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リミットレギュレーション(2025年10月)

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    by メカヲタ

    リミットレギュレーション(2025年10月)
    みなさんこんにちは、メカヲタです。
    今回は毎度恒例のレギュレーション改訂所感記事になります。
    お付き合い下さい。

    今回の改訂は、定期的に訪れる「環境全般のデフレ」のような改訂で、環境トップ層がある程度打撃を受けつつも多少の立ち位置は有し、新弾が出るまではそれほど様変わりしないものの確実にデッキパワーが下がるようなものとなっています。
    ただ直後の新弾で「巳剣」が登場することもあり、それを踏まえると環境はかなり動きそうです。
    それでは見ていきましょう。


    禁止カード
    まずは禁止カード。
    魔獣の懐柔><ヴェルズ・ウロボロス>の2枚が一発禁止となりました。
    魔獣の懐柔>は【ヤミー】における最強カードともいうべきパワーカードで、先攻盤面では制約から多少弱くはなるもののありとあらゆる誘発受けの面で完璧に近い性能を持ち、後攻であればそれ1枚でゲームが決まるほどの能力を有していました(盤面自体も相手ターンに完成させることができます)。
    古いカードと発動条件からターン1がなく、<灰流うらら>に対して2枚目を発動したり、1枚目の盤面に除去を切らせて2枚目を打つなど複数あることがしっかりと有意に働いており、制限を踏むかなとおもっていたところ一発の禁止化はかなり思い切ったなという印象です。

    このカードの存在から比較的コストの重い<禁じられた一滴>のようなカードも打ちやすくなっていたため、規制は妥当かなとは思います。
    ただこれがないと展開がかなり重い【メルフィー】のようなデッキもあるため、何かしら獣族への救済はほしいところですが果たしてどうなることやら。

    ヴェルズ・ウロボロス>は【オノマトライゼオル】で連続ハンデスするために運用されており、ギミック上で誘発受けを作りながら3ハンデスできるものでした。
    それも出し方が2枚目以降は本来のX召喚ではなく、<ライゼオル・プラグイン><蝕の双仔>による蘇生でいわゆる"ズルをした"出し方をしていたため、そういう面でも不健全だと判断されたのでしょう。
    その他のデッキで<氷結界の龍 トリシューラ>や<XX-セイバー ガトムズ>などを用いた5ハンデス展開は存在しますが、いずれも構築上それに特化する必要があったり誘発受けで明確な弱点があったりと、「それが通るなら最終盤面が何でも勝っている」ようなもので、【オノマトライゼオル】ほど実用的かつ主流になるようなものではありませんでした。
    あまりに誘発受けの強いテーマが刷られつつ強力な捲り札も充実してきた中で、それらの芽を一切摘んでしまう実用的なハンデスはラインを超えたと判断されたのでしょう。
    ハンデスがなくとも【オノマトライゼオル】自体は依然強力なデッキであり、一定数使用者は残りそうですね。


    制限カード
    続いて制限カード。
    規制組が<虹光の宣告者><VS ラゼン><K9-66a号 ヨクル><計都星辰>の4枚、緩和が<エクリプス・ワイバーン>です。

    規制組は環境で顔を見ない日はないというほどシェアの多いデッキで採用されていたカード群で、特に前者3枚に関しては制限化は納得といえるもの。
    虹光の宣告者>はよくある万能無効系のシンクロですが【ヤミー】では非常に出しやすく、また1ターン目で出しつつ相手の攻勢を受け、相手ターン中に2枚目を出して完全な受けの態勢を作れる非常に優秀なカードでした。
    このカードの存在から盤面を弱めることなく<原始生命態ニビル>を受けることができ、そういった面でも強力であったといえます。
    ステータス自体は弱いものの【ヤミー】相手にバトルを消費して取ろうにも<クッキィ★ヤミーウェイ>などで対応が可能で、ただバトルを失い盤面も返せずといった事態がよく発生し、先般禁止となった<召命の神弓-アポロウーサ>を擁する【M∀LICE】に近しい存在であるといえます。
    一発禁止でもおかしくないレベルのカードではありましたが、今回制限となり、その影響自体は確実にあるため今後のこのカードを使用するデッキの動向次第ではありますね。

