐」を詳しく見ていきましょう。「ドゥーム・オブ・ディメンションズ」で登場した「絢嵐」モンスターは以下の6種です。
- <絢嵐渦麗ヴァルルーン>
- <絢嵐豪火フォニクス>
「絢嵐」下級モンスターは、自分の墓地に<サイクロン>が存在する場合か相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、手札から特殊召喚できます。
先行1ターン目であれば、相手フィールドには自ずと魔法・罠カードが存在しない状況になっているはずなので、条件を気にすることなく大量展開が可能です。
また、下級はレベル3で統一されているのでランク3エクシーズモンスターにつなげやすく、<No.3 地獄蝉王ローカスト・キング>、<No.75 惑乱のゴシップ・シャドー>や<トーテムバード>といった妨害札が出しやすい利点があります。 「絢嵐」下級モンスターの固有効果においても<絢嵐たるエルダム><絢嵐たるスエン>のサーチ効果、<絢嵐たるメガラ>のリクルート効果といった展開に貢献できるものばかりなのもポイントです。
これらを踏まえた上で、こちらでは<絢嵐たるエルダム><絢嵐たるメガラ>の計2枚からの展開例を紹介していきます。
- <絢嵐たるエルダム>を特殊召喚→<絢嵐たるエルダム>効果で<絢嵐たるスエン>をサーチ
- <絢嵐たるスエン>を特殊召喚→<絢嵐たるスエン>効果で<絢嵐たる顕現>をサーチ
- <絢嵐たるメガラ>を特殊召喚→<絢嵐たる顕現>を発動し<絢嵐渦麗ヴァルルーン>を墓地に送る→<絢嵐たるメガラ>効果で<絢嵐たるクローゼア>をリクルート
- <絢嵐たるクローゼア>効果で<絢嵐たる献詠>と<サイクロン>をサーチ
- <絢嵐たる献詠>発動にチェーンして<サイクロン>を発動(対象は<絢嵐たる献詠>)→<絢嵐たる献詠>効果で<サイクロン>をサーチ
- チェーン1<絢嵐渦麗ヴァルルーン>効果で自己蘇生し、チェーン2<絢嵐たる献詠>効果で自身を墓地から再セット
- <絢嵐たるエルダム><絢嵐たるスエン><絢嵐たるクローゼア>で<王神鳥シムルグ>をリンク召喚
- <サイクロン>をセットし、エンドフェイズに<王神鳥シムルグ>効果で<霞の谷の巨神鳥>リクルート
- 相手ターンに<絢嵐たる献詠>を発動し「絢嵐」サーチ→<絢嵐たるメガラ>効果で<絢嵐豪火フォニクス>をリクルート
<絢嵐たるメガラ>のリクルート効果を使うまでは展開に制約が課されないので、状況に応じてランク3エクシーズモンスターに変換してみるのもいいでしょう。
ポイント2:豊富なサーチ手段で「絢嵐」を確保!
【絢嵐】デッキでは、安定した初動につなげられるようサーチカードを多数採用しています。<絢嵐たる献詠>によるテーマ内サーチも優秀ですが、より安定性を重視すると札数は多いに越したことはありません。 こちらでは【絢嵐】デッキで採用しているサーチカードを詳しく見ていきます。
「絢嵐」で優先的に確保したい枠としては、<絢嵐たるエルダム><絢嵐たるスエン>になります。
これらは、召喚・特殊召喚時に「絢嵐」カードか<サイクロン>のサーチにつながるので、初手には確実に握っておきたいですね。
ということで、まずは種族サポートでサーチ手段を考えていきましょう。
「絢嵐」では、獣戦士族の<絢嵐たるスエン>が対応しています。
<絢嵐たるスエン>の召喚・特殊召喚時効果から<絢嵐たる献詠>を経由することで、後続の下級「絢嵐」モンスターを揃えられるので、安定性が向上します。
また、永続魔法である点からフィールドに残りやすく、<サイクロン>の破壊対象先としても利用でき、<絢嵐豪火フォニクス>のバウンス効果をフリーチェーンで活躍できるようになるのでオススメです。
「絢嵐」では、<絢嵐たるエルダム>が対応しています。 一応<聖騎士の盾持ち>が光属性の「聖騎士」かつ戦士族モンスターなので、<増援>、<聖杯の継承>や<花騎士団の駿馬>によるサーチに対応しており、採用次第ではよりデッキ圧縮に貢献すると思います。
ですが、最終確保先となる対応モンスターが<絢嵐たるエルダム>1体のみなうえ、本構築では捲り札となる速攻魔法を充実させ、最上級「絢嵐」モンスターの追加効果を活かしたいため、追加のサーチ手段は今回は採用を見送っています。
ポイント3:好相性な速攻魔法と罠の妨害手段!
「絢嵐」は、<サイクロン>と密接な関係性を持つだけでなく、速攻魔法の発動も固有効果につながるユニークなテーマです。<サイクロン>自身も速攻魔法なので発動トリガーになり得ますが、発動する速攻魔法も強力な効果を持つものをなるべく取り入れていきたいですね。
こちらでは、妨害に特化した速攻魔法を紹介しつつ、属性面で好相性な妨害札を併せて紹介していきます。
「絢嵐」は、サーチ効果が豊富に備えたテーマになるので<灰流うらら><ドロール&ロックバード>が大変よく刺さります。
これらの対策手段として採用しつつ、状況に応じて相手の墓地効果を妨害したり、最上級「絢嵐」モンスターのトリガーに活用していきましょう。
コストにしたカードと同種のカードのチェーンを封じれるので、確実に効果無効化を狙えます。
攻撃力半減もオマケとは言えないほど強力なので、4000クラスのアタッカーも難なく処理できます。
対象をとらない効果なので、耐性持ちの除去の際には大きく貢献できる1枚でしょう。
こちらも発動にチェーンできないので、発動を阻害されることなく<沼地のドロゴン><共命の翼ガルーラ>に置換することで相手モンスターの除去に利用できます。
ただし、<沼地のドロゴン><共命の翼ガルーラ>は共に風属性ではないため、<絢嵐たるメガラ>や<絢嵐たるクローゼア>の効果発動後には融合できない欠点もあるので注意が必要です。
相手フィールドにカードが存在する場合は、手札からも発動できるので手札誘発としても機能します。
手札から発動した際は、デュエル中、闇・水・炎属性モンスターの効果発動ができなくなる制約が生じますが、風属性主体の「絢嵐」なら問題なくデュエルを継続できます。
まとめ
【絢嵐】デッキは、融合サポートで安定初動を供給し妨害布陣による勝利を掴む!【絢嵐】デッキについて、カード効果、デッキレシピ、回し方をまとめて解説しました。
展開の軸がメインデッキのモンスター主体になるので、初心者でも扱いやすいデッキかなと思います。
<絢嵐たる権能>を使えば、<サイクロン>に効果無効を合わせることが出来るので、古の初心者たちは経験したことのある『最強サイクロン』を疑似的に再現できるのも推せるポイントですね。
気になる方は、ぜひ「絢嵐」のデッキを組んでみてください。
以上、遊戯王ライターの「鳩鷺(はとさぎ)」でした。