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リミットレギュレーション(2026年1月)

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    by メカヲタ

    リミットレギュレーション(2026年1月)
    みなさんこんにちは、メカヲタです。
    今回は恒例の、リミットレギュレーション改訂所感記事になります。
    お付き合い下さい。


    禁止カード
    まずは禁止カードから。
    今回は指定が4枚とかなり多めになっています。

    指定は<閉ザサレシ天ノ月><No.41 泥睡魔獣バグースカ><M∀LICE〈Q〉RED RANSOM><スプラッシュ・メイジ>です。

    閉ザサレシ天ノ月
    いずれも環境でよく見かけるカードですが、<閉ザサレシ天ノ月>は効果ではなく、「光属性、悪魔族」というステータス一点のみにおいて禁止指定された稀有なモンスターです。
    「デモンスミス」ギミックをおおよそすべてのデッキで使用可能にするカードであり、これまで見逃されてはいましたが遂に抑制すべきと判断されたようです。

    ただ、本質のギミックには追加指定はされなかったこともあり、元々光悪魔であるテーマや<管魔人メロメロメロディ><励輝士 ヴェルズビュート>などを出せるデッキであればギミックを使用可能で、ただのモンスター2体からではなくデッキの強みを活かして戦って欲しいというKONAMIからのメッセージにも思えます。

    No.41 泥睡魔獣バグースカ
    No.41 泥睡魔獣バグースカ>はいささか遅きに失するところはありますが、特定のテーマに対して単体で詰みの状況を作れるカードになりかねないため、納得といえます。
    できれば【ライゼオル】全盛期に、<深淵に潜む者>と同時に規制してほしかったところですね。

    M∀LICE〈Q〉RED RANSOM / スプラッシュ・メイジ
    後者2枚は主に【M∀LICE】で使用されたカードですが、うち<スプラッシュ・メイジ>はほぼすべてのサイバーステーマの根幹を支えるインフラカードとも呼ぶべき存在なため、影響は計り知れません。
    モンスター2体を並べれば、リンク値2から3へ、さらに3から5~6へと爆発的に増えていくシステムは確かに高いパワーといえばそれまでですが、似たような「デモンスミス」とは違いかなり重い制約を抱えた状態でゲームする必要があるため、ここまで規制するのは過剰かなという印象が強いです。

    【M∀LICE】本体の規制である<M∀LICE〈Q〉RED RANSOM>はMDに続いての禁止ですが、それほど期間が経っているわけではないため既定路線だったのでしょうか。
    誘発受けとしての役割や安定性、柔軟性、ある程度のゴリ押し展開などまさにデッキの基礎を担うモンスターだったがためにこの規制はかなり痛く、大幅なパワーダウンを強いられることになります。
    「使えなくは無いが、強いデッキを求めた際に選択する理由がない」デッキになるため、今後は好きで使う人が細々と開拓していくことになりそうです。
    【@イグニスター】や【コード・トーカー】など既存のサイバースデッキがルートの見直しを求められますが、果たして何かしらの強化や補填は来るのでしょうか。


    制限カード
    続いて制限カード。
    こちらも新規指定が7枚、緩和が2枚と多めになっています。

    テーマの規制としては<アイス・ライゼオル><星辰竜ムルル><マシュマオ☆ヤミー><ヤミー★スナッチー>が制限化。
    儀式汎用ではあるものの<儀式の下準備>も【巳剣】のカードと見做せば同じ立ち位置といえます。
    いずれも環境で見ない日はないカード群で、規制は納得の面々。

    アイス・ライゼオル
    特に【ライゼオル】は既にテーマカードが複数制限化しているため、いよいよメインに入るテーマモンスターの数が少なくなってきています。
    幸い、「オノマト」を筆頭に相性のいい補完ギミックが数多くあるため、実質的には影響は少ないのかもしれません。

    マシュマオ☆ヤミー / ヤミー★スナッチー
    この中では【ヤミー】がいちばん規制としては重く、下級の枚数が減らされたことはもちろんですが<ヤミー★スナッチー>が1枚しかないのがかなりの痛手。
    先攻展開で基本的に使わなければならないためその後の展開や妨害に対してかなりシビアになる必要があり、これも大幅なパワーダウンとなります。