    変わったところでは、【メガリス】のような儀式系のデッキが<ゲール・ドグラ>1枚から儀式系カードを2枚サーチするムーブで使用されており、2枚が1枚になる影響としてはこちらのほうが大きいかもしれません。
    VS ラゼン><K9-66a号 ヨクル>はいずれも【K9VS】の重要カードであり、後者はその他の【K9】系列のデッキでも3枚採用のカードでした。
    シンプルに初動が減るという意味でも規制の意味はありますが、前者は特に<VS ホーリー・スー>と同時に引いてしまうとデッキから出せなくなり、さらにサーチが使えないことで<VS 龍帝ヴァリウス>にも繋がらないと引き方でかなりの弱体化となることに。
    K9-66a号 ヨクル>は<カオティック・エレメンツ>の枚数などで補完はできますが、【K9VS】においてはモンスターであることが重要で、そういった面でもこのデッキに対する的確な弱体化といえます。
    ただ全体としてのデッキパワーはそこそこ有しており、空いた枠をほかのメタカードで埋めることも可能なため中堅以上のデッキとしては君臨するものと思われます。
    【巳剣】登場後の環境に注目したいですね。
    計都星辰>は少し前の環境で暴れた【ドラゴンテイル】のカードですが、環境的にみれば少し落ち目ともいえるこのデッキに対して若干過剰な規制なようにも思えます。
    特にこのカード自体は先攻よりは後攻での捲り性能に影響するカードで、「デッキパワーに変わりはないが先攻番長」にしてしまうような改訂と思いました。
    中堅の中でもひとつ抜けた立ち位置ではあり、似たような位置にある【ライゼオル】が規制を受けていることを考えるとある程度メスが入るのは仕方ないですが、別のところのほうがよかったのではないかと思う次第です。
    緩和では往年の【ドラゴン族】で使用されていた<エクリプス・ワイバーン>が制限カードに。
    今でも「通るなら」強いドラゴン族の展開はあり、これ1枚で劇的に変わるとはいえないものの展開の幅が広がるのは嬉しいところ。
    【ドラゴンリンク】が一定の使用者がいる人気デッキなこともあり、早速多数の展開ルートが開発されています。
    今後環境に食い込めるかに注目です。


    準制限カード
    次は準制限カード。
    規制は<K9-17号 イヅナ><ヤミー★スナッチー><燦幻開門>の3枚、緩和は<アストログラフ・マジシャン><深淵の獣バルドレイク><EMERGENCY!><六世壊=パライゾス>の4枚です。
    K9-17号 イヅナ>は汎用手札誘発としても運用できるモンスターで、【K9】系のデッキのみならずある程度EXデッキを融通できるデッキならかなりの採用率を持つカードでした。
    誘発としてみた時に、枠を食うとはいえ<N・As・H Knight>や<超念銃士ヴァロン>のような優秀なモンスターを使い分けられ、かつ自身の打点自体もそこそこあるため戦闘面での参加も可能とかなりの性能を持つカードであり、規制は必至だったかなと思います。
    ヤミー★スナッチー>は【ヤミー】におけるキーカードで、完全に再起不能な規制というほどではないもののかなり影響があり、先攻展開ではあまり支障はないものの誘発受けや後手性能に影響がある規制です。
    燦幻開門>は【天盃龍】の初動兼貫通札でもある目下最強カードではありますが、【天盃龍】自体が環境シーンで頻繁に見かけるほどでもない一種の地雷デッキ的立ち位置であったため、今更感のある規制に感じます。
    シングルでの強さから「YCSJ」を見据えつつの規制なのでしょうか?
    緩和組で注目したいのは<EMERGENCY!>で、このカードが2枚あることで【R-ACE】のデッキパワーが一段階上がるため、環境シーンでも見かけるようになる可能性があります。
    最近の動向的にはこのデッキにも近く新規が実装される見込みで、それに連動しての緩和ということも考えられます。
    六世壊=パライゾス>に関してはいくら緩和されたところで【クシャトリラ】では1枚初動になりえず、出張させるにもこのカードは1枚なことが多く、まあ言うことはないでしょう。
    深淵の獣バルドレイク>はようやくといったところですね。
    今回はなりませんでしたが、個人的には<深淵の獣ドルイドヴルム>の緩和を待ちたいですね。


    無制限カード
    最後に規制解除組は、<流離のグリフォンライダー><スプライト・ジェット><トロイメア・ゴブリン><緊急テレポート><マスク・チェンジ・セカンド>の5枚。

    概ね言うところのない緩和ですが、【スプライト】か<スプライト・ブルー>には触らず<スプライト・ジェット>のみとなっています。
    緊急テレポート>は【サイキック族】には嬉しい緩和ですが、それ以外では出張として使用されることも少なくなっており、妥当なレベルかなと思います。
    まとめ
    以上の改訂をみて、今後流行りそうなデッキとしては【巳剣ライゼオル】などの【巳剣】系統のデッキが挙げられます。
    「巳剣」自体はかなりパワーの高いカード群で、登場直後ということもあって一切の規制がないため環境層の中では一歩抜きん出た存在になっています。

    【ライゼオル】との混成ではお互いのデッキパワーが高く、かつ<神影金龍ドラッグルクシオン>からの<時空の七皇>、および<キングレムリン>から相互にアクセスできることもあって動きを補完しあい、かつそれぞれが先後どちらも打開力があるためかなり完成度の高いデッキになっています。
    ドロール&ロックバード>の受けなど混成とそうでない構築とで弱点の差はあるものの、総じてパワー自体は【ライゼオル】型のほうが高い印象があります。

    その他のデッキとしては前環境に引き続き【ヤミー】、中堅デッキ枠としての【K9VS】、【月光】、【オノマトライゼオル】、【M∀LICE】あたりが並びそう。
    全体で見ればデフレした前環境に【巳剣】が立ち並ぶかたちですね。
    あまり全貌としては変わらないものの少しずつ変化のある環境であり、レギュラーパックの新弾なども控えているため移り変わりが楽しみな環境でもあります。
    前期でハイパワーなカードであった<禁じられた一滴>を都合よく打てるデッキも少なくなるため理不尽要素は幾分か減りそうです。
    前期の煮詰まってしまった環境からは動きがありそうなので、今後の動向を見極めつつデッキを構築していきたいところです。


    以上で改訂所感記事を終わります。
    ありがとうございました。

【昆虫GS】デッキ紹介

【糾罪巧】(エニアクラフト)デッキ紹介

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    by メカヲタ

    【糾罪巧】(エニアクラフト)デッキ紹介
    みなさんこんにちは、メカヲタです。

    今回は新弾「デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ」より、「糾罪巧(エニアクラフト)」の紹介です

    「糾罪巧」は機械族のペンデュラムモンスター、かつリバースモンスターで統一されたテーマで、ターン1のない裏側表示での特殊召喚と受動的リバースによる妨害を主軸としたこれまでに類を見ないテーマで、サーチによる安定性を持ちつつバーンによる勝ち筋も持つ特異なデッキ性を有します。

    下級が地属性、上級が光属性になっており、下級すべてがP効果とモンスター効果でそれぞれサーチを持っているためアクセス性は高いものの、3枚のうちから1枚という方式のため確実性のためには枠を大きく取るのが難点。
    上級リバースモンスターを擁しながら全モンスター共通効果で裏側での特殊召喚が可能で、事故らしい事故はほとんどないのも特長的です。

    反面、この特殊召喚に付随する制約として表側での特殊召喚ができず、リンク召喚などEXデッキからの特殊召喚はもちろん、リバース系サポートのメインモンスターを利用しにくいのも欠点と言えます。

    リバーステーマに出張することも可能ではありますが、基本は純構築で固めることになりそうです。
    それでは各カードを詳しく見ていきましょう。
    ※各モンスターの読み方がかなり特徴的なため、2回目以降の表記は省略した読みをカタカナで表記します。


    カード紹介
    糾罪巧α'-「orgIA」
    読みは「プロト-オルギア」。
    攻守が100/1000で統一されたレベル1モンスター群の効果は、P効果が
    1. リバース時に糾罪カウンターを置く
    2. 900LPをコストに3枚からランダムサーチ
    モンスター効果が
    1. 手札からモンスターの裏側での特殊召喚
    2. 受動的条件でリバースしサーチ
    3. リバース時の妨害効果
    という構成になっています。

    カウンターについては後述するとして、このP効果のサーチを下級4種が共通して持っているため、任意のカードへアクセスできる手段はかなり豊富です。
    ただ900と決して軽くは無いコストを必要とし、サーチ連打のしすぎは負けに直結しかねません。
    それでもサーチカードが多数あるのはデッキとしては嬉しく、再現性高く盤面を形成できます。
    任意のカードにアクセスするには3枚搭載する必要があり、枠を大きく使う点にも注意したいところ。

    モンスター効果のほうでは手札から任意のモンスターを裏側で特殊召喚でき、「糾罪巧」のモンスター効果にはターン1の制限がないため、ネーム1枚から手札のモンスターすべてを裏側で吐き出すことが可能。
    発動するターンは表側でモンスターを特殊召喚できない制約が課されるため、<マスター・オブ・HAM>や<転輪のスフィンクス>といったリバースサポート系は使えません。
    とはいえ出し先の縛りなく簡単に吐き出せるのはかなり革命的で、強力な効果を持つリバースモンスターを採用して罠などでリバースを補助するデッキ構築も可能。
    リバース界の革命児といえます。

    リバースする効果は特定の条件を相手が満たした時にそれにチェーンして自身を表側守備表示にして発動する効果で、<オルギア>の受動リバース条件は「手札のモンスター効果を相手が発動した時」。
    手札誘発はもちろん昨今の環境ではそのような効果を持ったテーマモンスターも多数おり、発動機会に困ることはそうありません。
    こちらのサーチは「糾罪巧」カードを確定でサーチでき、P効果よりもサーチ手段としてのパワーは高い設計になっています。

    リバース時の効果は相手モンスター1体の破壊で、対象も取らないためシンプル強力でわかりやすい効果です。
    ファーストアクションで召喚権を使ってこのカードをセットしてから動くことで相手の妨害に対してサーチして盤面を整える手段になり、相手ターンでリバースに成功すれば盤面を荒らしにいけると下級の中でもかなり優秀で、積極的に引いておきたいカードです。
    リバース時に発動する効果は強制効果なため、相手ターンでのチェーン順には注意が必要。

    糾罪巧β'-「alazoneIA」
    読みは「テフテロ-アラゾニア」。
    このカードの受動リバース条件は「デッキから手札に加える効果を持つカード効果を相手が発動した時」で、こちらも条件は満たしやすい効果。
    サーチ効果は大多数のデッキが持っており、【メタビート】のような一部のサーチを行わないようなデッキでも大抵ドローソースが搭載されているため、発動できない事は稀でしょう。