    儀式の下準備
    儀式の下準備>は【巳剣】におけるハイパワーな初動カードでありましたが、今後は1枚に対して引きたくない<巳剣之神鏡>を入れることになってしまうため、諸共抜けていくことになるのではないでしょうか。
    とばっちりで規制を受けた、これに頼らざるを得なかった古い儀式テーマが泣くことに目を瞑れば納得とは思います。

    増殖するG / 墓穴の指名者
    汎用カードの枠としては<増殖するG><墓穴の指名者>の2枚が指定されました。
    特殊なデッキでなければだいたい入る2種であり、特に前者に関しては「先攻展開+<増殖するG>」というあまりに一方的な盤面となることもあり、調整版ともいえる「マルチャミー」シリーズが出たことも相まっての減少かと思われます。
    いずれは完全に禁止してしまうつもりなんでしょうか?

    墓穴の指名者>は誘発を無視するカードとしてはもちろん、余れば妨害として機能するあまりに強いカードであり、かなり「引き得」寄りのカードであったため制限化は個人的には嬉しいですね。
    「マルチャミー」がありつつ<墓穴の指名者>を減らすことで、先攻有利をある程度緩和しようという意思は感じます。

    餅カエル / 突然変異
    規制緩和組は<餅カエル><突然変異>の2枚。
    餅カエル>は【スプライト】全盛期に多用され禁止となった制圧カードですが、同様の制圧系が多数おり、かつそれらも出しやすくなった以上、規制する意味はないのでしょう。
    ようやくの帰還となりました。

    突然変異>は2007年9月を最後に実に18年3ヶ月間も禁止となっており、禁止期間では<サイバーポッド><八汰烏>に続く記録となっています。
    三戦の号>などがあるとはいえサーチ手段は乏しく、リリースして融合モンスターを出す行為も現代テーマでは似たような消費で行っているため、問題ないと判断されたのでしょう。
    環境への影響度はあまり大きくはありませんが、【K9サイバー】のようなデッキで、<K9-04号 咒>に無効系を受けた際に、リリースして<キメラテック・ランページ・ドラゴン>を出して貫通する、のような動きが取れるのはおもしろいですね。


    準制限カード
    準制限カードは規制が3枚、緩和が1枚の計4枚。
    規制はいずれも汎用カードで、<灰流うらら><神の宣告><霊王の波動>が指定。

    灰流うらら
    灰流うらら>に関しては、<増殖するG><墓穴の指名者>と同時に減少しており、ドロー系を通させたいのか先攻展開をさせたいのかいまいち一貫性に欠ける規制となっています。
    先攻側も使えてしまう<増殖するG>を規制することで完全な先攻有利を抑えたいという意思はみられますが、使いづらい「マルチャミー」に枠を割かねばならず、結局は「マルチャミー」受けが良く、かつスロットを確保できる最新テーマ以外は苦しい状況になると思われます。
    ありとあらゆるデッキに対して使いどころがある「丸い誘発」として採用されていた<灰流うらら>の規制はなかなかに痛く、今後はある程度ピーキーな誘発を採用するか、捲り札に寄せた「マルチャミー」多投構築になりそうです。
    いっそのこと、色んな種類の誘発を1枚ずつ散らす運用もありかもしれません。

    神の宣告
    神の宣告>はサイド後からの捲り札を止める役割を持ち、なおかつそれがなければ召喚無効として使えるあまりにも「丸い」サイドカードでした。
    現代ではテーマ内に捲り札への解決を持っていることも多く、これも先攻有利を助長するカードであったため納得の規制です。

    霊王の波動
    霊王の波動>は「ドミナス」シリーズの属性汎用誘発ですが、効果としては<神の警告>とほぼ同等で、これを後攻0ターンから打てるのはかなりハイパワーでした。
    規制はやむを得ないものかなと思います。

    スプライト・スターター
    緩和は<スプライト・スターター>。
    少しずつ【スプライト】のカードが緩和されており、<餅カエル>の帰還もあるため使用者は今後増えそうな予感。


    制限解除
    最後に制限解除は、<アストログラフ・マジシャン><エクリプス・ワイバーン><深淵の獣バルドレイク><EMERGENCY!><強欲で貪欲な壺><ピュアリィ・スリーピィメモリー><六世壊=パライゾス>の7枚。
    順当な面々ですが、これで【ピュアリィ】はフルパワーとなります。
    環境のインフレから若干型落ち感は否めませんが、基盤は強く押し付けのパワー自体はあるデッキなので、最新の汎用カードを搭載しながら環境に顔を出すかもしれません。
    個人的に使いたいデッキのひとつですね。
    六世壊=パライゾス>は3枚使えるものの、肝心の【クシャトリラ】では1枚初動になりません。
    このデッキが救済される時は果たしてくるのでしょうか...


    総括
    改訂の総括ですが、全体的に先攻有利を抑えつつ、汎用カードではなくテーマのカードをぶつけ合って欲しいという思いが感じられる改訂でした。
    テーマカードが古く汎用カードを盛って抗っていた中堅未満のデッキに対しては厳しい環境になりますが、ある程度は仕方ないことではありますね。

    デッキの評価としては【烙印ドラゴンテイル】や【閃刀姫】、【絢嵐】といったデッキが高評価。
    他のテーマに比べると規制は緩め、もしくは無規制であり、基礎パワーも高いため序盤はこれらが環境を牽引していくと思われます。

    その他評価が高めなデッキとしては【烙印】【オノマトライゼオル】【月光】【白き森】【メメント】などがあり、トップ層には微妙な<ドロール&ロックバード>が果たしてどれほど採用されるのか、といったところも含めた環境読みが必要になりますね。
    1月の新弾「BLAZING DOMINION」では既にかなりの数の優秀なカードの実装が確定しているため、発売後は一気に環境が変化しそうです。

    長らく環境を支配した【M∀LICE】が落ちることで、合わせて<アーティファクト-ロンギヌス>もサイドから落ちることが予想され、今まで燻っていた中堅デッキも台頭してくるかもしれませんね。
    個人としては<スプラッシュ・メイジ>の禁止から新たなサイバース強化が来ることを期待したいです。


    今回の記事はこれで終わりとなります。

    ありがとうございました!

【烙印】デッキ紹介

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    by メカヲタ

    【烙印】デッキ紹介
    みなさんこんにちは、メカヲタです。
    今回は新弾「BURST PROTOCOL」と「STRUCTURE DECK 白の物語」で強化された【烙印】について解説していきます。

    【烙印】は、「烙印」、「アルバスの落胤」、「デスピア」、「ビーステッド」など複数テーマにまたがって展開する、11期遊戯王のメインストーリーを務めたテーマ群によるデッキです。
    特に融合召喚を主軸として戦うことが多く、<烙印融合>を軸にして多量のアドバンテージを得ながら、多角的な展開で制圧やミッドレンジなど臨機応変に立ち回れるデッキでした。
    ただ、メインデッキにギミックを多く積まなければならない点や<烙印融合>自体が制限カードであるなど難点も多く、展開が複雑で「新しくデッキを選定する場合に、選択するほどの優位性がない」タイプのデッキでした。

    今回の新規で<烙印融合>に頼らない展開や妨害の追加、スロットの獲得、リソースとかなり大幅に強化を受けているため、選択する優位性が生まれたといえます。
    まずはカードを見ていきましょう。


    カード紹介
    白き竜の落胤
    今回の新規で最も注目すべきカード。 ルール上「アルバスの落胤」扱いであるため、本家と合わせて3枚までしか投入できませんが、そのぶんあちらと同じサポートを受けることができます。
    EXデッキから「アルバスの落胤」関係のモンスターを墓地へ送ることで自身を特殊召喚する効果を持ち、対応するモンスターはほとんどが墓地効果を持つため非常に強力です。
    墓地効果の大半はエンドフェイズという遅さはあるものの、デッキ内のほぼすべてのカードにアクセスする布石となるほか、<烙印の気炎>と違って種族を気にせず落とせるため、特殊召喚のコストとしては破格の効果になっています。

    この効果の発動後はレベル8のS・融合しかEXしか特殊召喚できなくなるため、<ガーディアン・キマイラ>など一部のモンスターを使用する場合は注意が必要ですが、このデッキではほとんど制約を気にせず展開できます。

    召喚・特殊召喚時の効果として手札・デッキ・墓地から「エクレシア」モンスターを特殊召喚でき、該当する2種の「エクレシア」、<教導の聖女エクレシア>と<白の聖女エクレシア>から展開が可能です。
    よく使われるのは後者で、そこから後述する新規のレベル8Sに繋げられます。
    前者であれば、これまで<天底の使徒>から<教導の聖女エクレシア>をサーチしていたところをこのカードを経由することで、特殊召喚のコスト分のアドバンテージを追加しながら「ドラグマ」のサーチが可能。 それだけみても非常に強力といえます。