    リバース時効果は手札1枚のエンドフェイズまでの除外で、ランダムとはいえ相手の動きを阻害することができます。
    サーチしてきたカードを直接抜けずともハンデス自体は強力であり、サーチ連打する相手には複数並べたり再セットさせるカードと合わせることで複数ハンデスも狙えます。
    直接チェーンするタイプのため1度のサーチに対して2ハンデスすることはできませんが、問題にはならないでしょう。

    こちらも召喚権でのセットから動くことで<増殖するG>等への牽制にもなり、盤面形成の補助にもなります。
    先攻で発動した際も一応相手の手札1枚を見る役割は持てるため、そういう意味ではこちらのほうがセットする意義はあるのかもしれません。

    糾罪巧ϝ'-「tromarIA」
    読みは「エクト-トロマリア」。
    受動リバースの条件は「モンスターを特殊召喚する効果を含む効果を相手が発動した時」であり、こちらも現環境においてはよく見る効果。
    通常召喚やチェーンブロックを組まないリンク召喚などでは反応しませんが、基本的にはどのデッキもチェーンブロックを組む特殊召喚をするため、発動機会に困るのは対【メタビート】ぐらいなものか。

    リバース時効果は相手モンスター1体の効果無効ですが、強制効果であるがために肝心のトリガーとなって特殊召喚されたモンスターの成功時任意効果は止められません。
    対象を取らない点を活かして別のモンスターを無効化するのも手で、たとえば<VS ホーリー・スー>の手札からの特殊召喚に誘発してリバースさせ、強制効果で相手の<VS ホーリー・スー>の効果発動を強要、デッキから特殊召喚してきた場合はその出てきたモンスターを無効化する、といった戦法が取れます。
    起動効果持ちであれば問題なく無効化できるため、そういった対面であればそこそこ強く使えます。
    若干惜しいところはあるものの一応妨害にはなるモンスターです。

    糾罪巧θ'-「oknirIA」
    読みは「エナト-オクニリア」。
    リバース条件は「墓地・除外状態のカード効果を相手が発動した時」で、昨今のカードでは発動機会が多いとはいえ最も環境を選ぶ条件。
    【ヤミー】や【K9VS】などほとんど発動機会を得られないデッキが環境トップなこともあり、現状優先的に持ってくるモンスターではないと言えます。
    ただP効果でのサーチは共通であり、こちらは有用なためどのみち展開では触ることに。

    リバース時効果は墓地・除外の相手のカードを3枚までデッキに戻す効果ですが、リバースのトリガーとなった効果でだいたいそのカードが特殊召喚されていることが多く、いまいち一手間に合わない効果とも言えます。
    一応相手のリソースを剥がしにいくことはできますが強制効果なところもネックで、場合によっては相手のリソース回復をしてしまうことも。
    【ドラゴンテイル】のようなデッキでは墓地の<星辰竜ウルグラ>などを戻してしまうこともできますが、トリガーとの兼ね合いで<星辰竜ムルル>にそもそも無効化されてしまうこともあり、絶妙な使いづらさ。
    墓地戻しはおまけで任意サーチの方を主眼に運用することになり、こちらも結局P効果は共通して強いため展開で触っていくことになります。

    糾罪巧-Aizaβ.LEON
    読みは「アイザレオン」。
    ギリシャ文字が共通する下級を動物形に変形させたような外観で、「'」と「.」が逆さの位置にあることから「リバース」を表していると考えられます。
    対応するギリシャ文字すべてが揃っているわけではないため、その点で新規カード実装の余地を残しているのでしょうか。

    攻守3000/2500で統一されたレベル9である上級体の効果もある程度共通しており、P効果が
    1. リバース時に糾罪カウンターを置く
    2. バトルフェイズ終了時に「糾罪巧」Pスケールが2枚あれば攻撃力3000未満のモンスターの破壊
    モンスター効果が
    1. 手札からモンスターの裏側での特殊召喚
    2. 受動的条件でリバースし妨害など固有処理
    3. リバース時の妨害効果またはリバース状態で適用される永続効果
    となっています。
    下級と違ってリソースを稼ぐ効果はありませんが、ゲーム全体に影響を与えるレベルの効果を持っているのはこちらになるため、盤面にはなるべくこちらを並べることを意識したいです。

    P効果の破壊はスケールに下級を貼りたい都合積極的に狙っていくものではありませんが、テーマ自体がバトルフェイズをほとんど必要としないこともあり、上級を貼ってバトルフェイズ突入→何もせずにエンドステップで破壊といったムーブが可能。
    2枚を貼れば必然的に2体破壊できるため、覚えておいて損は無いでしょう。
    テキストは「このカードより攻撃力の低いモンスターを対象に破壊」であり、Pゾーンにありながら攻撃力を参照する珍しい効果となっています。
    現状は3000で統一されているため意味はありませんが、いずれより高い攻撃力のモンスターを実装する布石なのでしょうか。

    モンスター効果の特殊召喚は下級と共通で、これにより高いレベルでありながら簡単に場に出すことができます。
    受動リバースの条件は「自分の効果にチェーンして相手が効果を発動した時」で、付随する効果は「フィールドのカード3枚までのバウンス」。
    テーマ性から基本的に自分ターンに発動することが多いですが、相手ターンでも下級と並べた際にあちらのリバースに<灰流うらら>、それに対してチェーンすることができます。
    ただ無効にするわけではないためあちらのサーチは通りませんが、対象を取らない3枚までのバウンスと妨害としての質はそこそこ。
    カードの種類も問わないため除去はこの効果に頼る場面もありそうです。
    自分の先攻ターンにリバースする意義は薄く見えますが、自分もバウンスできるため自己退場から再度特殊召喚することでリバース回数を稼ぐことができ、糾罪カウンター稼ぎに貢献できます。
    受動的な効果な「糾罪巧」の中でもさらに受動的な条件であり、上級の中でも最も使いづらいモンスターである感は否めませんが、少なくとも自己特殊召喚とスケール発動が可能で腐ることはありません。

    リバース状態で適用される永続効果は「相手が自身の効果でカードを手札に加える度に、1枚につき900ダメージ」であり、サーチを多用しがちな現環境ではバーンソースとしてはそこそこの優秀さを誇ります。
    ただ、特殊召喚したこのカードを相手ターンにリバースさせるには何かしらの効果を自分が発動してそこにチェーンさせるなど一手間必要で、自己効果に目を瞑り他のカード効果でリバースを補助するのもありかもしれません。

    糾罪巧-Astaγ.PIXIEA
    読みは「アスタピクシア」。
    受動リバース条件は「自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動した時」で、付随する効果は「その効果を無効にし、手札1枚のハンデス」。
    デッキによってはよく刺さり、無効までしてくれるため自分のカードを守ることにも繋がります。
    効果が起動すればハンデスまで行えるためかなり優位に立て、裏側除外で期限もないため再利用もほぼ不可能。
    非常に優秀なモンスターです。
    【ヤミー】のような主となる妨害が対象を取るデッキには有用ですが、チェーン順で隠すことも可能なため過信は禁物。

    リバース状態での効果は「相手はフィールド・墓地のカードを対象に取れなくなる」もので、以降の自分のカードへの防御はもちろん相手の展開に対しても妨害となりえます。
    墓地から特殊召喚する<ヤミーズメント☆ミニヨン>やサーチする<Start for VS!>も機能停止するため、広範に対して妨害として刺さる強力な効果です。
    リバースする効果に頼らずとも他のカードでリバースさせて置くことで予め対象を取る効果を防御することが可能で、その場合はチェーン隠しも許さずそもそも発動不可にさせることができます。
    対象を取らない効果には一切無力ですが、刺さる相手には行動不能レベルまで追い込めるパワーを誇ります。

    糾罪巧-Atoriϝ.MAR
    読みは「アトリマール」。
    エースに位置づけられたモンスターで、リバース条件は「自分ターンに相手がフィールドで効果を発動した時」。
    付随効果で発動を無効にし破壊までするため、自分ターンの防御として最も適したモンスターです。
    フィールド発動限定なため先攻での手札誘発には抗えませんが、後攻などの捲りでは存分にパワーを発揮し、頼りになります。

    リバース時の効果は上級で唯一の相手盤面に干渉する妨害で、「相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にし、表示形式変更を不可にする」とかなり強力。
    上級唯一のリバース時に発動する効果ですが、エースに相応しいだけのパワーを持ちます。
    表示形式変更不可まで付いているのが強みで、裏返して妨害するだけでなくそのまま固定することで面を埋め、相手の以降の行動を阻害します。
    融合素材など一部の戦法に対しては拘束力は低いですが、それでも裏返しによって攻撃を防ぐことで延命できるのは動きが遅めなこのテーマにとってかなりありがたいこと。

    ただ強力でありながら大きな問題も持つモンスターで、リバースすることで相手を妨害するのにもかかわらず相手ターンに自己効果でリバースできない点が挙げられます。
    これはかなり深刻な問題で、ほかの上級は直接相手盤面に干渉する効果でないため、下級を並べてしか盤面妨害ができないことを意味します。
    その下級は基本的にスケールに置いておきたいため盤面に供給できるのは2枚程度で、それらも条件が合致しないとリバースできないことから相手に合わせて置くモンスターやサーチの順番を考えなければいけません。
    一応テーマ内で相手ターンリバースを補助するカードは存在しますが、機会は基本的に一度となるためマストカウンターの見極めも重要になります。
    とはいえ妨害が決まればかなり強力なことに違いはなく、後攻時のパワーも含めれば優秀なモンスターです。