    こちらの効果には制約がないので召喚すればランク4に繋ぐこともでき、また8Sと使い分けられることから汎用的な出張運用もできます。
    今まではサーチする余裕はなく、素引き前提にしては噛み合いの上振れ要素でしかなかった<白の聖女エクレシア>を展開に絡められる、かなり良い新規です。

    【烙印】で必要とされていた、「手札コストが不要な召喚権以外の手数」でもあるため、デッキとしてもかなり強化されています。
    コストなため発動さえすれば1枚分の仕事はしており、無効破壊系に対してはさらにチェーンした<烙印の気炎>のコストにするなどして、後手捲りの手数にも貢献できるのが嬉しいですね。

    黒き竜のエクレシア
    縛りのないレベル8Sモンスター。
    「エクレシア」モンスターであるため、機会は少ないものの<白き竜の落胤>による蘇生に対応します。

    自分・相手のメインフェイズに、効果でエンドフェイズまで自身を除外し、「アルバスの落胤」関連のレベル4以下のモンスターをデッキ・墓地から特殊召喚する効果を持ち、これまで<融合派兵>の素引きや<烙印の気炎>によるサーチなど、「展開に絡めることはできるが要求値が高い、コストが重い」モンスターだった<赫の聖女カルテシア>を簡単にリクルートできるようになりました。

    展開ルートでリクルートして融合に繋げるのはもちろん、対応モンスターには<スプリガンズ・キット>や<鉄獣鳥 メルクーリエ>があるため連続展開や妨害の追加など臨機応変に立ち回れるのも強く、捲りでは本家<アルバスの落胤>をリクルートすることで盤面干渉を狙えます。
    黒衣竜アルビオン>や墓地の「アルバスの落胤」融合モンスターを特殊召喚することはできないものの、あまりに広い範囲で十分すぎる性能です。

    エンドフェイズまで除外するためその後の展開のため盤面を空けられるうえ、相手ターンにも効果を使えるためリソースとして機能します。
    墓地からの蘇生も可能なため、ゲーム終盤の機能停止しないのは非常に嬉しいポイント。
    また、墓地効果で墓地・除外のレベル8融合モンスターとフィールドのカードを対象にし、自身とそれらすべてをデッキに戻す効果もあります。
    除去を受けた際の妨害としても非常に強力なほか、除外された融合モンスターを戻すリソースの側面もあり、おまけ効果としてはかなり優秀です。
    白き竜の落胤>で直接落とすことも可能なので、<烙印の気炎>と合わせて妨害を踏みつつ、融合展開で突破する運用も考えられます。
    1枚でも対象が不在になると1枚も戻せない点には注意が必要です。

    聖痕喰らいし竜
    アルバスの落胤>+光・闇属性モンスター+効果モンスターで出せる融合体。
    3体要求なため<烙印融合>では出せませんが、<アルバスの落胤>の効果による融合先としては素材の緩さもありかなり優秀です。
    複数素材のモンスターとしては<深淵竜アルバ・レナトゥス>や<捕食植物トリフィオヴェルトゥム>などがありましたが、それらより遥かに吸収範囲が広いですね。

    特殊召喚成功時に自分・相手の墓地・除外からカード2枚をデッキに戻す効果があり、相手の墓地効果持ちへの干渉はもちろん、自分のカードを戻してリソースとすることも可能。
    【烙印】ではEXの消費が激しめで、除外を戻す手段は少なかったためかなりありがたいですね。
    対象を取らない効果であることも強く、状況に応じて選びやすいのはありがたいです。

    永続効果として、自分か相手の場・墓地のいずれかに「エクレシア」が存在する条件で、完全耐性と500の自己パンプを得ます。
    このデッキでは3000を超える打点は貴重であり、完全耐性も相俟って一部のデッキ相手にはビートダウンだけて勝ちうる性能を持ちます。
    打点上昇系では<灰燼竜バスタード>がありますが、最大値ではあちらに軍配が上がるもののレベル6を混ぜた際と同等の数値になり、かつ向こうと違って魔法・罠への耐性もある点でビートダウン役には適しています。
    条件も<白き竜の落胤>で簡単に満たせ、最悪の場合はEXから直接<黒き竜のエクレシア>を落とすことでもいいため満たせないことはほぼないでしょう。