    糾罪巧-Archaη.TAIL
    読みは「アークテイル」。
    リバース条件は「自分フィールドのカードを破壊する効果を相手が発動した時」で、付随効果は「ターン中自分モンスターと『糾罪巧』魔法カードが効果破壊されない」。
    防御手段としては<アスタピクシア>と相互補完の関係にあり、あちらが止められない全体除去に対してカウンターできます。
    トリガー自体を無効化するわけではないものの自分のフィールド効果に対する発動無効破壊などにも打つことが可能で、自分のモンスター数を維持することが可能。
    以降すべてのカードによる破壊を防ぐため、信頼度はそこそこ高いですね。

    リバースして適用される効果は「モンスターが相手の墓地へ送られる度に900ダメージ」であり、特に連続リンク召喚などを多用するデッキに対して強烈なメタになります。
    極端な例でいえばこのカードを置いて9体相手の墓地へ送れば8100ダメージでキルが取れ、相手視点はまずこのカードの除去を迫られる厄介なモンスターです。
    自身の効果で除去に対して強いのは良い点ですが、最初にリバースして墓地送りを牽制したいのに防御のためには裏で残しておかなければならないと微妙にちぐはぐな効果でもあるため、こちらもリバースタイミングの見極めが重要。
    上級全体が絶妙にあと一歩足りないところがあるのがこのテーマの残念なポイントですね。
    並べた盤面に対する<サンダー・ボルト>や<ハーピィの羽根帚>に対して強いのは嬉しいですが、<拮抗勝負>が天敵になります。

    糾罪都市-エニアポリス
    ルール上「糾罪巧」扱いなため問題なくサーチ可能。
    初動とはなりませんがこのデッキにおいて非常に重要な効果を持つキーカードです。
    3つの効果それぞれで「糾罪巧」をサポートします。

    1つ目が自分の「糾罪巧」を任意の数対象にしてのバウンスで、下級スケールでサーチを連打したあとこのカードに繋ぎ、それらをバウンスすることで別の下級をスケールに貼ることができるようになります。
    また、モンスターゾーンでリバースした状態でターンが帰ってきたモンスターたちで攻撃後、バウンスして再度裏側での特殊召喚も可能で、どの場面でもシンプルに優秀な効果です。

    2つ目の効果はメインフェイズにリバースした自分の「糾罪巧」1体のバウンスで、1つ目の効果と似たようなものではあるもののこちらは相手ターンにも発動可能。
    上級は維持したいところですが維持する意味の薄い<アトリマール>や下級がリバースした際に回収することで次のターンの備えを作れます。
    自分ターンであれば実質的に1つ目と合わせて2回のバウンスができるため、<アイザレオン>などの効果が発動した際に回収することで再度裏設置し、リバース回数を稼ぎながら盤面を再建できます。

    そして特筆すべきが3つ目の効果で、自分・相手のエンドフェイズに自分の糾罪カウンターすべてを取り除き、個数×900のバーンダメージを与える効果になっています。
    裏側で特殊召喚し戦闘をしにくいこのデッキの勝ち筋になっており、スケールがすべてカウンターを置けるため2枚貼った状態で計5回リバースすれば、合計9000のダメージとなり勝利条件を満たせます。
    厳密には9個のカウンターでいいため両スケールで調整できるほか、上級のリバース適用で発生するバーンダメージも合わせれば条件はどんどん軽くなっていきます。
    リバースを嫌って相手が行動を取らなくても自分ターンに反転召喚して1つ目の効果でバウンス、再設置することで盤面を維持しながらカウンターを貯められ、公式の謳い文句にある通り「ターン経過すら相手を窮地に追い込む」テーマデザインになっています。
    基本的にはこれが勝ち筋になるためわかりやすいマストカウンターではあるものの、<アスタピクシア>や<アークテイル>で守ることができるためある程度はケアが効きます。
    このカードが存在することが重要になるため、相手の妨害をケアして相手ターンの下級のサーチでは2枚目以降のこのカードを持ってくることも考えられますね。

    糾罪巧-始導
    デッキから「糾罪巧」をPゾーンに置く通常魔法。
    下級すべてがサーチを持っているためシンプル初動なほか、このカード自体も下級でサーチできます。
    墓地効果で次ターン以降にEXの「糾罪巧」1枚を回収でき、初動の嵩増し以上に一種のリソースとしてこのカードを経由する意義が大きいです。
    墓地へ送られたターンに即座に回収することはできませんが、先攻1ターン目であればあまり問題にはならないでしょう。

    糾罪巧-裁誕
    自分の手札・フィールドから「糾罪巧」モンスターを任意の枚数デッキに戻し、その分ドローする通常魔法。
    名称持ちの<打ち出の小槌>ですが、「糾罪巧」が下級のスケール効果でサーチすることで手札を増やしつつこのカードのサーチも可能なため、初期手札から大幅に枚数を増やして交換ができます。
    ただ基本的にスケールは維持しておきたいことが多いうえ、引いてくるカード自体はランダムなため過信は禁物で、手札の公開情報を非公開情報に変換しつつ汎用系を引いてくるカードという認識でいるのがいいかもしれません。