    「アルバス」系統の融合モンスターでお馴染みのエンドフェイズの墓地効果もあり、こちらは「ドラグマ」または「トライブリゲード」カードのサーチ。
    先攻展開で落とす分にはサーチとやや遅いため、積極的に落とすなら相手ターンになりそうです。
    後述する新規速攻魔法を経由すれば実質的にすべての「アルバス」融合に触ることも可能なため、そちらの運用もありですね。

    The Fallen & The Virtuous
    ルール上「烙印」「ドラグマ」として扱う速攻魔法。
    発動ターン1であるものの、2つの効果から選んで効果を使い分けることができます。

    1つはEXから<アルバスの落胤>が記されたモンスターをコストで墓地へ送る表側カードの対象破壊。
    シンプルな妨害で表限定ではあるものの魔法・罠にも触れ、昨今増えがちな強力な永続系を弾くことができます。
    SS封じ系に対してもSSを介さずに干渉でき、一旦相手のロック系カードを除去しながら先述の<聖痕喰らいし竜>などでビートする戦法も取れ、デッキ全体の柔軟な立ち回りに貢献しているカードといえます。
    制約のない<ドラグマ・パニッシュメント>といえますね。

    2つ目のモードは自分の場か墓地に「エクレシア」が存在する際に、自分か相手の墓地のモンスターを対象に蘇生するもので、自分のモンスター、特に<氷剣竜ミラジェイド>などを蘇生して強力な効果を使うのはもちろん、相手の<天叢雲之巳剣>といった特殊召喚時の効果を持つモンスターを蘇生することで相手の妨害を踏むなどもできます。
    基本的には1つ目の効果を優先して使うことになりますが、特に捲りの際にはこちらの効果を使うことも意識したいですね。
    全体的に優秀な汎用除去であり、EXデッキに余裕のあるデッキに出張することも考えられます。

    烙印竜アルビオン>と<黒き竜のエクレシア>を1枚ずつセット採用することで、1枚目を素引きした際に<烙印竜アルビオン>をコストにすることで、除去しながら2枚目を自動的に発動可能になり、またその2枚目で<黒き竜のエクレシア>を落とすことで墓地効果の除去も合わせつつ3枚目の発動も可能になります。
    継続的な妨害が見込めるためミッドレンジ系のビートダウンにはかなり重宝し、ターンの経過を前提とするなら<烙印竜アルビオン>を2枚採用して3枚目まで確定で打てるようにするのもいいですね。
    かなり強力な汎用カードであり、テーマで使うとなお強いカードであるといえます。
    新規は以上の4枚。
    【烙印】は展開方法が多岐に渡るデッキであるため、ここでは筆者がYCSJ名古屋で使用した構築をもとに軽く解説します。
    構築はこちら。


    デッキレシピ
    烙印
    プレイヤー:メカヲタ
    魔法
    11
    2
    1枚


    1つの勝ち筋として、<ギミック・パペット-ナイトメア>の送り付けによるSS封じを採用しています。 そもそも前盤面の妨害がかなり強いデッキではありますが、わかりやすいシンプルな、かつ決まれば捲るのが困難な盤面を採択することで、シングル戦における「不幸な捲られ」を阻止することをねらいました。
    白き竜の落胤1枚から展開例紹介
    初動
    最終盤面

    1. 烙印竜アルビオン>をコストに<白き竜の落胤>を発動して特殊召喚し、<白の聖女エクレシア>をSS
    2. 白の聖女エクレシア>から<軒轅の相剣師>を特殊召喚し、<黒き竜のエクレシア>をSS
    3. 黒き竜のエクレシア>効果で<赫の聖女カルテシア>をSSし、墓地の<軒轅の相剣師>の効果で<白の聖女エクレシア>を蘇生
    4. 白の聖女エクレシア><赫の聖女カルテシア>の2体で<赫焉竜グランギニョル>をFSし、<ギミック・パペット-ナイトメア>を落とす
    5. エンドフェイズに<烙印竜アルビオン>の効果で<分かつ烙印>をセット
    6. 相手ターンに<分かつ烙印>を発動し、<ギミック・パペット-ナイトメア>を相手フィールドに特殊召喚
    最も簡単なロック展開です。
    エンドフェイズに帰還する<黒き竜のエクレシア>で追加の妨害、手札に回収できる<赫の聖女カルテシア><白の聖女エクレシア>で次のターンのリソースになるため、返しのワンショットも容易です。
    1枚展開なためロック+<アルバスの落胤>の特殊召喚のみの妨害ですが、ここを基本に追加の手札で盤面を作っていくことになります。