    重要なのは墓地効果で、相手が召喚・特殊召喚した際に除外し、手札から「糾罪巧」を裏側で特殊召喚するか、自分の「糾罪巧」を表返すことができます。
    相手ターンにギミックで<アトリマール>を表にする唯一の方法で、これにより妨害を狙っていくことになります。
    状況によっては下級のリバースでサーチした上級を盤面に供給することも可能で、相手に応じて柔軟に立ち回りたいですね。

    このカードは恒例の「追加1枠」に該当するカードで、相手ターンに手札から出す効果と相手ターンに表返す効果は欲しい効果、というより無いと話にならないレベルの効果で、両方貰えたこと自体は嬉しいものの実質的にいずれか1つになり、継続性のない通常魔法による墓地効果ということもあって絶妙な使い心地。
    「相手の罪を糾する」というテーマ性の都合あまり能動的な効果は刷れなかったのでしょうが、テーマ全体としてなんとも惜しいところを象徴するカードです。
    ただ効果自体は強力かつ汎用を引きに行く力はあるため、嬉しいことに変わりはありません。
    強欲で金満な壺>などと併用できないのが悲しいポイント。


    新規カードは以上です。
    ここで各モンスターの効果をまとめます。
    • ブログ表挿入_糾罪巧.jpg
    テキストが多く一見難解に見えますが、共通効果と共通パターンで構成されているため効果の把握自体は難しくありません。
    ただイラストが似通ったものであり名前も難しい文字列なため、そちらは頑張って覚えましょう。


    デッキレシピ
    今回使用するサンプル構築はこちら。


    糾罪巧(エニアクラフト)
    プレイヤー:メカヲタ


    他デッキのような「展開ルート」はありませんが、展開の指針自体は存在し、基準は「下級ネーム2体」です。

    展開の指針紹介
    初手:下級A、下級B
    1. 下級Aで<糾罪巧-始導>をサーチ
    2. 糾罪巧-始導>で下級Cを置き、<糾罪都市-エニアポリス>をサーチ
    3. 糾罪都市-エニアポリス>でスケール2枚をバウンス
    4. 下級Bで下級Dをサーチ
    5. 下級Dで<糾罪巧-裁誕>をサーチ
    これで下級4種と<糾罪都市-エニアポリス>、<糾罪巧-裁誕>が揃います。
    戻すカードは残りの手札次第ですが、下級を戻しておくことでデッキに3枚存在する状態にでき、次のターンのランダムサーチを安定させることができます。
    下級は最初にサーチを使用したカードが必然的に手札に戻るため、<オルギア>を優先的にアクセスすることでモンスターとしてのセットに繋げられます。
    その点から、サーチの優先順位は<オルギア>、<アラゾニア>、<トロマリア>、<オクニリア>の順番です。

    相手のデッキが【K9】などチェーンブロックを組む特殊召喚を多用かつこちらのターンでも動けるテーマであれば、<トロマリア>に優先アクセスしてセットしておくことでサーチ効果発動を狙いやすいです。
    最終的に<アトリマール>+墓地の<糾罪巧-裁誕>を揃えておくことで最低限の妨害は担保され、盤面をコントロールしやすくなります。

    初手:下級A
    1. 下級Aで下級Bをサーチ
    2. 下級Bで<糾罪巧-裁誕>をサーチ
    3. 糾罪巧-裁誕>でスケールを戻してドローし、未使用の下級や<糾罪巧-始導>を引けばさらにサーチを継続し<糾罪都市-エニアポリス>にアクセス
    下級1枚の始動パターンです。
    あえてデッキに未使用の<糾罪巧-始導>を残しておくことで引く比率を上げ、下級4種へのアクセスをある程度達成しやすくします。

    この場合最初にアクセスした2枚のうち少なくとも1枚はデッキに帰ることになるため、<オクニリア>など比較的優先順位の低いものから置くようにしたいですね。
    ドロー枚数は場合にもよりますが、基本的にはスケール2枚を含めて2枚以上のドローで良いでしょう。
    最終的に下級1~2枚と上級をセットしつつ汎用系を何枚か引けるとベストです。

    デッキレシピの採用カードについて
    何度か対人で使用感を確かめた結果、「手札誘発などの汎用札を搭載できるものの、それらを打ってもジリ貧になりやすい」ことが判明し、いっそのこと【神碑】のようなデッキ構成にすべきだという結論に至りました。

    ネームを引いていることが強さに直結するためほとんどのカードを3積みし、若干使いづらい<アイザレオン>のみ1枚に絞っています。
    これでデッキの31枠が埋まってしまうため、残りの少ないスロットに汎用を積んでいくことになります。

    魔砲戦機ダルマ・カルマ>は汎用系の中でも最も強力で、相手モンスターへの妨害としてはもちろんのこと、自分のサーチ効果を発動した「糾罪巧」下級を再セットすることでさらなるサーチを狙え、また対処しにくいリンクモンスターや完全耐性モンスターはプレイヤーに除去を強要できるとまさに穴を埋めるようなカードとなっています。
    同パックに再録されている点からもこの辺りは運営にも意識されていそうですね。
    また、EXデッキをほとんど使用しないため、今回は<ドラグマ・パニッシュメント>を採用。
    鉄獣式強襲機動兵装改"Bucephalus II">によって攻撃力3500までのモンスターを破壊しつつ、<鉄獣式撃滅兵装"Mouser">によるさらなる妨害、<共命の翼ガルーラ>によるドローなどを選べます。
    その他墓地で効果を発揮するモンスターも多数搭載できるため、状況に応じて選びやすくなっています。
    エニグマスター・パックビット>はその効果で除去を行いながら手札を捨てられるため、相手ターンにリバースした下級で2枚目以降の<糾罪巧-裁誕>をサーチし、墓地へ送ることで2回目の効果起動を狙えます。
    より能動的に攻撃を仕掛けにいく構築にするのであれば、<軌跡の魔術師>や<ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム>と10以上のスケールを持つPモンスターを採用することで、多数並べた返しのターンにそれらを素材に展開し、P召喚も合わせてライフを取りにいくことも可能。
    ただし、途中で展開を止められた場合などに裏側での特殊召喚を行えないため、そのリスクをどう考えるか次第です。
    初動として<オルギア>や<アラゾニア>が被っている場合はファーストアクションでセットしてしまうのも手で、これにより相手の手札誘発に対してカウンター的にサーチすることが可能になります。
    反転してサーチした後に残ったモンスターは<糾罪巧-裁誕>によってドローに変換してしまって良いでしょう。

    相性の良いカードとして<裏風の精霊>が挙げられます。
    これはリバースモンスターなんでもサーチなので、下級はもちろん<機怪神エクスクローラー>などの強力なリバースモンスターもサーチでき、そちらを採用する場合は併用すべきでしょう。
    今回は召喚権は下級のセットに使いたい都合、不採用となりました。
    メジャーな誘発が刺さりにくいながら有効となる<増殖するG><マルチャミー・プルリア>を嫌うのであれば、<神殿を守る者>の採用も検討できます。
    召喚権系共通の「ネーム以外に召喚権を使うとドロー系誘発を重く受ける」問題を一手に解決できるモンスターで、相手の汎用系によるドローなどもまとめて封じられるため悪くはない効果持ちです。
    打点が比較的低いのとドロー封殺以外の効果は持たないため、環境や採用カードの推移によって選ぶべきでしょう。
    サイドデッキから投入するカードとしては前述の通りEXデッキを使用しないため、<月女神の鏃>が検討できます。
    重く受ける発動無効系のモンスターを除去でき、モンスターの種類によってはさらに妨害を踏める優秀なカードです。
    表での特殊召喚ができないためその他のカードは使いづらいものの、相手盤面を一掃する<ラーの翼神竜-球体形>や相手ターンに特殊召喚しつつ自分の裏側モンスターには影響しない<原始生命態ニビル>などはかなり好相性。
    特に後者はデッキの構成を手札誘発に寄せるのであれば、メインからの投入も悪くありません。
    皆既日蝕の書>なんかは後手捲りとしてもメインでの妨害としてもかなり強く使えるカードです。

    デッキの弱点・対策札
    このデッキの弱点としてはまず<ドロール&ロックバード>の存在が挙げられます。
    自ターンでの連続サーチができないのはもちろん、相手ターンですら下級がリバースできなくなり、非常に手痛いダメージを負います。
    自分の展開中にこれらを発動できるデッキであればより強く使えるため、流行りを見ながらある程度意識したいところですね。
    特に対象を取らない除去を有しながらこのカードを強く使える【M∀LICE】なんかは天敵といえます。
    またPデッキの共通として<魔封じの芳香><次元障壁>が挙げられます。
    前者は制限カードかつ汎用の割りものでしか対象できないため割り切ってもいいかもしれませんが、突破するなら<アトリマール>で延命しつつ<アイザレオン>の効果によるバウンスで解除を狙いたいです。
    後者であればPスケールは発動可能なため、サーチで盤面を整えつつ召喚権のセットと汎用で延命し、効果が切れたタイミングで攻勢に転じる戦法を取りたいところ。
    手札誘発をメインから採用した構築で特殊召喚効果にチェーンで開かれた場合、引いてしまった誘発を特殊召喚しなければならなくなる点には注意。
    あとはマストカウンターの見極めと複数上級による盤面防御の順番等を意識すれば、後手でもかなり捲ることができます。
    ライフコストを要する都合ETには気をつけたいですね。


    まとめ
    新テーマ「糾罪巧」の解説は以上になります。

    全体的に一歩足りないもののかなりポテンシャルはあるテーマで、ビルドパック恒例の新規追加も控えているため、将来性は高いテーマです。
    特異な戦法で相手を翻弄する様はこれまでにない体験を得られるデッキで、使っていてかなり楽しいテーマです。
    みなさんもぜひ組んでみてください。
    ありがとうございました!

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