    烙印の気炎+深淵の獣サロニール
    初動
    最終盤面

    1. 深淵の獣サロニール>を見せて<烙印の気炎>を発動し、<灰燼竜バスタード>を落としながら<白き竜の落胤>をサーチ
    2. 深淵の獣サロニール>で<烙印断罪>を墓地へ送る
    3. 上記の「<白き竜の落胤>1枚展開」の1.~5.までを行う
    4. 灰燼竜バスタード>の効果で<導きの聖女クエム>を特殊召喚し、<赫の烙印>を墓地へ送る
    5. 墓地の<烙印断罪>を除外し<赫の烙印>を回収
    6. 白の聖女エクレシア>を回収
    7. 白き竜の落胤>を対象に<赫の烙印>を発動し、回収して<白の聖女エクレシア>と<真炎竜アルビオン>をFSする
    8. 導きの聖女クエム>の効果で<赫の聖女カルテシア>を蘇生
    9. 真炎竜アルビオン>と<分かつ烙印>の効果で<ギミック・パペット-ナイトメア>を送り付ける
    ロック手段を2つ置くことで、<墓穴の指名者>や<屋敷わらし>、「ビーステッド」などを1枚までケアした展開。
    出来る限りこの盤面を目指すことを意識します。

    墓穴の指名者>以外の除外カードで蘇生を止められた場合は、直接チェーンせず一旦除外されておいてから<分かつ烙印>を発動することで、もう一度除外されることなく送り付けが成立します。
    除外されたモンスター2体を対象とすれば、<屋敷わらし>もケアできますね。
    盤面に<導きの聖女クエム>が追加されているため、相手ターンにも莫大なリソースを稼ぐことができるほか、仮にロックできなかった場合でも<アルバスの落胤>による融合も合わせて妨害数を稼げるため、非常に強力な盤面です。

    今回のレシピでは展開が精査できておらず採用していませんでしたが、<捕食植物ドラゴスタペリア>があれば、相手を吸って特殊召喚した<氷剣竜ミラジェイド>を混ぜて相手ターンに出し、<導きの聖女クエム>の効果で<氷剣竜ミラジェイド>を蘇生して効果を連打できるため、入れたほうが良いでしょう。
    このほか、自ターンの<赫焉竜グランギニョル>は「アルバス」融合を落とすことに使い、相手ターンに再度融合して落とすパターンもあり、そちらも意識に入れておきたいところ。
    ロックをしない場合でも、<氷剣竜ミラジェイド>、<アルバスの落胤>による融合、<The Fallen & The Virtuous>、<烙印断罪>など多角的に妨害を形成できます。
    烙印の気炎>や<The Fallen & The Virtuous>のコストなどで墓地に融合を溜めやすくなっているため、<烙印断罪>を発動しやすいのもいいですね。
    盤面自体が固めなうえにリソースを大量に抱えられるため、捲り切られずに、捲り返すことがしやすいデッキです。
    後攻時は前述したとおり、<The Fallen & The Virtuous>や<アルバスの落胤>の効果で盤面を切り崩すことをねらいます。
    特に捲りの際は<白き竜の落胤>などに除去を誘導し、<烙印融合>側のカードで展開を通すことを意識します。
    安易に<黒き竜のエクレシア>をコストにせずに、S召喚での展開を匂わせることが重要です。

    大型モンスターが並びやすいデッキなためワンショットも比較的簡単なほか、捲り切れずともコストで勝手に展開パーツが揃っていることが多く、そのままロックを決めて押し切ることも可能。
    自分の手札と相談しながら、どのカードを使うと崩しやすいかを考えて展開したいです。


    まとめ
    【烙印】は非常に複雑な展開手段を有しますが、今回の新規でかなり簡単に、わかりやすい展開をできるようになっています。
    そのぶんスロットの獲得にもつながっており、今までのような使用者を選ぶタイプのデッキではなくなったように感じます。
    それでも難しめであることには変わりありませんが、そのぶん回していて非常に楽しいデッキです。
    是非皆さんも使ってみてください。

    ありがとうございました。

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